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先輩。
見てて下さいね。
私、由佳里が可愛らしく熊ちゃんをギュッとする所を見せてあげますね。
スタッフが持ってきた熊ちゃんを受け取り、とびっきり可愛く、ギュッと抱きしめます。
すると由佳里の大きな胸がギュッとつぶれて、想像通り、下半身がジンジンする切ない締め付けに襲われます。
一瞬だけ、熊ちゃんを抱きしめる強さを緩めたい衝動に駆られますが、私は由佳里、可愛い熊ちゃんが大好きなの! と言い聞かせて、目を潤ませながら素敵な締め付けに耐えて、写真に収まります。
大きな熊ちゃんの丸いしっぽや足が、由佳里の下腹部に押し当てられているのもとても苦しいです。
苦しくて、気持ちよくて、呼吸は荒くなるのに、綺麗なスカートが外界を遮っているので、私が吸えるのは篭もった苦しい空気だけ。
(せ……先輩……気持ちいいよぉ……とっても締め付けが気持ちいいの……先輩も想像してくれてますか? ……先輩には綺麗で可愛く見えてると思うけど…由佳里の中は……ホントは……こ…こんなに嫌らしいの…)
一回抱きしめるだけで、こんなに嫌らしくなっちゃう由佳里の中ですが、私は、そんな撮影を何度もこなし、ついに我慢しきって撮影を終えることが出来たんです。
先輩。私、素敵な時間に耐えきりました。もしかしたら出しちゃったと思ってるのかな?
こうしてようやく第一部のスケジュールが全部終わったことになります。
私は、先輩に誘導されて、楽屋まで移動するのですが、その移動も、さっきの撮影での影響があったので、凄くイキたくて、気持ちよくて、スカートの中の空気が凄く苦しかったんです。
歩いてるだけで気持ちよくなってしまう由佳里の中ですが、それを先輩に見せないように、ずっと平気なフリを続けてました。
楽屋のドアが近づいてきた最後の数歩なんて、ホントにしゃがみ込んでしまいたくなるような快感と闘っていたのですが、先輩はそれに気づくことはなかったみたいですね。
私が楽屋に辿り着くと、先輩は二次会会場の準備に行ってしまい、しばらく先輩とはお別れになります。
と言っても、私はお別れですけど、先輩はまたすぐに由佳里と会えますよね。
中が北野先輩の由佳里と。
楽屋の中に入ると、他のスタッフが由佳里に寄ってきて、すぐに奥にある部屋に誘導してくれます。
誘導に従って奥の部屋に入ると、既に北野先輩の入っている由佳里は、準備万端でした。
凄くセクシーに胸元の開いたドレスを着て、胸には蝶のペイント。
あれ、今回はタトゥーシールじゃなくて、本当にペイントされているんですよね。
リハーサルで何度かタトゥーシールを貼って貰ったことがありますけど、それだけでも私は何度か出してしまったぐらい気持ちいいんですが、ペイントとなると、何度も何度もあの部分に筆を当てられ、擦られるんですから、多分相当に苦しかったに違い有りません。
特に北野先輩は、もう由佳里に入ってから、三時間を大幅に超えているはずですから、こんなにセクシーに見える由佳里ですが、その裏は私の想像を絶する程、素敵な空間になっているはずです。
先輩の入る由佳里が、私を見つけて、軽く手を振っています。
凄く可愛くてセクシーです。
大きな胸が手の振りに合わせて揺れているのが見えちゃうんですが、その揺れは北野先輩を確実に苦しめているはずなんですよね。
同じボディーを持っている由佳里に入る私だからこそ、目の前の由佳里が産むとっても意地悪で苦しい世界を想像出来てしまうんです。
そして、そんな世界にいる北野先輩がちょっと羨ましくも思いました。
北野先輩は、これからあのドレスで二次会に行くんですよね。
私も、明日にはあのドレスで二次会を体験出来るけど、一足先に体験出来る北野先輩がちょっぴり羨ましくもあるんです。
ここで、私の由佳里と先輩の由佳里が交代となります。
≪ 北野side ≫
一通り準備が完了し、一生懸命呼吸を整えるのですが、さすがにあの筆先の快感を味わった後だと、中々簡単に落ち着くなんて出来ませんでした。
