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話の展開から、僕はホビー21の着ぐるみ操演者が訓練をする訓練センターに向かう事になりました。
場所は広大なホビー21の敷地の一角にあるそうですが、詳細は極秘とされました。
そのため僕は窓の無い専用の車に乗せられ移動する事に。
スマートフォン等の位置情報が使えないようにジャミングもされるそうで、僕は自分の居場所が完全に分からない事になりました。
車にゆられて15分。不思議な空間に到着します。
菊池「さあ着いた。車から降りていいぞ」
言われるままに車から降りました。
僕「うわ。ここは」
菊池「ホビー21の敷地の中、とだけ説明しておこう。非常に限られた人達だけがこの場所を知っている、極秘中の極秘空間だ」
僕「はぁ・・・」
見渡すと明らかに建物の中です。そこに中庭のように広くなった場所があり、その中にそこそこ大きい別の建物が建っています。
恐らくは上空から見ても大きな一つの建物にしか見えないと思いますし、この建物の中にいる人達に取ってもこの隠し空間は知らないと言う人は結構いるかもしれません。
僕らは車でその空間に来ているので、どこかに地下道でもあるのかも知れませんが、窓の無い車に乗せられて移動してきたので入り口すらよく分かりません。
いずれにしても、僕が分かるのは広大なホビー21の建物のどこか。
それ以外の情報は、ここが地下なのか地上なのかも含めて全く不明でした。
菊池「目的地はあの建物だ。着いて来てよ」
僕「分かりました」
菊池さんに言われて、その建物の中に入ります。
通路を進みいくつかの角を曲がり階段を二階に上がり、とある部屋に通されます。
第3研修室
入り口の上にそう書かれていました。
中に入るとまるで教室のようです。正面に大きなホワイトボード。教壇と教卓。その後ろにはずらっと机と椅子が並んでいます。
菊池「まぁ適当に座って」
僕「はぁ」
菊池さんは教壇に上がり、僕は机の並びの2列目正面近くの椅子に座ります。
机には液晶モニターが埋まっていて、タッチパネルで画面を操作したり出来るようでした。
これで講師の質問に答えたりするのでしょうか。
菊池「ようこそ、訓練センターへ」
僕「訓練・・センター・・・」
菊池「ここが、ホビー21の着ぐるみに入る役者さんが訓練をする場所だ。新人からベテランまで全ての役者はここで訓練をして実際に着ぐるみに入っている。もちろんベテランであっても時々ここに来て研修を受けたり新しいシステムのテストをしたりする」
僕「ここで・・・」
菊池「そうそう。まぅるさんもここで訓練を積んでいた。今ではベテランになるけど最初はここで訓練を受けていた」
ガラッ
菊池さんのその言葉とほぼ同時ぐらいに、教室のドアが開きました。
ドアが開くと、そこには美しい美少女が立っていました。
その美少女はエミリアではありませんでした。
黒髪のロングストレートヘアをポニーテールに纏め、トップスは薄いピンクのタートルネックのニットセーター。タイト目なデザインになっているせいで彼女のスタイルがいい事もよく分かります。
ボトムはタイト目なデニムのショートパンツ。黒いタイツも履いているようで細身の足がとても綺麗です。靴はショート丈のレースアップブーツ。カジュアルで動きやすそうな現代風の女の子です。
菊池「あー来たね。彼女は早川沙月。女子高生という設定で、ホビー21ではキャンプ・バーベキュー用具のアリアを中心に、アウトドア全般のエリアで活動してる」
僕「沙月ちゃん・・」
菊池「あぁ。もちろん彼女の中身はまぅるさんだ」
僕「えっ。。まぅるさんてエミリアの中身では。。。」
菊池「エミリアはメインの担当だけど彼女はそう言う意味ではサブだね。週に1度出るかどうか、という感じだ。コン太さんも分かると思うけれど、ホビー21の着ぐるみの中身はとても体力を消耗する。連日中に入るというのは、余程短期の特殊な状況以外は殆どやっていない。エミリアは週に3回出てるから、普通はローテーション的にキツいんだが、まぅるさんはそれでも時々ローテーション以外で入りたくなるから、そう言う場合に彼女を担当して貰っている」
僕「ローテーション以外・・」
菊池「そうそう。特に昨日は5時間勤務で相当大変だったみたいだから、本来は今日は休養日なんだけどね。でもこうして中に入って貰った」
沙月は腕組みして少し怒ったようにうんうん頷きます。
組んだ腕に大きな胸が乗る辺りはエミリアでも時々見ているけれど、ニットのセーターに包まれた胸は柔らかそうに腕に持ち上げられ変形しています。
つい目線は下半身に向かいますが、ニットのセーターの裾がショートパンツを半分以上覆っていてはっきりとは見えていません。
