DollClub~ここだけの話し~(3章) [戻る]
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「凄い湿気だね。苦しいんだろうなぁ。」

 お客さんはそう言って僕を見ます。
 もちろん僕はお客さんの言葉を聞いていますが、反応はしません。じっと我慢です。でも、こうやってお客さんに言われると、あーやっぱりそう言うことを考えてるんだ、って分かって、興奮が増してしまうんですよね。
 心の中では(お客さんの想像通り、凄く苦しくて蒸れて助けて欲しいんだよ。だけどそんなこと言えないんだ。だから僕はこんな空気を吸って行くしかないんだ)って語りかけてました。でもお客さんには伝わらないんでしょうけどね。

「触っていい?」

 お客さんの言葉に、僕は頷きます。
 もう気持ちよくてもどかしくてどうしようもない状態の僕ですから、早く弄って欲しいのが本音でした。

 僕の反応にお客さんはためらうことなくスカートの中に入れた手を動かし始めます。
 ただ、いきなり局部を触るのではなく、どうもわざと核心を外して触ってくるのです。
 特に、執拗に下腹部のちょっと下辺り、つまり本来なら毛が生えている辺りを弄られるので、再び僕は頭が真っ白になってしまいました。
 なんでかって?
 それはもちろん、その下には、僕の息子が元気よく反り返るように固定されているんです。焦らしいてるつもりでしょうが、ホントはそこにも核心があるわけですから、地獄としか言いようがないですよね。
 それならむしろ、ホントに局部を触って欲しいぐらいです。
 快感自体は局部でもここでもほとんど変わらないけど、局部を触ってくれた方が素直に反応出来るから楽なんですよ。
 中が女の子だと思っているお客さん相手に、下腹部辺りを触られて過剰に反応するわけに行かないじゃないですか?

 また、お客さんは、焦らし方がとっても上手いんです。知っててやっているなら我慢することでお客さんも興奮出来るでしょうけど、事情を知らないおかげで、自分のやっていることが僕をこんなに苦しめているなんて知らないでしょうから、僕としても変な反応は出来ないですしね。

 でもね。お客さんから見ればお人形さんかもしれませんが、実際、僕も人間ですから、お客さんの行為によって、ホントに我慢の限界に近づいてたんです。
 このままされ続けたら、ホントに全く反応しないままイク必要があり、それはいくら慣れている僕でも結構辛いんですよ。
 そうは言っても事情を知らないお客さんにそんなこと言えるわけもなく、僕は半分覚悟を決めて、イク心の準備?をして待っていました。

 そしたらラッキーなことにお客さんがいよいよ核心を触れ始めてくれたんです。
 このときはお客さんが天使に思えましたよ。

 そして、もう少しだけお客さんの行為を我慢し、そのあとは慎重に、お客さんに「我慢しているように見せながら」イッてしまいました。
 執拗に股間を責め続けるお客さんの手前、大きく呼吸出来ないからそれは凄く苦しいのですが、でも全く反応出来ないよりはずっとマシです。少ない酸素を効率よく吸い込んで、必死に呼吸を整え、その間もお客さんの行為に反応してあげることは忘れません。

 すると、お客さんは、僕の反応に気をよくしたのか、あいたもう一方の手で胸を触り始めました。
 イッた直後にこれだけ刺激されると結構辛いのですが、抵抗することも出来ず、僕はお客さんのする行為をただじっと受け続けます。
 そうしていると、もうあっと言う間に僕の息子が元気になっていってしまいました。
 なにしろブラとワンピースが窮屈なので、その上から触られると、息子への攻撃力は、直接触れられた時の数倍に跳ね上がってます。普通ならこんなゴムやら布やらが覆ってしまうと鈍感になりそうな物ですが、ユウカの身体は、センサーを布で覆えば覆う程敏感になっていくような気すらします。
 そんな状況ですから、ただ胸を触っているだけの行為も、中にいる僕にとっては辛いわけです。

 ひとしきりユウカを弄り倒したお客さんは、今度はスカートをめくってみます。
 籠もった空気から解放されて、空が入れ替わって、僕は凄く楽になります。
 少しだけ深く呼吸して久々の新鮮な空気を楽しむと、すぐにお客さんがスカートを下ろしてしまいました。そして、次の瞬間、お客さんはスカートの中に潜り込んできたのです。
 僕はさすがにちょっとビックリしましたが、お客さんはユウカの呼吸方法を知っているわけですから、きっとスカートの中にも興味があるんでしょうね。
 僕だって慣れてるから平気ですが、最初はこのスカートの中では10分と耐えられなかった気がします。すぐ息苦しくなってスカートをヒラヒラさせて空気を入れ換えたんですよね。でもそれすると、今度は息子が感じちゃうんで、どっちにしてもキツかったんですけどね。

