夏のお出かけ(1話) [戻る]
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僕のパートナーに選ばれたのは彩奈でした。

黒くて長い髪をツインテールにし、大きくてくりくりした瞳と、可愛らしい口が、ちょっと幼くも感じますが、実はスタイルは抜群。
身長は僅かに152センチ、ウエストは55センチしかないのに、バストサイズは90センチもあり、ヒップも88センチあるメリハリの利いた身体の持ち主です。

今日の僕の仕事は、彼女の研修に付き添う事でした。

ホビー21では着ぐるみのサポートを担当する人間の一部が、着ぐるみの役者さんの研修の手伝いをする事もあります。
屋内の研修もありますが、僕が今日担当する研修のサポートは、着ぐるみさんの野外耐久試験。
ホビー21の中でもごく一部の着ぐるみが最近装備を始めた野外での長時間装着用のシステムに対して、役者さんが慣れる為の研修でもあります。

普段のホビー21に存在する着ぐるみは、ローテーションや役者さんの耐久力によるのですが、最大でも6時間程度が連続稼動の限度だと言われていました。
そう言った制限を緩和する為のシステムが長時間装着用の装備。
キモの部分は二つあります。
一つは、水分補給。
いくらスーツが放熱システムを持っているとは言え、ホビー21型の着ぐるみの中は蒸し風呂です。
夏の野外などだと相当に蒸れるので役者さんの体力を奪うんです。
もちろん、特殊スーツの放熱の仕組みによって、ラバースーツヒーローのような苛酷な事にはなりませんが、それでも肌色のタイツを纏った着ぐるみヒロイン達よりもずっと蒸し暑いのは確かです。
その上、衣装も纏うわけですから、その蒸し風呂の中で長時間の演技はかなり苛酷な事になります。
そこを緩和する為に考案されたのが、スーツの中で、役者の汗を回収し、濾過し、必要な塩分を再び加えた補水液を精製して、それを役者が飲料する事で、通常の倍以上の耐熱性を得られるようになります。
また、この補水液は、スーツの中を循環するので、それ自体が冷却効果を生むというのもあります。
この結果、役者さんは長時間演技をしていても、熱中症には陥らないようになっているのです。

ただ、長時間入ろうとしても、そもそもスーツの機能を生かすには、快感による興奮状態を維持する必要があります。
ですが、今までのスーツであれば、役者さんは平均で1時間に1度程度絶頂を迎える事になっています。
もちろん衣装や演技、中の人の耐久性次第でもうちょっと維持出来る人もいますし、誰かに不意に触られたり、衣類が不意に想定以上の快楽を産み出した場合にはそのまま果てる事もありますので、あくまでも平均値ですが、1時間1回で1日4~5回イク感じで演技時間が決定するといっていいのです。
これがもうちょっと伸ばせる人が、頑張ると6時間を越える操演が可能ですが、そう言う一握りの役者さん以外には長時間の演技が難しい事になります。

そこで、もう一つの長時間装着用の装備。
これまでよりも快楽の制御を細かくコントロールできる性能の高いパッドとセンサー、コンピュータを導入し、より長い間「寸止め」を維持出来るようになりました。
あくまでも平均ですが、3倍の長い時間、興奮しっぱなしを維持できるのです。
これにより、通常の人が4~5時間、長い人で6時間と言う演技時間は、飛躍的に伸び、ざっくりと12時間を越える長時間の演技が可能になります。

ただし、これは役者にとって想像以上に苛酷です。
いくら水分補給が出来て、多少冷却される身体になったとは言え、基本的には蒸し風呂である事には変わらない美少女の中で、長い間「イキたくてもイク事が出来無い常態を維持させられる」と言う環境で、可愛い美少女になり続ける必要があるのです。

寸止めされ続けても、お願いだからイカせて、と嘆願する事も出来ず、ただただ可愛い女の子であることを強要されるのです。
それがどれ程苦しく、そしてどれ程気持ちいい事か想像できるでしょうか?
その苦悩に耐えるための研修の一環が、今回の僕のお手伝いする研修なのです。

