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着太郎の指先の動きに反応するマナの足を見て、着太郎はかなり興奮していた。
この可愛い着ぐるみの中には、どれほどの快感を襲っているのだろう。
今は、僅かなロープの動きに反応しているのだろうが、その前から散々身体中をロープが這いずり回っていたのだ。
もしも浅川の言うように彼女たちの中に、その刺激が敏感に伝わっているのであれば、そろそろ我慢がツラくなっていてもおかしくはない。
とすると、マナの中では着太郎の指先とロープが生み出す刺激を、着太郎には見えないように密かに堪能している「誰か」がいるはずなのだ。
そう思うと、着太郎自身興奮してくると共に、この着ぐるみの中にいる「誰か」に対して、嫉妬心が生まれていた。
女性という性別に生まれ、たまたまこの着ぐるみに巡り会うことで、こんなに羨ましいことを堂々と楽しめる人物が、すくなくとも3人、目の前にいるのだ。
自分には辿り着くことが許されないであろうその場所が、着太郎には羨ましくて仕方がなかった。
そして、そのあまりの切なそうなマナを見ていて、着太郎はついに自分の我慢の限界を超えてしまう。
『あ~~。着太郎さん。エッチなこと考えてるぅ』
早速、着太郎の変化に気づいたマナは、着太郎をせめる。
『あら、いやだ。着太郎さん。ゲームなのに何を想像したんです?』
横でフローラの責めを受けていたマユも、着太郎に言う。
フローラもウンウンと頷き、恥ずかしそうに顔を押さえている。
「え・・い・・いや。だって・・マナちゃんが・・」
しどろもどろの着太郎
『え~?私何もしてないよ~?私は着太郎が絡めたロープをほどくのを待っていただけだもん!』
「確かにそうなんだけど・・」
『私、エッチな事なんてしてないし、言ってないよね~?』
「してないし、言ってないけど・・・」
『なのに、何でそんなになっちゃったの~??』
マナは嬉しそうに追求を続ける。
その追求に、顔を真っ赤にしながら、返答に困っている着太郎。
『マナちゃん。もういい加減にしなさいよ!着太郎さんだって困ってるじゃないの。ねえ。着太郎さん』
マユが助け船を出す。
「ははは・・・」
『でも、ホントに着太郎さん、マナちゃんの言うように、変なことを考えていたの?』
助け船を出したマユにも追求される着太郎。
『もしかして、ほどいているロープに感じちゃっているマナちゃん。じゃなくてマナちゃんの中の人を想像しちゃったんですか?』
「え・・いや、まぁその・・」
『図星ですね。私たちは着ぐるみじゃなくてお人形さんですから、中に人はいないんですよ?それでも気になります?』
「そ・・そりゃ気になりますよ。そもそもこんなに自在に動く人形なんてあり得ない。人が入ってる着ぐるみ以外には考えられないですよ。」
マユの追求に、本音を話し始める着太郎。
『前にも言いましたけど、私たちの身体はゴムだし、顔にも身体にも隙間なんて無いでしょ?人が入って演技を続けるなんて無理だと思うわ。』
「隙間はありますよ。見たわけじゃないけど、間違いなく皆さんの股の間に出入り口と空気穴があるはずなんです。以前に浅川さんにもそう言う話を聞きましたし、僕自身、こうして2度観察して、確信持ってますよ。」
『股間の空気穴だなんて。。もしそんなところから息をしているとしたら、中の人は相当苦しいんじゃないかしら。そんなの我慢してまで私たちのようなお人形さんになっている人がいると言うのです?』
「いますよ。確実に。目の前に3人も。」
『それじゃあきっと、今頃は3人とも凄く苦しいはずよね?』
「表情は皆さんの姿でかき消されて分からないけど、きっと凄く苦しいはずです。それに蒸し風呂みたいな世界だと思うし。」
『どうしてそんな世界に我慢してまで入って、私たちになっている人がいると思うの?』
「そ・・それは」
『それは?』
「僕のような感覚で着ぐるみが好きな人だったら、きっとこんな着ぐるみなら入ってみたいと思うだろうし。」
『つまり、着太郎さんは、ゴムで出来た可愛らしい着ぐるみに入って、衣装で覆われた小さな空気穴から息をしながら、可愛いお人形さんを演じてみたいって事?』
着太郎は恥ずかしそうに頷く。
『ふふふ。正直な人ね。じゃあ正直な着太郎さんを信用して、少しだけ本当のことを教えてあげますね。その代わり、話を聞いてしまうと、着太郎さんがもっとツライ思いをするかもしれません。それでもいいですか?』
マユのこの言葉に、一瞬だけ着太郎の顔が興味津々と言った表情で頷く。
『なんか興味津々みたいですね。』
「そ・・そりゃまぁ」
『着太郎さんは浅川さんからは、どんなふうに私たちの話を聞いているの?』
「え?あ、浅川さん?彼からは、君たちは股に出入り口と空気穴があって、中は凄く苦しそうで、しかも、結構感覚が敏感みたいで凄く感じてるようだった。って。。」
『もう。浅川さんたら。何でも喋っちゃうんだから。』
「まずかったの??」
『ううん。そんなことないわ。最初はマズイかなぁと思ったけど着太郎さんだったら別にいいわ。それにもうこれ以上浅川さんは私たちの事は喋らないと思うし。ね。フローラ姫。』
マユに振られたフローラは慌てたように頷く。
『でも、着太郎さんにお願いしたいの。お話しはしてあげるけど、絶対浅川さん以外の人にはこの事を話さないで欲しいの。』
「浅川さん以外、誰にも?」
『ええ。誰にも。』
「・・・分かりました。」
着太郎は少し考えて頷くように言った。
『じゃあ、約束通り私たちのことをお話ししますね。』
