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日焼け止めクリームを塗ることになった僕はドキドキしていました。
確かに今の彩奈はビキニの水着を纏っただけなので、熱が必要以上に篭る事もなく、もしかすると熱的には今日一番楽な状態になっているかもしれません。
もちろんこの身体の中に入っていてるだけでもかなり蒸し暑いのですが、それでも裸に限りなく近い状態であれば、本来の身体が持つ放熱、放湿の効果が働いてくれるはずです。
遮る布が無いので保温されずに放出される。それだけで相当に楽なはずでした。
でも、僕には彼女の中がそれ程楽な環境だとは思えませんでした。
そもそもこうやって寝そべっていると言う事は、自分の体重で大きな胸を押しつぶしている事になります。
胸への圧力はそのまま中の人の気持ちいい部分へと伝わる事はご存知ですよね?
その上、身体を軽くでも動かせば、その押しつぶされている胸が悩ましい変形を繰り返すはずでした。
男性なら言葉ぐらいは聞いた事があるかもしれません。
うつ伏せオナニーと言う言葉。
彼女の今の状態と言うのは、実はこれに当たると思っています。
いや、それ以上かもしれませんね。
なにしろ、普通のうつぶせオナニーは、下半身を床にこすり付けて気持ち良くなる行為であるのに対し、彼女の場合、その気持ち良くなる部位が大きく2箇所も出っ張って存在している訳です。
男性の物に比べてはるかに立派なサイズですから、それを押し当てる気持ちよさは、想像しただけで嫉妬してしまうほどです。
その上、すっきり隠れて見えないとは言え、下腹部には固いモノが隠されて存在しています。
腰を押し当てれば、その感覚すら楽しめるはずなのです。
ただ寝そべっているだけで、3箇所からの刺激を楽しめる。それなのに可愛い姿を維持してごく自然に寝ているんですね。
軽く身体を動かすだけでも量胸と股間の3点に与えられる締め付けや擦れは絶えず変化しているはずで、それはつまり、中にいる水橋は常にその変化を楽しんでいるはずでした。
そんな状態の彩奈に対して、僕は背中からクリームを塗り始めます。
柔らかい女性特有の身体の感覚にドキドキしますが、ふと冷静になると、この彩奈の身体の中には、水橋が詰まってるんですよね。
中から放出されている熱気がしっかりと手に伝わってくる事からも、中が相当に蒸されてる事も想像出来ます。
こんなに女の子な身体の中で、水橋は今どんな状態にあって、どんな感情を抱いているのでしょう。
ちらりと脇を見ると、大きな胸が潰されて窮屈そうに地面と身体に挟まれています。
僕が背中にクリームを塗り込むと、少しですがどうしても地面の方向に力がかかってしまい、つまり僕は背中越しに彼女の胸を地面に向かって押し当てている事になる事に気付きます。
そっと塗っても、柔らかい胸の肉が確実に振動として僕の手の動きを伝えている様子に、本当に羨ましくて仕方がなくなりました。
それに、水着と言う事をよく考えたら、つまり彩奈はずっと水着を身につけていた事になります。
水着の胸の部分て、普通のブラと違ってサポート力は期待出来無いでしょう。つまり、揺れとかの感覚が抑止出来無いんですよね。
車の中で見た、胸が小刻みに揺れている様子は、つまりこんなモノを身につけていたのも理由でしょう。
そうやってわざと感じやすい衣装を選んでいたとすれば、こうして僕の前で見せ付けるのも計算に入っていた気がするんですよね。
クリームを塗る手もだんだん上から下に移動し、やがて腰の辺りまで到達します。
その感、彼女の背中から伝わる呼吸が凄く苦しそうな事にも当然気付きます。
元々感じやすい状態にあるのに、その背中を弄られてる訳ですから、それは感じるでしょう。
その状態を態度に出さないように、彼女の中では必死