そうそう。
長時間の演技のための装備とは関係ありませんが、最近開発中の装備が彩奈には存在しています。
それが会話の機能です。

役者さんは、呼吸や水分補給の為にチューブを咥えたような状態なので、中で会話は難しいです。
そこで、脳波を読み取って言葉にして、人口音声を使って会話する仕組みが出来ました。
役者さんの脳波を解析して専用にチューニングしたコンピュータを用意するので、今まで以上に、着ぐるみはその役者専用となりますが、その分、自然な会話が可能になっています。
この会話機能が凄いのは、単に会話が出来ると言う事に加えて、口の動きがリアルだと言う事。
単に言葉に合わせて口をパクパクさせるのではなく、発音した音声に合わせて違和感の無い口の形を作るので、会話している人間から見ると、本当にそのキャラクターが喋っていると錯覚します。
ですが、ここにも罠があります。
非常に細かい口の動きの制御をする為に、この辺りの人工筋肉は非常に複雑になっています。
これが稼動する時に、内部の呼吸用チューブをかなり圧迫するらしく、会話中の役者さんは、摂取や排気出来る空気が通常時の半分程度に減ってしまうのです。
一瞬であれば問題ないですが、会話を続けるシーンなどでは、役者さんはどんどん苦しくなってしまうのでした。

ですが、このシステムを導入して、今のところ10人程度の役者さんがテストをしているのに、誰1人このシステムに文句を言いません。
楽屋で役者達の会話の中にこのシステムの話も出て来るそうで、そんな時、苦しいよね、と言いつつもみんな笑顔らしいんです。
要は、苦しい方が嬉しいみたいなんですよ。

何故こんな楽屋の裏話を知っているのか、と言うと、実はこの彩奈の中に入ってるのは、僕の友達で、僕よりずっと先に役者になった水橋ってやつなんです。
彼がたまに裏話を聞かせてくれるので、僕もそう言う話をちょっと知っている、と言う事になります。

ちなみに、僕は役者を目指して訓練を積んでいるのですが、どうにも持久力が足りず、未だにサポート係です。

今回の彩奈の研修は野外での活動。
と言ってもいきなりイベントは難しいですから、あくまでもプライベートとして遊びに行く付き添いです。
要するに、僕がドライバーになって彩奈をドライブに連れて行く、と言えばいいのでしょうか。
研修先はホビー21の持つ研修センターの一つ。
プライベートビーチなどもある、人目に付かない場所に存在する施設です。
ホビー21からだと車で2時間程度かかるのですが、この研修センターは、合宿も出来るセンターなので、役者さんが万が一体調不良になっても着ぐるみを脱げる設備と宿泊設備があるので、長時間装備のテストをするにはうってつけなんですね。

ですので目的地はこの研修センター。
天気のいい真夏の1日を利用してドライブに行くのです。

朝は9時にホビー21に集合。
会社の用意している車でのドライブとなりますが、一応気持ち的に商用車は冴えないと言う事なのか、用意されたのは真っ赤なスポーツカーでした。

僕が車の出発の準備をしていると、彩奈が現れます。
ですが、僕が驚いたのはその姿。
確かに彼女の設定は女子高生ですが、海の方にドライブするのに、わざわざ制服を着ているのです。
しかも冬服。
確かに熱に対する試験も兼ねているとは聞いていますが、何故わざわざこんな姿なのか疑問でした。

彩奈「お待たせ~」

可愛らしく手を振っている彩奈ですが、僕は言葉を失っています。

彩奈「どうしたの?」
僕「い・・いや、その格好・・」
彩奈「えっ? これ、私の制服よ?」
僕「そうだけど・・何で冬服?せめて夏服にすればいいのに・・・」
彩奈「あー、そう言う事ね。いいのよ、これが着こなせないと研修にならないもの」
僕「そ・・そうなのか・・」
彩奈「あー、もしかして中の人の事想像しちゃう?ふふふ。かーわいい♪」
僕「からかうなよ・・・僕だって仕事だから手伝うんだし・・」
彩奈「あっ拗ねちゃった。ごめんね」
僕「いいよ・・もう。いいから早く乗ってよ・・」

僕が少し拗ねたように言うと、

彩奈「はーい」

と一言言って車に乗りました。
黒と白でデザインされたブレザータイプの制服は、プリーツスカートは短めですが、下はタイツをしっかり穿いていて、しかも肌が全く透けていないので相当に厚手のものだと分かります。
彼女の身体にピッタリ沿うように縫製されているためか、グラマラスなその身体がより強調されていると言えますが、ああやって布が凹凸に纏わりつくような衣類は感じやすいはずでした。
プリーツスカートもヒダヒダが地味に下半身に擦れて苦しいはずですし、制服のようなカッチリした服装って意外と役者に与える快感は強いんですよ。

