1年4組・横川雪江さんの話(3話) [戻る]
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クラブをくるくる回しながら、寸止めを繰り返す練習を続ける私でしたが、それも何日か練習を重ねていくと、徐々にその快感と戦いながら、雪江を可愛らしく存在させることが出来るようになって来ました。

手首をクルクル回すと、私の中の男の子がジンジンと疼くのが本当に気持ちよくて、ついつい寸止めをやめてそのまま出したい衝動に駆られるんですが、私自身の出せる回数にも限界はあるし、部活前の授業中にも何度か出しちゃってるので、残り回数と相談しながら必死に我慢するのが、また、堪らなく苦しいんですよね。

気持ちよくて呼吸が荒くなっても、レオタードとアンダーウェアに呼吸口が遮られているので、とっても素敵な息苦しさを体感することになりますし、レオタードの香りが雪江の中に充満して、とっても興奮しちゃうんですよ。
本物の女の子も着るはずのピッタリしたレオタードの、それも、股の間を隠す布の香りを呼吸しているなんて、素敵だと思いませんか?
私たち女子生徒は、少なからずそういう世界に身を置いている訳ですけど、レオタードみたいにピッタリと女の子の体を覆う布を纏っていると、余計にそういう興奮を覚えてしまうんです。
今の私は女子だけど、私の中の男の子は、絶えず喜んで涙を滲ませているんですよね。

こんな風に苦しくて素敵な練習にある程度慣れてくると、先輩から次の練習を告げられます。

次の練習はロープでした。
ロープは、縄跳びのような使い方や、ロープを投げたり、ロープを張ってポーズしたり、と言う使い方をするのですが、この練習をクリアできない限り、体育館での練習はさせられない、と先輩は言いました。

ここでのロープの練習は、主にロープを投げてキャッチすると言う物のようです。
先輩の手本に従って、私もロープを手に持って投げてみました。
そもそも、女子として、あんまり物を放り投げると言う行為はしなかったので、思い切りロープを投げてみたところ、私をとんでもない快感が襲って来ました。
ロープを投げた瞬間、腕が一気に真上まで上がりますから、肩が引っ張られて、それに伴って雪江の体が全体的に突っ張るように引っ張られ、股間が急に締め付けられるんです。腕の振りにあわせて私の中の男の子がキュッて締め付けられるといえば分かるでしょうか?
直後に、腕を振り上げて、すぐに振り下ろす事で、今度は締め付けが急激に緩むんです。この締め付けと緩みは、まるで牛の乳搾りのように腕の振りにあわせてリズミカルにキュッキュッと続くんです。
牛の乳を人の手でギュッギュッて絞ると、それに合わせて乳が搾られる訳ですが、私の中の男の子は、そのリズムに合わせて絞られそうになる乳を、何度も何度も、ギリギリの所で食い止めて、必死に耐えることになります。

最初のうちはその快感から、落下してくるロープをまともに受け止めることも出来ず、動きが止まってしまい、先輩に注意されてしまいます。
先輩の手本では、先輩が軽々投げて受け止めているので、最初はそんなに苦しい行為だとは思っていなかったんですが、実際にやると、こんなにも苦しい物なんですね。
それでも、何度も繰り返し練習を続けていると、どういうタイミングでどんな刺激が襲ってくるかがある程度予測できるようになり、徐々に快感を受け止める心の余裕が出来てくるのが分かります。
それにしても、レオタードの身体で、腕を高く上げてロープを放り投げたときに、股間にかかるレオタードが引っ張られる感触や、振り上げた腕のせいで、胸がレオタードの生地に逆らって持ち上がる感じは、私の中の男の子の部分を、とっても悩ましく擦ったり持ち上げたりしてくれて、練習しながら込み上げる物を押し殺すのが本当に大変でした。

こうして、いろいろと苦労した後に、先輩にロープの練習で合格をもらうと、今度はボールの練習でした。
ボールは、胸や背中を転がしたり、ロープと同じように上に投げて受け取る練習です。

