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マナは、自らが梱包されていた箱を指さします。
今井「箱?」
マナはウンウン頷いて、スチロールの枠の一部に納まる収納品の箱を指さします。
収納品の箱もスチロールで出来ていたせいで見た目が同化して気づきませんでしたが、確かにそこにはスチロール製の箱が収められていました。
キュキュッと音を立てながらスチロール枠に収まる箱を取り出すと、中を開梱してみます。
すると、中には綺麗なサテン状の布が何枚かと紙コップ、ペーパーパレット、絵の具、筆、それに取説らしき紙が入ってました。
取説らしき紙にはこう書かれています。
●しっぽ本番キット
1) | 付属の布シートに水を付けると色が変わるので、それを使ってしっぽでお絵かき |
2) | 付属のしっぽカバーをしっぽに被せ、カバーの上から絵の具でしっぽにお絵かき |
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つまり、しっぽを使った遊びの方法が書かれていました。
今井「おー、どっちも面白そうだねー。やってみていい?」
今井君の言葉にウンウン頷くマナ。
ですが僕はこの内容を見て、とても楽しそうな遊びには見えませんでした。
しっほが中に入る安原君の性器と繋がっている事実を知っている身としては、この遊びはどれも、安原君にとって性的に相当に苦しい遊びであり、もしもそれを自分が遊ぶ側として参加するのだとしたら、やっているうちに羨ましくて仕方なくなる遊びだと感じたからです。
ですが、今井君にそんな話は通じません。何しろ彼はしっぽの真実を知らないのですから。
今井「じゃー早速、まずは布にペイントするやつからやろう。どうやればいいんだ?」
僕「あー、このスチロールの小箱に水を入れて、しっぽに水を付けてこっちの布に描くみたい」
今井「ふんふん。なるほど。あーこの布が刺繍になってて塗り絵みたいに色を付けていくわけか」
僕「そうみたいだね」
今井「4種類ぐらい布があるね。4つ絵が描ける」
僕「うん」
要するに、布に水を付けると反応して色が浮き出る仕組みたいです。
布はサテンのようなつやつやした素材で出来ていて、肌触りもすべすべです。
僕は当然、この布にしっぽを擦りつける事になる、と言う事実を想像しました。
サテンが、安原君の亀頭を撫で擦る。その事実を想像しただけで、パッドの中の僕の息子は更に固くなっていました。
きっと、僕よりもリアルにその事を想像しているはずの安原君の興奮は相当な物のような気がしますが、マナはお澄まし顔のまま。
ですが、しっぽだけは嬉しそうにヒクヒクしているんですよ。まるで僕に「羨ましいでしょ?これから擦られちゃうんだよ?」って見せつけているかのように。
今井君はスチロールの箱に水を汲んで来ました。
その間、マナは大人しく座って、まるでこれから始まる行為に何の感情も持っていないかのように落ち着いて見えます。
でも、しっぽだけは切なそうに、嬉しそうにヒクヒク反応しているんです。
それを黙って見ているだけの僕。
今井「よーし。準備完了。じゃーやってみようか」
マナはウンウン頷いています。
今井「まずはこの絵柄。そんなに難しくなさそうだな」
そう言って今井君はマナのしっぽの先の方を、ペンを握るような握りで掴みます。
僕はその瞬間、マナの掌が一瞬ヒクッと反応したのを見逃しませんでした。
まるで何も感じていないかのように振る舞っていますが、あのしっぽは間違いなくマナの中に伝わり、安原君の性器は今や今井君によって握られている状態なので。
今井「おー、しっぽがヒクヒクしてるなー。なるほど。これのせいで描きにくくなるのか」
確かによく見ると今井君の握るしっぽの根元から先まで、ヒクヒクと反応している様子が分かります。
今井君が握ってるからその部分は今井君の手の動きに追従していますが、それ以外は切なそうに反応しています。何より、今井君の握った手先から延びるしっぽの先端もヒクヒクと動いているんです。
今井君がしっぽを水に浸けます。
ちゃぷん
その瞬間、マナのスカートから覗く足先はピクッと反応し、掌がヒクリと反応し、明らかに何かの刺激に耐えた瞬間を垣間見せました。
実は昔、聞いたことがあるんですよ。
水圧って結構敏感らしいんです。訓練課程では体験しないのですが、デビューした着ぐるみに入る役者達は、万が一水没する時にパニックにならないように訓練するんです。
呼吸口が股間に有るのでパニックになる人が居ると困るから、と言う理由で、実際にプールに入る訓練をします。
