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ヒカリを弄るミクの手が、ヒカリ自身に誘導されてスカートの中へと進入する。
ゴムのような指先では感じることは出来ないが、おそらくはヒカリ役の男性の呼気が充満したスカートの中は相当に蒸れているはずだ。
女性の核心を弄り始めるとヒカリも必死に何かを我慢するようにピクピクと反応する。
『ダメダメ。そんなんじゃ全然問題は解けないわ。もっとしっかり弄って、違いを確認しなさい!』
ヒカリの言葉は凄く強く、まるで全く感じてないように聞こえるが、ヒカリ自身の態度はそれとは裏腹に必死なのがよく分かる。
ミク自身、ヒカリのツボはある程度想像が出来るだけに、一般客からの攻撃よりも的確で、それに耐えるのはベテランのヒカリと言えど、楽ではないのだ。
言葉に合わせて演じなければいけないという役者の気持ちと、着ぐるみの中で体感する快感との狭間で苦悩する姿は、弄っている聡美にも辛かった。
『そうそう。そうやってよーく調べたら問題も解けるわよね?』
今度はヒカリが責める。
隣の席の椅子を手にしたヒカリは、ミクの真横にピタリと椅子を並べて座り、まさに絡みつくようにミクの身体を弄り始める。
あまりの気持ちよさにミクが集中力を奪われていると悟ると、すかさず、
『ほらほら。集中集中。』
と先生の口調で強制的にテストを続けさせる。
恐らくは、この快感と戦いながら必死に演技を続ける着ぐるみを見ながら興奮する事を楽しみにしているお客には、こうやってなすがままに感じさせられているミクのような着ぐるみは堪らなく興奮する対象なのだろう。
だが、実際にその対象の中にいる聡美は、目に涙を浮かべ、チューブの為に殆どくいしばることの出来ない歯を我慢しながら、ただひたすらミクを演じ続ける。
やがて服の上からだったヒカリの攻撃が、徐々に服の中へと移っていく。
と言っても全部脱がすと言った事はせず、手を入れる隙間程度にボタンを開け、後は締めたまま制服の裏に手を滑り込ませて弄る。
着ぐるみの身体の構造を考えると、実は服を脱がされて弄られる方が楽なのは言うまでもない。
服を着たまま弄られると、手の動きから生み出される服の締め付けやシワ、擦れも同時に伝えられてしまうことになる。
この焦れったい快感は、役者には堪らなく気持ちいいのだが、我慢するとなると地獄になる。
ヒカリは当然その事も計算の上で、しっかりとミクに実践研修を行っているのだ。
ヒカリの手に負けないようにテストを解くミクだが、その手は執拗で、しかも計算されていることがよく分かる。
胸だけではなく、ワキ、脇腹、お腹、首筋、着ぐるみの持つ性感帯の全てを上手に弄りまくるヒカリ。
聡美には、それはまるで、改めてミクのセンサーの感度を教わっているかのような物だった。
しかし、ヒカリの手が女性の一番の性感帯に近づくと異変が起こる。
女性が一番感じる場所は、敢えて弄らず、少し上、下腹部より少し下辺りを執拗に触るヒカリ。
わざと感じる場所を弄らずに焦らしているのかとも思えたが、その弄り方はかなりしつこく、まるで何かを期待しているようだった。
そう。ヒカリは、ミクの中にいるはずの男性の証拠を弄っているのだ。
もしミクに男性が入っていたとすれば、まさにそこには男性の証拠が固定され、ヒカリの手によって耐え難い程に感じているはずである。
ミクは女の子であるから、当然そこを触っても感じてはいけない。つまり、ミクの中にいる男性はここを弄られても大げさに反応することは許されないのだ。
下着のゴムが乗っかっているだけでもチロチロと微妙な刺激を受け続ける、着ぐるみ達最大のウイークポイントとも言える場所なので、ヒカリはそこをしっかりと体験させようと必死に弄っていたのだ。
だが、今のミクは、外見だけではなく中身も女性である。
つまり、本当にこの下には何もなく、つまり男性程強烈に感じることはない。
むしろ、今まで散々弄くり回され、猛烈に感じまくっていた聡美にとっては、そこではなくもうちょっと下を早く触って欲しいと言う願いでいっぱいだった。