ですが見えているショートパンツのタイトさを考えると、ウエスト周りも相当タイトなショートパンツという感じがします。
そう言えば以前まぅるさんがメッセージでこんな話をしていたのを思い出しました。
キャンプ用具コーナーにショートパンツの女の子がいますよね。
黒髪ロングをポニーテールに纏めてる子です。
あの子もスタイルが良くてとてもフェティッシュだったので色々観察してました。
この前の妄想したアイデアのような着ぐるみだった場合、あの大きな胸が揺れ動く感じはとてもエッチですよね。
エミリアのようなドレスの場合生地に余り伸縮性が無いので揺れてもそんなに激しくはないですが、柔らかいニットとかTシャツだと凄く柔らかい動きを見せていますよね。
あれが股間に伝わっていると思うと、中の人は相当に気持ちいい気がするんですよね。軟らかい肉の塊が自分の意思を無視して揺れ動き、それが伝わり続けると言うのは本当に苦しそうです。
是非コン太さんの小説にそう言う場面を登場させて欲しいです。
あと、ショートパンツも凄く苦しそう。
呼吸が股間にあるとして、あのフィット感の高い、しかも通気性が少なそうなジーンズ生地で出来てるショートパンツは相当に苦しそうですよね。
多分ロングスカートみたいに呼吸が籠もる事は無い気がしますが、そもそも呼吸用の穴を厚い生地で塞がれていますから、きっと常に頑張って呼吸しなければいけない気がします。
スカートと違って生地が身体の動きによってヒラヒラ舞って空間が出来たりする事は無いでしょうから、脱ぐまでずっと苦しいって想像すると、なんか悶々としてきますよね。
それに、あのショートパンツって相当にタイトですから股間へのフィット感も強い気がするんですよ。
妄想ではあの辺りのセンサーはかなりの密度ですから、フィットした生地の締め付け感とか擦れが絶えずパッドを通して中の人に伝わってる。
元々のイメージでは、美少女達は絶えず中の人のモノを素股してる感覚と言えましたが、ショートパンツによってその感覚はさらに強くなってるイメージをすると、歩いてるどころか、じっとしてても僅かな足や腰の動きでジンジンと締まる強さが変化したりして、立ってるのも大変なぐらい気持ちよくなりそうですよね。
ショートパンツはローライズっぽいので、もしかすると中の人の上向きに固定されてるモノがショートパンツのウエストより上に顔を出してて、ウエストの生地に擦れてカリ首辺りをちろちろ刺激し続けてて、これもトロケるぐらい気持ちいい気がします。
タイツやブーツの足首の感じとかも相当気持ちいいはずですし、あの子の中って相当感じてる気がするし苦しい気がするんですよね。
そうそう。ポニーテールっていいですよね。首の隙間が埋まってて中が隔離されて密閉されてる事が改めて視覚的に分かるから。苦しそうで羨ましくなります。
まぁ想像の世界ですが、今後の小説に使えたら使ってください。
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と。
あの時は、なかなか凄い妄想するな、と思いつつ実際に彼女を見に行った事もあったのですが、この子も実はまぅるさんが入ってて、実体験を語ってた、と言う事でしょうか。
とすると、つまり今、沙月の中のまぅるさんは実際にあの時の妄想を現実に感じている、と言う事になります。
そう思うとついつい下半身に目が行くのです。
ニットに隠されていますが、きっとこのショートパンツはタイトなローライズ気味で、つまりウエストラインから上に向かってまぅるさんの固いモノが隠され、カリの辺りが擦れてる。
股間に食い込むぐらいフィットしたショートパンツがセンサーを通して固いモノに伝わってる。
さっきの腕組みによって胸に与えられた刺激も伝わってる。
長いスカートなら、快感による少々の腰や足の反応はごまかせるかもしれませんが、このタイトなショートパンツとタイツでは、腰や足の反応は丸見えです。
つまり本当にどれほど中が気持ちよくても下半身に無駄な反応は許されない。
まぅるさんがもしも本当にあの妄想にある快感に耐え続けているとしたら、目の前の沙月の下半身の、まるで何も感じていないかのような反応の裏で、相当な快楽と戦っている気がしてなりません。
それほど責められていたらきっとまともな人間であれば呼吸も荒くなっているはずですが、彼女が苦しそうな態度を見せる事は無さそうです。
あのショートパンツの中で、まぅるさんがどれほど頑張って呼吸しているのかは分かりませんが、少なくとも沙月は涼しげな笑みを浮かべるだけでした。
ツカツカと歩いて教室内に入る沙月。
歩く動きに合わせるように自然に腰が振られる様子が見えますが、少し内股気味の足の運びが産み出す素股をされ続けているような快楽が本当にまぅるさんを襲っているのでしょうか?
