ひとりで?
ある晩のこと.ボクが先に風呂に入った.今日はすごく疲れていたので先に入
らせてもらったのだ.(いつもはエリカが先.)しかもシャワーでなくて湯船でゆっ
くりつかるつもり.
さて,風呂から上がってくると,リビングにいたエリカの様子がおかしいこと
に気づいた.エリカはボクが風呂から出てきたことに気づいていない.窓際のカーテ
ンの脇にある姿見(全身鏡)に向かって夢中になって何かしているのだ.
エリカは姿身の前にたって自分の姿を見ていた.今日の服装は黄緑色のTシャツ
に,ピンク色のミニスカート.それに白地に赤い模様のオーバーニーソックスをはい
ていた.
それだけならなんでもないが,なんだか自分の全身の姿をみてうっとりしてい
るような感じだ.こういうことをしているエリカを見るのは初めてだ.
いやいや,ただうっとりしているだけではない.エリカの右手はオナカのとこ
ろからTシャツをたぐり上げ,自分の胸を包み込むように触っているように見える.
左手はスカートの下からパンツの中身を指で触っているように見える.
なんだーー?
これって,もしかして,「ひとりえっち」ですかあ?
エリカは自分で自分を触りながら微妙に体を揺すっていた.自分の顔を鏡に近
づけてじっと見つめたり,上を向いて首を振ったかと思うと腰のあたりをくねくねと
させて体に力を入れている.
あまりに夢中でやっているので,僕が陰から見ているのに気がつかないのか,
それとも僕が見ていると知っていてこのようなことをしているか,それはまだわから
なかった.僕は陰に隠れたままエリカの様子を観察しつづけた.
エリカは時に腰を前後に激しく動かし(それだけでも相当ヒワイは動きだ.)
首をねじりながら上を向き,「アアアア」と出そうな声を押し殺している.エリカの
服はいつもどおりですごくかわいいし,エリカがひとりでこんなエッチなことをして
いるのを見ると,僕まで欲情してしまいそうだ.
そのうち,エリカの興奮は最高潮に達したようだ.のけぞるように体中をぴん
と張ると急に崩れるようにへなへなと座り込んだ.
<<イッタみたいだな>>
僕はここで姿をあらわしていいものかどうか,ちょっと迷った.迷った挙句
に,もう一度風呂に入っているふりをすることにした.5分くらい見計らってさも今
風呂から上がったようなふりをしてリビングに姿をあらわした.エリカは服装はさっ
きのままだったけれど,何事もなかったかのようにテレビをつけてみていた.
入れ替わりで今度はエリカが風呂に入った.今日はシャワーだけのようだ.エ
リカがシャワーを浴びている間,ボクは色々考えた.
まず,人形でも感じるだろうかとくだらないことを考え始めた.これは全く無
駄な考察だった.どっちでもよいではないか.エリカがひとりでエッチなことをして
楽しんでいる,ということはどういうコトかを考え始めた.もし,エリカの中に入っ
ている人が女の人だったら,胸を触ったり,陰部を触ったりして「イク」ことはある
だろう.でも,現実にはエリカの中身はオトコだ.オトコが自分の胸触って「イク」
ことはちょっとありえない.くすぐったいけどね.
可能性の1つとして,エリカが僕が覗いて見ているものと仮定して,感じてい
もしないのに「女の子のひとりエッチ」の演技をした,ということはありうる.しか
し,今日はボクには全く気づいていないようすだったし,あれはどう見ても自分の楽
しみのためにひとりエッチをしていたように思われる.
こう考えてきたところでボクは全く分からなくなってしまった.
思い出してみると,ボクは実に得がたいものを見たのだ,ということを実感し
てきた.ボクは平均的なオトコノコだから,もちろんエッチなマンガを読んだり,
エッチなアニメを見たり,そういうことは一通り経験してきている.「お人形がエッ
チしているの」をナマで見た,ってなかなかないんじゃないかなあ.美少女アニメ顔
のマスクをしたままエッチをする,っていうビデオは見たことあるけど,こっちは完
全な「お人形」だからなあ.
こんなくだらないことを考えているうちにエリカがシャワーを終えてリビング
へと来た.そうそう,エリカはもう一そろいパジャマを買ったんだよ.今度はピンク
地に白いハートがいっぱい描いてあるの.相変わらずお子ちゃまだね.エリカは.で
も,顔がロリだからなあ.不自然さはないんだけどね.
「ねえ,エリカ?」
「なあに?」エリカは心なしか気持ちが充実している感じだ.
「エリカとエッチして遊ぶ,ってできるの?お人形って,感じるもんなの.」
我ながら変な聞き方だったと思ったが,他に聞き方も思い浮かばなかった.エ
リカは僕に向かってちょっとにっこり笑った。その次の瞬間、エリカの平手がボクの
ほっぺたを直撃した。
「べーっだ.***さん,エッチィ.おしえたげませんよーだ.」
ちぇ.