息をするだけでドレスのウエスト付近の締め付けが変化して気持ちよくなってしまうのですから、落ち着こうと思ったって中々落ち着けるわけないんですけどね。
ですから、僕は、この苦しい世界を受け入れて、ただただ由佳里として存在し続けることになります。
こんなに苦しいくて、こんなに虐げられて、こんなに嫌らしい快感を与えられているのに、周りから見たら可愛らしい由佳里の、大人っぽいドレスを着こなしている姿が見られるんです。
そのギャップを想像しただけでも、興奮しちゃいますよね。
もちろん、僕の場合、そのギャップを想像するより前に、そのギャップのまっただ中で苦しんでいるから興奮しちゃってる部分は大きいんですけどね。
それにしても、もうかれこれ三時間半以上由佳里の中にいるので、由佳里の身体の中の蒸し風呂度も相当に高くなっています。
スカートの中からやってくる空気も相当に蒸れていますが、それ以上に、僕の体温と汗が由佳里の中を蒸し風呂みたいにしているんですよね。
由佳里の身体が放熱、放湿してくれているはずなのですが、重装備なドレスのせいもあって、殆ど熱や湿気が由佳里のボディーとドレスの間に溜まっている気がします。
ただのサウナスーツだったら、とっくに嫌になっている気がしますが、何故かこれが由佳里の中でのこととなると、我慢できるのは不思議ですけどね。
いや、むしろもっと蒸れちゃっても興奮できちゃうかも知れませんね。
身体に隙間があって空気が抜けると、湿気が気化してフッと涼しい風になったりして、蒸れてる実感が強くなるのですが、由佳里の場合そう言う空気すら入る隙間がないので、ただただ蒸し暑いだけだったりします。
でも由佳里はもちろん汗は殆どかかないんですね。
湿気を逃がすときも、ちゃんと気化した状態で逃がすようなので、玉のような汗を由佳里がかくことは原理的に殆どあり得ないんです。
おかげで、殆どの人は、由佳里の中が蒸し風呂であることに気付かないか、最初は気にしていても、いつの間にか忘れてるんですよね。
ただ、唯一例外はあって、股間の呼吸用スリットだけは、湿気が溜まって水分が付着し、シミが出来ることはあるんです。
もちろん色々工夫されてて雫が落ちないように作られているので、下着にシミが出来る程度ですが、ほぼ股の間に出来る下着のシミまで気にするスタッフは殆どいませんしね。
そう言うのを気にする人がいるとすれば、僕ではない、もう一人の由佳里と、成田君ぐらいですよね。
と、そんなことを考えていると、丁度部屋の向こうから、もう一人の由佳里が現れました。
そろそろ交代の時間みたいですね。
それにしても由佳里は綺麗だなぁ。
あの綺麗な由佳里と同じ身体が、今僕を覆っていて、僕はその身体の中で、由佳里がくれる素敵な空間と闘っているって思ったら、ちょっと興奮しますよね。
加藤君は、あの由佳里の中で、ダンスを踊ってきたはずです。
リハーサルは何度もやってて、僕も我慢できずに何度か出してしまったことがあるぐらい、苦しいシーンなのですが、今の由佳里にその苦しさはかけらも見えません。
加藤君、苦しくなかったのかなぁ。
加藤君、出しちゃったのかなぁ。
そんなことを想像してみても、目の前の由佳里は優しく笑っているだけです。
本当だったら僕も踊るはずだったのですが、今日はスペシャルなイリュージョンのせいで二人で入れ替わりながらのイベント進行と言うことで、僕は踊りの出番がありません。
加藤君は明日も踊るけど、僕は明後日からようやく踊れるんです。
そう思うと、明日もそんな羨ましいことを、あんな綺麗な由佳里の中で出来る加藤君がちょっと羨ましい気がします。
僕が、加藤君と同じ由佳里の中にいるから、余計にそう思うのかも知れませんね。
僕は直ぐに気持ちを切り替えて、もう一人の由佳里に手を振ります。
予想通り、胸元が大きく開いているドレスのせいで、しっかり固定されていない胸が揺れて、凄く切なくなりますが、僕はこのぐらいで苦しげな所を見せる程、初心者じゃありません。
歯を食いしばって、込み上げる快感を押し殺しながら、ちょっぴり大人っぽく、でも可愛らしく、由佳里に向かって手を振ってあげたんです。
