|
のぞみの次はひかりである。
着替えの手順はのぞみと同じである。
ひかりは恥ずかしそうに真一の前に立つと軽く会釈する。
和志なのだろうか?
一瞬そう考えるが、保証は何処にもない。
と言うよりは美女が着付けを手伝ってくれる人物に挨拶をしているだけと考えると、ごく自然である。
もしも和志が、のぞみか、こまちに入っているのだとすると、ひかりを演じている人物は真一の事を知らない人物のはずである。
とすれば、ひかりはごく自然に自分の役柄を演じているに過ぎないと言えるのだ。
のぞみの時と同じように、衣装となるスーツを順番に纏わせていく真一。
のぞみよりもスタイルの良いひかりの身体を、スーツの中に押し込むようにしてファスナーを閉め上げる。
手首足首を順に閉めて、最後に背中のファスナーをゆっくり引き上げる。3人のスーツは外見がそっくりなので、サイズが同じだと思っていたらどうやら細かくサイズが違っているようである。
スタイルが良くウエストが細いはずのひかりでも、のぞみと変わらないぐらいウエストの閉め上げに力が必要だったのだ。さらにバストについても見ているこっちが気持ちよくなってしまう程、ムッチリピッチリと貼り付くように締め付けながらファスナーが閉まっていった。
真一は、バストを締め上げながら、ひかりの腰が若干切なそうに引けるのを目撃してしまう。
中で起きている事のおおよそが理解出来る自分にとって、この光景は非常に辛かった。
しかも、もしかするとひかりの中身は和志かも知れないのである。
スーツを着せて終わりではない。
ブーツ、グローブ、そしてスカートとジャケットを着せる必要がある。
ひかりは、まさしくお人形状態となり真一に言われるがままに手を出し足を出し、各パーツを装着されている。
じっと相手のいいなりになって着せ替えられるという行為は、実は想像以上に辛い事を真一も理解していた。
実は訓練メニューの中には、着ぐるみどうしでお互いに着せ替えをするような物もある。
真一はまだレベルが低い為、かなり楽な衣装の着せ替え訓練を受けた事があるのだが、通常の着替えは自分で装着する衣装の刺激は自らがコントロール出来るのだが、着せ替えを相手に委ねるという事は、そのコントロールが殆ど自分では出来ない事になる。
楽な衣装であっても、結構我慢するのは辛く、真一は初めての経験でいきなり果ててその場でしゃがみ込んでしまった経験があったのだ。
しかし、今日の3人は、衣装を見る限り、ただ着るだけでも楽そうではない。それを人に着せて貰うという事がどういう意味なのかを考えると、それだけでも真一はクラクラしていた。
真一もなんとか頑張ってひかりにブーツとグローブを装着し、スカートを穿かせにかかる。
両足をスカートの中に入れて貰い、後ろからスッと引き上げて腰まで持ってきて、ホックを固定し、ファスナーを引き上げるのだが、かなりタイトなスカートであり、しかもエナメル素材をふんだんに使っているためストレッチすると言ってもそれほど自在に伸縮するわけではない。
スタイルに合わせて細身のウエストにフィットするように作られたスカートは、ひかりの丸みを帯びたヒップを通過させるのには少々力が必要なのである。
力一杯引き上げるというわけではないが、腰に引っかかるスカートを徐々にグイッグイッと引き上げる。
すると最後に少しすっぽ抜けるように引き上がってしまい、その瞬間、ひかりの腰が再び切なそうに引けた。
普通のスカートなら何の問題もないのだが、このスカートはズリ上がりを防止する為に股の間にヒモが通っている。
このヒモがひかりの股間にキュッと食い込んだのであろう。
ヒモは決して堅い物ではなくかなりソフトな素材なので痛みは無いはずである。
