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マユに見つかってしまったマナは、ポリポリと恥ずかしそうに頭をかき、服の身だしなみをポンポンと整え、いよいよ2人で浅川の捜索を始めた。
それにしても、マユもマナも、もしかしたら浅川は見ていないかもしれないのに、全く手を抜かずにメイドのマユとマナを演じている。
もう見つかっても負けはない。
だが浅川は先程の光景で、下半身が主張を始めていたため、なんとかなだめるのに必死になっていた。
結局マユが浅川を見つけるまでは、数分かかり、その間に何とか息子をなだめる事に成功した浅川だったが、バレたらもの凄く恥ずかしいところだったと冷や汗をかく。
「いやぁ。見つかっちゃったよ。それにしてもなかなか大胆な探し方をするね。」
浅川は何気なく言うと、マユに責められ続けていたマナが浅川を指さして、恥ずかしそうにおどけている。
もちろん演技だろうが、それは、恥ずかしくないのに恥ずかしいフリをすると言う演技とは違うかもしれない。
マナの中にいる彼女の場合、本音では弄られ続けたあと、途中で行為を止められ悶々としている可能性だってあるのだ。本当にそうなら、もっと弄られて責められて最後まで満足したかったのかもしれない。にもかかわらず途中で止められて、何でもないフリをしているのかもしれないのだ。
そう思うとまた、浅川は下半身が熱くなるのを覚え、早く次のゲームを開始したいと思った。
「よしじゃあさっそく2回戦だ。次はマナちゃんが鬼でいいんだよね。」
浅川が言うと2人が頷く。
浅川はタイマーをセットし、床に置くとスイッチをONした。
「じゃあ隠れるよ!」
そう言うと、マナは目を手で覆い隠して、その場にしゃがみ込みじっと時間が来るのを待ち始めた。
それを見た浅川とマユは隠れる場所を探し始める。
浅川は再び2階を目指す。するとマユは後ろからチョコチョコと付いてくる。
確かに1階は隠れる場所も少ないが2階とてそう多く隠れる場所があるわけではない。
2階に付くと、再び隠れる場所を物色し始める。2階の一部屋は和室になっていて、そこに行くと当然のように床の間やふすまがある。ふすまを開けると中は押入で、右側は布団が、左側は毛布や枕が積み重なっている。
だが、かなりスカスカで、人が入り込む余地はあった。
浅川は、これをみてピンときた。布団の一部を上手に折りたためば、少しボリュームは出来るが裏側に人が一人ぐらい隠れられるかもしれない。
そう思った浅川は早速、押入に潜ると突貫で布団の奥に隙間を作り、自らを潜り込ませる。
横に寝っ転がって無理矢理潜り込ませるが、ふすまを閉める必要があるので手と顔だけは隠せない。そこで、その部分は毛布を被ってカムフラージュしようと考えていた。
そうして準備万端に整えて、ふすまを閉めようとした瞬間、何を思ったのか、その浅川の入った押入にマユも入り込んできた。
「わっ・・ちょっちょっ。ちょっと俺もいるって。無理無理。2人は無理だよ。」
慌てて浅川がマユに注意するが、マユはその言葉を気にもせず入り込んできた。
横に寝て、身体の殆どを重ねた布団に潜り込ませ、顔と、ふすまを閉めるための手だけ、毛布でカバーするつもりだった浅川には、身体を覆った布団のせいマユを避けることは出来なかった。
どうやらマユは、布団の積み重なった側ではなく、毛布や枕が積み重なった、浅川の上半身が隠れている場所に、一緒の隠れるつもりらしく、ふすまを閉めると毛布を上手く壁にして、その裏側にしゃがみ込んで身を潜める。
浅川にとって恐ろしかったのは、そのマユの座った位置だった。
なんと、浅川の上半身はマユのスカートの中に隠れてしまったのだ。
マユは少しだけ腰を浮かせてしゃがんでいるおかげで、浅川の上半身が入るスペースは確保されているが、浅川にとっては目の前にマユの下半身が迫っている事に他ならない。
真っ暗なスカートの中でも目が慣れるとうっすらと目が見えてくる。