そして、部屋の向こうから入ってきた加藤君の入る由佳里と交代する為、僕もスッと席を立ち、軽く会釈をして、交代して隣の部屋に移動します。
加藤君の由佳里は、さっきまで僕がいた部屋で、ドレスを脱いで、次の衣装に着替えることになりますが、僕は、ここで待機して、成田君が迎えに来たら、成田君と共に、二次会に向かうことになるんです。
それにしても、部屋の移動だけでも、胸がプルンプルンと揺れる程、ドレスとブラが、由佳里の大きな胸を支えられなくなっています。
締め付けられるのも苦しいけど、これだけ大きいと、しっかり胸を固定できない衣装もかなり苦しいんですよね。
もちろん、ご存知の通り、胸がプルンプルンと揺れる度に、僕の固くなったモノも揺れるように刺激が伝わってくるので、それがとっても苦しいわけです。
胸の揺れは自然な揺れですから、止めることも出来ないし、でも歩かないわけには行きません。
胸が揺れなくたって、由佳里が歩くのはかなり演者に負担がかかる行為なのに、それに輪をかけるように一歩一歩胸が揺れると言うのは、本当に気が遠くなるほど気持ちが良くなってしまうんです。
その快感に身を委ねられるなら凄く嬉しいけど、僕は由佳里でなければいけません。
どんなに気持ち良くても、どんなに苦しくても、由佳里は由佳里として存在しないといけないんです。
待機する部屋に移動して、しばらく待っていると、廊下側のドアがノックされ、直ぐに開いて、成田君が戻って来ました。
よく見ると、奥の部屋へのドアが半開きになっています。
しっかり閉め損ねていたようで、僕はちょっぴり焦りましたる
部屋の奥を除かれたら、もう一人の由佳里がいることが分ってしまいますし、そうするとせっかくのイリュージョンのタネも気付いてしまうかも知れません。
成田君には後でタネ明かししてあげようかと思っているんですが、まずはタネを知らずに見て貰う方が不思議だと思うでしょうし、出来れば、不思議がって貰って、色々想像して貰う方が、成田君にとっても興奮できる気がするんですよ。
ですから、タネ明かしは最後にしたいんです。
成田君がどうするか気になって見ていたのですが、成田君自身も、どうやらタネを知らずにイリュージョンを見たいと思っているのか、わざとドアには近づかないようにしているみたいです。
僕は少しホッとしながらも、ちょっとだけ友達を騙しているような罪悪感と共に、これで、成田君がイリュージョンを見て興奮してくれると思える状況になったな、と、ちょっと喜んでいました。
加藤君は由佳里の着ている大人っぽいドレスに、ちょっと見とれている様子。
ふふふ。成田君の大好きな由佳里は、中々大人っぽいでしょ?
この大きく開いた胸のおかげで、胸が凄く揺れるから、よく見てて、裏側も想像してくれると嬉しいな。
僕、一生懸命頑張って、成田君に感じている素振りはなるべく見せないようにするからね。
成田君が大好きな由佳里が、由佳里のままでいられるように頑張るから、そんな頑張っている僕をいっぱい想像してくれると嬉しいな。
成田君は一通り由佳里を眺めて各所をチェックしている様子です。
もちろん、それは成田君の仕事でもあるのですが、それ以上に、由佳里の身体に興味があると言うのも事実でしょう。
しっかり、胸元や蝶のペイントに目を奪われているのが僕からも見えましたから。
でも、まだイベント開始にはちょっと時間があるようで、成田君はそのまま近くの椅子に座ってしまいます。
多分色んなこと想像しちゃってるんだろうなぁ、って思うと、ちょっと可哀想な気もしますが、仕事ですから仕方ないですよね。
でも、想像してる成田君が凄く可愛い気もするんです。
ですから、ちょっと意地悪かも知れませんが、もっと色々想像して貰おうかなって思って、彼の横に座ることにしました。
「胸、凄いね」
成田君は、単刀直入に気になることを質問してきます。
僕は正直に、ペイントだと答えてあげると、その時の成田君の表情は、本当に切なそうでした。
僕がどれ程苦しんだか想像出来ちゃったんですよね。
自分のモノが筆先でなぞられるのを、ひたすら耐え続けるって凄く苦しいって想像出来るかな?