今はスカートに隠れているので真一が直接見たわけではないが、もし大事な場所に食い込むようにフィットしたのだとしたらひかりの中にいる演者にとっては想像していなかった刺激だったに違いない。そのぐらい股間の割れ目付近は敏感なセンサーを持っているのだ。
一瞬隙を見せたひかりも、次の瞬間は何事もなかったかのように佇んでいるが、直接着付け作業によってひかりの身体に触れると、心臓の鼓動が速く、呼吸も荒くなっている事が良く分かる。
鏡に映ったひかりの姿は至って平静を崩さず、優しく微笑んでいるので、例え至近距離であっても、彼女を見ているだけであればこの苦悩を想像する事は出来ないだろう。
事情さえ分かっていなければ、例え着替えを手伝っていても、事実に気付くことはないかも知れない。そのぐらい彼女の態度は自然なのだか、それが返って真一を辛くしていた。
なにより辛かったのは、もしこのひかりが和志の操演であるとすれば、真一のした事に端を発する秘密の楽しみを、真一の目の前で独り占めしている可能性があると言うことである。
ひかりしかいない状況で、和志が入っていると分かっているのであればまた違う気持ちになる可能性もあるのだが、3人のうち誰が和志の操演かを知らない状況と言うことが、真一の想像力を高めてしまっていたのだ。
もしかすると和志かも知れないと思いつつも、仕事としてひかりにジャケットを着せる。
袖を通して貰う時も、真一がジャケット着せやすいように彼女はごく普通に手を伸ばしてくれる。
だが、これだって彼女が着ているようなパツパツのスーツを着た状況で行うと、実は結構感じやすい事のように思えた。
ジャケットを着せて、背中のファスナーを引き上げると、当然のように彼女の胸が盛り上げられる。
ジャケットまで着せて貰ったひかりは、自らの身だしなみを確認するように鏡を見てウンウンと頷いて、鏡の前から離れる。
最後に着替えるのはこまちである。
こまちもまずスーツから着せる。ひかりに比べるとウエストはほんの少し太めだが、胸も少し大きい。要するにひかりより、ほんの少しだけ周囲のサイズが大きめなのだ。
アイドル風味の顔立ちのため、このサイズは不自然ではなく、むしろ丁度いい。大きめと言ってもひかりとの比較であり、ホビー21の平均的スタイルと比べれば、悪くないので、実はこれでも中はかなり窮屈なはずである。
ポニーテールの髪型のおかげで、他の二人よりファスナーは上げやすいのだが、うなじ付近がムキ出しなのでファスナーを閉める時に、真一は、ついまじまじとうなじ付近を見つめてしまう。
すると、分かってはいるが、顔につなぎ目や隙間は一切無い事が分かる。
凄くセクシーなうなじとホッソリした首が目に付くが、この内側の空間を思うと、真一はとても切なくなっていた。
チューブで呼吸するとはいえ、多少漏れは発生し、それに伴って呼気と湿気が顔の裏側の少ない空間に充満する。そして興奮することで生まれる熱気も、いくら放熱出来る身体だとはいえかなり籠もる。
普通の着ぐるみであれば首の隙間、後頭部の髪の毛で覆われる部分から、空気が出入り出来るのだが、この着ぐるみは、見た目通り、漏れるような隙間はない。可愛らしいポニーテールによって見せつけられている後頭部が、隙間がないことを強調しているのである。
真一は、普通なら苦しそうだとか暑そうだとか思うはずの、こまちの裏側にいる人物に猛烈に嫉妬していた。無論、その嫉妬の相手が和志である可能性も理解していた。
ブーツ、グローブを着せる時も、3人目という事で手慣れているとは言え、彼女の露出を奪っていく行為は、その意味を考えると非常に嫉妬を覚えた。
ブーツとグローブを装着したこまちは、その履き心地、着け心地を確認し、身体になじませる為に、足首や手首、手の指先を動かしている。その行為と共に衣類の突っ張る感じやシワが真一の視界も入り、真一の股間を更に熱くする。
この娘達の中は一体どんな世界なのだろう?
