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彼女が僕に伝えたかった事が二つあると思いました。それは何か。
まずは熱と湿気。
メイド服を通して発散される熱量と湿気が想像以上に高いって事。
僕らがアマチュアとして演じる着ぐるみの場合、実際このぐらいの熱量や湿気になる事はあります。
それはもちろん、着ぐるみの身体がタイツであり、殆ど余す事無く中から発する熱と湿気を外に漏らしているからです。
でもホビー21の着ぐるみは異なります。
もちろんある程度の発熱や発散は継続的に実施する事で、内部環境が過酷になりすぎないようにしているはずです。
でも、その能力で発熱している着ぐるみ達は、ここまで蒸し暑い熱気に包まれている事は殆どありません。
強いて言えば、スカートの中の空気であれば常にこのぐらいの湿気と熱気になっているはずですが、メイド服の外に漏れる空気としては異常と言えました。
それはつまり、マナの中の身体の火照りが納まる事を知らないからです。
特に大きな運動をしていないはずのマナでも、これだけの熱気を中に蓄え、そしてそれが漏れだす程、マナの中の安原君の身体は火照っていると言う事になります。
そしてもうひとつ。
呼吸です。
スーツの機能の補正により、少々の激しい呼吸では外から見える事無く吸収されてしまうのですが、こうして寄り添う事で、マナの、と言うよりは、その中に入る安原君の生の呼吸が感じられるんです。
ぜぇぜぇはぁはぁ、とまるで長距離走でもやっているかのような激しく苦しそうな呼吸がずっと続いているのに、チラリとマナを見ると、特にお腹も激しく動くことなく、優しく微笑むマナの顔がある為、外から見ているだけでこの呼吸の激しさに気づく事は無かったでしょう。
ですが、今、マナの中にはそれほど激しい呼吸を続けている人が居るのです。
僕「も・・・もしかして苦しいの?」
小声でマナに聞いてみます。
するとマナは「そんな事ないよ」と言わんばかりに首を横に振り、それでもまた僕に寄りかかります。
そう。マナは苦しくない。だからそう言う態度なんです。
そして、もちろん安原君が本当に苦しくて耐えられないのであれば、今の僕の質問に乗っかって、苦しいと答えれば、少しでも熱を苦し、呼吸を楽にする方法はいくつもあるはずでした。
もちろん安原君はベテランですから、それを理解しているはずです。
それでもあえて楽になる道を拒否し、再び僕に寄りかかる。
これは、つまり安原君が僕に見せつけているんです。
こんなに可愛いマナの中で、僕の指先で性器の分身を弄ばれながら、まるで何も感じていないふりを続けているその中で、本当はこんなに蒸し暑くて苦しい時間を過ごしている自分、を知ってほしい、と。
それは普通ならそんなに苦しそうな空間に身を置く安原君に同情をしそうな状況です。
ですが、僕にはとても同情と言う感覚は芽生えません。
むしろ、これは安原君の自慢であり、立場の差の見せつけであり、僕の劣等感、屈辱感、嫉妬心を強くするだけの行為です。
もちろん、安原君はそれを分かっていて、わざとそうしたはずでした。
それが証拠に、ぴったり寄り添いながら、マナの手は、しっぽを握る僕の手に添えられて、早く続きを描け、と急かしているのですから。
彼女が右側から寄りかかる為、右利きの僕は思うように絵が描けません。
それでも無理に描こうとすると、彼女が絶妙に腕を外すように寄りかかり、そのせいで僕の二の腕に彼女の大きな左胸が押し付けられたりするんです。
柔らかいその感触が二の腕から伝わるのですが、それと同時に僕の握るしっぽからもピクピクと切なそうな反応が返ってくる。
しっぽのみならず、この大きなバストも安原君にとっては性的な責め具である事を見せつける瞬間とも言えました。
バストはブラとブラウスとメイド服、寄せ上げメイドエプロンの複雑な重なりにより産み出させる刺激が、それだけでも相当に気持ち良さそうなのに、こうして実際に胸を押し付ける事で得る胸の変形の感覚も伝わる訳ですから、それは相当に複雑で気持ちいい感覚に変わってるんでしょうね。
しかも、悔しい事に、可愛い女の子に胸を押し当てられて、少しどきどきしてる自分もいるんです。
非常に悔しいですよね。真横で人が気持ち良くなっているのを隠され、それを想像させられながら、見た目の可愛らしさにドキドキもさせられて。
屈辱的と言える程悔しい気持ちでいっぱいでした。
こうしてどうにか一枚の絵を描き上げる事で、何とかこの遊びを終えることが出来ました。
気付けばもう大分時間が経っています。
