お嬢様物語:核心(2話) [戻る]
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 マオに引っ張られてスカートの上からマオの振動を確認することになった着太郎。全く振動はなく、今の振動はマオではない と確認が出来た。
 だが次の瞬間、着太郎はさらにビックリする。

 ウィィィィィン

「え・・・」

 振動に気づいた着太郎がとっさに手を引き、思わず着太郎の手を離すマオ。

「い・・今震えたよね?」
『え・・い・・いやですわ。変なこと知られちゃいましたわね・・』

 慌てるマオ。

『えー。じゃあ今マオお嬢様なんだー。』

 嬉しそうなマナ。

『もう!マナちゃん、そんな事言っちゃダメじゃないの』

 マユがマナを注意するが、何故か楽しそうだ。

 着太郎はマオをチラチラと見ている。
 マオは特に感じている様子も無く、至って普通にしているのだが、先程の振動を間違いなく体感しているはずであり、この美しい美女の裏側で展開されている苦悩を想像すると、さぞかし苦しいだろうと思えた。

『振動が来ると、凄く苦しいからスカートめくって新鮮な空気が吸いたくなっちゃうのよねー。でもそれやったらバレちゃうから、苦しいけどスカートの中の空気を吸うしかないのよねー。』

 マナがわざと解説するように言う。
 生唾を飲み込む着太郎。
 着太郎の様子を見ながら話を続けるマナ。

『ねえねえ。着太郎さん。スカートの中の空気ってどんな空気だか知ってる?』
「え・・・そんなの知るわけ無いよ・・・」
『知りたい?ねえねえ?』
「し・・知りたくないよ・・」
『無理しちゃってー。ホントは凄ーーーく興味有るんじゃないの?ねえねえ?』
「うるさいなぁ・・」
『着太郎さんも想像してみなよ~。水着、ブルマ、ストッキングが重ねられて塞がれている隙間から空気を吸うの。それにその布達を越えられたとしても、その先もスカートが覆ってるの。呼気って湿気がいっぱいだから、ずっとそんな場所から空気を吸っていると、布が臭いを籠もらせて結構エッチな臭いなんだよ?そんな臭いの中で過ごしてるのに、突然震動が襲うの。毛も一緒に振動するから凄くこそばゆいし、直接振動されるより焦れったいから、出来れば振動から逃れたいって思うわ。でも水着って一番内側に着てるから簡単に脱ぐことも出来ないし、フィットするからズレたりすることもなくて、凄い刺激を伝えるの。こんな刺激の中で、苦しんでるの。凄いと思わない?』
「・・・・」

 マナの挑発的な解説に無言になる着太郎。
 着太郎は、マナの解説を良く理解していた。そして、恐らく目の前にいるマオは、今そんな状態なのだろう。いや、マナが解説している間に1分は過ぎている。とすれば、マユヤマナがその振動を体験しているのかもしれない。
 いずれにしても、この3人のうち1人は、確実に1分間の刺激を受け、残った2人は、次に自分が受けるかも知れない刺激を待ちながら、あたかも何事もなかったかのように振る舞っているはずである。

 着太郎にとって、その事実は、あまりにも羨ましい事であった。

『あーあ。着太郎さん、すっかり顔が真っ赤になっちゃってるわよ。』

 マナの挑発を止めるようにマユが話す。

『だってー。着太郎さん、こういうの好きそうなんだも~ん。』
『もう。マナちゃんたら。ごめんなさいね、着太郎さん。でも、もしかして着太郎さん、マナちゃんの言うとおり興奮しちゃってるの?』