当然ここから下は、敏感なものが地面に押し当てられた状態で存在するはずです。僕が腰を撫で回すようにクリームを塗れば、当然下に存在する物は、僕の手の動きに少なからず刺激され、地面と自らの腰の重みを受け止めて、とても切ない事になるはずです。
それでもクリームを塗らないわけに行かないので、僕は意を決してクリームを塗りこみます。
じっとしてるように見えて、明らかに手に伝わる感触は、何かから逃れたいけど逃れられずじっと耐えている腰の動きでした。
それはつまり、今まさに水橋は、こんな素敵な女の子の中で、僕の手によって生まれる刺激を独り占めしていると言う事に他なりません。
その手の感色がとても恨めしかった。
僕がこの中に入る立場に無い事が悔しかった。
でも、今は僕はあくまでも彩奈のサポートなのです。仕事ですから悔しいけど頑張るしかないのです。
それと、目に入ってしまったから気になるのですが、水着の下の部分。所謂ショーツですね。
これ、パンティーと違って、裏が透けないようにサポーター的な裏地が入ってるはずです。
つまり、普通のパンティーより股間の部分の布は分厚いのです。
水橋は、普通のパンティーにタイツを組み合わせただけの布ではなく、水着と言う少し厚手の布の上にタイツを纏い、その布達を通して呼吸していたのです。
苦しいだろうなぁと言う印象と同時に、それをずっと体験し続けられていた水橋が本当に羨ましかった。
こんな可愛い女の子の、エッチな部分に設けられた呼吸口。そこから呼吸しているというだけでも興奮出来るのに、水着やタイツと言う彼女の下半身を覆って人目から隠す為の存在越しに呼吸できる。
そんな特権を得ている水橋に心底嫉妬しました。
これだけスタイルがいい女性ですから、両足の間と股間の部分には三角の隙間が作られています。
これは呼吸する上で空気が通りやすいという意味で役者にとってもかなり大事なエリアなのですが、今の僕には、お尻の側から水着が股間に向かって身体を覆って股の間から前に消えていく、その部分の布が羨ましくて仕方なかった。
柔らかそうな水着の生地が股間の敏感そうな部分にフィットし、シワを作っているのがわかります。僅かな脚の動きの変化によってそのシワが微妙に動いているのも分かります。
これ、水橋は息子の裏スジに感じてるはずです。柔らかそうなストレッチする水着の布が作り出すシワの感覚がどれ程の快感なのかは僕には分からないですが、僕の手で触れている腰のほんの十数センチ内側には、その感色を一身に浴びる存在があるのです。
例えば生身の身体に対して、可愛い女の子が息子を触って気持ち良くしてくれるケースを想像してみてください。
もちろんそれは素敵な行為ですし気持ちいいわけですが、気持ち良くしてもらってる人の意思によって、少しペースを緩めてもらったり、感じる部分に対する責め方を調整してもらったり、と、女の子にお願いも出来るはずです。
場合によっては刺激を一時やめて貰う事も出来るでしょう。
そうする事で、自分のペースで感じる事が可能になるわけです。
ところが、この身体に入ってしまうと、刺激のコントロールは基本的に役者には出来ません。
身体の動かし方を調整する事で多少の感じ方の調整は可能ですが、基本的には、システムによって強制的に与えられる快感から逃れる方法は無いんですね。
水着を身に着けている限り、水着の感触は逃れようとしても逃れられない。
腰を振って刺激から逃れようとしても、水着はしっかりフィットし続けるでしょう。水着を脱ぐ行為によって唯一逃れられるのですが、もちろん彩奈がここで水着を脱ぐような必然性は無く、つまり彼女は水着を着続けます。
可愛い女の子の水着ですから、むしろ見せびらかす意味でも着続ける選択は間違っていませんが、つまりその時間はずっと水着の布が与える責めを味わい続ける事になるんですね。
僕は、彩奈が前を見いている事を確認して、少しだけ顔を近づけて見ます。
最初は呼吸音が聞こえるかと思って近づけたら、想像通り、苦しげな、すーーーーっ、はーーーーっ、と布を超えて漏れ出る空気の音が聞こえます。