投げるのはロープでやっていたおかげで割合クリアしやすかったのですが、身体を転がすようにしてボールを移動させる行為は、相当に苦しいものでした。
腕を広げて右手の平から左手の平にボールを転がすのですが、背中側を通らせるときには前かがみになる必要があります。
ですが、前かがみなると、緩めにフィットしている胸が重力に合わせて素敵な揺れを作ってくれて、その上、前かがみになることで、私の中に上向きに固定されている男の子への締め付け間が変化して、なんともムズ痒い感覚に襲われるんです。
その感覚に耐えるだけでも結構苦しいのですが、その上ボールを背中を通して転がすことにも集中しないといけませんが、意識が分散してしまうので、なかなか上手に背中を通してボールを左右に転がすのが難しいんですね。
背中側を通すのもそれはそれで苦しいですけど、さらに苦しいのは、胸の側を通すとき。
ボールは胸の上辺りを転がるのですが、それってちょうど私の中の男の子の、付け根辺りにセンサーが繋がっている場所ですよね。
当然ボールが転がる感触は、私の中にも伝わり、ボールが根元付近を左右に行ったり来たりを繰り返す感覚が、非常に苦しいんですよ。
その上、少し状態を反らす事にもなりますが、それはつまり股間付近のレオタードが少し上に引っ張られることにも繋がります。
ええ。キュッと締め付けられるような感触と、引っ張られる擦れる感触が同時に襲ってくることになりますから、感度も増しますし、非常に気持ちがいいんですよね。
こんな感触に耐える必要がある、というだけでも相当に苦しいのですが、あまりに気持ちよくて意識が途切れ、ボールが落下してしまうと、結局やり直しになってしまいます。
こうして、何度も何度も、背中と胸の上をボールが往復し、その度に私の中の男の子が、転がるボールと身体とレオタードが生み出ししわや締め付けの変化に晒されて、私が必死の思いでその感覚に耐える事になります。

これは基礎練習であり、実際に体育館でみんなの前で嫌らしい態度を示さずに練習するための基礎ということですから、もちろん実際に体育館でやる練習は、これに輪をかけて苦しいもののはずです。
先輩の練習を見ていると、身体を思い切り反らせた状態で、ボールが胸から股間辺りを通過して足元まで転がって、ひざ辺りに来た時に手で受け止めるような動きもしていました。
今考えると、あの時、ボールは先輩の中の男の子の部分も通過しているはずなんですよね。
胸の上の方や背中を通過するだけでこんなにも嫌らしいのに、あれだけ身体を反らせて、その大事な場所の上をボールが通過する瞬間て、いったいどんな感じなんだろう、ということを考えてしまいます。
今も目の前に先輩がいますので、変なことは出来ないけど、もしチャンスがあったら試してみたい、とすら思いました。

ボールの練習が終わると、最後はフープです。

フープも、実際には投げたり転がしたり受け止めたり、と言う演技が多いのですが、基礎練習でやったのはなんとフラフープでした。
実際の新体操のフープの演技ではフラフープのように腰でフープを何度も回転させることは殆ど無いのですが、ほかの箇所、たとえば腕や足、首などで回転させたり、身体を使ってフープを転がしたり、くぐったり、といったことをする時に、いろいろと多様な感覚に襲われることになるらしく、それに耐えるためにも、まずはフラフープの感覚に耐える必要性があるようなのです。
私にはその辺りの理屈は良く分からないのですが、どちらにしても、先輩には逆らえないのが体育会系の宿命です。
私は先輩の指示のまま、フープを腰で回す練習を始めるのでした。

練習を始めてすぐに、この練習は、今までの4つの道具を使った練習に比べてもかなり過酷であることが分かりました。
だから先輩はこの練習を最後に持ってきたのでしょう。
フープを回すと言うことは、腰を回さないといけません。
腰を回すと言うことは、連続的に下半身を動かしていると言う事になります。