僕は運転席に座ると、車を走らせます。
目的の研修センターまでは、高速道路を利用して片道2時間のドライブとなります。
その間に着ぐるみに問題が発生した場合には、車自体が更衣室代わりになるように、ウインドウを全て覆うカバーがトランクに入っています。
僕としてはこのカバーを使う状況になってしまえば、彩奈のサポートは中止に出来ると思っているのですが、まず間違いなくカバーの出番は無いと思っています。
何故かって?
中に入ってるのは説明したとおり僕の友達の水橋ってやつです。
先週末に飲みに行こうと提案したのですが、今週の研修があるから体調を万全にしたいという理由で断って来たのです。
普段前日の着ぐるみの仕事が無い限りは、飲みに付き合う水橋が、です。
そのぐらいこの研修に万全の体調で望んでいる、と言う事は、多分今の水橋はコンディションは最高だと思うわけです。
とすれば、最後まで彩奈で居続ける事は全く問題ない気がする訳です。

車を走らせると、スポーツカーだけあって、足回りがコツコツと固いのが分かります。
僕のような生身の身体であれば、それ程大変ではないのですが、隣に座るのは彩奈。
チラリと横目で彼女を見ると、僅かではありますが、高速道路の路面のつなぎ目の度に、胸が揺れている様子が分かります。
制服の生地が伸縮し辛い事もあってハッキリした揺れではありませんが、V字のジャケットのネックから見えるシャツが振動している様子が分かるのです。
ジャケットに抑えられたまま、その内側で揺れている、と言う事ですから、伝わる感覚は単なる揺れではなく、揺れるたびにジャケットによる締め付けの変化と、ジャケットとシャツが擦れ、裏側のブラもこすれ、と言った感触が伝わっているはずです。
これを高速道路を走っている間、ずっと続けるのですから、彩奈の裏側は走るたびに気持ち良くなり続けるはずです。

そもそもホビー21の着ぐるみで椅子に座ると言うのは、案外苦しい事をご存知でしょうか?
座ると言う事は、前から股を通ってお尻に向かっての皮膚が引っ張られる事になります。
つまり、お尻の割れ目に対して食い込みが強くなり、その上、股間から前にかけての皮膚も後ろに向かって引っ張られて締め付けられる事になります。
身体はそうして引っ張られますが、着ている服は逆に、前側にシワが寄り易い。
制服のようなプリーツスカートの場合はそれほどでは無いですが、タイトスカートやタイト目なパンツ、ショートパンツなどの場合、前のシワは、裏側の硬くなったものに伝わる事になるので、それはそれは気持ちいい感覚になります。
たとえて言うなら、オナホールの裏側のヒダが、着ている衣類のシワに相当するのですから、ここでシワを作られると、非常に切ないシワとなるのです。
もちろんタイツを穿いてますし、中にはパンティーも穿いているはずです。
これらの布の作り出す締め付けやシワの感覚もとても切なく伝わっているはずです。
両足をピタリと閉じて座っている訳ですから、当然股間のちょっと前側に存在する呼吸口は、そこを覆うスカートと両足の隙間を利用して外とのやり取りをする事になります。
ですが、プリーツスカートのヒダヒダが、上手い具合に足と足の間の隙間を埋めるように乗っているので、あの中の空間は実は殆ど存在しないと思えました。
少しヒダをずらせば、大分楽になるはずなのに、何故かスカートをそのままにしているのも気になります。
それと、シートベルト。
車のシートベルトって、肩から斜めのベルトと、腰を固定する横一本のベルトの3点で留まりますが、彼女のベルトを見ると、斜めにかかるベルトは、ちょうど彼女の胸の谷間を通っているように見えました。
ただ、厳密に言えば、本来は片方の胸の上を通るようなラインなのに、大きな胸の曲面によって胸と胸の谷間にベルトが移動させられている感じに見えます。
と言う事は、片側の胸は、ベルトの圧力を常に感じているとも言えますね。
それと、腰のベルト。
丁度ベルトの位置って、下腹部の腰骨の辺りを左右に結んだラインですよね?
で、この位置って、身体の中心について言えば、中の人の固くなってそそり立った物が裏に隠れているはずの部分です。
ここをシートベルトが締め付ける。
スカートの生地も一緒に締め付けるのですから、多分とても切ないはずです。裏スジに押し当てられ、その上車の振動や僅かな自分の身体の動きによって微妙にこのベルトが擦れ続けるはずです。
チロチロと裏スジを刺激され続ける快感は、多分想像以上の世界だと言う気がします。
僕などは、想像するだけで変な気持ちになってきてしまうぐらいですから、多分実体験したら途端に耐え切れなくて美少女の状態を維持出来無い気がするんです。
でも、彩奈はずっと彩奈のまま。
きっと裏では凄く羨ましい戦いが続いているはずですが、可愛らしく座っています。