その空気の漏れた空間の下側はビニールシートの為、両足と股間の三角の隙間を通ってお尻側に漏れて来るんです。
そのせいで音だけではなく、その呼気その物が僕の顔にかかってしまいます。
その呼気の蒸した感じと独特の臭いは、何とも言いがたい切ないものでした。
臭いわけでは無いですが、いい香りとも言えない友達の呼気に、中の熱気と湿気が混ざり、更に多分チューブのゴムのような香りが混ざり、最後に水着の布の香りが幾分混ざった、とても濃密な呼気と言えます。
水着一枚なのにこんなに苦しげなんですから、ここに来るときまで纏っていた衣装だったら、その苦しさは今の何倍にもなる気がします。
ですが、その事実を感じて、可愛そうだと思うどころか、もし彩奈が望めば、またあの衣装を纏ってしまう事がいつでも可能だと言う事実に、羨ましさ以外感じることはありませんでした。
この呼気を出口付近で感じるとどれ程なのだろう、と言う興味から、僕は指を股の間の隙間に慎重に差し入れます。
もちろん太股や股間に触れてはマズイので慎重に慎重に指を隙間に入れて、その熱気と湿度を指先で感じようと試みたのです。
そして、もうちょっとで最深部に到着できる、と思った瞬間の出来事でした。
彩奈のお尻がほんの少し動いてしまい、その結果僕の指が彩奈の股間の敏感な部分に触れてしまったのです。
僕は思わず手を引っ込めようとするのですが、その時触れた指が彩奈の股間を、前側から後ろ側に向けて擦るようにして抜けたため、その刺激からなのか彩奈は思わず腰をヒクッと浮かせるような反応を示します。
そりゃそうです。見えない場所から急に敏感な場所を撫でられたのです。
例えば、床屋の椅子に座って、マントのようなカバーをかけられて髪をカットしてもらっていたら、実は知らぬ間に股の間に手が伸びていて、しかもあなたはズボンの中で息子の納まりがたまたま上向きで、その裏スジを指先で突如撫でられるような感覚でしょうか。
不意打ちですから当然その切なさは予め想定していた快感の何倍にもなると思います。
だからこそ思わず出た反応が腰が浮いてしまうという反応だったのでしょう。
声が全くでないのは立派ですし、なによりこれだけ不意ふちであっても腰意外反応が殆ど無いのも凄いですが、それはつまり彩奈の中で水橋がその快楽を全て飲み込んで独り占めした事に他なりません。
彩奈「どうしたの?」
振り向いた彩奈は、僕に向かって言います。
僕「は・・・ははは・・」
僕は恥ずかしさから力なく笑う事しか出来ません。
彩奈「もしかして・・・触りたいの?」
僕「えっ・・」
彩奈は思いもよらない事を言って来ました。
いや、確かに興味はありました。何しろ彼女の一番敏感にセンサーが存在している部分。
そこに水着がフィットしている感覚に羨ましさを感じていた事も事実ですし、小さな三角形の隙間から漏れ出る呼気を感じて見たかったのも事実です。
が、流石に触ろうとは思っていませんでした。
もちろんこれが本物の女性であれば、ここに触れると言う事はつまり局部に触れると言う事になります。
現実的にそんな事が可能なはずはありません。
ですが、彩奈は作り物の身体のお人形。触った所で実際にこの裏に局部が存在する訳ではありません。
それどころか、裏には水橋の袋が巧妙に隠されて存在しているはずです。
そんな男性の袋に触ってみたいなんて思うことはありません。
その上、ここは彩奈の持つ身体のセンサーの中でも最も敏感なセンサーが密集した部分。
下着を穿いているだけで常にムズムズした感覚と戦う必要がある程の感度。プロの演者にとっては、その刺激に耐えられる事は当たり前ですが、耐えているのであって感じていない訳ではありません。
歩く度に擦れる感覚は、自分が歩きながら、自分で素股をしている感覚にすらなると言います。僕自身も訓練している時にはそう言う感情が常にあります。
つまり、中に入ってる人にとっては、絶えずその子に素股されているような感覚になるのです。