つまり、私の中で固定されている男の子が、下半身の動きにあわせて、締め付けられたり緩んだり、を繰り返すことになるんです。
その上、それほど強くないとは言え、レオタードの締め付けも変化しますから、悩ましいナイロンの締め付けやシワが変化し、それも私の中の男の子をとっても苦しくて切ない感触で包んでくれる事になります。
自分で腰をグラインドさせるように回すと、そのリズムに合わせて締め付けや擦れが変化して、とってもとっても切ないことになるのです。
その感触に耐えながらフープを回すと、フープ自体もウエストのくびれ付近をくるくる刺激します。
ウエストにもセンサーはありますから、当然ですけど、ウエストの上でくるくる回るフープの感触や、そのフープの通過する部分に出来るレオタードのシワや締め付けの変化は、私の中の男の子にしっかりと伝わってくるんです。
男の子にレオタードをぴったりと被せて、その上から小さなフープをくるくると回される感覚が、どのぐらい苦しいか、想像できますか?
腰の動きを止めたくても、止めたらフープは落下しますし、腰の動きを続ければ、自らの腰の動きによって生まれるさまざまな感覚が、私を男の子に引き戻そうとしてしまうんです。
どんなに苦しくても、レオタードとアンダーウェアに遮られた呼吸口から入ってくる空気は、感じて興奮している私には、満足な量ではなく、そのことも苦しさに拍車をかけます。
もちろん私の中に伝わる空気には、レオタードやアンダーウェアの素敵な香りも混じっているので、そのことも興奮を増してくれるんです。

これだけ苦しいので、どうしても一瞬気が緩むこともあるんです。
何度もぐるぐるさせていると、気持ちよくてグラインドが弱くなって回転力が弱くなることが。
そうすると、次第にフープが下がってくるんですね。ウエストの一番くびれた位置から、もっと下に。
そして、ある程度下がっておへその下ぐらいまで来てしまうとさあ大変。
最初にその瞬間を経験したときには、身体に電気でも走ったのかと思うぐらい急にすごい刺激がやってきて、思わずしゃがみこんでしまったぐらいです。
そう。その下には、私の中の男の子が固定されているんです。
フープが、直接男の子の部分を通過する。上向きに固定され、裏スジ側をむき出しにした状態の男の子の部分を、思い出すだけで切なくなるような強烈な快感を与えながら通過するんです。

このあまりにも切なくて気持ちのいい瞬間は、最初はびっくりしましたけど、その素敵な感覚にメロメロになるのは時間の問題でした。
小学生の男の子が登り棒をやりたくなってしまったように、私にとってこのフラフープは、人知れず気持ちよくなる上で、大変刺激的なものだったんです。

ただ、私の考えることなんて、先輩にはとっくにお見通しだったようで、何度もフープが男の子の上を通過するのを見ていた先輩は、

「そういうことは、もっと上手にやりなさいね。体育館で練習している私たちは、そんなミエミエの快楽なんかよりももっと上手に素敵な感覚を楽しんでいるの。分かっていると思うけど、うちの部はそもそも全国大会なんかには出られないんだから、体育館での練習がすべて。つまり、練習しながら、いかに自然に、新体操の演技の中で、素敵なことが楽しめるか、を追求しているのよ。その辺りのテクニックは、体育館で練習出来るようになったら、いろいろ教えてあげるんだから、まずはしっかり、悩ましい感覚を抑える練習を続けなきゃだめよ」

と言って来ました。

こうして私は、フープの悩ましい世界にも耐え抜き、ようやく体育館での練習に参加させてもらうことになったのでした。

「じゃあ今日からは、体育館で練習になるから、昨日までの感覚を忘れないように、この学園の生徒として恥ずかしくない態度で練習を続けるのよ。いい?」
「ハイ!」

先輩の問いかけに、私もしっかりと返事しました。

同期の友達達と一緒に柔軟体操をしたら、私や、その他、基礎練習を終えた人たちは、体育館の新体操部に割り当てられた床のうち1面を利用して、それぞれ実際の練習に入ります。
ただ、基礎練習を終わらせた時期がみんな異なるので、それぞれのレベルに合わせて、担当の先輩が指示をくれることになります。
私はまだ今日から練習と言う超初心者ですから、やることは非常に基礎的なことのようでした。