イナカのオカンと
(しばらく萌えるところありません)
「あ,もしもし?オフクロ?おれ.」
「オレ,ってだれよ.」
「***だよ.」
「最近オレオレ詐欺がはやってるんだから,名乗ってくれなきゃわかんないわ
よ.」
「わりぃ」
「で,なにさ.お金には困ってないんでしょ?」
「あのさ,今,女の子と暮らしてるんだ.」
「・・・・」
「でさ,オフクロに相談したくってさ.」
「・・・・」
「オフクロ?聞いてる?」
「・・・・聞いてるけど,あんたさ,そんな勇気のある子だったかねえ.」
「ま,ともかくそういうこと」
「でなにさ,結婚するの?」
「だからさ,それが相談なんだけどさ.」
「早く結婚しちゃってよ.わたしはさ,孫の顔見るまでは死ねないンだよ.最
近あちこちが痛くてさあ,病院行ったら糖尿だっていうし.ね?」
「あのさ,その子さ,僕のマンションに一緒に住んでる子さ,ちょっと変わっ
てるんだ.」
「ちょっとくらい変わってたっていいわよ.今度じゃあ会いに行くからね.」
「うん.会ってもらうのは構わないんだけど,その前にさ,ちょっと言わな
きゃいけないことがあるんで・・・・」
「なにさ」
「・・・・」
「早くいいなよ.」
「あのさ,その子,お人形なんだよ.」
「何言ってんの!ああ,そうか,やっぱりおまえが女の子と一緒に住めるわけ
がないと思ってたよ!なに,女の子が持つみたいな人形買ってきて,遊んでるんか
い!」
「いや,その子,全身にお人形を着てるんだよ.」
「どういう意味.お人形みたいにかわいい子,って意味?お人形の服も人の服
もおなじでしょうに.」
「だからね,お袋,着ぐるみってしってる?ウルトラ*ンとか,ああいう
の.」
「ウルトラ*ンなら知ってるけど、どういうこと.」
「つまり,全身にウルトラ*ンを着れば,ウルトラ*ンになるわけでしょ.そ
れみたいに,少女人形を全身にすっぽりかぶっているんだ.その子.」
「はあ,はあ,はあ.つまり,デパートでそういう仕事してる,ってことね.
そのお人形のお面をかぶってデパートでお仕事してるのね.それならいいじゃない.
働いている人と結婚するのおかあさん賛成よ.」
「いや,だからね,あ,まあ確かにデパートでそのお人形の着ぐるみ着て仕事
してるんだけどね,変わってる子だって言ったでしょう?」
「言ってたわねえ.」
「家に帰ってきてもね,その着ぐるみ脱がないんだよ.」
「はれま.でも,お風呂に入ったり,寝るときは脱ぐんでしょう?」
「ううん.お人形のまま寝るんだよ.だから変わってるって言ったでしょ?」
「え,でも,おまえ,その子の顔はもちろん知ってるんだよねえ.」
「う・・・うん・・・もちろんさ.」
「じゃ,ま,かなり変わってるとは言っても,結婚生活くらいはできるわけだ
さ.それに働いているんだったら,人様に顔向けできないってほどじゃないさ.」
「う・・・うん.」
「おまえ,アッチのほうはもうやったの?」
「アッチって,あれ?」
「だって一緒に住んでるんでしょ?」
「う・・・・ううん,まだなんだ.」
「一緒に住んでどのくらいなの?」
「そろそろ3週間かな.」
「あそ.じゃ,アッチのほうもそろそろかねえ.」
「うう・・・うん.そうだね.」
「へええ,一日中お面かぶってるの.ホントに変わってるねえ.今度会いに
行ってもいい?やっぱり,その,お面かぶってわたしに会うんだろかね.はずしてく
れ,って言えば,はずしてもらえるんかね?」
「うーーーん.ま,来て見てよ.」
その夜・・・・
「エリカ?」
「なに,***さん.」
「お願いがあるんだけど.」
「急に何?」
ボクは改まって立ち上がり,エリカの正面に正座をした.エリカもつられて正
座した.ボクはエリカの顔を見上げるような感じでゆっくりと言った.
「ケッコンシヨ?」
エリカは固まった.でも,それほどひどく驚いている様子もなかった.むしろ
そわそわして自分の身のやり場がないような感じだった.そして答えた.
「エリカでいいの?」
ボクはうなずいた.
「エリカ,お人形さんだよ.女の人じゃないよ.本当にいいの?」
ボクはゆっくりうなずいた.
「エリカ,エッチできないよ.子供も生めないよ.」
「いいの.」
「だってね,エリカ,***さんと違ってずっと年取らないんだよ.」
ボクはちょっとハッとした.エリカが年をとらない,ってことは考えたことも
なかった.そりゃそうだ.サザエさンみたいに,いつまでたっても同じ年だ.見た目
も変わらない.その一方で,ボクは年をとる.だんだんおじいさんになって,それで
も少女人形のエリカと一緒にいることはできるだろうか・・・・?いや,できる.そ
れは大丈夫だと思う.