もちろん役者さんが実際に感じている快楽は、その何倍ものさまざまな感覚ですが、股の間は股の間で実に敏感な部位なのです。
ここに触れると言う事は、つまり、その敏感なセンサーを通して中にいる水橋を喜ばせる事になるのです。
もしも僕が彩奈の中に入っている立場なら、そんないたずらにも似た行為をされるなら、喜んで触らせるはずですが、逆に今の僕のように外から触る立場だとしたら、それは相当に屈辱的な行為と言えます。
彩奈「触りたいなら触ってみてもいいよ?」
僕「い・・いや・・さすがに・・・」
彩奈「興味あるんじゃないの?」
僕「そんなこと・・・」
彩奈「だって、指を近づけてたんでしょ?」
僕「・・・そうだけど・・何で分かったの?・・・」
彩奈「そりゃー、そんな隙間に指が入って来たら、空気の流れが変わるもの。私の中の人、急に息苦しさが変わったから分かったみたいよ?」
僕「・・・そうなんだ・・・」
確かに、元々小さな空間に指を近づければ、その指の大きさだけ空間が減り息苦しさは増すはずです。
迂闊でしたが、元々呼吸は楽では無いのですから、ちょっとした変化には直ぐに気付くはずでした。
彩奈「そんなに興味あるなら、触らせてあげてもいいのよ?」
僕「い・・いや・・触るのは流石に・・・」
彩奈「そっかー。まぁ触らなくていいなら、そのままクリーム塗ってくれる?」
僕「あ・・あぁ。分かったよ」
彩奈は顔を前に向きなおしそのままクリームを塗るのを待っています。
僕は再びクリームを塗り始めます。
太股からふくらはぎにかけて、徐々に塗っていくのですが、太もものやわらかな肉の感覚は男性のそれとは明らかに異なるのに、この太股は水橋の太股なんですよ。
しかもここにだってセンサーは存在しています。
タイツやピッタリ系のパンツに締め付けられたときに、その感色を伝える事がメインのセンサーなので、他の部分よりは感度は弱いといいますが、それでもこうやって弄れば感じるはずです。
聞いた話ではプリーツスカートのヒダヒダとか、パニエのヒラヒラの擦れる感覚も結構気持ちいいらしいですが、少なくとも今の僕のマッサージする手ほどは感じない気がします。
ふくらはぎまで塗り込むと、足首のくびれとかが凄く綺麗なのも分かります。
この足にブーツとかタイツが覆うことで、中の人は足を動かす事に対しての切なさをたっぷり味わう事になる訳ですが、今は素足なのが救いといえました。
こうして、クリームを塗り終わると、僕も少しだけ休憩です。
何かあったら困るので、あまり彼女から離れて単独行動は出来ませんが、それでも少しだけ距離を置いて座り込みます。
海を眺めていると、涼しい海風が身体に当たって、とても気持ちいいのですが、この風は彩奈の中にまでは伝わっていないんですよね。
むしろ、太陽の熱によって蒸し風呂になっているはずで、それがどれ程大変なのかは分かりませんが、彩奈はじっくりとくつろいで寝そべっています。
あれだけを見たら、綺麗な女の子がビーチで寝転がってると言う絵になるのですが、実際には長時間の着用テストをしている水橋が、彩奈の中で蒸し風呂のような世界に包まれ、呼吸を女の子の下半身を覆う水着によって遮られながら、快楽に耐えながら存在しているんです。
中で発生した汗は回収され、冷却と共に飲料水に回される事で、中の環境を多少マシにしつつ演者の熱中症リスクや脱水症状を防止しているのです。
可愛い彩奈の笑顔の中では、僕から見えることの無い水分を摂取しながら、様々な事に耐えている水橋がいるのです。
正直、羨ましくて仕方ありません。
殆ど同じ場所にいるのに、僕は火の光に素肌を晒し、海からの風を涼しく受け止め、大量にある空気を思う存分吸い、そして特に動きを制限される事も無い自由な行動が可能なのに、水橋はそのどれもが得られない。
普通なら、可愛そうだとか同情するとか思うのでしょうが、僕から言わせればそれはむしろご褒美。