真一にとっては、全く想像出来ない世界ではなく、自分も実際に操演スタッフとして訓練を受けている最中なだけに、余計に生々しい想像が頭をよぎってしまう。
とは言え、ここにいる3人のキャラクターのうち、2人については、真一が何者かは知らないはずの人物であり、サポートスタッフは基本的に着ぐるみの内部事情を知らないと言う事になっているので、真一がこの場で彼女達に妙な反応を示す分けにもいかない。
その為、至って冷静を装いながらの着付けを続けていた。
スカートを無事に穿かせた後、ジャケットを装着するのだが、彼女の胸のサイズは、サイズだけで言えば他の娘達より若干大きめなのもあり、ファスナーが今まで以上に固い。
そんな状況だったので、ぐぐっとファスナーを持ち上げていたら途中で一瞬すっぽ抜けて、反動でファスナーが下に戻ってしまうハプニングが起きた。
その瞬間のこまちの動きは、絵も言われる程切なそうだったが、次の瞬間には普通の状態に戻っているのはさすがである。
一瞬寄せて持ち上げられかけた胸がファスナーの瞬間的な戻りで、ふっと緩んだのだ。
気合いを入れて我慢しようとしていたら突然刺激が緩むのだから、演者には堪らない瞬間だったはずなのだが、こまちの見た目はほんの一瞬の反応を除いては、特に変化がなく可愛らしい女の子である。
真一が訓練メニューをこなす過程で、一番不得手としていたこう言った場面で誤魔化す為の演技を、実際に彼女達に目の前で見せつけられると、悔しいが凄く勉強にもなった。
恐らくマネージャーがわざわざこの仕事を真一に任せたのは、こうして勉強しろという事なのかも知れないが、やはり目の前で羨ましい行為が展開される真一には、早くこの仕事を終わらせたいと言う思いでいっぱいだった。
なにしろ、他のスタッフとは違い、真一は自分が頑張れば実際に目の前で展開されている状況を自らが体験する事を許される立場にいるのだ。だからこそ自分がそこにいられない事を悔しく思っていた。
気を取り直して、こまちのジャケットのファスナーを上げきると、こまちもその場で自らの身だしなみを確認。
全てが完了した事を外で待つスタッフに告げ、タイミングを見て彼女達をステージへ誘導することになる。
所が、既にステージに上がっている司会や開発陣の自己紹介が思ったより盛り上がっているようで、スケジュールが若干遅れていた。
その為、全員の紹介が終わった後で登場というスケジュールに合わせ、ここでしばらく待つ事になる。
キャラクター達は、基本的にステージ裏であってもキャラクターであり続けると言うルールがある為、待っている3人も決して気を抜くことなく可愛らしく、美しく、清楚にとそれぞれのキャラクターを演じ続けている。また設定上3人とも仲がいい事になっているのか、非常に楽しそうにじゃれ合う姿も見られる。その行為自体は、ハタ目には楽しそうで、そこに嫌らしさは微塵も感じないのだが、裏側を知っている人間には非常に辛い光景と言うのも事実だった。
約5分すると、その場で待っていた3人を、別のスタッフが呼びに来た。
そのスタッフも一緒に3人をステージまで誘導していくと、一緒に誘導していたスタッフが言った。
「あの衣装すごいっすねー。着ぐるみって蒸し暑いんでしょうから、その上からあの衣装じゃ相当暑そうだなぁ」
真一は何食わぬ顔で返す。
「確かにそうだなぁ。でもまぁ人が入って演技するんだから、見た目程大変じゃないのかも知れないじゃん。なんかここの着ぐるみって特殊そうだから、仕掛けがあって意外と着心地いいのかも知れないしな。」
心にもないことを言ってしまう真一だが、聞いていたスタッフは何となく納得している。
だが、事実は恐らく異なっている。
待っていたのは5分程とは言え、最初に着替えが終わったのぞみに至っては、この比較的小さな部屋の中で、そう激しく動くこともなく、20分以上の時間を過ごしていた。ひかりでも12~3分は待っていたはずである。