ヒカリからすれば、めいっぱい感じさせているはずのミクが、あまり感じる気配が無いどころか、むしろ焦れったそうな態度を取るのを見て、先輩として焦ってもいた。
その為執拗に責め続けるのだが、責めれば責める程、等のミクには物足りない焦らされた攻撃になってしまう。
私は女よ。もっと下を責めて!そう言いたくても言葉を発することも出来ないミクに為す術はない。
また、ミクという立場を考えると、自ら弄って欲しい場所をアピールするのも変な話である。
核心に触れられること無く、しばらくは焦らされながらミクの中で、どうにもならない切なさと戦うことになった。
もうちよっとなのに触れて貰えず、でも刺激が全く伝わらないわけでは無いので、火照ったからだが冷める事も無い。
こんな苦しい思いの中、ミクはテストに集中しようと頑張る。
頑張るミクを責め続けたヒカリも、やがてその手を緩め、いよいよ女性の核心部分に触れ始める。
今まで散々焦らされ続けた聡美にとって、この行為は待ち望んでいたことであるが、ミクはあくまでも平静を装ってテストを受け続ける役である。
焦らされた場所をやっとの思いで弄られ、理性が吹き飛びそうになる程の快感に襲われるが、それでもヒカリによって僅かに開かされた股間は、閉じることも開きすぎることもなく、ただじっとヒカリが核心を触れるのに必要なだけの間隔を保ち続ける。
太股が痙攣にも似た震えを発しても、その距離は変わらず、遠くから見れば、ミクは全く感じていないようにすら見えるだろう。
けれども、ミクをしっかりと責めているヒカリには、その内側で襲う快感に耐えるミクの内側の人物を想像し、責め手である本人もかなり興奮していた。
ミクになりきっている男性に対しても、女性の感じる場所はしっかりと感じながら耐える演技をし、女性の感じにくい場所は本当は感じていても、全く感じていないように振る舞うと言う、新人らしからぬ徹底した演技を見て、感心していた。
『あらー。ミクちゃん。ちょっと太股がピクピク言ってるわよ?集中出来ないの?頑張らなくちゃ落第よ?』
耳元で無理難題を押しつけながら、自分を責めるヒカリを、ちょっぴり恨めしいとも思いながら、それでも責めに耐え続けるミク。
だが、その我慢もついに限界に達する時がくる。
それまでは指の腹で丁寧に攻撃していたヒカリだが、スクールタイツの裏側に手を滑り込ませると、指を立てて、綺麗に整った爪を使って攻撃をしてきたのだ。
その気持ちの良さは、聡美には衝撃的だった。
我慢に我慢を重ねていたこともあり、聡美は、ミクの中でパニックのような状態だった。
どうしても逃げ出すことの出来ない快感なのに、身を委ねることも許されず、気丈にミクを演じるという事の過酷さと、それが達成出来れば相手に気づかれることなく果ててしまえると言う、特異な環境が、聡美の身体を猛烈に興奮させる事になったのである。
とは言え、タイツの圧力とヒカリの爪の硬質な感じが大事な場所に突き立てられ、その状態で動かされた為に起きた刺激は、聡美の我慢出来る限度を超えていた。
声は出さずに済んだ物の、身体は激しくビクンと反応してしまい、さらにぐったりと机にうなだれるように倒れ込んでしまう。
『ふふふ。そっかー。ミクちゃんはここが弱いのね。じゃあしっかり教育して、頑張れるようになって貰わなくちゃ。』
机にうつ伏せになりながら呼吸を整える聡美の事など全く無視するかのように、まだ頑張れと言うヒカリ。
ここで着ぐるみスタッフとして働く男性達は、きっと今の自分より遙かに苦しい経験を積んでいる。
なにしろ女生とは全く異なる体型を女性に近づける為、身体のあちこちを補正し、大事な場所を隠している。
ある意味では、外見と同性の聡美以上に中は過酷なはずだと思えた。
そんな人たちより簡単に自分が参るのは悔しいと思った聡美は、必死に呼吸を整え、体勢を立て直して机に向かうことになる。
『呼吸は整ったかしら?でもまだまだこれからよ。ふふふっ』
ヒカリはそう言うと、ようやく平静を装ったミクを容赦無く責め始める。
