ザ・インタビューズ・アーカイブ

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117 Insidedoll着ぐるみの役者さんが幽体離脱能力を持っていたら、箱に入ったり、くたっとした自分のお人形の体を外から見られて萌えませんか?
ご質問ありがとうございます。

新年初のご質問ですね。

さて、幽体離脱能力、と言う事ですが、さすがにお話の中に幽体離脱を取り入れるつもりはありません。
SFと言うよりもファンタジーですし、着ぐるみと言うよりオカルトですし、と色々個人的にジャンルから離れることが多い気がするからです(まぁ布に化ける、と言う話がある時点で相当にオカルトでファンタジーなのは事実なのですが、個人的にこれらと幽体離脱は、何か違うベクトルの物なんですよね。ホントに個人的価値観の話なので、まるで説得力はありませんけど)。

それと、幽体離脱能力を持っていたら「箱に入ったり」という部分の意味が少々難しいです。
離脱して箱に入る、と言う事は、つまり精神が箱の中で肉体は外で分離している、的な話と言うことですよね?
こうなると、着ぐるみとしてのフェチな目的が大分薄れてしまうはずです。
そもそも幽体は呼吸もしなければ、狭さに対する耐性も高そうなので、箱に入る事に特別なフェチ性を求められない気がする訳です。
密閉されているから箱に入る事に萌える、と言う価値観は理解出来るのですが、幽体となった場合、箱に入ることに果たしてフェチ性を見いだせるのか?と言う辺りですかね。

もちろん「くたっとした自分のお人形の身体」を、外から見ることについても、それほど萌えることとは思えません。
そもそもその「くたっとした身体」には精神が無いのですから、中で苦しいとも気持ちいいとも感じていない話です。
死体が好き、と言う嗜好はあるようですし、これに近い感覚なのかもしれないですが、私自身は、死体とかこれに類する「意識のなくなっている人」に対する興奮や萌えは全くないのです。

ですから、結論を言うと、ご質問者の言う質問について「萌えませんか?」と問われると、残念ながら私としては萌えるポイントが全く見いだせない、と言えるかしら。
ただ、もちろん人の嗜好は様々です。
こういう話に萌える、と言う人がいる可能性について否定はしません(少なくともご質問者様はこういう状況にぐっと来るからこその質問だとも思いますし)。
その点誤解しないで頂ければな、と思います。

そして、まぁ萌えないと言っても、この幽体離脱能力を使うことで面白い話を書ける可能性は無いものか、と少し考えてみました。

例えば、箱に入るとか眺める、とかでは無く、離脱出来るなら憑依も出来るといいかもしれません。
こうなると、着ぐるみ物では無く、憑依系の話になるので、私のサイトで扱うには中々難しいのですが、敢えて着ぐるみに結びつけるなら、その時一番羨ましく思える着ぐるみに入る中の人、に憑依する、と言う話です。
中の人的にはせっかく一番羨ましがられる状態にあるのに、そのことを記憶していない訳ですから、凄く悔しいかもしれませんね。
一方で、次々と気持ちいい経験を繰り返せる立場の人、ですからちょっと役得すぎるかもですね。

憑依だと、殆どの場合、男性が女性に憑依する話になる訳ですが、これならもしかすると男性に憑依してみてもいいかもしれません(が、せっかくなら、女性が中の人という設定で、男性よりも快感制御が弱く、つまりイカされ続ける快楽地獄を経験する、と言うのもいいかもしれませんね(笑))。

まぁそれでも、やはり想像すればするほど、これは着ぐるみでは無く憑依系なので(着ぐるみはその憑依を楽しむ為のアイテムとしては登場するけど、着ぐるみが主題にはならない気がしますし。これは些細な違いに見えますが、私には全く違うことです)、少なくと私が作品にする事は無いと思いますけどね。

という感じの回答になります。
2013-01-01 20:10:12

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