 それにしてもただでさえ籠もった空気が、お客さんが潜り込んだことでもっと籠もって苦しくなります。
 当然ですが、2人分の2酸化炭素が充満するわけですから・・・僕の場合、足りない酸素は皮膚から補えるけど、お客さんは純粋にスカートの中の空気を吸ってますから、ある意味僕より苦しいかもしれませんね。あ、でもそんなことはないか。僕の場合、呼吸の場所そのものが制限されているから、そもそも入ってくる空気の絶対量が少ないってのもありますし。

 そんな呼吸の苦しさを感じているまもなく、お客さんはスカートの中からユウカへの攻撃を開始します。
 今まではお客さんの表情を見て、なんとなく次の攻撃が読める事はあったのですが、スカートの中に隠れちゃうと、次にお客さんがどんな攻撃をしてくるのか、全く読めなくて、凄く大変です。
 なにしろ何をされても反応は出来ないので、出来れば事前に予測出来た方が心の準備が出来るからいいんですよ。
 でも、ここだけの話、この「なすがまま」の無力感と、ひたすら不意に与えられる快感には、苦しい反面、ずっとこのままでいたいと思ってしまうんですよね。
 僕がお客さんだったらそれでもいいんでしょうが、あくまでも僕はお人形としてお客さんを楽しませる立場ですから、どの程度の刺激を、どれだけ与えるかって言うのは全てお客さん次第です。

 そんな刺激を7~8分受け続けます。
 指先でつんつんとつついたり、指の腹でそーーっと撫でたり、爪でチロチロと刺激したり、ゴシゴシと強く刺激したり、時には複合的な刺激も加わります。
 そのたび毎にユウカの中にいる僕は、笑顔の面の中で、目に涙を浮かべながらじっと歯を食いしばって頑張るのです。

 何度も何度も吐息を漏らし、何度も何度も危険を乗り切り、ただひたすら密閉されたユウカの中で時が過ぎるのを待ち続けます。

 どうしても我慢出来ないと手や足の指先がぴくぴく反応していますが、お客さんはスカートの中に潜っていますので、細かい動きまでは見ていないので助かりました。
 それでも、そうやって刺激され続けると、次第に息も苦しく、我慢も限界に近づいてきます。
 息苦しいのは当然です。
 2人分の二酸化炭素をたっぷり含んだ空気を、申し訳程度に開いたスリットの上に、下着とタイツを被せられ、そのフィルターを通して吸うわけです。
 もちろんスーツは僕が倒れない程度の酸素は補給してくれるのですが、増えてもそれはホントに必要ギリギリですから、苦しいことに違いはないのです。むしろ倒れられず意識があるため辛いかもしれません。
 しかもこんなギリギリの状態なのに、僕の身体はお客さんの刺激に興奮しまくっているので息苦しさも相当なものです。
 なるべくゆっくり深く呼吸することで、酸素を補いつつ精神を落ち着かせて快感に耐えていたのですが、そのあまりの快感は、やがて僕の限界を超えます。

 お客さんにとっては先程から続く連続的な刺激の行為に過ぎないのでしょうが、僕にはその行為が、トドメでした。
 恐らくはただ、指先でつついただけなんですけどね。ムチっと指先が息子を押さえるような刺激と共に少しだけ擦れた感触が伝わり、僕のそれまで貯め込んだエネルギーを解放してしまいました。

 巧妙なパッドはイッた事すら外に伝えにくく出来ているので、大げさに反応しない限りお客さんは分からないはずです。
 それが証拠にまだ執拗な責めは続いています。

 スカートの中のお客さんにとって、多分ユウカの中にいる女の子が、刺激で感じてしまっている姿を想像しているのかもしれません。
 まさか、僕がイッちゃったなんて事は想像しないでしょうし、僕もそんな事は絶対に想像されないようにしなければいけません。夢を売るのですから、あくまでもお客さんの理想を想像させてあげないといけないんです。

 そうして刺激を受けること約10分。お客さんの攻撃はようやく収まり、スカートの中からお客さんが現れました。
 お客さんは笑顔に固定されているはずのユウカの顔を満足げに眺めながら、手に持ったスカートの裾を離します。ふわりとスカートが床に落ち、その瞬間再び僕の呼吸が苦しくなるのが分かりました。
 たった一枚の布が、こんなに切ない空間を作っているのです。
 布1枚、ほんの数ミリ外側にある空気が吸えないのです。
 もちろん、それ以前にユウカの身体が僕を外界から遮断しているのですが、やはりただの洋服がこんなに僕を苛める道具になっているなんて。それも、見た目はとっても可愛らしい洋服ですから、それを思うとなんだかとっても切なくなります。