彩奈「ねえねえ。後どのぐらいで着くの?」
僕「ん?うーん、まだ1時間ぐらいかかるけど、どうしたの?何か体調悪かったりする?」

彩奈が突然時間を尋ねて来たので、もしかしたらトラブルかと思って聞き返しました。

彩奈「全然平気よ? そうじゃなくて、もっと時間かかるといいのに、って思ったの」
僕「何で?」
彩奈「だって、今日はなるべく長い時間過ごすのが目的でしょ?だったらドライブも長くていいのかなと思ったの」
僕「ま、まぁそうだけど、目的地での時間が減っちゃうだろ」
彩奈「それは平気。現地の滞在時間は予定通りでいいの。ドライブの時間だけ長くすればいいの」
僕「そ・・それじゃあ帰る時間遅くなるじゃん」
彩奈「そうよ? 長時間過ごすんだから、その方がいいんじゃな?」
僕「いや・・今日の予定の時間だけども普通の倍以上の時間だから、それで問題ないでしょ・・」
彩奈「そっかー。なんかつまんないなー」

彩奈はそう言ってますが、僕から言わせれば今以上に彩奈のサポート時間を伸ばすのは遠慮したいんですよね。
だって、時間が延びれば伸びるほど彩奈の中は羨むような状態が続くのですから。

ドライブ中は彩奈と他愛も無い話をして過ごしましたが、実際にはこれは水橋が彩奈に喋らせている言葉だと言う事は常に頭にありました。
声は可愛いし、態度も可愛いので、一瞬本当に女の子であるような錯覚を覚えてしまう事もあるのですが、彩奈は、水橋が演じる架空の女の子であり、水橋は彩奈の中で耐え難いような快感と蒸し暑さと息苦しさを独り占めしているはずでした。

約2時間のドライブの末、ようやく目的の研修センターに到着します。
研修センターの前には、プライベートビーチが広がり、そして防風林の松林があり、ビーチの両端は岩山と言うロケーション。
この為、外から人目に付く事無く遊べると言う事のようでした。

車を降りた彩奈は、さっそく松林を散歩し始めます。
僕の今日の仕事は彩奈に付き合ってサポートをすることですから、彩奈について散歩を開始します。
外は気温34度にもなる炎天下。防風林は木陰とは言え、潮風のせいもあってかなり湿度が高いため、ムシムシします。
普通の人間が蒸し暑いと感じる環境下では、着ぐるみの中の蒸し風呂度は想像を絶するといいます。
僕の場合、まだそう言う苛酷な湿度の環境下で着ぐるみをする経験はありませんから、あくまでも聞いた話ですけどね。

でも多分その聞いた話は間違いなく、彩奈の中は相当に蒸し暑いはずです。
そもそも彩奈はこの炎天下なのに、冬物の学生服をフル装備している訳です。普通の人間だって暑いと思える衣装ですから、彩奈の身体を通して着る冬物の学生服はサウナスーツのような世界だという気がします。
ただ、今回のシステムは、そんなサウナのような空間で出た汗を飲用に変換する仕組みの確認も含まれているといいます。
ですから、この衣装で動き回る事も、想定している事なのでしょう。

