お嬢様物語:大人な3人(2話) [戻る]
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 マユとマナはスタイリッシュなスーツに着替えていたが、何故かマオだけは先程と変わらないドレスを着ていた。

 不思議に思いつつも、スーツ姿のマユとマナに見とれる着太郎。

 マユのジャケットはかなりの密着度で自らの胸を押しつぶし、その裏に覗くワンピースのウエストも、スカートも、もの凄くタイトで、まるでチャイナドレスのようである。ワンピースの胸はジャケットに隠れて見えないが、確実にマユの胸を締め付けているに違いなかった。
 タイトなスカートの腰の辺りには、下着のラインもうっすら浮かび上がる程密着度は高く、あんなにピッタリと身体にまとわりついている生地になりたいとすら思ってしまった。

 マナもスーツのデザインが異なるだけで、基本的に状況は同じである。タイトスカートのスリットから時折チラチラ見える、ストッキングに包まれた足がもの凄くセクシーに見えた。
 また、マナの場合、どちらかというと幼い雰囲気の外見だっただけに、大人っぽいスーツを着て、ぐっと近寄りがたい存在になった気がした。

 そして、先程見た会話のログが正しいとすれば、この中には、ただでさえも大変な身体の中に密閉されているのに、さらにタイトなスーツを着込んで自らを締め付け、その苦しみと快感を堪能している誰かがいるはずなのだ。
 着太郎は、そんな羨ましい姿の3人を、ただ指をくわえてみているしかなかった。

『おまたせ~。着太郎さん好みの女になってきました~』

 マユが少しだけおどけたように言う。

「あ・・あぁ。確かにいいね。」

 ドギマギしつつ返事をする着太郎。

『あーー。着太郎さん。大人な私を見て照れてるでしょー。』

 それを見逃さなかったマナは、すかさず着太郎に言いながら、少し足を前に出し、スカートのスリットからわざと太股を覗かせてアピールする。
 着太郎の目が泳いでいるのがマナには楽しかった。
 自らの身体を武器にして、男を誘惑するなどという楽しみは、本来女性にしか許されない特権である。
 それを男でありながら楽しめる状況が、田端には楽しくて仕方なかったのだ。

 照れまくる着太郎に追い打ちをかけるようにマユが言う。

『マオお嬢様はここで着替えるので、着太郎さんが着替えを手伝ってあげてくれますか?』

 キョトンとする着太郎。

「へ?ぼ・・僕?」
『うん。着太郎さん。マオお嬢様は、いつもメイドの私たちが着せてあげているの。でも今はスーツを着てメイドじゃなくなっているから、私たちの代わりに着太郎さんが手伝ってあげて欲しいの。』

 マユはそう言いながら、マナが持ってきたスーツバッグを受け取り中からスーツを取り出す。
 真っ赤なスーツは、一見すると普通のタイトスカートとブラウス、ジャケットである。ブラウスにもジャケットにも少し光沢があり、スカートの生地はマットな作りである。どれも高級な素材だと分かる程、しっかりした素材で出来ているのが着太郎からもよく分かった。

 取り出したスーツを手にした着太郎は、ジャケット、ブラウス、スカートをバラバラに並べる。するとブラウスとスカートが変わった構造をしていることに気づく。
 ブラウスは股の部分にまで布があり、下着とブラウスが一体化したような形をしている。これはしゃがんだ時などに背中からブラウスの裾が飛びでないように、クロッチ付きでしっかりと股を固定する仕組みのブラウスであり、実際に女性用のブラウスとして売られているのを着太郎も知っていた。
 だが、問題はスカートである。スカートにも、中にかなりハイレグカットされているがショーツのような物が縫いつけられている。外から見たら分からないように裏地に固定されているようだ。
 こんな構造のスカートは、一見スカートに見えるキュロットやショートパンツにも存在するが、こういったスーツのタイトスカートでは見たことがなかった。
 そもそもミニスカートとはいっても、スーツである以上、それほど極端なミニではない為、スカートの中を隠す必要が無い。だからこういったタイプのスカートにそのような構造を持たせる意味があるとは思えないのである。