遊べるとしてももう一つの「カバーをかけたしっぽにお絵かき」と言う遊びです。
ですが、僕は先ほどのペイントよりこちらの方が嫌な遊びでした。
しっぽにカバーを被せて、そこに筆で絵を描くと言うのです。つまり、間接的とはいえ、安原君の性器を筆で責める行為なのです。
安原君にとっては、今井君や、場合によっては僕に筆で責められる、と言う事です。
その事実を知っているから、僕は絶体に嫌でした。
ですが相変わらず今井君は楽しそう。そしてそのノリに合わせるかのようにマナも楽しそうです。
説明に従い、付属の紙コップに水を入れ、ペーパーパレットに絵の具を乗せます。
それにしても、さっきの布塗り絵もそうですが、なぜわざわざこんな行為をさせるのか、理解に苦しみます。
ですがこれはきっと、ホビー21の何らかのテストの一環なんでしょう。
だからこそ、僕らに試させる。
そしてもちろんこれがぶっつけ本番とは思えません。
さっきの塗り絵もそうですが、こういう新規のテストをいきなり関係者以外の人が居る場所で実施する事はあり得ません。
殆どの場合、最初はまず関係者だけ集めてテストをする訳です。
ですから何かあったら演技を直ぐに中止できる。
そうしてテストしてある程度安全性を確かめたうえで、実際にお客さんがいるような、戻るに戻れない場面でのテスト、を実施する。
ですから、安原君は既にその間接的筆攻めを経験している。
そのうえで、今井君に同調してるんですよね。
そんな事情は知らない今井君は淡々と準備します。
今井「なるほど。このカバーをしっぽに着けるのね。まるでコンドームだな」
僕「た・・確かに・・」
今井君が取り出したカバーは、コンドームのように伸縮性の良いゴム状の素材で出来ていて、絵の具の乗りが良いように少し表面が加工されているようでした。
今井「よーし、じゃーゴム着けるよー」
僕「コンドームじゃないって・・」
今井「あはは、そっかそっか。でもまぁゴムみたいなもんだし。女の子にゴム着けるなんてちょっとドキドキだねー」
今井の言葉に頷くマナ。
ですがマナの中身は安原君であり、安原君は男性ですから、いわゆるゴムを自分で装着した経験ぐらいあるはずでした。
ゴムカバーの入り口を指先で広げ、その中に押し込むようにしっぽの先を入れます。
そして広げた指を抜くと、尖端がゴムカバーに覆われたしっぽが出来ます。
そのゴムカバー入口付近は、ゴムがくるくる巻かれているので、入り口をスライドさせるとくるくると巻かれたゴムが出て来て、綺麗にしっぽを覆う訳です。
まさにコンドーム。
そして僕は見逃しません。
この一連の作業がマナのしっぽを通して安原君に伝わっている事を。
なにしろ、入り口を広げ、しっぽの先端をゴムに押し込む時も、ゴムの入り口を広げていた指を抜き、ゴムがしっぽを締め付けた時も、そこからくるくるゴムを伸ばして行った時も、マナの手や足は切なそうに、何かに耐えるように反応していたのです。
敏感な状態の性器に、ゴムの締め付けが増して行く過程は、きっとただコンドームを装着する行為より余程気持ちいいんでしょうね。
コンドームは装着感が極力無い事が望ましい訳ですが、このゴムカバーは表面加工されている厚みも含め、締め付け力が確実に強そうでした。
ですから、その締め付け力によりギュッと締められたしっぽを経由し、今頃、安原君の息子の感度はさらに高くなってるんではないでしょうかね。
今井「よーし、装着完了。じゃあまずは水で試そうか」
今井君はそう言うと、筆を取り、紙コップに入った水に筆先を浸し、マナのしっぽに塗り始めます。
もちろん水は無色透明ですから、特に色が付く事は無い訳ですが、筆先が、ちょんちょん、つつーっ、ぺちゃぺちゃ、と、マナのしっぽを這いまわります。
マナは何も感じていない態度を取っていますが、しっぽの先端は筆先の動きに合わせるようにヒクヒクと反応を繰り返し、そして一瞬だけですが、メイド服に包まれた腰がヒクッと引けるような動きを見せたのを見逃しませんでした。
今井君の行為がどれ程気持ち良く安原君を責めているのかは僕には分かりませんが、あれだけ明らかに腰を動かしてしまうのを、今日初めて見ました。
もちろん演技が上手いので、まるで、座りの悪い腰の位置を直しました、みたいな態度ですが、あれは明らかに耐え難い何かから逃れたくて腰を引いた動きだったはずです。
もし想像が確かなら、あの筆攻めは、マナの下半身に固定され動かす事も抵抗する事も許されない安原君の性器にとって、相当に耐え難い快感な気がします。
しかもまだ、お試しで水を塗ったにすぎません。
これから、今井君は、間違いなく、絵の具を使ってしっぽを塗り飾るのです。