とてもそんな風に見えませんが、あの妄想が真実なのだとしたら、この女性っぽい歩き方が産み出している性的刺激は、きっと中のまぅるさんを責めているんだと思います。
セーターの胸の動きもとてもいやらしい物です。
ぷるんぷるんと足の着地に合わせて揺れる胸は、男性ならつい目が行ってしまう物です。
あれが毎回中のまぅるさんを責めているとして、それがどういう責めになっているのか想像しただけで疼いてきます。
あんなに可愛い女の子の中で、女性の象徴とも言える胸を揺らしながらその揺れが中の男性器に伝わり続ける、と言う変態的仕組みは、まぅるさんの想像の話として聞いても相当にフェティッシュな妄想だと思ったし、良くまぁこんな変態的仕組みを思いつくなと思いましたけど、目の前にいる沙月の中には本当にそういう仕組みが内蔵されていると言うのです。
そんな沙月が教室内に入ってくると、僕の座る椅子の横に着席しました。
僕「えっ・・・」
少し驚いたように沙月を見ると、沙月は可愛らしく手を振って見せます。
可愛い女の子にしか見えませんがこの中には僕と同じ性別のまぅるさんが入り続けているんです。
しかもドアの前に立っていた時は、スタイルの良さもあって背が高そうに見えたのに、横に座ったら、多分身長155センチぐらいの女の子のサイズ感なんですよ。
小柄で可愛い。顔の位置も僕の位置から見たら下にあって、つまり彼女は僕をちょっと見上げるように見ているんですね。
綺麗な瞳の奥底から、まぅるさんはどんな表情を浮かべて僕を見つめているのでしょう。
菊池「じゃあ沙月も着席したので、ここでは新人の役者がどういう講義を受けているか、コン太さんに実際に体験してもらいましょう」
僕「僕が講義を体験するんですか?」
菊池「そう。まずは新人が受けるオリエンテーションを受けて貰います。こうして実際に講義を受ける事で、小説に書くバックボーンがしっかりするでしょうから」
僕「は・・・はぁ」
新人向けのオリエンテーションを受ける、と言う話でした。
つまり僕がこれから聞く講義は、ホビー21の着ぐるみに入る人が全員受けている事になります。
確かに興味はありますが、でも聞いたら嫌な気持ちになってしまうんじゃないか、と言う不安もあります。
新人達は実際にここで訓練を受ける前段階として聞くから、意味があるのでしょうが、ただ聞かされるだけの僕は、ますますまぅるさんに嫉妬するだけ、と言う気がするんですよね。
それでも講義は始まってしまいます。
菊池「じゃあ始めます。今日はまず最初に君たちがここに集まった理由を説明します。ではコン太さん。理由、分かりますか?」
僕「えっ・・小説のバックボーンをしっかり出来るように、着ぐるみ以外の知識を入れておく事が目的・・ですかね?」
菊池「えと。まぁそれは確かなんだが、今は講義でこれは新人向けオリエンテーションと言っただろ?」
僕「ええ」
菊池「だからコン太さんにも新人の気持ちとして受けて貰いたいんだよね。ここに来る新人達はみんな、自分たちがこれからホビー21の着ぐるみに入る訓練をする事になっているのは理解してる。ただし中の仕組みは何も知らない。そういう立場の人たちが来るんだ。だからコン太さんもそういうつもりで答えてほしいかな。一応講義のシミュレーションなので」
僕「あ・・はぁ・・では・・えと、ホビー21で店内にいる美少女型の着ぐるみに入る訓練を受ける為・・ですか?」
菊池「そう。正解だ。君たちには今日からその訓練を受けて貰う。ただ前段階として、このオリエンテーションの他、一週間かけて座学を学んでもらう。座学では心構えや基礎的な着ぐるみの構造等を学ぶ事になる」
僕「構造・・ですか・・」
菊池「そうだ。ホビー21の着ぐるみは特殊な構造をしている、と言う事は想像つく人が多い。その特殊な構造を説明する。みんなは守秘義務の書類にサインをしているな?」