そんな想像をして、悶々としている成田君に、由佳里がもたれかかってあげます。
さっき苦しかったら楽にしてもいいよ、って言ってくれたので、遠慮無く身体を預けて休んでみます。
実際由佳里の中は相当苦しくて、息を整えるのも大変なのに、成田君が色々想像してるのを見て、さらに興奮しちゃったんですから、少しは休ませて貰ってもバチは当たらないですよね。
成田君に寄りかかって息を整えていると、彼、凄く緊張しているのが分ります。
こんな綺麗な女の子に寄り添って貰えるんですから、彼も役得ですよね。
今日参加しているファンの中で、ここまで由佳里に密着出来る人はいないんですから。
成田君も由佳里を心配してくれています。
なので、僕は遠慮無く由佳里として呼吸を整えさせて貰いました。
そうやってしばらく休んでいると、コンコンとドアがノックされ、スタッフが由佳里達を呼びに来ました。
成田君は、さあ仕事だと席を立ち、僕も可愛らしく、でもちょっぴり大人っぽく胸元を気にしながら席を立ち、二次会会場に向かいます。
廊下を歩いている間、胸はプルンプルンと揺れ続け、僕のモノは込み上げる液体を必死で留め続けていました。
せっかく成田君に楽にして貰った呼吸も、あっという間に苦しい呼吸に戻ってしまいましたが、何故かこんな苦しい呼吸の方が、快感を我慢するとき興奮できるんですよね。
成田君も視線がチラチラ由佳里の胸に注がれてるようなので、きっと胸の揺れと、由佳里の中で起こっているであろう出来事を想像しているはずです。
どんなに嫌らしい状況を想像しても、実際に体験している僕の苦しさは、きっと想像の範囲を超えることはないと思いますが、この素敵な胸の揺れを、色々想像してくれると嬉しいですね。
そんな想像をされながら、僕は由佳里を二次会会場まで歩かせ、ようやく二次会会場の前に辿り着けます。
目の前では主人公の男の子役の人が、スタッフと談笑しているようです。
彼は由佳里を見つけて慌ててマスクを固定して、直ぐに男の子に戻りました。
彼みたいに気軽にマスクを外せる着ぐるみなら凄く楽なんでしょうけど、由佳里は、僕がどんなに苦しくても、着ぐるみから完全に出る最後の段階まで、顔を外気に晒すことは出来ません。
気軽に由佳里になれないし、気軽に由佳里から僕自身に戻ることは出来ません。
それは凄く大変なことなのですが、でも、それは凄く素敵なことでもあると思ってしまうんです。
だって、気軽に脱げないってことは、時間が来るまでずっと由佳里の中にいなきゃいけないってことで、それはつまりずっと由佳里の中を独り占めし続けられるってことでもあるんですから。
ですから、僕は絶えず由佳里として存在し続けなければいけません。
彼がマスクを被ったことで、主人公の男の子が目の前に現れたのですから、大好きな男の子に駆け寄るのは自然なこと。
ただ歩くだけでも気持ち良くなってしまうこの身体と衣装で、駆け足をするのはかなり覚悟がいることなのですが、僕は由佳里なんだと言い聞かせ、とびきり可愛らしく彼の元に駆け寄っていきます。
恥ずかしそうにモジモジする由佳里を演じていると、スタッフもみんな可愛い女の子を見る優しそうな目で僕を見ているんです。
僕が可愛らしく由佳里を演じれば、スタッフ達はみんな、ゲームのヒロインの由佳里がそこにいると錯覚するぐらい、この着ぐるみの完成度が高いって言う事なんでしょうけど、みんなからヒロインの女の子として見られる気持ちって、ホントにドキドキしますよね。
だって、僕はれっきとした男で、こんなに気持ち良く固くなっているモノまで由佳里の中に隠して、由佳里の産み出すもの凄く嫌らしい快感を独り占めしながら、みんなの由佳里になりきってるんですから。
でもスタッフ達はまだマシです。
だって、由佳里の本当の事情を知らないんですから。
きっと彼らは、由佳里の中にスタイルのいい女の子が入っていると思ってるんです。