その時間は、このお試の短時間であるはずがありません。
その間、安原君は、マナの中ではその耐え難い快感に耐え続ける事を強いられます。
それがどれ程興奮する状況なのかは分かりませんが、マナの中を想像すると羨ましくて仕方ない自分がいるんですよね。
今井「あー、なるほど。この遊びってマナのしっぽが動くから上手く描けないってのが難しい所なのか」
今井君は一人で納得している様子です。
マナも同調するようにウンウン頷いています。
今井「じゃー何描こうかなぁ。うーん。そうだぁ・・」
今井君は、左手でマナのしっぽを握り、右手で筆を持ち、水に溶いた絵の具を筆に付け、筆先をマナのしっぽに近づけながら言います。
その間、マナのしっぽは小さくピクリピクリと反応しています。
じわじわとしっぽに近づく筆先が、マナからも見えているはずです。
今井君は特に焦らす意図は無い訳ですが、単に何を描こうか考えてる過程で、筆先がしっぽに近づき離れを繰り返している様子。
この時のマナの中の安原君の気持ちって、どんな気持ちなんでしょう。
抵抗できない快感が目の前に迫りながら、でも今井君はその快感を直前で止めてしまう。いつ襲ってくるか分からない、目の前にある快感を、ただただじっと待ちながら、マナとしての態度を崩さない安原君の気持ちを思うと、切なくて仕方ありませんでした。
でも、今井君に対して、早くその筆でしっぽを触れてあげて、と思う気持ちもありませんでした。そんな事をしたら、安原君が得も言われぬ快感を独り占めする事になるんです。ですからなるべくならその筆で遊ぶのを中止してほしいとすら思っていました。
もちろんそんな願いは今井君に伝えられません。
そして今井君は無情にも、描く絵を決めて、マナのしっぽに筆を付けるのでした。
ぴとっ
筆の尖端がマナのしっぽに届いた瞬間、マナの頭がピクリと揺れたのが分かりました。
今井君はしっぽに集中しているので気づいていませんが、マナの頭の揺れは明らかに不自然で、安原君があの中で何らかの刺激に耐えた瞬間だと直ぐに分かりました。
そしてそれはしっぽに届いた筆先の感覚に対する反応だと言う事も直ぐにわかりました。
そして今井君のお絵かきと言う名の筆責めが始まります。
しっぽの先10センチは性器と同じと言う手紙の内容を思い出します。
丁度今井君の握ってる辺りから上が10センチ程。つまり、端的に言えば今井君は安原君の性器を覆うゴムに対して絵を描いてる訳です。
しっぽは筆先に合わせるかのようにヒクリヒクリと切なそうに反応し、その反応が、今井君の絵を描く行為を難しくし、結果的に描くのに時間がかかってしまっています。
気持ちいいから反応してしまう、けれど、反応する事でどんどんその責めの時間は伸びてしまう、と言うアリ地獄のような行為と言えます。
重要なのはこの性的責め苦を、実行している今井君が全く気付いていないと言う点。
そして、マナもまた、全く性的に責められていると言う態度を取らない、と言う点ですね。
これにより、見た目、この行為には嫌らしさは微塵も無く、ただ逃げるしっぽにいたずら書きをする、と言う余興的お遊びにしか見えないのです。
その裏に隠された、とても苦しく、とても切なく、とてもエッチな世界は、外からは全く観察できないのでした。
今井君はどうやらしっぽに顔を描こうとしているようです。
女の子の顔を描き込むのに、相当細かく描き入れをしているらしく、筆先を使って手首を細かく動かしているのが分かります。
あの筆の感触が、チロチロと安原君の性器を責めている可能性を想像すると、実際に責めを受けているであろう安原君がホントに羨ましくて仕方ありません。
もちろんただ性器を筆攻めされるなんてのは気持ち悪くて嫌です。でも、ああしてマナの身体に密閉され、マナのしっぽとして間接的に責められるのであれば、それは凄く興奮する事のように思えるからです。
安原君が態度に出してしまっては、この遊びは終わってしまいます。
つまり、安原君はその気持ち良さと、その結果興奮して荒くなる呼吸や高くなる体温に耐え続け、この遊びを続けようとしている訳です。
しっぽが動く事で狙ったように筆入れが出来ない今井君は、何とかしっぽの動いてる部分が止まった瞬間を狙って筆をつんつんと着け離しを繰り返して着色しています。
あのしっぽが自分の性器だったとして、ああやって筆で責められていたらさぞ耐え難い快感になっているような気がしますが、マナはお澄ましした態度を取り続けてるんですよ。
あの中にどれほどの苦悩が隠されているか、全く分かっていない今井君は、遠慮なくしっぽを着色していますけどね。