もちろん、基礎練習に進んでいない同期達は、ここから先はまだ見学です。
そうそう。基礎練習に進んでいない同期達との柔軟体操をしてみて分かったことなのですが、やはり彼女たちは、レオタードの苦しさに慣れきっていないようで、今でも身体を動かしながら、ついつい腰が反応したり、態度が固まってしまったりするシーンを見ます。
私も昔はああだったのかな、と思いながら、今では柔軟体操ぐらいでは、感じてしまっても、それを受け止めながら態度を変えずに女子高校生で居続けられるようになっている成長した自分を実感できるんです。
みんなああやって感じちゃってるけど、あそこで感じているのを隠して平然とした態度を続けるほうが、実はものすごく気持ちいいのに、そういう感覚に達する前に感じてしまっているので、彼女達はまだその先にある快感を知らないんですよね。

最初の床での練習は、走ることでした。
もちろん体育の授業でも走ることはあるので、走ると何が起こるかは理解しています。胸の揺れからくる振動や、股間付近に対する絶え間ない刺激は、ランニングを阻害するのですが、それでもまだ体操服ならスポーツブラ等で胸を固定できますけど、レオタードでは、パッドはあるとは言え、実質ノーブラですから、その揺れは想像以上なのです。

最初はその場で足踏みのように走るのですが、その着地や足の蹴り上げ時に発生する胸や腰への刺激は、それはそれは切ないものでした。
ただ、ここは体育館。みんなが見ている場所ですから、下手に感じる素振りはできません。
同期で、まだ練習をさせて貰えない友達も見ていますから、その友達の前で恥ずかしい態度にはなれないですよね。
私が感じている様子が分かってしまうと、それはそれで見ている友達も興奮できるのでしょうけど、私の気持ちとしては、友達の前で平気な顔で練習を続けてる方が興奮できるんですね。

以前、まだ見学しかさせて貰えなかった頃に、友達と話をしていたのですが、先輩たちが平気な顔で練習をしているのを見て、あれこれ裏側を創造しては、羨ましがっていました。
つまり、今なら友達にいろいろ想像してもらえる立場にいる私ですから、その立場で思い切り友達を興奮させてあげたいんですよね。

私の真実を知りたがっているはずの友達の前で、内緒で気持ちよくなる。

本来、この学園では、男子生徒達に対して女子が抱いている気持ちなのですが、この場では似たようなことを同じ女子生徒に対しても出来るんですよね。

実際、一緒に遊んでいる時に他の女子生徒から、走っている時のことを聞かれるんです。

「苦しくないの?イクこともあるの?」

って。
もちろんすごく苦しいし気持ちいいのですが、友達にそういう想像をしてもらえる、と言うのはたまらない快感です。
友達には、真実は少し伏せて、なるべく私を想像してもらうようにします。
と言っても、ある程度は教えるんですけどね。レオタード着て走れば気持ちよくなっちゃうことは、友達も分かってますから。
だって、この練習場以外でも、レオタード着て走ることは出来るわけです。
多分友達ならそういうことも試している気がしますので、想像は出来ると思ってます。
だからこそ、練習中の私の様子が気になるんでしょう。

レオタードを着た友達の下半身についつい目が行ってしまいます。
あのすっきりしたレオタードの下には、友達の中にいる男の子が、私のことを想像して固くなっているんだろうなぁって思ってしまうんです。
もちろん、私の中にはそれに負けないぐらい固くなった男の子が、嬉しい涙を滲ませているんですけどね。
レオタード越しにその固いものが浮かび上がってしまうんじゃないかと心配になるぐらい、中ではカチカチに固くなっているのに、ふと目を下ろすと、そこにはすっきりと一切の膨らみを持たない私の下半身があって、ほっとするんです。
この中はとっても苦しくて地獄のような甘くて切ない場所なのに、見た目はとってもすっきりと穏やかな私の下半身。
男子たちの憧れる世界がこの裏にあるなんて、ほんとに信じられません。