いや,まてよ.エリカの中に入っている人はどうなるんだ?ボクの家に住み始
めたのはきまぐれの遊びだったかもしれない.このまま10年も20年も着ぐるみの
中で生活することはできるんだろうか?この人にも親があり,親戚があるだろうに.
その人はもうこの世から存在しなくなってしまうのではないか?それでもよいのだろ
うか?
ボクはちょっとの間迷っていた.エリカはボクが迷っているのを見ていたが,
両手をついて深々と頭を下げた.
「***さん.こんなエリカでよければ,よろしくお願いします.」
ボクはこの人生の大事な場面を迎えて,エリカがあまりに堂々としているので
すこし驚いた.エリカにとってはすべてが遊びなんだろうか?それとも,結婚すると
いっても別に婚姻届を出すわけではないとタカをくくっているのだろうか?
もっとも,結婚しようと言い出した僕の方だって,婚姻届が出せないことぐら
いは分かっている.でも,もうエリカなしではボクは立ち行かなくなっているのだ.
「で,さあ.手回しいいって言われるかもしれないけど・・・」
「なに,どうしたの.」
「今度,オフクロと会ってくれる?」
コンドこそ本当にエリカは固まった.本当に固まった.動かなくなった.動か
ない人形は本当の人形のようだ.
エリカは下を向いた.顔を上げようとしたがなかなかできなかった.うつむい
たまま言った.
「***さん」
「なに?」ボクは極力やさしい声で答えた.
「エリカを抱いてくれる?ぎゅうっとだよ.ぎゅうっと.」
ボクはゆっくりとエリカの背中に腕を回した.そしてか細い体をぎゅうっと抱
きしめた.エリカは体に力が入っていず,されるがままだ.呆然としているのか,ボ
クが力を入れるとされるがままにそこに抱かれていた.
「もっと,もっとぎゅううううっと抱いて.」エリカはゆっくり言った.
ボクはエリカの体を倒して,床に寝せた.そしてその上からゆっくりと乗っ
た.エリカはピンク色のTシャツに綿のホットパンツをはいていた.セミロングの髪
の毛が床に散らばっている.その合間に大きなウルウルした人形の目がボクを見てい
た.エリカの口がちょっと尖った.キスだ.ボクはゆっくりエリカの口に自分の口を
合わせた.ゴムでできたエリカの口は温かかった.エリカの大きな作り物の目はボク
だけをじっと見詰めていた.僕はエリカをなおもぎゅうっと抱きしめた.されるがま
まのエリカがゆっくり言った.
「***さん,エリカの服ぬがせて.」
ボクはまず自分の服を脱いだ.ボクの息子はすでに最高潮に達していた.エリ
カのホットパンツの前ボタンに指を絡ませた.ホットパンツといっても,エリカの体
をほんの少ししか隠していない.そのピンクの小さな物体を脱がせた.エリカはパン
ツをはいていなかった.そのままボクはエリカのTシャツを脱がせた.神々しいほど
に美しい一体の人形がそこに横たわっていた.この人形は今はじっとしているけれ
ど,他ならないボクを待っているのだ.この人形はボクだけのものだ.
「エリカ」ボクはエリカの上に乗りながら声をかけた.
「はやく」エリカは答えた.
「エリカはお人形さんだよね.」
「うん.」
「息してないんだよね.」
「うん.」
「エリカの息穴,ふさいでいい?」
「うん.がんばる」
もはや,エリカは何も否定しなかった.
ボクは息子でエリカの陰部をふたをした.中に入れることはできないから,息
子をエリカの陰部に押し当て,そしてボクの体とエリカの体がぴったりつくように体
を重ね合わせた.
「ああああああーあああああ」エリカは細い声を上げた.すばらしいプロポー
ションの人形が身をよじっているのだ.ボクはエリカをなおも腕で抱きしめた.
「うううんんむむうううーーーーむううううーーーーーしぬうううう」
世にも美しい生き人形は声を上げながら体を上下させた.ボクは腰を使ってエ
リカの腰をこすり上げた.そうして10分ほど,ボクたちは同じ動作を繰り返した。
「はああああああーーーーーーー」とエリカが声を和らげたのと,僕の息子が
満足のシルシを出したのとはだいたい一緒だった.
エリカは人形だ.表情はほとんどないゴム製の顔なのに,その愛らしいひとみ
には自信が満ち溢れた.そしてちょっと微笑んだ.
「できたね.」エリカはやさしく言った.
「うん」ボクは何も見ていなかった.床がべとべとにぬれているのに気づくま
でには尚しばらくの時間がかかった.ボクたちはこうして結ばれたのです.
エリカのコメント:もう!***さんったら!今度はちゃんとゴムはめてやっ
てくださーい!掃除するの、大変だったんだからア.