「・・・・」

 マユにも突っ込まれ、顔を真っ赤にしながら無言で頷く着太郎。

『ふふふ。やっぱり正直な着太郎さんね。』
「そ・・そんな事に言われても・・・この状況で興奮するなって言うのは厳しいと思うし・・」
『そうね。確かにちょっと可哀想ね。でも。私達は、ホントはもっと厳しいのよ?想像だけじゃなくて、ホントに責められているんですから。』
「それは分かるんだけど・・見せられてるだけってのも大変なんだけど・・」
『分かったわ。じゃあ、どうすれば着太郎さんは楽になれるの?出来ることなら、してあげたいの。』
「出来る事って言われても・・そうやって挑発するのはやめて貰えないかなと・・」
『でも、着太郎さんは私達と会って遊びたかったんでしょ?私達と会うと言うことは、私達を目の前で見るって言うことだから、多分着太郎さんが望まなくても、着太郎さんを挑発することになっちゃうと思うの。』
「確かにそうだけど・・」
『それに、私達は、着太郎さんに少しでも私達の世界を知って貰おうと色々お話ししたりして、想像して貰っているんですよ?本当はとっても苦しくて気持ちよくておかしくなっちゃいそうな装備だけど、着太郎さんが想像してくれれば嬉しいなと思って、みんな頑張っているの。』
「それはホントにありがたい話なんだけど・・」
『なんだけど?』
「やっぱり見せつけられていると辛いよ。。」
『そっかぁ・・・見せつけられていると辛いのね。』

 しらじらしく言うマユ。

『じゃあ、少しだけ体験してみます?私達の世界を。』
「え?体験?」

 突然のマユの提案に顔色が変わる着太郎。

『ええ。この前使った装備がありましたよね?あれよりももっと私達の世界をリアルに体験出来る物があるんですけど、それを使います?』
「え・・・あれ・・あれはいいよ・・恥ずかしいし・・」
『えーー、そうなんだ・・・せっかく素敵な装備なのになぁ。』
「せっかくだけど、あの装備は恥ずかしいからいいよ・・」

 以前着太郎が下半身に装着した物のレベルでは、素敵な装備と言ってもたかが知れている。さすがにあのような物を着けて強制的に感じさせられるのは恥ずかしいと思った着太郎は頑なに拒否した。

『そんなに言うなら仕方ないですね。今回の装備は視界とか呼吸も再現出来る結構凄い物だったのになぁ。。』

 マユは残念そうに言う。
 だが着太郎は、マユ達のような外見になれるからこそあの刺激に耐える意味があるのであって、単なる責め具を着ける意味は無いと思っていた。

『あーあ。せっかく着太郎さんも私達の世界を体験出来ると思ったのになぁ。』

 マナも残念そうに言う。
 横で聞いていたマオも頷いている。

「ありがとう・・でもいいんだ・・取り敢えずあれを装備するなら見ているだけのほうがいいし」
『そうなんだー。きっと装備した方が楽しいと思うのになぁ』
「そりゃ、みんなは僕が悶える姿を楽しめるんだろうけど、僕は辛いって。」
『私達みたいに我慢すればいいのよ。蒸し暑くても狭くても苦しくても感じちゃっても、普通にしていれば分からないんだし。』
「そ・・そりゃ君たちはそうかも知れないけど・・」
『あーあ。まぁいいわ。装備はもうあるんだから、またいつでも体験できるしね。』

 マナとしても着太郎が嫌という以上無理強いは出来ないと思ったのか、一旦この話はやめることにした。

『こう言ってる間も3人のうち誰かは責められちゃってるのよね。』

 ぼそりとマオが言う。

『ふふ。お嬢様の言う通りね。』
『うんうん。今は誰かなー。』

 マオに同調するようにマユとマナも話を始める。

『それに、大事なことを忘れているけど、ローターの刺激が無くても、私達の身体は元々感じやすく出来ているのよね。刺激を受けていない2人だって、平気なわけじゃないわ。それどころか、1分の刺激が止まった後だったりしたら、実は刺激を受けている時より辛いかもしれないわね。』

 マオの解説は続く。

『そうねー。私、さっき2分連続だったとき、1分目より2分目の方が刺激が強くて、刺激が収まったあと、イッちゃったの。』

 今度はマナが自分の体験を語る。
 本当なのか嘘なのかは分からないが、本当なのだとしたら、着太郎が見ている目の前で着太郎の知らないうちにイッている事になる。
 こんなに可愛い着ぐるみの中で、そんな凄い体験をしていたのに隠していたのだ。
 そして、今でも誰か別の着ぐるみは、そんな体験をしている最中なのだ。
 そう言う想像をしながら目の前の3人を見ていると、着太郎がいくら頑張っても我慢には限界がある。そしてその変化に最初に気づいたのは、散々挑発していたマナだった。