こまちは僅か5分の待ちだが、あの衣装を身につけた後の待ちであるから、かなり大変なはずだったと思えた。
実は着ぐるみの中にいると、狭い部屋の空気というのはとても籠もって苦しく感じる。普通の人間には違いが感じられないが、室内は空気が籠もりがちなのだ。
ステージのように大きな空間は割と自由に空気が動くからなのか、呼吸が比較的楽なのだが、楽屋に戻った途端、急に呼気が籠もる感じがする事も多々ある。もちろん真一はステージのような広さでの経験はないのだが、それでも、かなり自分の着替え用の楽屋と訓練用のスペースとの違いは感じられた。
それを考えると、あの衣装で割と空気が淀みがちなこの場所での待機というのは、楽な話しとは言えないはずだった。
だとすれば、3人は、今頃ステージの上で新鮮度の高い空気を味わっている所なのかも知れない。
尤も彼女達の衣装で、何処まで鮮度の高い空気を取り込めているのかは全く分から無いのではあるが。
のぞみは清楚に、ひかりは可憐に、こまちは可愛らしく、それぞれのキャラクターに合った動きとその容姿で会場にいるお客さんから一斉に注目を浴びる3人。
司会者もソフトの開発スタッフ達もあまりの良くできた「着ぐるみ」にかなり驚いている。
キャラクターデザイン担当の人物が3人に駆け寄って間近で「おーー、すげーー」と連発。周りにいる人たちも同調するように頷いている。
人形だからと言う事なのか、かなり気軽に、セクハラ紛いに手や肩に触れたりもしている。
それらの周りの反応を気にすることなくそれぞれのキャラクターとして存在する3人だが、実際に中にいる人たちにとっては、自分の入っているキャラクターに興味を持って近づかれ、まじまじと見つめられる事は案外興奮する事なので、実はあのタイトスカートのピッタリと貼り付いた下腹部の裏側は、かなりお楽しみ中の可能性が高い。
真一はスケジュールの進行に合わせて、着ぐるみ達の様子を確認しつつも、小道具の準備や、演出、音楽、効果等を担当している各スタッフとの連絡を取り合って時間を過ごす。
ステージ上では、約1時間の開発者達のトークショーが終わり、着ぐるみも含めたステージ上の人たちと、お客さん達とでミニゲーム大会が始まった。
お客さんとステージ上の人物を全員合わせても100人ちょっとと言う規模なのだが、それでもゲームは盛り上がる。
ビンゴを基本としているのだが、そのビンゴの数字を3人の着ぐるみ達に手伝って貰うちょっとしたゲームで決める。
着ぐるみ達の行うゲームは実に単純で、実は発売される予定のゲームソフト内で実際にプレイ出来るミニゲームを参考にしていた。
簡単に言うとジェスチャーゲームだが、本来はゲーム中にヒロイン達がジェスチャーを行い、答えを入力すると言う物なのだが、それを実際のヒロイン達にやってもらい、正解した人の好きな数字を言えると言うルールだ。
つまりジェスチャーでいっぱい正解を出せば、早く数字を並べゲームに勝てるという事である。
ジェスチャーの問題は事前にゲーム制作スタッフ達が用意していて、順に着ぐるみに見せてあげる。
元々着ぐるみは会話がで着ないので、ジェスチャーは着ぐるみを使ったゲームとしてはとてもいいアイデアだと言うゲーム制作側の判断で企画されたのだが、それはこの3人の実情を知らないからこそ可能な企画だった。
もちろんホビー21側は事前にこの企画を受けてOKしているのだが、彼女達の操演者のプロとしての実力を信じている事と、なによりジェスチャーゲームに企画としてNGを出す理由が見あたらなかったと言うのが真実だった。
真一は、ここでゲームが行われる事は分かっていたが、ジェスチャーを着ぐるみがやる事までは知らずにいた為、この企画を聞き、かなりの興奮を覚えていた。
あの身体とあの衣装で全身を使ってボディーランゲージを実演するのである。
演者にとって、それはそれは堪らない苦悩の時間のはずであった。