服の上から、スカートの中から、集中しようとするミクを邪魔するヒカリの手。
さっき果てたばかりの聡美だが、あっと言う間に身体が熱くなるのを感じる。
『ミクさん?そんなふうにちょっと触られたぐらいで感じるようじゃダメよ。先生がお手本を見せてあげるわ。』
聡美の身体が火照った頃を見計らうようにして、ヒカリは手を止め、ミクの席の前に立つ。
『えーと、確か机の中にあったはずね。』
ヒカリは自らの言葉に後追いするように、教卓の中をさぐりはじめる。
『これじゃないわね。うーん、これでもない。あ、これこれ。これね。』
自分で確認するように机の中の物を取り出すヒカリ。
もちろん、これは全て、声の主とヒカリの身体の主が別人だと言うことの表れである。
ヒカリは、その机の中の物を手に取って見せる。
ミクは不思議そうにそれを見る。
どうやら黒いレースの下着のようである。
しかし、よく見るとその下着は、前の部分に不思議な物が付いていた。
そして、もう一つ、ヒカリの手に下着と一緒に握られている物があった。
それは、何かのリモコンのようだ。
『これ知ってる?リモコン式なのよ。これを先生が身につけて、リモコンをあなたに渡すから、20分間好きなように操作していいわ。先生が演技って言う物を教えてあげる。』
ヒカリはその言葉に会わせてウンウンと頷くような演技をしていた。
だが、その態度には、僅かではあるが焦りも感じられる。ヒカリの中にいる人物は、きっと予想外の展開だったのだろう。
だが自ら発言したヒカリは、タイトスカートをたくし上げ、パンストの上からその下着を穿く。
Tバックらしいその下着は、パンストをしっかり挟み込んで下半身にフィットしている。
『はい。どうぞ。』
そう言って、スカートの乱れを整えた後、リモコンを手渡すヒカリ。
ミクは恐る恐るそのリモコンを手に取ると、リモコンにはスイッチと3段階の強さ調整スイッチが付いていた。
カチッ
ドキドキしながらスイッチ入れるミク。
ブーーーン
低周波音が僅かに聞こえ、何かが振動を始めたことは分かった。
『ミクさん触ってみて。』
ヒカリはミクに近づき、ミクの手を取ると下着の位置へ導く。
聡美は、ミクの指先を通し、小刻みに震える機具がしっかりとヒカリにフィットしていることを理解出来た。
丁度男性の物が固定されている根本辺りを刺激している様子が分かる。
聡美自身は男性ではないから、この振動が裏側の人物にどれほどの刺激となって伝わっているのかは分からなかったが、ミクの指が振動装置を押さえた時、ヒカリはほんの少しだけ切なそうに内股気味に太股を閉じていたのは分かった。
確かに一見するとヒカリの態度は今までと変わっていない。
まるで何事もないような錯覚すら覚える。
だが、聡美が確認した物は、ヒカリをしっかりと振動させていた。
目の前のヒカリの様子を見て、聡美はまるで自分が刺激されているかのような錯覚を覚え、見せられているだけなのにもの凄い興奮を覚えた。
ヒカリが普通の態度を取れば取る程、その裏を想像してしまっていたのである。
『さあ、ミクさん。まだ補習は終わっていませんよ?リモコンは20分好きにしていいから、その代わり20分以内にその問題を解いてしまってね。』
こんな状況なのにヒカリは先生としての態度も崩さず、さらに問題を解こうとするミクを弄ることを続ける。
ミクは時折リモコンを操作し、ヒカリへの反撃を試みるが、ヒカリの態度はいっこうに変わらない様子であった。
だが、ヒカリが感じていないわけではない事も聡美は分かっていた。
ヒカリの責めを受けながら、リモコンを操作すると、ほんの一瞬ではあるのだが、手の動きが変化したりヒカリの身体がピクリと反応するのである。
つまりヒカリの中は実は地獄なのだ。
ヒカリの中にいる人物は、元々ヒカリの身体と衣装が生み出す刺激に耐えながら、自分の意思とは無関係に発する声の言うとおりに行動させられ、しかも聡美の操作するリモコンからの刺激まで受けているのだ。
この三重苦の中で、ミクの研修の相手として、DollClubで働く上で必要なことを教えているのである。