すると浅川の目の前はまさにマユのお尻だったのだ。静かな押入のさらに奥、マユのスカートの中は僅かにスーッハーッという呼吸音が響いている。もちろんこれは浅川の呼吸音ではなく、マユの下半身から発する音だ。
ジリリリリリリ・・・
いよいよマナが探しに来る。トントンと階段を駆け上がり、ウロウロと自分たちを捜すマナの足音は、確実に自分の隠れた押入に迫る。
緊張のためなのか、スカート内に響く呼吸音のストロークが長くなり、その音を聞いているだけで浅川も興奮が高まる。
スーーーッ
どうやら押入を突き止められたようだ。押入のふすまが開くと同時に、若干ではあるがスカートの隙間などからスカート内に光も入り、更に視界が良くなる。
あとはマナがマユを発見して、マユを動かすのが先か、それより前にマユのスカートをめくられて浅川が発見されるのが先か、と言う状況になっていた。
しばらくするとなにやらごそごそと音がする。
スカートの中にいて全く様子は分からないが、布が擦れるような音が聞こえる。
そして、スカートの中に充満する吐息が更に激しくなっていく。
まるで何かに耐え続けているような、聞いているだけで切なくなる吐息が、スカートの中に響く。
恐らくはマユがマナの責めに耐えている証なのだ。
時々呼吸が止まったり、長く息を吐いたり、小刻みになったり、まさにマナの責めに連動して何かに必死に耐えている様を想像出来る。
だがマユはどんなに苦しそうな呼吸音を響かせても、全く動く様子はない。このままだとマナはスカートの中を責めるため、めくるはずだ。
それでは浅川自身が見つかってしまう。
そこで浅川は、マユが先に動いてくれれば、自分は鬼にはならないのだからと考え、申し訳ないと思いながら、マユの下半身を弄ることにした。
そっとマユの割れ目に指を這わせる。
すると、スカートに隠された足が、確実にピクリと反応した。マユ自身はこの刺激を予想していたのか、予想外だったのかは分からない。だが、確実に、もの凄く切なそうな吐息と共に反応した。
そのままそっと弄り始める。
スカートの中は、先程からのマユの吐息と浅川自身の体温でかなり蒸し暑く、そんな場所でも必死に呼吸しているマユを見て、本当に申し訳ないと思いながらも、マユを責めていく。
マユの呼吸は浅川の刺激にも確実に反応し、それがまた浅川を興奮させていた。
それにしてもスカートの中の息苦しさは、僅か10分ぐらいしか中にいない浅川にとっても相当なものだった。マユはこの息苦しい空間に、もう何時間も身を置いているのだ。そう考えると、中の苦しさは想像以上なのだろうと思えた。
なのに、どんなに苦しそうな吐息を漏らしても、どんなにぴくぴくと太ももを反応させても、身体を動かして楽になろうとはしない。
言ってみればただの遊びだ。負けてもただ鬼になって隠れた人を探すだけでいいのだ。
しかも、こんなに狭い家の中じゃ、探すこと自体そう難しくはない。
にもかかわらず、マユは必死に動かないでじっとしている。
何故これほどまでに頑張るのか、浅川自身にも分からなかったが、ただ、スカートの中の息苦しく蒸し暑い空間がたまらなく心地よかった事は確かだった。
こういう苦しみの中で、可愛い着ぐるみに入っている誰かがいて、しかも確実に感じているのに我慢している。そんな女性が今、浅川の目の前にいるのだ。もちろんマユという厳重にして見事なベールに覆われ、浅川自身がその女性を確認する方法はないのだが、浅川やマナの責め苦に耐え続けるその女性がかなり羨ましかった。
やがて必死に耐え続けるマユも我慢の限界なのか、次第に浅川の指先から逃れようと、外に分からない範囲で腰を動かす。
大きく動かせば確実にマナに知られてしまうのか、最小限の動きでなんとか執拗な浅川の責めから逃れようとするその動きが、また浅川を興奮させた。
逃れようにも逃れられず、動きたくても動けず、弄っている浅川自身が可哀想になるぐらい必死な様子のマユ。だが恐らく外から見ていると、じっと笑顔でお人形としてたたずんでいるだけなのだろう。それを想像すると堪らなかった。