 着太郎は不思議に思ったが、外から見ればだのタイトスカートであるから、スカートのセンターが左右にずれたりしないように固定するための物なのだろうと考えた。

「僕が着せるの??」

 着太郎は再度聞き返す。

『うん。着太郎さんがお嬢様のドレスを脱がせてあげて、このスーツを着せてあげて欲しいの。ね。お嬢様!』
『ええ。お願いするわ。着太郎さん』

 改めてマオからもお願いされる着太郎。

「わ・・分かったよ・・・」

 半ば渋々だが、断る理由もなかったので依頼を飲む着太郎。

 マオは一回コクリと頷いて、着太郎に背中を向ける。
 着太郎はドキドキしながらマオの背中に近づく。背中から近づいてもマオの華奢な体格と引き締まったウエストがよく見える。
 マオに近づく程、フィットしたドレスのウエストが呼吸に合わせて動く様子がよく分かり、この中に詰め込まれた女性のことを思うと、凄く切ない。
 マオの長い髪の毛をかき分けるようにして、うなじ付近にあるドレスのハイネック部分に付いたファスナーを探し当てる。ピタリとフィットしたドレスのハイネックは、マオの首を適度に締め付けている。もちろんマオの首にもたるみは一切無い事から、その中の女性が体験しているであろう首のフィット感は、想像するだけでもかなり高そうだ。
 長い髪の毛から漂う石けんの柔らかな香りと、マオの身体が発する女性の臭いが着太郎の鼻孔をくすぐるが、だからこそその裏側の汗まみれの女性が気になる。

 着太郎は、ドレスのファスナーをそっと下に下ろしていく。
 下に下ろすファスナーに抵抗感があることからも、そして、開いていくファスナーの様子からも、しっかりと密着していた事が分かる。
 マオの中にいる女性は、開放感を味わっているのだろうか?それとも、締め付けが緩み残念なのだろうか?
 そればかりは本人以外には分からないことであるが、マオは何も感じていない様子である。

 だがもちろん、それは感じてないように見えるだけである。
 着太郎には全く気づかれていないが、浅川はずっとマオの中で苦悩していた。
 このドレスのフィット感はかなり高く、実際、身体を動かすたびにあちこちが突っ張り、それだけで気持ちよくなっていた。ハイネックのフィット感もかなりの物で、常に首の回りに何かがまとわりついて、もどかしい状態を我慢しつづけていた。
 しかも苦しいと言うよりはこそばゆく感じるため、長時間続くとかなり気持ちよくなって辛いのだ。
 サテン生地のドレスが身体を擦る感覚も、あり得ないぐらい気持ちいい。自分の息子をサテンで包み込んで刺激している感覚なのに、イクほどの刺激にはならない。誰かに弄られているのであれば、やめて貰うことも出来るが、なにしろ衣装の生み出す刺激であるから、浅川の意思など全く無視される。
 それが四六時中続くのだから、中にいる浅川は堪らない。
 それでも、決してそんなことで感じる事は出来ないので、マオとして、清楚なお嬢さまで居続ける必要があったのである。

 ようやく、そう言う状況から、着太郎のおかげで少しだけ解放される浅川。
 だが、上半身を覆っていた快感が収まると、今度は凄く物足りなさを感じたことも事実であった。凄く辛いのだがまたあの快感の中に身を置きたいとすら思えた。

 そんな事情など知らない着太郎は、マオのドレスを脱がせるのに懸命である。
 ドレスの中から出てきたマオの身体とブラがもの凄くまぶしく見える。作り物の身体なのに、生身の女性よりも魅力的に見える程、まぶしかった。
 もちろん全ては着太郎の想像力で、この作り物の身体の中を想像していたからに他ならない。

 着太郎はマオの腕を取り、やはり見た目通りピタピタに貼り付いたドレスの袖を、マオの腕から引きはがすように脱がせる。この時も基本的にマオはされるがままで、まさに等身大着せ替え人形である。
 袖を脱がせると、その後はスカートの中からパニエとペチコートをズリ下ろし、最後にスカートを脱がせるようにドレスを脱がせて、マオの身体をドレスの中から救出する。
 脱がせた物を端に寄せるため手に取ると、パニエが少しだけ湿気を持っている事が分かり、また着太郎を興奮させる。

『タイツと下着は自分でするね。』

 カラータイツと下着だけとなったマオは、そう言って自らタイツを脱ぐ。
 下着だけになると、今度は自ら部屋を出て行き、隠れた場所で下着を交換して戻ってきた。

『お待たせしたわね。さ、続きをお願いできます?』

 先程まで着ていた、ドレスに合わせた清楚な下着とは代わり、かなりセクシーな黒をベースにした下着を着けて戻ってきたマオ。ブラからこぼれそうな程ボリュームのある胸や、かなりハイレグな下着は、レースなどで綺麗に飾られ、凄く大人な感じである。