男性の気持ちが分かるわけではない聡美ではあったが、それだけ苦しそうな状況でありながらミクを責めると言う事は、かなり大変なことなのだろうという想像は出来ていた。
リモコンスイッチを押すだけでヒカリへの攻撃を行えるからこそ、ミクでも何とか対抗手段を持てているが、今のミクには、ヒカリのように自由に動き回れと言われても、気持ちよすぎて無理であった。
椅子に座っていられるから、なんとか耐えていられる、と言っても良かった。
それでもヒカリは的確にミクを攻撃し、聡美の快感を翻弄する。
やがて、椅子に座っているだけのミクの方が音を上げることになる。
ヒカリは、その技を駆使して、ミクのスカートの中と同時に、はだけた服の隙間から手を入れて胸を弄り、それに耐えきれなくなったミクが、再びピクピクと痙攣するように反応してしまう。
もちろんその瞬間、ミクの内側では限界を超えた聡美が果てていた。
『あら~。ミクさんはこんなに有利な状態でもダメなんですね。困ったわねぇ。じゃあこれは返してくださいね。』
まだ肩で息をしながら呼吸を整えているミクのリモコンを取り上げるヒカリ。
平然と取り上げているが、ヒカリの裏側の人物は、きっと一刻も早く取り戻したかったはずである。
『あら、強になってるわね。それにしてはたいした刺激じゃないわね。お仕事ではこれぐらいの刺激で恥ずかしい反応なんて出来ないのよ。私は、こんな風にスイッチを入れたり切ったりしても全然平気なのよ?あなたもよく見てね。』
そう言いながらミクに見えるようにスイッチを入れたり切ったり繰り返すヒカリ。
その光景に、やっとの思いで呼吸を整えつつあった聡美の身体は、あっと言う間に熱くなっていく。
ちょっと見ただけでは、ヒカリは自分がこれほど刺激に耐えられる、と言う事をミクに見せつけているだけである。
ところが、実はそうではないかも知れない。
よく見ると、パンストに包まれ、短いタイトスカートから伸びたムッチリした太股が、何かから逃れたいとでも言わんばかりに切なそうにモジモジ動くのである。
それは、聡美から見ても可哀想なぐらいに気持ちよさそうに見えた。
このヒカリの裏側では、やっと取り上げたリモコンを操作して、自らの刺激を止めたかったのかもしれない。
そんな希望を持ちながらも、声に合わせて、なかなかスイッチを止められないどころか、ONとOFFを繰り返すような操作を行うのである。
OFFにした時、その裏側で、どれほどONにする事をためらっていたのだろうか?
自分は本当は平気ではなく、辛くて辛くて仕方がないんだと言いたくても、もちろんヒカリはそんな事を言ってはくれないのである。聡美には、自分の意思とは無関係の言葉に合わせる事の苦しさを目の前で見せつけているようにしか思えなかった。
そして、そんなヒカリを見て、何故か聡美はその裏側にいる人物が羨ましく思えていた。
『ほらね。こんな感じに耐えないとダメなのよ。』
ミクに説明するようにしてようやくスイッチをOFFにするヒカリ。そして続けざまに恐ろしいことを言う。
『じゃあミクさん、あなたもこれ着けてみなさい。これが20分で問題を解けなかったペナルティーよ。』
自ら装着していたリモコン式の下着を脱ぎ、ミクに手渡す。
もちろん、ミクは躊躇無くこれを身につけなければならない。それがDollClubの着ぐるみの役目でもある。
分かっていながら、その嫌らしい下着を前に、ミクの中で生唾を飲み込む聡美。
『ほらほら。ぼーっとしない。お人形さんは言われたことをに従うのも役目なんですからね。』
催促するヒカリに観念したように席を立ち、その下着を身につけるミク。
サイズは若干小さいが、それは今までも良くあったことである。ただし、この場合、小さいことで下着に付いた機具もしっかりとフィットしていることを意味していた。
『はい。では、ミクさんにはちょっとこの漢字の書き取りでもやっていただきましょうかね。全部書けたらこのペナルティーは許してあげましょう。』