いや、僕だけでなく、ホビー21で着ぐるみ関係の仕事をしている皆が思うことでしょう。
そんな圧倒的立場の差を実感し、凄く惨めな気持ちになります。
ですが、これは仕事。彩奈の長時間運用をテストする大事な仕事のお手伝いです。
早く時間が過ぎないか、とお願いしつつも、ただじっと彼女の付き添いを続けるしかありませんでした。
彩奈「ねえ。どうして私の付き添いに同意したの?」
突然、寝そべっていた彩奈が、起き上がって僕に聞いてきます。
彩奈「確かに指名はされたんでしょうけど、断る事は出来たでしょ?」
そう。確かに最初の段階で断る事は可能でした。
ですが、僕はそうしなかった。
彩奈に入るのが水橋だと言う事も知っていましたけど、僕はそうしなかった。
羨ましい物を見せ付けられる事も分かっていたけど、僕は断らなかった。
僕「確かに断れたけど・・・」
彩奈「じゃ、何で?」
僕「そ・・そりゃー僕もそう言うの興味あるし・・・」
彩奈「そう言うの?」
僕「・・・」
僕は答えに詰まります。
確かに、彩奈に接する行為は、僕の嫉妬心を増幅させるだけなのですが、それでも間近でこう言うお人形を見たいと言う願望も同居しているんです。
複雑な心境だと自分でも思いますが、見たいと思いつつ拒絶したいと言うか、感覚的には恐いもの見たさに近いというか。
ですが、実際にこうして間近で見てしまうと、羨ましさから来る嫉妬心が勝ってしまうんですよね。
中はとても苦しくて蒸し風呂のような世界のはずなのに、こんなに可愛らしい美少女でいられる水橋が羨ましくて仕方ないんですよ。
彩奈「何で黙っちゃうの?正直に言えばいいのに。私の中が気になってるって」
僕「・・・っ」
彩奈「私の身体のテストの内容も知ってるはずなのに、わざわざこの付き添いをOKしたって事は、気になるって事よね?」
僕「ま・・まぁ・・」
彩奈「でも、羨ましくなっちゃうの分かっててOKしたって言うのがどうも不思議なのよね」
僕「確かにそうだけど・・・僕も勉強になるかもしれないし・・・」
彩奈「そっかー。あなたも中に入る事になれば色々見ておきたいって事なのよね?」
僕「まぁそうだと思う」
彩奈「ふふふ。じゃー今日は特別に色々教えてあげる。ここは丁度プライベートビーチで私たち以外誰もいないから、裏話しても大丈夫だし」
僕「裏話?」
彩奈「そうそう。きっとあなたが知りたがっている話」
彩奈の提案に驚きます。
普通、着ぐるみは常に着ぐるみのスタンスを維持するのが鉄則で、中の事情なんてのは話す事は無いはずなのです。
それなのにわざわざ僕に裏事情を説明すると言うのは、僕の知る限り相当にイレギュラーな話といえました。
僕「でも・・何で?ホビー21ではキャラクターは常にキャラクターであって、裏の事情は見せてはいけないルールじゃ」
彩奈「通常はそうよ。でも今はテストでしょ?研修やテストではそう言うルールは義務ではなく努力目標なのぐらい知ってるわよね?」
確かに言うとおり。通常運用中の着ぐるみは、常にそのキャラクターを維持する事がホビー21のルールとして決められています。
なので、中の人は例え、目の前の相手が自分と知り合いであっても、キャラクターとして接する事になりますし、中で起こっている悩ましい世界も、役者の命に関わるケースを除けば、決して外に漏らしてはいけないルールになっています。
ですが、研修などのケースは、訓練をするという名目があるので、中の人としてのコミュニケーションが必要となる場合があります。
その為、キャラクターを維持する事は義務ではなく、努力目標になっているんです。
とは言え、殆どの場合、中の人の意思で、その目標は達成され続けます。つまり、外の人間が中の役者を垣間見る事はほぼ有り得ないのです。
それが今回はわざわざ中の事情を説明するというのですから、僕が驚くのも無理は無いと思っています。
僕「確かにまぁそうだけど・・」
彩奈「でしょ?だからちゃんとあなたの疑問に答えるの」