着色を始める事約10分。
ようやく1度目のお絵かきが終了します。
今井「よし。中々いいよ。可愛い可愛い」
今井君が描いたのはおかっぱ頭の女の子の顔でした。思ったよりもイラストが上手くてびっくりしたのですが、その細かい描き込みを見ると、つまりその点や線の全てが筆によって作られた物であり、それだけしっぽが筆を受け入れた証拠でもある訳です。
マナは可愛い可愛いと拍手しているのですが、その拍手で、大きなバストが揺れてるのも見逃しませんでした。
勝手な想像ですが、筆攻めがひと段落した安原君にとって、落ち着くどころか悶々としている時間なのかもしれません。
耐え続けていた結果、もうちょっと責めて欲しいと願っているんですかね。
あのスカートの中に籠る呼吸の激しさはどれほどの物なのか、それも安原君にしかわからない事実でした。
今井「じゃー次、宮森ね」
僕「えっ・・・」
今井「えっ、じゃなくて宮森も何か描いてよ」
僕「俺、絵が下手だし・・・」
そんな今井君から、次は僕が描くと言う提案がありました。
流れ的にはまぁ順番に描くと言うのはあり得るとは思いましたが、僕としては絶対に嫌でした。なので何とか食い下がりました。
今井「下手でもいいって。これ、中々難しいんだよ。しっぽが動いてるから。だからチャレンジしてみてよ」
マナもウンウン頷いています。
僕「いや、難しいなら尚更嫌だよ」
今井「どうせ難しいから上手に描けないんだって。だから下手でも気にする事ないよ」
相変わらずマナは頷いてます。
僕「そんなこと言っても・・・」
今井「ここで宮森がやるのは流れ的にも自然だろ?俺も次に描く絵を何にするか考えるからさ」
僕「うー」
今井「はい。決まり。次は宮森が描く番ね」
僕「・・・」
何だか言いくるめられてしまいます。
絶対に嫌だなと思っていたしっぽペイントを僕もやらなければ行けなくなったのです。
今井「じゃー、このペイントしたゴムは剥がさないと。この絵具、アクリルなのかな。もう乾いちゃってるね」
今井君はそう言うと、ゴムの根元からしっぽを扱くように剥がしていきました。
今井「おー、こういう時でもしっぽ動くんだ」
今井君は、ゴムを剥がそうと言う行為でもしっぽが反応している事に驚いていましたが、それはそうですよね。
ああやって扱けば気持ちいいはずですから。
今井「はい。じゃああとは任せた」
僕「えっ・・」
今井君はゴムを取ったしっぽを僕に手渡しました。
といってもしっぽの長さには限界があります。
長いと言っても、1メートルは無いのですから、後ろから前に持って来たら、残りの長さにはそんなに余裕はありません。
ですから、手渡すと言うより僕の手を引っ張って、今井君と身体を入れ替えて座らされた、と言うのが正しい表現でした。
ついでにしっぽも手渡され、ついに僕がマナのしっぽを握ってしまいました。
マナのしっぽを握った僕は、直ぐにそのしっぽが握った手に対して反応している事が分かりましたる
しっぽ全体がピクンピクンと反応しているうえに、握った部分から上の10センチぐらいの場所もまた、ピクピクと反応しているんです。
まるで、安原君が僕にだけ分かるように気持ち良さを自慢しているかのようでした。
この手で握っているしっぽが安原君に与えているであろう影響、が羨ましくて仕方ありませんでした。
どれほど気持ち良くても声一つ出す事なく、態度にも出す事無くマナに密閉されている安原君の立場が、猛烈に羨ましかった。
そしてこの後、このしっほぱ僕の手で益々羨む状況になるんですよね。
実際、ゴムの装着作業を始めると、しっぽが切なそうに反応を示し、それが僕には本当に羨ましかった。
単にコンドームを装着する感覚とは異なる、もっと窮屈な締め付けを感じているはずで、それがどういう感触なのか、味わって見たくて仕方ありませんでした。
目の前のしっぽは実際にそのゴムを装着し、それがこのしっぽの繋がる先にある、安原君の性器を責めている、と言う事実を想像すればするほど羨ましかったのです。
ピチパツと音を立ててしっぽにフィットしていくゴム。
その度に苦しげにピクピクと反応するしっぽ。
どれ程の切ない締め付けを味わっているのか、想像するだけで自分のパッドの中のモノも固さが増しているのが分かりました。
ズキズキするほど固くなっているのに、何の刺激も与えられない僕のパッドと異なり、マナの中には安原君の疼く物を意地悪に責めるパッドが存在してる訳ですから。
ゴムを装着し終えたら、いよいよ着色です。
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