ヒカリが取り出したのは、難しい漢字が羅列された書き取り用のドリルだった。懐かしいスタイルの教材ではあったが、今の聡美はそれどころではない。
ヒカリに言われるがままに、ドリルに向かうのだが、すぐさまリモコンのスイッチが入れられる事になる。
全部でA4サイズ10ページぐらいの書き取りである。一気に書き上げれば恐らく20分ぐらいで終わる文字の大きさである。
だが、ミクのペンはなかなか進まない。
ヒカリの操作するリモコンが、ミクの裏側で頑張る聡美を確実に刺激していたのである。
しかも、この機具は、恐らく裏側に存在するはずの男性の物を刺激する位置にある為、聡美にとってはちょっと位置が悪い。
出来ればもう少し下を刺激して欲しいのに、そのちょっと上を刺激されるので、もの凄く悶々とする状態なのである。
太股を上手くすり寄せ、機具を少しでも下にズラそうとしても、しっかり食い込んだ下着は簡単に位置をズラす事は無く、上履きの中で、ミクの足の指先がムニュムニュと切なそうに反応していた。
『ミクさん、なんだかとっても辛そうねぇ。そんな事では先に進めませんわよ?』
意地悪そうに言うヒカリ。
そんな言葉も届かない程、聡美は苦しんでいる。寸前の所で快感をキープさせられることがこんなにも苦しいとは思っていなかった。
何度も何度も、ペンを置き、その手をスカートの中に滑り込ませて自分を刺激したいと言う衝動が襲うが、必死になって「私はミクちゃん。可愛くお淑やかに。ミクちゃんはお人形だから、感じちゃダメなの。」と念仏のように唱えて頑張っていた。
だが、その頑張りを無視するかのようにヒカリがさらなる刺激をくわえ始める。
再び自らの手でミクを弄り始めたのである。
こうなるともう、ドリルどころではない。手は完全に止まり、ひたすら襲う快感を人形としてやり過ごそうとする聡美。
ヒカリの手がスカートに進入すると、わざと機具を押しつけたり指先で聡美にとっては一番敏感な場所を突かれたりする。
その場で机にうずくまりたいと言う衝動にも耐える聡美。
今度はヒカリは、スカートの中の手を、わざと空気穴を遮るように置く。
着ぐるみが酸素を供給してくれているが、それでも急激に苦しくなる。呼吸が苦しい状態のまま、余った指がさらにミクを弄ると、とうとう聡美の限界が来た。
身体を反応させ、その場でうずくまるミク。
『あー。またイッちゃったのね。ミクさんも大変ねー。こんな事じゃまだまだ先は長そうねー。』
ミクがうずくまると、少し呼吸を整える時間を与えてくれた後、まだ完全に回復していない聡美など無視するかのようにヒカリの責めが始まる。
考えてみれば、DollClubの客の前では、基本的にはイッた事は悟られないように振る舞う。とすれば、本来はイッていたとしても、それを知らない客は、そのまま続行して刺激を与え続けることになるだろう。
とすれば、小休止すら無い。
ヒカリは、まだミクに対して多少余裕を持たせてあげているのだ。
結局その後、ミクに包まれた聡美は、ヒカリの責めに3時間以上耐え続け、この日だけで6度も果て、そのうち4度はヒカリに果てたことを気づかれていた。
一日の研修を終わり、完全にグロッキーな聡美であるが、美由紀は今日の研修内容ではまだまだ全然ダメだと言う。
何しろ本当のお客はもっといろいろな場所を触り、もっと色々な事を強要する。
その中で、聡美が果てたことは気づかれないようにしつつ、お客に対しては演技で果てたフリをする余裕が無ければとても実践では勤まらないというのである。
聡美も美由紀に言われたことに対して、反論の余地もなかった。
確かにこの仕事は、着ぐるみ側が優位な状況でなければ、本当にお客さんを楽しませる事は出来ない。
そう考えると、どんなに気持ちが良くても、ミクの中でひっそりと果てる技術と、それとは逆に、お客さんの考えを読み取り、お客さんに想像させ、興奮させる演技を身につけなければならないのだ。
そして、その演技力を身につける為の過酷な研修は、この後も繰り返し行われていた。
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