『あっ。着太郎さん!』

 マナは大発見でもしたかのように着太郎の股間を指さす。

『あらあら。マナちゃんがあんまり着太郎さんを挑発しちゃうから、着太郎さんも我慢出来無くなっちゃったじゃないの。』

 マユがマナに注意するように言うが、何故か楽しそうである。

『私達で興奮してくれるなんて、頑張っているかいがありますね。光栄ですわ。』

 マオも、丁寧に礼を言っているが、要するに興奮している着太郎の様子に喜んでいるのだ。

「こんなの見せられ続けたら我慢なんて出来ないって・・」

 もうギブアップとばかりに本音を言う着太郎。
 確かに、この状況で頑張れるような人間が、そもそも彼女達にコンタクトを取ろうとは思わないだろう。

『でもー。着太郎さん、大きくなったら苦しいんじゃない?疼いたまま放っておくのって結構苦しいと思うわ。』

 マナが同情するように言う。

『そうね。確かに大きくなりっぱなしは苦しいわよね。』
『ええ。苦しいわね。それは私達もよく分かってる事よね。なにしろ私達の場合、基本的に寸止めで我慢を続ける必要があるんですから。』

 いちいち言葉の中に着太郎を挑発するような単語を入れる3人。

『私達はこの身体だから我慢するしかないですけど、着太郎さんは生身の身体なんですから、私達が楽にして差し上げますわ。』
「い・・いいよ・・そんなことまでしなくても・・」
『あら、遠慮なさらないで下さいね。私達もテクニックには自信があるんですわよ?』
「そんなことは分かるけど・・」
『ほらほら、遠慮なさらないで。』

 右側がマユ、左側がマオに取り囲まれるようにして説得させられながら、半ば無理矢理仰向けに寝かされる着太郎。
 抵抗しようにも、男性3人の力で押さえられれば、どうにも抵抗出来ない。

 マオとマユが両サイドから腕と身体を押さえるように座り、足の上にはマナが跨るように座って下半身を責め始める。
 着太郎の両腕はマユとマオのお尻が乗り、ちょうど腕の上に沿って割れ目が乗っている状態になる。
 つまり、マオとマユの呼気は常に腕に感じる事になり、また、2人の下半身を刺激するローターの振動も着太郎に伝わることになる。
 2人に振動が来ていない時はマナが振動を感じている時とも言えるので、これにより着太郎は3人の振動を自ら感じる事になる。
 右腕に振動を感じ始めると、マユが一瞬だけピクリと反応する。もちろん外から見ていても分からないほど僅かな反応だが、直接触れている事でその切ない裏側を想像出来るほど嫌らしい反応である。
 激しく反応してくれればまだいいのだが、敢えて僅かに反応されることで、マユの中で必死で我慢を続けている男性がいる事を想像し、どうにも悔しくなってしまう。
 右腕には容赦なく漏れてくる呼吸も感じられる。マユは上手に身体を動かしたりして誤魔化しているが、かなりマユの太股がモジモジと動き、お尻もクイクイと何かにこすりつけるような動きを時折見せる。
 頑張っていても身体が反応してどうにもならないと言うことなのだろうが、それにしてもあまりにも切ない動きだ。

 着太郎の目の前では、妖艶に着太郎を弄んでいるように見えるマユがいるが、その光景があるだけに、下半身の動きとのギャップが着太郎の想像力をさらに高めているのである。
 やがてマユの振動が止まる。
 すると今度は左腕、つまりマオの振動が始まった。マオはマユと違って微動だにせず、まるで感じていない様子であるが、振動はマユより強い。
 これだけ振動があっても感じていないのか?と一瞬不思議に思うが、そんなことはあり得ないとすぐに分かる。
 身体こそ反応していないが、呼吸だけはごまかせなかったのだ。
 元々苦しそうな呼吸を続けている3人が、これだけ刺激を受けるのだ。呼吸が荒くならないわけはない。何層にも重ねられた布を通過した呼気は、確実に着太郎の腕を刺激し、マオの胸の内を想像させる。
 隠されれば隠される程、裏で起こっている事態を想像してしまい、さらに興奮を覚える着太郎。
 尤も、この間も着太郎の身体は、3人の着ぐるみ達によって弄ばれ続け、その事も着太郎の興奮を煽っていた。


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