僕「・・・・」
菊池「あー、今はコン太さんに聞いてるんだよ。守秘義務の書類にサインしてるよね?」
僕「あ、講義の再現かと思ったので聞き流してました・・・サインて以前書いたやつですか?」
菊池「そうそう。だからサインしてる、でいい」
僕「あ、はい。ではサインしてます」
菊池「そうか。それは良かった。ではこれより教科書に当たる資料を配る。これも社外秘の重要書類なので、きっちり管理するように。ちなみにこの資料は持ち出し不可なので入り口のロッカーに保管するように」
僕「あ・・はい」
なんか良く分からないけど、授業を受けている、と言う設定で返事をしていくみたいでした。
資料は菊池さんが実際に僕に配り、資料の過不足の確認や、最初のページの読み合わせみたいな事もしました。
確かにここまでリアルに講義を再現した方が、小説を書く上ではバックボーンはしっかりしますけど、流石にやり過ぎな気もしたんですけどね。
とは言え、まぁ話を聞いていく段階で徐々に着ぐるみの構造とかその仕組みが持つ意味に触れてくると、興味がどんどん湧いてきました。
中身を気持ち良くする理由も、以前まぅるさんから聞いていた通り「中身を興奮状態に保つ必要があるから」だそうで、実際簡単にイク事は出来ない仕組みなのだそうです。
イキそうになると寸止めされる感覚は、耐えられるまで相当に苦しいと言う過去の役者さんたちの感想も文書として掲載されていました。
そういうのを読んで興奮しちゃってる僕の横で、沙月がウンウン頷いてるんですよね。
菊池「まぁコン太さんが興奮するのは別に不思議な事では無い。ここで講義を受けている殆どの役者候補はみんなそういう状態になるから」
僕「で・・でも、横に沙月がいると余計に色々想像してしまって・・・」
菊池「あーもしかして、沙月の中身がコン太さんの知り合いだから来てもらった、と思ってるのかい?」
僕「違うの?」
菊池「沙月、と言うキャラクターを選んだのは、実はその理由はある。中身がまぅるさんだったから今日選んだ。だけど、この座学講義は常にキャラクターが同席する事になってる。そこまでリアルに再現しているんだ」
僕「何故・・同席を・・・」
菊池「その方が興奮するだろ?実際に中身を想像しやすくなるからね」
僕「確かにそうですが・・・」
菊池さんの言う通り、目の前に着ぐるみがいる事で、説明が物凄くリアルに想像できてしまうんですよ。
しかも沙月は、わざわざ説明で「そこが感じる」とか「それは苦しい」と言った事を実際に真横でやってくれるんです。
それを真横で見せられながらの講義は、相当に色々想像してしまい興奮もしますが、まぅるさんが羨ましくて仕方なくなるのも事実です。
実際にはこの講義を受ける人たちは着ぐるみの中身になる候補生ですから、その嫉妬や興奮を将来自分が入る為の目標に出来る訳ですが、僕の場合にはあくまでも小説のリアリティーを増すための知識として知る事が目的ですから、単に羨ましいと言う感情しか湧いてこないんですよ。
正直これは相当にツラいです。
菊池さんもわざわざ沙月に対して「苦しいか」とか「寸止めはツラいか」と言った質問をしてそれにジェスチャーで回答している沙月を見せられていました。
僕はただただ横で悶々とするしか出来ないんです。
このオリエンテーションでは、そう言った着ぐるみの基本構造について以外にも、施設の案内なんかもされました。
実際に着ぐるみに入って操演を練習するエリアや、シミュレータなんかもあるらしいです。
菊池「まずは導入部分はこれで終わりだ。今日はこの後、コン太さんには施設を見て回ってもらう事になる。最後にシミュレータ体験をしてもらって今日の講義は終わる感じかな」
僕「シミュレータ?」
菊池「そう。ここの訓練生はみんなこのタイミングで体験する」