 自由に動けたら少しは楽なんですけどね。ホントにこの人形オプションてのは厳しい仕事だなぁ。
 でもお客さんはそんな裏事情は分からないですから(ユウカの中が女性だという前提で、ちょっとだけそう言う裏事情を想像して興奮しているかもしれないですけどね)我慢するしかないでしょうね。

 さて、一通りユウカへの責めが終わったのか、次にお客さんはユウカの横に来て、少しささやくように言いました。

「ねえ?僕を気持ちよくできる?」

 もちろんお客さんの言う事は、基本的になんでも聞くのが人形のおつとめです。
 僕はそっと頷いてあげます。

 ようやく自由に動くことを許された僕は、まずお客さんに分からないように、少しだけスカートの裾をフワリとさせ、籠もった空気を入れ換えました。そして細心の注意を払ってゆっくりとした長い呼吸で新鮮な空気を吸い込みます。
 お客さんからはユウカの優しそうな顔しか見えないのですが、そのホンの少し内側は特別な密閉空間ですから、こういう技を覚えておかないとホントに苦しいんです。

 次に、そのまま自然な流れでお客さんの正面に回り込むと、少し上目遣いになるように下から見上げてあげる(と言ってもお客さんも座ってますから、ユウカの姿勢を低くしてあげるって事です)ような状態にします。
 もちろん眼球が動くわけではないのですが(研究所の方では眼球や表情の変えられるギミックも研究されているようですが、まだ実用的ではないみたいなんですよね。)それでもポーズによってはお客さんからは上目遣いのように見えるんです。

 お客さんは少し緊張しているみたいです。そりゃこんなに可愛い娘に上目遣いで見つめられたら緊張だってするでしょうね。増してやその可愛い娘にこれからやって貰うことを想像したら堪らないでしょうね。

 僕はそっとお客さんのズボンの中で主張している物に手を乗せます。
 まだ軽く乗せただけですが、身体がピクリと反応します。ふふふ、こんなので反応してたらこの先我慢出来ないぞ・・・なんて思いながら、ゆっくりと股間に宛った手を動かし始めます。
 ズボンの上からでもかなり敏感に反応するお客さんの息子に嬉しくなり、僕もあれこれ手を変えてお客さんを責めてあげます。もちろん時には激しく、時には焦らしながら、僕が持っているテクニックを全て使ってあげます。
 僕としてもお客さんがこれだけ反応してくれたら嬉しいですから、最大限サービスしますよ。ユウカにこんなに素敵なサービスをしてもらえるなんてちょっと羨ましいですね。僕は絶対お客さんとしてユウカにサービスして貰うことはできないんですから。

 それではサービスの本番です。

 お客さんのズボンに手をかけ、そっと焦らすようにボタンとを取り、ファスナーを開きます。そのままなるべくお客さんに負担をかけないように上手にお客さんの足を持ち、ズボンを脱がせてあげます。
 次に、お客さんのトランクスのゴムに手をかけ、そっと脱がし、既に十分に主張したお客さんの物を、取り出してあげます。
 布から解放されたお客さんの物は、見ていて恥ずかしくなるぐらい脈打っているのがよく分かりました。こう言う場面で少し恥ずかしそうに照れる態度を取ってあげると、お客さんも喜んでくれるので、僕もしっかり照れてあげちゃいます(実際恥ずかしいんですけどね)。
 その態度を見てお客さんも余計に興奮しているようで、僕も満足です。

 それにしてもお客さんの息子は周りを覆った布達から解放されて凄く楽そうですよね。
 それに引き替え僕の息子は、ただでさえも狭苦しいユウカの下半身の中に、巧みに隠されて締め付けられた上、高度なセンサーによってユウカの身体を幾重にも覆った布達の感触を意地悪に伝え続けてますから、本当に窮屈で苦しいんです。
 お客さんから見たらただの女の子の形をしている作り物の下半身でしょうけど、その内側にある僕の息子にとっては、この上なく狭くて切なくて気持ちよくて苦しい場所になっちゃってます。
 と、愚痴ってみてもこの刺激からは逃れられないので、諦めてお客さんへの奉仕を続けます。

 いよいよ核心となるお客さんの息子を、ユウカが直接触れてあげるのです。


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