ゲームが始まると、のぞみ、ひかり、こまちの順に問題を出す事になり、まずはのぞみが問題の書かれた紙を見せて貰う。
お淑やかにコクリと頷いて、ステージの広くなっている場所に歩いていくと、もう一度その場で頷いて問題を出し始める。
みんなに見えるように少し大げさに身体を動かしてジェスチャーをはじめると、もともとサイズが小さそうな衣装が、可哀相なぐらい突っ張ったり緩んだりを繰り返している。
普通の服のシワや突っ張りだが、着ている着ぐるみの構造が理解出来ていると、あれほど嫌らしい光景は中々お目にかかれないと思えるぐらい嫌らしい。それでものぞみは健気にジェスチャーを続けている。
1~2分すると徐々に答えが出てくるが中々正解しない。のぞみは執拗に同じ事を繰り返し、正解が出てくるまでに3分以上を要した。
のぞみは正解された男性に拍手して喜びを表す。それにしても気品のある拍手にちょっと見とれてしまう真一だった。
多分中に入っている人物はあの外見からは想像も付かないであろう普通の人物である。万が一にも和志だとしたら、なおさらのぞみの気品とはかけ離れた人物である。
だが、ああやってのぞみの中に入り、のぞみとして振る舞うと、誰が見ても気品ある優雅で上品な女性に見えてしまう所が凄いのだと思えた。
次のひかりがジェスチャーをはじめる時、真一は、ひかりの事も気にしつつ、のぞみの様子をじっと眺めていた。
こまちの横に並んでたたずむのぞみを一見すると、その様子からは、今のジェスチャーの影響があるようには見えない。
だが、実情を良く分かっている真一が見ると、のぞみの苦悩は十分に想像が出来た。
まず、先ほどまで観察していた時は、のぞみは比較的リラックスするように、言うなれば少し控えめな「休め」の状態に近い足の配置だった。
ところが今ののぞみは、両足をピタリと合わせるように揃えて内股気味に立っている。
手も先ほどはリラックス気味に開いていたが、今はギュッと握られている。
下半身からの「何か」にじっと耐えているとしか思えない様子に見える。恐らくはのぞみの裏側の下半身は相当に疼いている事だろう。
だが、疼いていたのはのぞみだけでは無い。その光景を見せつけられている真一もまたかなり激しく疼いていた。
もちろん、のぞみの横に立つこまちものぞみの様子に気付いていないとは思えない。
口もきけず本当の事情も分からず、だが凄くリアルに事情を想像出来るこまちにとって、のぞみの横でじっと待つと言うのは相当辛い事のようにも思えるが、当然、真一にその事実を確認する術はない。
のぞみの様子に疼きつつも、ひかりはひかりでかなり一生懸命にジェスチャーを展開している。
お題的に凄く大きな物を表現したいのか、全身を使って思い切り背伸びしながら手を使って形を作ってる。
スーツがはち切れそうな程の姿なのだがのぞみは気にする事なくお題を出し続け、結局のぞみとほぼ同様に3分程で正解に辿り着いた。
モデル並みのあの身体で全身を使ってのゼスチャーである。ひかりとしてはごくごく普通の事として振る舞っている為、その裏側がどれほど過酷な状況なのかを想像している人物は、真一以外には殆どいないであろう。
順番の最後はこまちだ。
今までの2人を黙って見ていたこまちにとって・・いや、こまちの中にいる人物にとって、この僅かに6~7分の間は短かったのだろうか?あるいは長かったのだろうか?
真一が心配してる間に、順番が回って来たこまちは、他の2人と同様に、全身を使ってジェスチャーを展開する。
他の2人同様、全く違和感なく普通にお題を出し続けるこまちの様子を見ていると、あのアイドル顔負けの可愛らしい容姿に合わせた演技を強いられている中の人が堪らなく羨ましくなる。
真一としても、早くこういう場に出られるようになりたいと痛切に願っていたが、なかなか自分の演技を認めて貰えなずその機会が回ってこない事に、改めて悔しくなる。
|
|