彩奈は服装とは裏腹に、非常に楽しそうに松林を散策しています。
僕は後ろから着いていくのですが、その歩いている後姿を見ているだけで本当に切なくなります。
先ほど車の中で見ている限り、制服の中に納まった胸は縦方向の揺れに対してそれ程しっかりとホールドされている感じは無さそうでした。
つまり、歩いてる振動を自らの胸に受け止めている可能性が高いと言えます。
そして、一歩一歩歩く時にかかる股間へのテンションや締め付け、シワの変化。
スカートの中に隠れて見えていませんが、当然パンティーも穿いているはずですし、タイツはしっかり穿いています。
とすれば、歩くたびに股の間を覆う布達が引っ張られ、縮まり、シワを作ったり擦れあったりして、それがそのまま彩奈の局部に存在するセンサーに伝わっているはずです。
訓練用の着ぐるみですら、股の間の敏感なセンサーは非常に悩ましくて、僕らは訓練中何度も歩きながら出してしまっています。
本番用の着ぐるみはその辺りの感度ももっと高くなっている上、この彩奈の場合には長時間耐えられるようにと言う事で寸止めの制御もより厳格に行われるといいます。
つまり、凄く気持ちいいけどイク一歩手前までしか快感が来ない、と言う非常に切ない時間が続く事になります。
それを、一歩一歩歩きながら感じ続けるのですから、僕なら1分もしないうちに気持ち良さでしゃがみこんでしまいそうな気すらします。
ですが、彩奈は、本当にこの松林の散策を楽しんでいる女の子として存在しています。
時折、海風が制服のスカートをヒタヒタとはためかせているのも分かります。
ああやってスカートが風に揺れるとスカートの中の空気が入れ替わり、呼吸は楽になるはずですが、その分、プリーツスカートのヒダヒダが太股の辺りや、上向きに固定された息子の上を優しく擦って、それが中に入っている水橋の物に伝わっているはずです。
あんな可愛い女の子の着る、その中が気になってしまうほど魅力的なスカートにずっと擦られ続ける快感とは、いったいどんなものなのか、気になって気になって仕方ありませんでした。
もちろん彩奈はそんな僕の気持ちなど知るはずも無く、態度は至って普通の女の子であり続けました。

散歩を続けると潮の香りが気持ちいいですね。
でも、この香りも、多分彩奈の中には殆ど伝わっていない気がするんです。
もちろんスカートは短いし、歩いてる事と、風で揺れているので空気が入れ替わりやすいのは事実ですが、それでもこの炎天下、タイツ越し、パンティー越しの呼吸です。
中から漏れ出す湿度たっぷりの熱気がパンティーやタイツに染み込んで、中に伝わるのはそう言った素材の香りが中心になるはずでした。
つまり、水橋にはこんな海の香りは殆ど感じ取れないはずなのです。
それに、松林の向こうに見える綺麗な海と空の色も、木々から漏れる太陽の光も、彩奈の大きな瞳には綺麗に写っているでしょうが、その瞳の中に巧妙に隠された小さな視界は、恐らくは瞳の色によるフィルターがかかり、クリアな視界にはならないはずです。
この美しい景色は、彩奈の瞳を通した瞬間に、彩奈の瞳の色にフィルターされてしまうはずなのです。

前に水橋と遊んでいた時、何処かの高原に美少女のイベントで行って来た時の話をしてくれたのですが、色が全部黄色がかってて全然清々しくなかったし、メイド服がロングスカートだったので熱と呼気が篭って全く高原で遊んだ感じはしなかった。って話をしてました。
でも、僕から言わせれば、そう言う環境にいられる方が明らかにご褒美と言えます。
そんな素敵な場所で自分だけは美少女として色んなモノを遮られた場所にいられるのですから。
実際、水橋も、その話を聞いてると、ガッカリしたと言う感じではなく、むしろ凄く興奮できたと言う事のようでした。本当に羨ましかったけど、多分水橋に僕の気持ちは分からないですよね。

こうして1時間ぐらい散歩した後に、彩奈はビーチに出て行きます。

彩奈「じゃ、パラソル立ててシート引いて、ここで日光浴しようよ?」
僕「えっ。日光浴?」
彩奈「せっかく海に来たんだし、海っぽいことしようよ!」
僕「へ・・平気なの?」

僕は最大限心配したような言葉を投げかけます。

彩奈「平気に決まってるでしょ?それとも、中の人が心配?」

彩奈はそう言うと少し面白そうに手を口に当てて笑う素振りを見せます。

僕「わ・・分かったよ・・準備するからちょっと待ってて」
彩奈「はーい」

彩奈を木陰で待機させ、僕は一旦研修センターに戻って予め用意してもらっていたパラソルとビニールシートを用意します。
それと、彩奈に指示されて車の中にあった彩奈のバッグを持って来ました。