僕「疑問・・・て言われてもなぁ・・・」
彩奈「何でもいいのよ?気になる事あるんじゃないの?」
確かに気になる事は山ほどあります。でもそれをストレートに聞いてしまうのは、恥ずかしすぎるし悔しすぎます。
なので、どうしても質問し難い感じはしました。
そんな中でも、今回搭載された新機能2つについてはどうしても気になります。なので、思い切ってその2つを質問してみる事にしました。
僕「じゃあ・・・今回テストする事になっている2つの機能について気になるかも・・」
彩奈「2つって言うと、お話しする機能と、水分補給の機能?」
僕「うん・・・」
彩奈「うんうん。そっか、そっか。分かったわ。じゃあまず、お話し機能ね」
僕「うん・・・」
彩奈「まず、私はこうしてお話してるけど、中の人は全然お話できる環境に無いのは分かるわよね?」
僕「ま・・まぁ」
実際、彩奈の中で、水橋は口に呼吸用と飲料用のチューブを咥えているはずで、会話なんて出来る状態には無いと思っています。
彩奈「口が塞がってるから頭で想像するんだけど、集中出来無いから大変みたい。最初の方、あんまり会話できなかったのはそのせい」
僕「確かに・・来る時の車でも、割と前半は無口だったかも・・・」
そう。言われてみれば前半は無口な事が多かった気がします。
彩奈の言う事を信じるなら、前半は集中力が足りず会話が難しかったと言う事になります。
彩奈「中の人、特に制服だと感じちゃうし息苦しいし蒸し暑いしで、エッチな事ばっかり考えちゃって会話に集中できないみたい。それにほら、車の振動がオッパイ揺らしてて凄いエッチな事考えちゃってたんだってさ。今は平気だけど」
僕「そう・・なんだ・・・」
彩奈「会話すると呼吸経路が閉じちゃって、空気が半分ぐらいしか吸えなくなるでしょ?さすがに感じちゃって苦しいのに制服とタイツで余計に苦しい姿で、その状態からさらに半分ぐらい呼吸を遮られると、相当苦しいんですって。なので口数は少なめだったみたいなの」
彩奈は、まるで第三者の感想を僕に伝えるかのように言いますが、彩奈の言葉はそのまま中にいる水橋の言葉ですから、聞いてるだけで色々切なくなります。
しかも、こうして会話している間もずっと吸気出来る量は半分程度に減っているはずです。
確かに制服をフル装備している時に比較すれば衣装が伝えてくる快感や、呼吸の苦しさはかなり楽な気はしますが、すでにかなり長い時間彩奈の姿のまま存在している事や、仕組みがきちんと機能していれば相当な時間の快感寸止め状態にあるはずで、それは呼吸の荒さにも直結しているはずでした。
であれば、こうして会話している間も息苦しさは続いているはずでした。
彩奈「でも、今は水着だし、遮るものが無いから結構お話出来るんだってさ。あと、ちょっと慣れて来たって言うのもあるみたい」
僕「そうなんだ・・・」
彩奈「それと、飲料水を作る仕組みも順調に動いてるみたい。ちゃんと身体を冷却してくれているから、あなたが思っている程蒸し暑くないみたいよ?制服着ていた時は物凄く蒸し暑かったみたいだけど、今はちょっと物足りないみたいなの」
僕「物足りないって、そんなに熱が逃げる感じなのか・・」
彩奈「裸に近いからね。衣装着てる時と、全く違うみたい。肌が露出してると循環している水分が熱を逃がしやすくなるみたいなの」
僕「ふーん。だとすると夏に薄着だったら楽なのか」
彩奈「薄着でも布が覆うとダメかも。ブラとショーツだけ、みたいな感じなら平気だけど、レオタードでも外気が肌に直接当たらないからダメみたい」
僕「じ・・じゃあ殆どの衣装は蒸し暑いままじゃん・・・」
彩奈「そうね。もちろん今までの身体よりは熱が逃げてくれるみたいだけど、制服着て一日過ごしたにら、きっと中は素敵な事になるはず」
僕「素敵な事って・・・」
彩奈「あら?そう言うの味わいたいから役者を目指してるんじゃないの?私の中の人は、冬服で1日野外デートしたいぐらいって思ってるみたい。もちろんエアコンの効いた車じゃなくて、歩いて。歩いてって意味、分かるわよね?」