僕「普通の人は体験とか出来ないんじゃ・・・」
菊池「コン太さんには今後小説を書いてもらう必要があるからね。よりリアルに訓練を体験してもらうには、シミュレータも試してもらう方がいい」
僕「なるほど・・」
僕は驚きました。オリエンテーションでは、このシミュレータも擬似的にとは言えかなり着ぐるみの中を体験できる物らしいと聞いていました。
そういう物は体験できないだろうと思っていたら、最後に体験させてくれると言う話を聞き、ちょっと嬉しくなりました。
沙月やエミリアのような世界は体験できないと思っていたけど、最後にご褒美として体験させてもらえる、と知り、少しだけこの講義を受けた事を喜びました。
とは言えその後の施設見学では、実際に訓練生たちが着ぐるみに入り訓練している様子を見て驚きました。
特にまだ訓練を受け始めたばかりのクラスの人達が入る着ぐるみは、とても可愛い美少女とは思えない態度でした。
端的に言えば、快感を必死に我慢してる男性の姿にしか見えないんですよね。
時々声も漏れて来て、その喘ぎ声はマスクに籠っているとは言え明らかに男性の声なんです。
逆に言えば、本当にあの中は男性なんでしょうし実際に相当気持ちいいんでしょう。
あの人たちはそれでも選ばれて訓練を受けられる立場にあり、やがてまぅるさんのように本番で着ぐるみに入る役を得られる人達なんですよね。
こうして部屋の脇で見学してるだけの僕とは立場が違うわけです。
それと、訓練してるクラスが変わると明確に演技力に差が出てきます。
何段階か存在するらしいクラスの中でも上級レベルのいくつかのクラスは、殆ど美少女と言っていい態度を保っています。
菊池さんの説明によれば、訓練用のスーツは本番用のスーツに比べたら感度も呼吸もかなり楽な設定になっているらしいのですが、感度が低いと言う事は補正が強く働かなかったり皮膚呼吸や熱交換のシステムが働かない為、長時間の操演は難しいらしいです。
本番用のスーツなら、6時間以上入っていられる人でも訓練用だと4時間ぐらいが限度らしいです。
まぁ訓練生の場合には、イク頻度も多いので、実際には連続で入っていられるのはせいぜい1~2時間程度らしいですけどね。
訓練用スーツは汎用パーツらしく、極端な補正は働かず、顔立ちや髪の毛、体格もパターン分けされているだけで自由度は低いみたいです。
訓練生は自分好みの容姿を選べるらしいのですがベースが決まってるので大きくイメージを変えるのは難しいみたいです。
言ってみれば、アマチュア向け着ぐるみマスクの量産タイプですね。
本番スーツはフルオーダー品と言えばいいかな。
訓練している上級クラスの人達の所に沙月が遊びに行ってしまったりもしました。
確かに汎用の物と専用の物の差か、スーツの出来が沙月は数段上ですが、それにも増して、演じている動きが見事と言えました。
沙月がそのグループに入ると、他の着ぐるみ達はまだまだ男性が見えたり、女性っぽくはあってもちっょと作られ過ぎてたりしますし、なにより沙月の性的悪戯に対する体制が弱すぎます。
胸を弄られたりすると途端に腰がヒクヒク反応したり、立っていられなくなったり、と。
もちろん沙月も反撃にあうのですが、あの腰や足のラインがほぼ丸見えなタイトなショートパンツとタイツの下半身が、全くブレる事なく女の子としての違和感のない態度を維持し続けているのです。
これまでも沙月が感じた素振りを見せてい無かったので、もしかすると思っているほど感じていないかもしれない、と思っていたのですが、あの訓練生たちの態度を見る限り、実際には相当に気持ちいいのを押し殺していると言う事が分かりました。
まぅるさんは、それだけ気持ちいい世界にいるんですね。すべてを隠して。
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