実はホビー21の着ぐるみは、毛細血管のように呼吸チューブが全身を巡っている関係もあり、身体の一部が露出していれば、直ぐに呼吸が出来なくなることはありません。
呼吸口のフィルターは防水加工されているので水が浸入する事はありませんし、チューブ内に溜まった呼気や、例えば顔だけでも外気に触れていれば5分や10分は呼吸が出来るんです。
なので水に落ちてもパニックにならず、落ち着いて陸に上がって、なるべく早く呼吸経路を確保すれば、問題無く操演が続けられる。
衣装によっては相当苦しいらしいですが、それでも呼吸は出来る。
その訓練を年に何度かするんですよ。
で、その時に訓練経験者に聞いたんですけど、水に入ると水圧に締め付けられる感覚は結構凄いらしいんですね。
特に水面の上と下の境界。胸の下半分が水の中に入るような水位の場所に行くと、水面の揺れで締め付ける場所が随時変化して、相当気持ちいいらしいんです。
腰付近も危険で、水面が上下する事で上向きの竿が水面に扱かれる感覚が物凄く気持ちいいらしいんです。
もちろん他にも、センサーが詰まってる場所は軒並み感じるそうで、水は呼吸も苦しいけど、水面の責め苦が実は相当気持ち良くて苦しいらしいんです。
そしてしっぽです。
しっぽにかかる水圧は、そもそもそんなに大きくは無いはずですが、それでも水の中に投入すれば水面の感覚が伝わるはず。
これは想像ですが、あの瞬間、安原君の固いモノは先端から締め付けが増した感覚がカリ首付近まで伝わって、その切ない締め付け感に思わず反応してしまった、と言う感じかもしれません。
自分の意思と関係なく、今井君のタイミングで水に浸けられるしっぽの、その切ない感覚を一身に浴びる安原君の気持ちを思うと、その体験を出来ている安原君が羨ましくて仕方ありません。
今井くんはそのしっぽを遠慮なく布に擦りつけ、塗り絵を始めます。
水に濡れた場所は色を変え、徐々に色を浮かび上がらせていくのですが、僕はその布より、マナの反応を観察していました。
今井君は絵に集中し、マナもその絵を楽しげに見ているように見えるのですが、しっぽが布と擦れるタイミングに合わせるかのように、そしてしっぽが水に浸かるタイミングに合わせるかのように、マナの手先や足先、そして、腰や首がピクリと反応する事はしばしばあり、時折お腹もゆっくりと大きく呼吸している様子が見えます。
きっとマナの中では楽しげに絵を見ている演技をしながら、次々襲う責め苦に耐え続けている安原君がいるんです。
それがどんなに切なくて気持ち良いものだとしても、決して態度に出してはいけない。マナのしっぽは性器ではないのですから、そこを弄られて性的に感じている反応をしてはいけないんです。
その感覚がどんなものなのかは分かりませんが、もしも自分のモノがあの艶々したサテンのような素材に擦られ続けているとしたら、そう長時間我慢できるとは思えない訳です。
もちろんマナの中には快感制御システムによる寸止めが存在し、そう簡単にイク事が出来ない仕組みにはなっています。ですが、だからこそ、長い時間イク事無くその快感に耐え続ける事になる安原君。
マナと言う可愛らしい美少女に包まれて、一切その姿を見せる事無く一人でそんな世界を味わってるんです。
一枚目を描き終わると、二枚目に移ります。
こうして枚数が進むと、絵柄が複雑になっているのが分かります。
複雑になっている。と言う事は細かい部分の塗りが増える。つまり何度も何度も布にしっぽが擦りつけられる。
細かくちょんちょんと言う微妙な接触があったり、細い部分をツーっと撫でるように擦ったり。
そんな事をしていると、三枚目の細かい塗をしている途中に今井君が突然言いました。
今井「あぁ。なんかまたしっぽが壊れた?さっきまでヒクヒクしていたのが反応無くなったんだよね」
僕「そ・・そうなの?」
今井「ホントに壊しちゃったのかなぁ・・・」
僕「い・・いやそんな事は無いと思う・・・」
僕の言葉にマナも可愛くウンウン頷いています。
そりゃそうです。マナのしっぽは壊れた訳では無く、単にしっぽを動かす本体が一時的に機能停止しているだけなのですから。
そして、それはつまり、ついさっき、安原君がマナの中で出してしまったと言う事なのですから。
それがどれ程に気持ち良かったのかは僕にはわかりませんが、僕の言葉に同調するマナの中で、今頃安原君は、荒くなった呼吸を必死で整えながら、それでも次々襲ってくる快感に耐えている所のはずです。
そんな体験を一度でもいいからしてみたい、と思っても、僕には外から観察する事しかできないんですよね。