こうして体育館で練習をするようになって、しばらくが過ぎます。
練習は徐々に本格的になり、また、見学していた友達の女子たちも、みんな練習に参加させてもらえるぐらいになり、友達と帰りに今日の苦しかったことを話しながら帰ったりするのが楽しくて仕方ありませんでした。
まだ、部室で練習している友達の悩みは、フープでした。
確かにあれが腰をクイクイ刺激して、やがて固くなったものの上を通過する時の快感は、何度味わっても癖になるほどの気持ちよさなのですが、それに耐えないと、体育館での練習に参加させてもらえないのです。
私も経験上、相当に苦しかった思い出と、でもそれに耐え切れれば待っている、体育館での練習の興奮をいろいろ教えてあげたりします。
そうすると友達も興奮してくれるようで、ちょっと優越感も持てるんですよね。

そんな楽しくて苦しくて気持ちのいい毎日を過ごしていると、教室で私の真後ろに座っている、久保田君、と言う男子から質問が来ました。

「あのさ。実はこの前、学校の帰りに横川さんの話、聞いちゃったんだよね」
「え?何?何の話?」
「ほら、隣のクラスの女子と一緒に帰ってるでしょ?あのとき、たまたま近くを歩いていたんで聞こえちゃったんだ」

久保田君は、いつかの下校の時に、私の近くにいたんですね。
私の視界は普通の人よりずっと良くないので、近くに人がいても気づかないこともあるんです。
普段はそれでも注意して周りを見ているのですが、話に夢中になっていると、近くに知り合いがいることに全く気づかないこともあるんですよね。
実は、それも男子生徒にとっては結構興奮することみたいです。近くにいるのに気づかないぐらい視界が悪い体の中にいる、男子生徒、に嫉妬するんですよね。

「レオタードって、そんなに気持ちいいものなの?」

久保田君はストレートに質問してきました。
久保田君は前々から私に対して積極的にいろんな質問をしてくることが多かったのですが、私もそんなに悪い気はしません。
私で興奮しているであろう久保田君に対して、少し優越感すら覚えていたのですから。
ですから、いつも、少しだけ久保田君が喜ぶような話をしてあげるんです。
今回ももちろんそう。

「どう思う?」
「どうって言われても・・・」
「そうねー。実際に着てみないと分からないことってあるわよね」
「ま・・まぁ」
「薄くて伸縮するナイロンが、身体にぴったりとフィットして、身体の動きにあわせてシワを作ったり、伸縮して締め付けが変化したりするの。男子生徒も、女子生徒の体験はしてるはずだから、そこまで言えば想像できるわよね?」
「・・・・まぁ」
「大事な物にレオタードが纏わりつく感じとか、レオタード越しに空気を吸う時に伝わってくるレオタードの香りとか、なんとなく想像出来るんじゃないかしら?」

少し意地悪に教えてあげると、いつものように何とも言えない羨ましそうな顔をするんですよね。
勉強頑張って、早く女子になれれば体感できるのに、いつもそうやって想像ばっかりしちゃうから、勉強に集中できないんです。きっと。

こんな風に久保田君を羨ましがらせて遊んだりもしつつ、部活を続けていると、ある日事件が起きます。

いつものように部活に向かった私は、部室でレオタードに着替えようかと思ったら、レオタードの入っている鞄がないことに気づきます。
そう。教室に忘れてきたんですね。
いつの間にかこの生活リズムにも慣れてしまって、緊張感がなくなっちゃったのか、ついつい、ユニフォームを忘れてしまいました。
すぐに気づいて教室に取りに行くことにします。

体育館を出て、渡り廊下を進み、校舎の1階にある私たちの教室に向かいます。
さすがに放課後と言うだけあって、みんな帰ってるか、部活で廊下にもほとんど人影は見当たりません。
ですが、教室に入ろうとしたときに、教室の中に、誰かがいることに気づいたんです。
私はそーーっと教室を覗くように眺めると、そこには久保田君が一人、私の机の辺りで何かをしているのが見えたんです。


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