僕「歩いて・・・って・・そりゃ・・」
僕は分かります。歩く行為は着ぐるみの身体にとっては快楽を産み出す行為。一番基本的な動きなので、外から気にする人は皆無ですが、さっき説明したように、股の間や胸や、その他色んな場所が地味に気持ち良くなりやすいのです。
彩奈「さっき、林を散歩した時、実は今日はじめてイッちゃったんだってさ。制服も着てたからすごーく素敵な時間だったみたい」
僕「そ・・そうなんだ・・・」
彩奈「色々テストだからこうして水着にもなってみたけど、もう制服着ちゃおうかって思ってるぐらい。あー、でもさっきクリーム塗ってくれた時は凄く気持ちよかったって思ってるわ。おかげさまで私の中、疼いて疼いて仕方ないみたい」
彩奈のその言葉を聞いて、思わず、ぺたんと女の子特有の座り方で座り込んでいる彩奈の股間から下腹部に目が行ってしまいます。
あの中に、水橋の固いモノがあるはずなのに、女の子ラインを全く保ったままのその身体に嫉妬するのですが、多分水着のウエストのゴムが固いモノを裏スジ側から刺激しているはずですし、股の布のシワや締め付けの変化も同様に伝わっているはずですし、あの中は確実に羨むほどの快感を一身に浴び続けている存在があります。
今回の身体は、焦らされる時間が長いと言う事ですから、つまり相当長い間、あの中で疼き続けているはずです。
もちろん美少女の姿のままイクのは物凄く気持ちいい行為なのですが、それに加えて、美少女の中でイク寸前の一番切ない時間が長時間続くのも、実は相当に気持ちいいのです。
僕にとっては訓練用の着ぐるみでの体験しかありませんが、それでも我慢している間が長いほど、イク時の快楽は相当に強く、その結果女の子を演じるのが困難になるのです。
ですが、もし先ほどの彩奈の言葉が正しいとすれば、水橋は朝からドライブ中もずっと我慢を繰り返し、散歩中に今日最初の放出を行ったと言っています。
それほどの長時間我慢を続けて、最後に果てたのだとすれば、その快感は僕の想像をはるかに超えている気がしますが、あの林での散歩に違和感を全く感じなかったのです。
それは、水橋が練によって快楽を隠す事に長けているからに他なりませんが、それが僕のように外から見ているだけの人間と、実際に中に入れる立場の人間との差なんだなぁと実感してしまうのでした。
彩奈「そろそろこの衣装も飽きちゃったし、制服着ちゃおうっと」
彩奈は唐突にそう言うと、先ほど脱いだ制服をタイツから順番に着始めます。
僕「ま・・まだしばらくここにいるんだし暑いんじゃ・・」
彩奈「苛酷な環境の方がテストになるから、その方がいいのよ」
僕「確かにそうだけど・・」
彩奈「それとも、制服なんか着てここにいたら羨ましくなっちゃう?」
彩奈がいたずらっぽく言います。
そして、そのまま制服を着込んで行きます。
見る見るうちに、彩奈の身体と水着が制服の中に隠れて、やがて冬物の制服をバッチリと装備した可愛い女子高生の彩奈が完成します。
彩奈「さ、このままもうちょっとここでひなたぼっこしよっか」
彩奈はそう言って、身だしなみを整えると、再びビニールシートの上にペタン座りします。
水着と違って、スカートがしっかりと覆っているので確実に呼吸の苦しさは増しているはずですが、彩奈の様子に変化はありません。
ですが、彩奈の中は着実に蒸し風呂に向かってその温度と湿度が上昇を続けているはずです。
素の人間でも着ていれば暑そうな衣装を、美少女着ぐるみの身体の上から纏っているのですから、そうなるのは当然です。
それでも、彩奈はそんな事全く意に介して無いと言うか、まるで冬場の海辺のように、平気な顔で座っているのです。
彩奈「そう言えばさー」
こうして彩奈のお喋りが始まります。
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