ほんの数メートル先。マナの中には実際にその世界が存在しているのに、それを体験できるのは安原君だけなんです。
何も知らない今井君はそのまま塗り絵を続けます。
すると3枚目を塗り上げる途中ぐらいから、しっぽが反応を始めたのが分かりました。
その間10分足らず。
何度も出しているはずなのに、もう回復している。それぐらいマナの中は感じるって事なのでしょう。
4枚目の塗り絵を開始した時には反応はすっかり元通り。
つまりマナの中はまた苦しく切ない快楽との戦いが始まっているはずでした。
メイド服のスカートの中に籠る呼吸音を聞いたら、きっと相当苦しそうに感じるはずですが、もちろんここまで聞こえてくることは無く、マナは一切態度を変える事無く楽しげに見ているんですよ。
しっぽなんか無くたって、マナの身体つきとこのメイド衣装があれば、中の人は相当に気持ちよくて苦しい時間を過ごす事になるはずなんです。
ギュッと絞られたウエストも、寄せ上げした大きな胸も、長いスカートでほぼ露出の無い衣装も、それだけで役者さんには相当な我慢を強いるはずなのに、それに加えてしっぽと言う、とてもかわいらしく、そして中の人にとって恐らく相当に切ない装備がある事で、マナの中は僕の想像を遥かに超えた耐え難い快楽で満たされている気がしてならないんです。
きっと、安原君にとってはどんなに気持ち良くても、しっぽを握る今井君の手の動きを止めてもらうと言う選択はマナに存在しない以上、安原君がそのお願いをするはずはありません。
ただただ自分の敏感な部分の分身とも言えるしっぽを、今井君の手によって刺激される行為を受け入れ続けるしかないんです。
そんなに強くこすったら・・・そこでそんな切なく押し付けたら・・・そこで何度も往復されると・・・もっともっと強くしてほしいのに・・・もっともっと長く擦ってほしいのに・・・
色んな感情がマナの中に存在していたとしても、その感情が今井君に届く事は無く、今井君はただ楽しそうに絵を描き、マナはただ楽しそうにその絵を見ている。
この倒錯的状況に全く気付かない今井君と、気付いていても何も言えない僕。そして実際にその体験をしながらすべてを隠している安原君。
これで、僕が安原君に嫉妬するのは仕方ない事ですよね。
4枚目の塗り絵が終わり、これであの羨ましい光景を見なくて済むと思ったら、僕も少し安心しました。
ですが、次の瞬間今井君が言うのです。
今井「あー、これ、最初に描いたやつ、乾燥してくると色が消えるのか。そうかそうか。何度も描けるんだ」
僕「え・あぁそうなんだ・・ふーん」
今井「じゃあさ。今度はお前描いてみない?」
僕「えっ!?俺が?」
今井「うん。お前もやってみなよ。結構塗り絵面白いぞ」
僕「いやいや、俺は別にいいよ」
今井君は僕にも描けと言い始めます。ですがもちろん僕は拒否します。
当たり前ですよね。安原君がこれ以上気持ち良くなる行為を手伝うなんて、羨まし過ぎて絶対嫌ですから。
今井「そんなこと言わずにさー。いいじゃん一回ぐらいー」
今井君が可愛らしく言います。
すると、マナまでちょっと可愛らしくお願いポーズで僕を見つめてきました。
安原君は、僕が描くって事の意味を知ってるはずなのに。
でも確かに今目の前にいるのは安原君では無く、マナ。彼女なら一緒に遊ぼうと言って来るのかもしれません。
そう考えると極めて自然なポーズなのですが、このポーズを取って僕を見つめるマナの中で、安原君がきっと勝ち誇っている気がしてならないんですよ。
僕「う・・うん・・わかったよ・・・」
2人からお願いされ、断る明確な理由も、決して口に出せる訳では無いので、受け入れるしかありませんでした。
結局僕は2人のお願いを聞き入れ、絵を描く事になったのです。
僕の前に乾いてしまった1枚目の布が置かれ、布の右側に水入れ、そして僕の右側にマナが着きます。
近づくと分かるのですが、明らかにさっきより発散している熱量が増えている。簡単に言えば相当に蒸し暑い熱気がメイド服を通して伝わってきます。
そりゃそうでしょう。
マナの中で、散々性的な刺激に耐え続けている安原君の体温は相当に高まっているはずで、それが、メイド服の生地を越えて漏れ出て来てると言う事ですから。
マナの呼吸音は静かな物です。でも多分スカートの股間付近に耳を当てたら、凄く凄く苦しそうな音が聞こえてくるんだと思うんですよ。
凄く興味あるし聞いてみたいと言う衝動がある反面、それを聞くと絶対に今以上に嫉妬してしまうので、決して聞かないようにしようと思って我慢しました。
マナが自らのしっぽを差出ます。