 シンプルなサテンの下着こ着け心地が、息子をサテンで包まれている状態だとするなら、今はレースで飾られた布が巻き付いている状態である。着け心地はサテンの刺激よりも直接的で、実は辛いのだ。

 サテンの生地の方が見た目の光沢感もあり、着太郎にはエッチに見えたが、胸の締め付けやハイレグの食い込み度はこちらの方が上で、その為凄く大人っぽく見えた。

『これをお願いするわ。』

 マオはそう言って着太郎にパンストを手渡す。
 パンストの柄はマナの物より細かいダイヤモンド柄のようである。また触った感じでは、かなりサポート力が強いのが分かった。着太郎が自宅で着ぐるみ用に使っている尤もサポート力の強いパンストとほぼ同じぐらいのもので、しかも柄物というのは珍しく思えた。
 もちろんこれを自分が履いたら、さぞかし締め付けで気持ちがいいだろうとも想像できた。

 さすがにこう言うのを履き慣れている着太郎は、手際よくマオにパンストを履かせていく。サポート力が強いため、かなり苦労するが、それでも慣れていない人間では考えられない程手早く履かせてあげる。
 レースの下着がストッキングに覆われ、その光景だけでもかなりセクシーなのだが、そのサポート力のおかげで元々細いマオの足が、さらに細くなったことに気づき、着太郎は意識を反らすのが大変であった。

 パンストを穿かせて貰ったマオは、自分の下半身を見て満足そうにしている。
 全く苦しそうには見えないが、恐らくあの下着とパンストの裏側から呼吸しているはずたと思った。

 パンストの次はブラウスである。

 股布が付いているので、パンツを穿くように両足を入れて貰い、そのまま引き上げて袖を通して貰う。
 だが、ここである事に気づく。

 マオの胴体は相当に短く、そう言う意味でもスタイルがいいのだが、ブラウスはそれ以上に胴体が短いのである。
 つまり、マオがブラウスを着ると、上下方向にパツパツになるのだ。
 それでも試しに袖を通して貰うと、、股から肩にかけての丈が明らかに足りず、完全に食い込んでいるのが分かる。

「ち・・ちょっと小さくない?」

 着太郎が疑問を投げかけると、マオは少しだけブラウスの着心地を確かめるように乱れを直して言う。

『ちょっとキツイけど大丈夫よ。このぐらいの方がビシッとするわ。』

 と気にしていない様子だ。
 当人が気にしていないのであれば仕方ないと、ブラウスのボタンを留めにかかる着太郎だが、今度はブラウスのボタンもパツパツな事に気づく。
 要するにこのブラウスは、袖丈以外はマオの身体に合っていないのだ。
 だが、ボタンを留めないと話にならないので、少し引っ張りながらパツパツになったブラウスのボタンを留めていく。

 ブラウスを着せ終わると、今度はスカートだ。

 タイトスカートにもやはりアンダーショーツのような物が付いていて、凄く気になるが、スカートを手に持ってたたずむ分けにもいかないので、そっと履かせてみる。
 だが、マオのウエスト位置まで持ち上げようとすると、このショーツが邪魔をして、微妙にウエストまでスカートを引き上げることが出来なくなっていた。

「ちょっとこいつも丈が足りないんじゃない?」

 着太郎が遠慮気味に言うと、マオは。

『もうちょっとだけ上に持ち上げれば入るわ。いつも履いているから大丈夫よ。気にせず引っ張ってくださる?』

 と、やはり気にしない様子。
 そう言われて断る理由もなかったので、しっかりスカートを引っ張り上げてウエストのホックを留め、ファスナーを閉める。
 確かにこうやって固定すると、マオのウエストとヒップの落差から、スカートのウエストが引っかかって、下にずり落ちることはない。また、股間が固定されているのでスカートがずれることもない。
 だが、スカートに隠れて見えないが、股間部分の締め付けは相当にハードだと思えた。
 そして何より、下着とパンスト以外にも、2枚の布が重ねられたマオの股間は、かなり呼吸には苦しい場所に思えた。

「苦しくない?」
『ええ。全然平気よ。あとは上着ね。』

 マオにたずねても答えは全く変わらず気にしていない様子であるが、マオは質問に答えた後、ほんの1度だけ、ふ~っ、と肩で息をするような動きを見せたのを着太郎は見逃さなかった。


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