生唾を飲み込む着太郎。
『私たちは、浅川さんの言うように、着ぐるみで、中には別の人が入っているわ。出入り口と空気穴も浅川さんの言ったことで間違ってないわ。身体はゴムみたいだけどちょっとだけ特殊で、通気性があるから長時間中にいても、想像よりは暑くないわ。』
「その身体はゴムじゃないのか。」
『なんか残念そうね?』
「い・・いやそんな事はないんですけどね。」
マユの突っ込みに恥ずかしそうな着太郎。
『でも、安心して?想像より暑くないって言っただけで、やっぱり長時間だと中の人は凄い蒸し暑さなの。我慢できるギリギリって感じかしら。』
「やっぱり凄そうだなぁ。。」
『少し安心した?』
マユは面白そうに言う。
『私たちの中は我慢できるけど凄く暑いわ。でもそれだけじゃないの。その特殊な通気性を生み出すためには中の人が興奮している必要があるの。』
「こ・・興奮?」
『つまり、浅川さんが言うように、感じちゃってるって事。』
「え?そ・・・それは・・今も?」
マユは頷く。
「ぜ・・全然そんなにふうには見えないけど・・」
『それは中の人が頑張って我慢しているからよ。でも私たちの皮膚に埋め込まれたセンサーが中の人を刺激するから実は常に感じちゃってるわ。長時間疼いていると頭も真っ白になってくるし、とってもツライのよ。』
「・・・・」
何も言えない着太郎は、想像からさらに息子を大きくしている。
『私たちの事、想像して元気になっちゃったのね。』
「ご・・ごめん・・」
『謝らなくていいのよ。そうやって想像して楽しむのが着ぐるみ遊びの醍醐味でしょ?着太郎さんだって、自分の変身した姿に興奮している人を見て、楽しんだりもするでしょ?ホームページ見たり、オフ会で見て、疼いてた人もいっぱいいたと思うの。』
「まぁ、確かにそう言う人もいたと思うけど。」
『でしょ?だから気にしなくていいの。着太郎さんも私たちを想像して素直に楽しんでくれていいのよ。』
「そんな事言われても・・見せられている僕は結構ツラいんだけどなぁ。。」
『やっぱり着太郎さんは素直な人ね。じゃあちょっとだけいい物貸してあげる。』
「いい物?」
マユはそう言って席を立つと、奥の部屋から何やら不思議な物を持ってくる。
「なに?これは。」
着太郎は不思議そうに眺めると、どうやらショートパンツのようである。
『これはちょっと特別なショートパンツ。着太郎さん、着てみる?』
「ぼ・僕が?」
『ええ。これは男の人用だから、今は着太郎さんしか着れる人がいないし。』
「男性用って??」
『中を見てみて。』
マユに言われてショートパンツの中をのぞき込む。
「な・・なんだこれ・・」
ショートパンツの中には、ちょうど男性の息子がある辺りに、ラバーやシリコンのような素材で出来た物が取り付けてある。
『ここに着太郎さんのを入れるの。』
「え?僕の??」
『そう。この機具は、着太郎さんを責めるための機具よ。』
「こ・・これのどこがいい物なの??僕を責めるって言われても・・・」
『ただの責め具じゃないの。この機具は、実は無線装置が繋がっていて、私たちのセンサーの一部を感じ取れるの。』
「え?みんなのセンサーを?」
『そう。これを着けたら、私たちの中を疑似体験できるの。やってみる?』
マユの提案に困惑しながらも、既に息子はやる気満々になっている着太郎は、この道具を体験してみる事にする。
「分かったよ。試してみる。」
『よかった!これで私たちの事、少し分かって貰えるわ。着替えは自分で出来る?』
「うん。このぐらいなら。」
『じゃあ、あっちの部屋で穿いてきてね。ショートパンツ姿じゃかっこわるいと思うから、上からジャージでも穿く?
ジャージなら私たちも持ってるから貸してあげるわ。』
「そ・・そう?ありがとう。せっかくだから借してもらうよ。」
着太郎はそう言って奥の部屋に着替えに行く。マユが一緒について行き、奥の部屋の荷物からジャージを貸してあげた。
『終わったら戻ってきてね。』
「うん。」
マユはそう言って部屋を後にし、着太郎は着替え始める。
ズボンと下着を脱ぎ、ショートパンツを穿き、息子を機具に固定するように差し込む。すでに大きく固まっている息子を差し込むのは簡単であった。
息子は上向きに固定され、なんとなく息子が落ち着かない。
だが、それでもこれと言って機具には変化がない様子の着太郎は、拍子抜けしたように借りたジャージを穿く。
「あら?丁度いいサイズみたいだな。あの3人の持ち物にしては少し大きめのサイズみたいだけど、最近はゆったり穿くのが流行なのかな?」
ジャージのサイズが着太郎にちょうど良かったため、女性3人の着るジャージにしては大きいんじゃないかと余計な心配をしてしまった。
しかも、色合いも黒ベースのシンプルな物なので、女性が穿くには地味な気もした。
こういう道具を用意しているぐらいだから、最初からこのジャージは着太郎が穿く事を前提に用意したのだろうと納得する事にした。
ジャージを穿き終えた着太郎は、マユ達のいる部屋に戻ってくる。
『着替え終わりました?』
「着てみたけど、特に変化はないみたい。」
『それはまだスイッチが入っていないからよ。』
「スイッチ?」
『スイッチはこれよ。』
そう言いながらマユは小型のリモコンのような物を取り出す。
『これを押すと、動き出すわ。いい?』
着太郎はゆっくり頷き、それを見たマユは、リモコンのスイッチをONにした。
「んぁっ!」
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