僕はそのしっぽをそっとつかむと、ペンを握るようにしっぽの先の方を握ってみます。
ピクリ
握った瞬間、しっぽがピクリと反応したのはハッキリ分かりました。
安原君は既に感じてしまってるんですよね。僕の指先で。。。
何の抵抗も許されないまま、僕の指先の動きによって伝わる刺激をただただ受け入れている。
それがどんなに気持ちいい事なのかは想像できませんけど、その発生源が僕、と言うのはホントに安原君に嫉妬する要素でした。
それでも僕が拒否すると不自然ですから、僕は絵を描く事にします。
水入れにしっぽの先をちゃぽんと浸けると、その瞬間もピクッとしっぽが反応します。
水の感触が安原君にどう伝わっているのかは分かりませんが、きっと毎回僕が羨ましくなるような刺激を堪能している気がしています。
水を浸けすぎると少しスチロールの縁で水を落とす必要があるのですが、つまりしっぽをスチロールに擦るって事です。
キシキシとスチロールが擦れ、水が落ちていくしっぽ。
もちろんしっぽはその度に切なそうにヒクヒクと反応を繰り返しています。
そしていよいよしっぽの先端をキャンバスとなる布地に着地させ、色を塗り始めるのです。
すると、布に対する、しっぽの触れ方、擦り方で、明らかにしっぽの動きが変わってるんですよ。
まるで「そこがいい、そこをもっとせめて」「そこじゃない、もうちょっとこっち」とかそんな風に訴えてるかのように。
声を発する事の無い、そして態度も変える事の無いマナが、僕にだけ伝えている本音、にも見えるんです。
でも、その本音があまりにも切なくて気持ち良さそうで、僕から見たら羨ましくて仕方ないんです。
何で、友達の物を一方的に気持ち良くする手伝いをしなきゃならないんだよ、って本気で思います。
何で、この中に僕が入ってないんだよ、って本気で自分に絶望します。
でも現実は変わらない。今与えられた僕の役は、今井君のエスコートとしてマナに遊んでもらう役であり、マナ役は安原君なのですから。
塗り絵を進める過程で、一つ気付いた事があります。
結局、水を浸けたら色が浮き出ると言う事は、塗り分けを行う必要が無い、と言う事。
試しに残った部分を一気に塗ってしまおうとすると、直ぐに今井君から抗議が。
今井「ずるいぞそれー。ちゃんと塗れよー」
今井君の抗議に負けずにそれでも一気塗をしようとしたら、今度はマナが手を留めさせて、首を横にイヤイヤと振ります。
僕「えっ・ダメなの?」
今井「当たり前だよ。ちゃんと塗らないと」
その今井君の声に合わせるように頷くマナ。
僕「そ・・そんなこと言われても・・・・」
そう言いながら渋々ちゃんと塗り始める僕。ですがやはり少しやる気も無くなっていたせいで、多少はみ出たところもまとめて塗るような感じで塗っていたところ、ある事に気づいたんです。
この布は、線画が刺繍されています。
つまり、線の部分は布より少しだけ出っ張っている。
そこをしっぽが擦れるんです。
サラサラだったサテンのような生地を滑って来たしっぽは、線の部分の僅かな出っ張りを越える時、僕の手に明らかなピクリと言う反応をしていました。
もちろん擦りつけている時もヒクヒク動いて切なそうにしているのは分かるのですが、線を越える時に感じる反応は、それまでとは明らかに違うもの。
マナはさっき、大ざっぱに色を塗ろうとし僕を止めようとしました。
それは単に今井君に同調しての事のように見えました。
ですが、実はこの段差を越える刺激が、実はマナの中に入っている安原君にとって、相当苦しい物なのかもしれません。
実際、わざとに見えない程度にはみ出して塗り進めると、その都度しっぽから切なそうな反応と共に、よく見ると彼女の手が明らかに何かに耐えるかのようにギュッと握られているのが分かります。
こんな些細な段差を越えるだけで、明らかに態度が変わるって言うのは、それだけこのしっほが敏感な装備なんでしょう。
そんな物を装備し、マナの中に入ってる安原君。
それがどんな感触なのか、想像しかできない僕と、まさに僕の横で体感し続けている安原君の立場の差をまざまざと見せつけられた感じです。
そうやって塗り絵をしていると、マナが突然ピッタリと身体を寄せてきました。
今井「おー、いいなー。マナちゃんに気に入られた」
僕「ば・・馬鹿な事言ってないで離れようよ・・・」
マナは僕の顔を見て「何で?」と言いたげに首を傾げ、再び僕にもたれ掛ります。
それでハッキリわかった事が二つあります。
恐らく彼女はそれを僕に伝えたくて、突然こんな行動を取ったんでしょう。
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