ご質問ありがとうございます。
人形プレイ的な物には2タイプあると考えています。
1つは、ボディーその物が硬質で、中の人の意思で脱ぎ着も行動も出来無い、マネキン・フィギュア系のボディーに「閉じ込められる」タイプ。
もう1つが、ボディーは中の人の意思で自由に動かせて脱ぎ着も出来る「動けるけど動かない」タイプ。
この2タイプですと、私の嗜好をご存知な人なら、後者タイプじゃないと萌えないと言う感じは分かっていただけるかと思います(ブログにもツイッターにも結構この事は書いてますので)。
で、ご質問の内容は、多分後者タイプの事を指している気がします。
実際、パフォーマンスとして、デパート等のマネキンの置かれたガラスケースに人がマネキンとして入り(別に着ぐるみとかではなく、単にモデルとして服を着ていると言う意味ですが)展示されているケースはテレビ等で見聞きした事はあります。
これを「フィギュアサイズ」でやると言う事ですね。
衣装の素材感をある程度中の人が感じられるには、余り小さすぎるのは面白くない気がしますが、例えば身長が15~20cmぐらいの、そこそこのサイズのフィギュアなら、着る側も衣装の感覚も含めて感じられる上に、人形感も出せて、両得な気がしますので、この辺りのサイズを想像してみましょうか。
問題は、通常のフィギュアは、どれ程良く作られていても、衣装類はあくまでも「プラ造形と塗装」と言うのが見た目で分かってしまう点でしょう。
そう言う意味では着せ替え人形的なフィギュアの方がいいのかもしれません。関節が稼動する違和感もありませんし。
こう言うのに並んで、何体か、生きたフィギュアがいる、と。
例えば何かのアニメキャラクター。最近は流行ってるような学園物とかでいいかしら。
「こんな○○な妹は○○に違いない」的な、良くあるラノベタイトル(取りあえず文章っぽいタイトルに「妹」を入れればそれっぽい(笑))のアニメ化とかで、それに伴うテーマに沿った展示、みたいなの。
学校のワンシーンとかがいいですかね。
机と椅子が並んだ教室風のセットに、ヒロイン達が一人の主人公を囲むように楽しげに集まってる様子、とか。
周りの椅子に座ったり、机に座っちゃってる女の子もいる感じで。
お店の開店に合わせて、展示セットのガラスケース内にライトが点灯します。
白熱球ではないものの、長時間展示セットをそれなりの光量の明かりで照らし続ければ、ガラスケース内は熱気で満たされていくはずですが、お人形さんですから大丈夫。
しばらく展示されているフィギュア達を、お客さんが興味深そうに眺めていると、突然そのうち1体が動き始めるのです。
お客さんの中には、このフィギュアが動く事を知ってる人もいますが、動く仕組みまでは知らない人が多いはずです。
まさかこの中に人が入ってるとは思いませんからね。
あくまでもからくり人形のように、あるいはロボットのように、何か仕掛けがあって動くと思っています。
ただ、その動きが余りにも知性溢れた自然で滑らかな動きと言う事で、きっとネット上でも話題になる気がしますね。
もちろん知性がある自然で滑らかな動きが実現できるのは、実際にそのフィギュアを動かしているのが、知性を持った人間そのものだからなのですけどね。
他の人形達を紹介するように、楽しげにケースの中で動き回っているその娘。
時にはお客さん達の目を考慮して、他の展示されたフィギュアのスカートをめくってみたり、大きな胸のフィギュアを自分と比べてみたり、とお客さんを飽きさせないように色々と展示されたフィギュアを紹介します。
でもね。
その「動くフィギュアがイタズラしてもじっとしてた展示品」のフィギュアが、ある時突然動き始めるんです。
そう。このケースには2体の動くフィギュアが紛れてたんですね。
動かないフィギュアとそっくりなので、見分けがつかない訳です。
そして、もう一つポイント。
例えば展示されたフィギュア達は7体だったとします。
そのうち2体が稼動するとします。
でも、毎回どのフィギュアが稼動するのか、わかんないんですね。
動くフィギュアのパフォーマンスは1時間ぐらいで終わり、その後また元に位置に戻ってじっとしてる。30分なのか、1時間なのか、殆ど動く事無く、でも良く見るとまぁ人間ですから僅かに動く。
こんな感じで、トータル2時間ぐらい展示されて、ステージ終了です。ガラスケースにカバーが下り、中のセットが総入れ替えです。
5分もしないうちにカバーが上がると、先ほどまでとは全く違うセットとキャラクターが存在し、しかもそのうち2体はまた動く。
こんな2時間ワンセット的なガラスケースのショーが1日何度も行われ、その展示されているフィギュアは毎回「どのキャラクターが動くか」分からない。
例えば、1セットに7体のキャラクターがいて、それが1日5セットのショートして行われるとしましょう。
これだとフィギュアは単純に、35体います。
しかも、フィギュアと同等の数の「生きたフィギュア」も必要です。
さすがに35人のフィギュアの中の人を、毎日ローテーションしつつショーとして成立できる人数で用意するのは、選考するのが大変だと思いますので、多分20人ぐらいのチームがいて、毎日色んなキャラクターのフィギュアに入るんでしょうね。
1ステージ目に○○ちゃんに入ってた人が、3ステージ目に××ちゃんをやってる、とかね。
しかも翌日は1ステージ目は○○ちゃんではなく、△△ちゃんをやってる、とか。同じステージでも違う娘に入る事になる。
なので、色んな身体と色んな衣装で、毎日小さなガラスケースの中で苦しみ続ける人たちが20人ぐらいいるってことになるのかもしれませんね。
そんなショーケースがあるフィギュアのお店があったら、行って見たいです?