もうちょっとでマユも観念するだろうと思った次の瞬間、マユのスカートがめくれた。
マナが笑顔でこちらをみている。
浅川が今まさにマユの股間を撫で上げようとするその瞬間だ。
「あ・・・」
思わず声を出し、恥ずかしそうにする浅川。
この恥ずかしさが浅川自身の興奮を冷めさせたのは幸いだが、マナは恥ずかしそうに浅川を指さす。
マユも浅川が見つかった事が分かり、ホントに何事もなかったかのようにスッと押入から出て立ち上がる。
あとに残った浅川は無理矢理入り込んだ布団から自らを引きずり出し、バツが悪そうに頭をかく。
「あーあ、見つかっちゃった。次は俺が鬼か。」
するとすっかり元に戻ったマユは可愛くウンと頷く。
いや、先程のマナもそうだが、戻っているとは思えない。戻っているフリをしているだけと考える方がずっと自然だ。
だがもちろん、浅川は本当の事情など知らない。恐らく訪ねたところで、人形は感じないとか言われてあしらわれるのがせいぜいだろう。
こんな間近で、誰かは知らないが興奮状態を包み隠しているのに、全く手出しが出来ない。これは浅川にとっても拷問のような状態である。
あまり考えるとまた興奮が高まると思い。さっさと自ら鬼になり、かくれんぼを始める。
「じゃあいくよ!」
浅川の言葉と共にタイマーをセットすると、目をふさいでその場でしゃがむ。
トントントンと言う足音と共に、2人が家中に散るのが分かった。
ジリリリリリリリリリリリリッ
しばらくするとタイマーが鳴り、いよいよ浅川の捜索が始まる。
浅川はまずセオリー通り1階居間から探そうと振り返る。
するとマナとマユはソファーに腰掛けじっとしていた。
「あ、見つけた・・・ってこれじゃかくれんぼじゃないじゃん。」
浅川がそうつぶやいても2人は全く反応しない。
「そうか。つまり見つけても動かさないと見つけたことにならないって事か。」
マユとマナはちょうどソファーのコーナーのL字の部分に座り、2人が90度の角度で向かい合っていた。
浅川はコーナーの前でしゃがむと、2人の胸を触ってみる。
「おっ。柔らかいねぇ。」
もちろんそんな事じゃ彼女たちは微動だにしない。だが、浅川も意地になり、胸をいじり続ける。
メイド服の布がかなりしっかりと彼女達の胸を締め付けているのがよく分かるほど、パツパツの感触で、それは手の動きが胸にダイレクトに伝わりそうなほどである。
だが弄られている彼女たちは、5分たっても全く動じなかった。
浅川が知る限り、普通の女性ならこれだけ色々されたら感じるはずだと思えた。だが、全く動く気配のない彼女たちを見て、少し自信がなくなった気がした。
ただ、その自信が少しの事実で回復する。おなかの動き、つまり呼吸がさっきより明らかに激しいのだ。もちろんこんなのは動いたうちに入らないので、これでゲームオーバーと言う訳にはいかないだろうが(言ってもおそらく彼女らは認めてくれないだろう)おなかの動きは悩ましい快感に耐えているメイド達の中を想像するのに十分だった。
その様子を見て、浅川は少し作戦を変える事にする。両方同時ではなく片方だけ攻撃する事にしたのだ。
これには2つ理由があった。
1つは、1局集中した方がギブアップさせやすい気がした事。そしてもう1つは、片方を責めているとき、もう一方は、責められている相手を見ているはずだと考えたからである。
一方が責められているとき、もしもう一方が何もして貰えないとしたら。そして、その何もして貰えない方は、責められている側が想像出来ているとしたら。
それなら、責められていない側もさぞかし切ない思いをすると思ったのだ。
そんなに焦らされていれば、次の一撃でかなり感じてしまうと言う計算があった。
そんなわけで、まずは妹のマナを責める事にした。
選択理由は、単に座っている位置が、浅川の利き手側だったというだけである。
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