蒸し暑そうだとか苦しそうだとは思ってても、由佳里がずっと可愛らしくあり続けているから、きっと最初の頃に感じた、中の人の存在を、だんだん気にしなくなっているかもしれません。
テーマパークのキャラクター達がそうであるように、僕は由佳里を由佳里として存在させる訓練を沢山受けていますから、しっかりと由佳里が存在していれば、みんな次第に、由佳里は由佳里だと認識してくれるはずです。
ただ、唯一そうではない人がいます。
成田君です。
成田君だけは、由佳里が由佳里として存在すればするほど、きっと裏側を想像してしまうはずです。
可愛いからこそ、そして、綺麗だからこそ、裏で起こっているであろう苦悩を想像して、その見た目とのギャップに激しい嫉妬を覚えているんじゃないかと思うんです。
僕にとっては、こんな周りのスタッフより、気心が知れている友達である成田君の方が、よっぽど親しげにしているはずの相手なのかも知れません。
でも、由佳里にとっては、成田君は、スタッフの一人。
たまたま中に僕がいるから、一応スタッフの中では一番信頼できる人、と言う扱いをしていますが、本当なら、他のスタッフと同じ立場で接しないといけないんですよね。
ましてや、目の前に恋人役がいるのです。
彼に寄り添うことは由佳里にとってはとても自然なこと。
成田君からすれば、大ファンの由佳里の中には、知っている友達が入っているはずですから、もっと親しくしてくれてもいいと思うかも知れません。
でも、僕は由佳里ですから、成田君には可哀想ですけど、大好きな彼を取るんです。
実際、チラリと視界の隙間を塗って成田君を見ると、とても複雑そうな表情です。
僕の気持ち次第で、成田君と由佳里はイチャイチャすることも出来るんですが、僕は成田君ではなく、大好きな彼とのイチャイチャを取りました。
成田君のちょっと悲しそうな目に、罪悪感を覚えないかと言われたら、確かにちょっとだけ悪い気もしました。
けれど、それ以上に、成田君の気持を弄べる僕の立場に凄い興奮も覚えていたんです。
でも安心してください。
僕には最初に書いたように、ちょっと成田君に対する計画があるんです。
そう。
成田君を羨ましがらせて、やる気を起こさせる、って。
その計画は結構練り込んであって、今日の終わりまでしっかり成田君には僕の由佳里に付き合って貰うつもりです。
そうなれば、由佳里は、成田君とかなり近い関係になるはずです。
スキンシップどころか、成田君次第では、ちょっとぐらいエッチなことだってしてあげてもいいかなって思うぐらい。
当然凄く興奮せさせちゃうはずですが、それも彼のため。
だから、今は、成田君にはいっぱい嫉妬して貰う必要があるんです。
後でたっぷり近づいてあげるから、今はいっぱい嫉妬して、僕を想像して欲しい。
そんなところからただ眺めているだけの成田君に、いっぱい想像して、いっぱい悔しがって欲しいんです。
君の憧れる、とても素敵な由佳里は、僕の気持次第で、君に近づくことも出来るし、君を遠ざけちゃうことだって出来る。
この立場の差を実感して欲しいんですよね。
こんなことを考えながら由佳里を演じていたら、いよいよ時間のようです。
≪ 加藤side ≫
北野先輩の入る由佳里と交代した私は、ここで衣装を変えて、次の出番に備えます。
次の衣装はイリュージョンのアシスタントと言うことで、ありがちですが、チャイナドレスになっています。
その為、ドレスは全部脱いで、補整下着類も全部脱いで、その上からチャイナドレスを纏うことになります。
今着ているドレスに比べたらかなり楽な衣装ですから、ちょっと物足りない気もしますが、チャイナドレスはセクシーさを出すために、わざと由佳里の身体より小さく作られているので、着るとかなりピチピチになるんですよね。
今のドレスも、サイズ的にパツパツですが、チャイナドレスは、ドレス自体が由佳里を縛る感じと言えばいいんでしょうか?