私は絶対嫌ですよ。写真で見るのすら嫌かもしれません。
でも、そんなショーケースでフィギュアとして働けるのであれば、人が足りないから休日出勤してね、とかあっても頑張れる気がします。
だって毎日ショーケースの中で皆の前で可愛らしい(文字通り小さい意味での可愛らしさもね)まま、何度も気持ち良くなれるんですから。
こんな役得な仕事、多分無いと思うんですよ。ホントに。
ちなみに、毎日衣装の着せ替えはバイト君がやる設定ですかね?
バックヤードで次のセットの準備する時、フィギュア達が集められる訳です。
もちろん動かないフィギュアも関節は稼動しますから、バイト君がそのフィギュアの中に人がいるかどうかの判断は難しいと思います。
あ、もちろん股間の呼吸口は目立ちますから、そこが不自然だと怪しいですよね。
なので、今回の身体は特別に、この呼吸口は特殊な加工をしておきますかね。
見た目はボディーと同等の素材で覆ってしまうわけです。
InsideDoll型の着ぐるみの皮膚が通気性を備えているのは知ってますよね?これは全身に張り巡らされた呼吸チューブに不足した空気を補う為だったり、中からの熱気や湿気を逃がす為に備わった仕組みでしたが、今回はこの加工を強めにして、呼吸口に使いましょう。
すると、見た目はボディーと変わらないのに、そこだけは少し通気性が増す訳です。
これで何とか呼吸できるし、見た目はそこに呼吸口がある事は分からない訳です。
あとは役者さんが、バイト君に衣装を着せられている間は最小限の呼吸を注意深くする事で、その人形が呼吸している事は分からないでしょう。
身体から漏れ出す体温はあるでしょうが、他のフィギュアも暖かくしておけば分からない。
こうする事で着替え終わるまで、バイト君はどのフィギュアが動くフィギュアなのか知る事無く着替えが終わるんですね。
そしてケースに入れられたフィギュア達の何体かが動き始めて、あのフィギュアが・・・と悶々とする状況ですかね。
これはこれで面白い気がします。
ただやはり、バイト君も学習しますから、このうち何体かは「動く」って思い始めれば、良く見たら微妙に動くフィギュアは分かる気がするのが難点かしら?
でもね。それでもやはり萌えられるポイントはあります。
さっき書いた『呼吸口』です。
特殊加工した皮膚が被ってる事で、呼吸は出来ると書きましたが、多分メッシュ加工された布地よりずっと苦しいはずです。
そう。フィギュア達は、普通の美少女達より、もともとの状態からしてずっと苦しいんですね。
想像ですけど、タイツ越しの呼吸と、ウレタンスポンジ越しの呼吸ぐらい差がありそうです。それが「裸のフィギュア」の状態ですから、その上から衣装を着せられるとしたら、中の人たちの息苦しさは想像するだけで切なくなります。
もちろん着ぐるみの皮膚としての機能は働いてますので、どんなに苦しくても酸素は供給され、つまり倒れる事は出来無い。
苦しい時間が何時間も続くのに、倒れる事すら出来無いまま、フィギュアとして仕事を続けるわけです。
そんな素敵なフィギュア達がショーケースに飾られ、動き、みんなの目を引いてる。
ほーら。やっぱり、そんなショーケース「絶対見たくない」でしょ?(笑
でも、やっぱり、そんなショーケースなら「絶対フィギュアの中に入ってみたい」でしょ?(笑
と言う感じでいかがでしょう?
|
2012-08-11 00:10:19 |
|