ビーチに出てパラソルを差し、パラソルの日陰に入るようにビニールシートを引いてペグでシートを固定します。
準備が出来たら彩奈に告げると、彩奈はパラソルの下でおもむろに、着ている衣類を脱ぎ始めました。

僕「ち・・ちょっと、何をしてるの?」

僕は突然の彼女の行動に慌てるように言うと

彩奈「日光浴よ?服着てたら出来無いじゃない?」

と言って、ジャケットを脱ぎ、ベストを脱ぎ、スカートを脱ぎ、シャツを脱ぎ、としていく。
彼女はその場で服を脱ぎ捨てていくのだが、ベストを脱いでシャツが露出した時に僕はある事に気付きました。
ブラがブラではないようなのです。

僕「あれ?下に着てるのは?」
彩奈「あぁこれ?これは水着よ?」

そう。彼女はアンダーウェアに予めビキニタイプの水着を着込んでいたのです。
スカートを脱ぐと、タイツ越しに、パンティーの代わりに水着のショーツを穿いている事が分かります。
シャツを脱ぎ、タイツを脱ぐと、完璧なスタイルの水着美少女の完成でした。

僕は彼女が脱いだ服を丁寧にたたんで置くのですが、その時に感じる熱気と湿気に羨ましさを感じたのは秘密です。
とくに下半身を覆うスカートやタイツの湿気は相当な物で、これは全て水橋が味わい続けていた羨ましい世界なんだと思うと、ただの布なのに猛烈な嫉妬心が沸きました。
だって、この布は全て彩奈を覆うために存在し、それはつまり、水橋を覆う事になるのですから。

彩奈はシートの上に座り込んで、自分のかばんの中から何かを取り出します。

彩奈「はい。これ」

そしてその取り出したものを僕に渡しました。

僕「何、これ」
彩奈「日焼け止めクリーム。塗ってもらっていい?」
僕「えっ。僕が?」
彩奈「うん。背中のほう塗れないから」
僕「だって・・君の身体は・・・」
彩奈「気分よ、気分」
僕「気分て・・・」

何となく成り行きで僕が日焼け止めのクリームを彩奈に塗る事になってしまいます。
彩奈は、まずは自分の身体の前の部分に対してクリームを塗っています。丁寧に伸ばしているのですが、お腹周りにしろ、胸周りにしろ、柔らかそうな彼女の肌が、自らの手でクリームを塗り込まれる度に、肉を変形させているのがわかります。
胸は当然ですが、お腹の周りの肉についてもセンサーはしっかりと働いています。
ボディーラインがピッタリと出るような服を着た場合、ウエスト周りに貼りついた布は、そのシワの動きや布のこすれを余す事無く中の人の敏感な物が納まるパッドに伝えます。
ですから、例えばレオタードだとかボディーコンシャスなスーツを着て、腰を動かすような動作をすると、そのせいでお腹周りに出来る布のシワやフィット感の変化は全て気持ち良く伝わる仕組みなのです。
わざわざ腰を動かすような動作をしなくても、呼吸の時に出来るお腹の動きですらジワジワと感じる事になるのですから、そんな敏感な部分をああやって手でクリームを塗り込むように動かすと、中には相当しっかりとその感覚が伝わってるはずでした。
胸の周りについてはその感度はお腹周りより数段上になりますから、それはそれは想像するだけで羨ましくなるような快感に包まれているはずです。
思わず彼女の股間に目が行くのですが、もちろん膨らみは全くないですし、それどころかとても魅力的な女性の下半身のシルエットと言えます。
水着の為、そのスタイルの良さがよく分かりますが、男性の下半身では有り得ないシルエットと言えますね。
こんなスタイルの中に押し込められる気持ちを想像したら、そりゃー興奮もするでしょう。

一通り塗り終わったらしい彩奈は、シートの上にうつ伏せに寝そべります。
腕は組んであごの辺り。自らの腕にあごを乗せるような形です。

彩奈「ね、じゃあ背中お願いね」
僕「う・・うん・・」

僕はそういいながらもドキドキしていました。


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