サテンのドレスに身体を縛られる感じもまた、とっても苦しそうですよね?
しかも、私はそのドレス姿で、イリュージョン後半にはかなり苦しい世界に身を置くことになりますから、それを想像しただけで今から興奮してしまいます。
部屋に入ると、部屋の中を見渡すフリをしてくるりと身体を何回転かさせて、スカートの中の蒸れた空気をある程度逃がしてあげます。
すると直ぐに、スタッフによって、早速由佳里のドレスが脱がされていきます。
背中のファスナーを開いていくと、一気に締め付けから解放される感じがしますが、まだこんなのは序の口。ドレスを上に引き上げるように脱がすと、胸が持ち上げられて、それはそれは気持ちいいのですが、それもひたすら我慢。
私の快感など知るはずのないスタッフ達によって、由佳里は手際よくドレスの中から出され、私がロンググローブを外している間にも、パニエを外しにかかっています。
パニエは、補整下着と絡めて腰に巻き付くように固定されているので、取る時も、着る時と同様にとても感じてしまうのですが、それもじっと我慢し続けることになります。
由佳里のおへそ辺りに縛られたヒモがスルスルと擦れる切なさは、多分その真実を知ったらそれだけでオカズになるぐらい快感なのですが、そんな快感を私は受け入れなければならないんですよね。
そうやってようやくパニエが外されると、下半身に篭もっていた空気が一気に新鮮な物になるのが分ります。
生き返ったなぁという実感と、でも少し物足りない感じが同時に襲ってきます。
ですが、私なんて楽な方です。
北野先輩は朝からずっと、あのパニエを穿き続け、それはイベント終了まで続くんですから。
苦しいだろうなっていう心配と共に、でもちょっぴり羨ましくも思いました。
補整下着のヒモも徐々に緩み、それからしばらくして、補整下着からも解放されると、身体が凄く楽になります。
でもやっぱりちょっと物足りない。
役柄と着る衣装が決められているので、私が好きに選べるわけではないのですが、やっぱり、どうせなら、もっと逃げ出したくなるような苦しい環境で興奮し続けたいなぁって思ってしまうんですよね。
まぁどうせイリュージョンの後半では凄く苦しいはずなので、そこまでドキドキしながら過ごして、今は着替えに専念します。
タイツは、実は少し呼吸と汗でシミが出来ています。
ですが、私が手際よく脱いでしまったので、多分その染みに気付いているスタッフはいない様子でした。
直ぐに黒いストッキングを穿いて、真っ赤でツヤツヤなチャイナドレスを着ると、自分でサイドのファスナーを引き上げていきます。
試着の時に感じたとおり、その締め付けはかなりの物で、補整下着ほどではないにしろ、かなり私の息子にも締め付けが感じられます。
しかも肌にダイレクトにツヤツヤのサテンが触れているので、私の息子はチャイナドレスのサテンに締め付けている感覚が凄く伝わってきます。
補整下着もシルクでしたから、似たような物かもしれませんが、ドレスのシルクは、やはり見せる為の物ですから、ツヤツヤ感がより強くて、肌触りが凄く気持ちいいんですよね。
大きな胸元は見えにくいので、胸の開いた場所はスタッフに閉じて貰うのですが、スタッフも、かなり強く胸を押し込むようにドレスの布を引っ張って閉じています。
私はその度に
(んんぁぁ……締まっちゃう…気持ち良くなっちゃう…もうちょっと緩めて…ダメ?…あぁん…そんなにキツクし張るの…苦しいよ……)
って心の中で叫んでしまいました。
もちろんスタッフには笑顔の由佳里がただじっとしているようにしか見えないはずですけどね。
こうして胸を閉じられた私は、かなりパツパツ度の高いチャイナドレスを纏った由佳里となって、後で北野先輩の由佳里と入れ替わってイベントに出て行きます。
今頃、北野先輩は撮影会なんかをやってるはずなので、しばらくはここで待機することになっていますけどね。
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