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ホビー21での一件から1ヶ月が過ぎた。
それ以来、和志がどんな攻撃をしてくるのかと不安も覚えたが、和志の家では今までとさして変わらないカレンだった。
多少積極的な日もあり、ある日などは、ロープも持ち出して縛りの真似事などもしたが結局は真一が責め手になっていると言う展開だった。
そんなある日。
今日も和志の家に遊びに行く真一。
ここのところ和志がカレンを持ち帰っている週は、1週間の半分ぐらいは和志の家に入り浸っていた。
そして、和志の家で、カレンになってもらう前に、しばらくくつろぎ、和志と世間話なんかをしている時の話だった。
「ねえ。真一君。実は今日は見せたい物があるんだ。」
「え?俺に?」
「うん。」
そう言って和志が取り出した物は、ビニールに包まれたゴムのような物体だった。
和志がビニールからその物体を取り出すと、中には肌色の人型のゴムと、白い人型のゴムが入っていた。それは間違いなくカレンと同様の着ぐるみスーツだった。
「何これ?新しいカレンのスーツ?」
「ううん。違うよ。このスーツはマミカって言うの。」
「マミカ?」
「そう。ホビー21の新しいキャラクターになる予定なんだ。」
「お前もしかしてカレンやめちゃうの?」
「何で?」
「だって、今度はこのマミカになるって事だろ?」
「違うよ。僕はずっとカレンをやるよ。あの子気に入ってるし。」
「じゃあ、これは何?」
真一はこの着ぐるみスーツの意味を分からず聞いてみた。
「これ、真一君が着るスーツだよ。」
「は?」
突然の事でよく聞き取れなかった真一。
「だから、これは真一君のスーツ。マミカは真一君が入るの。」
「お前、何言ってるの?俺はホビー21じゃバイトしてないし、そもそも俺みたいな部外者が入れる物じゃないんだろ?」
「部外者は入れないよ。でも関係者なら入れるし、これは真一君に合わせてあるから。」
「ごめん。言っている意味が分からない。」
「そうだよね。。急にこんな話しても。順番に説明するね。」
「あ、ああ。よく分かってないから頼むよ。」
真一の言葉に一呼吸おいてから、和志が話し始めた。
「実はさ。バレちゃったんだ。この前のホビー21での事。」
「え?あの倉庫での?」
「うん。実は見ていた人がいて・・」
「まずいじゃん、それ。」
「そう。僕、マネージャーに呼ばれて凄く怒られたんだ。で、契約が守れないならカレン下ろすぞって。」
「げげ、マジ?もうカレン出来ないって事?」
「違うよ。先走りすぎ。」
「あ、悪い悪い。」
「でも、とにかく怒られちゃってピンチだったんだ。」
「おう。」
「でね。下ろされたくなければ対策考えろって言われた。」
「対策?」
「うん。でね。僕考えたんだ。真一君が部外者だからまずいんだって。真一君が関係者なら問題ないわけだよね。」
「ま、まぁ。でも現実には部外者じゃん。」
「今はね。だから、マネージャーに聞いてみたんだ。もし真一君も関係者なら問題ないの?って。そしたら、関係者と言っても着ぐるみの正体は同じアクター同士以外は知らない事になっているんだぞって言われたの。」
「そっか。そこまで厳重なんだなぁ」
「ホントに厳重なんだよ。だから、いっそ真一君もキャラクターに入ればいいって事を提案したの。そしたら、マネージャーが丁度新しいキャラクターのアクターを捜していたから、その提案に乗ってくれたんだ。」
「お前なぁ・・・」
「ごめん。でもこう言うほか無くて・・」
「ったく。でもそんな厳重に管理されたアクターに、なんで急に沸いて出たような俺がなるって話になるんだよ。お前だってそうなるまで結構かかったんだろ?」
「それなんだけどね。簡単に言うとね。アクターになかなか近づけないのは、秘密を知って世間にペラペラ喋られちゃ困るから、段階を追って情報を見せて、スタッフの反応を見ながら人選するって事らしいんだ。」
「なるほど。でも、そうだとしたら俺の反応は、段階を追って見ないでいいのか?」
「真一君の場合、もう既に秘密を知っちゃっている上、もうずいぶん秘密は守っていることも知っているから、マネージャーは『逆に関係者として取り込んだ方が安全だ』って言ってた。」
「要するに、普段と情報を知る順番が逆だから、スタッフとして迎え入れる手順も逆って事か。」
「うん。」
「まぁ、その話は分かったよ。でも、なんで了解もなく着ぐるみが目の前にあるんだよ。しかも俺の身体のサイズなんて知らないだろ・・・」
「そ、それは、先週ぐらいに遊んだとき、カレンがロープで縛ったりしてたでしょ?」
「ああ。あのときか。やけに積極的だったからちょっと戸惑ったけどな。」
そう。確かに一週間ほど前。いつもとは違いカレンがノリノリで真一を責め、真一をロープで縛ったりしていた。
「うん。ちょっと悪いと思ったんだけど、あのときロープに目印が付いてて、真一君の身体のサイズを測ってたんだ。」
「・・・計画的犯行って事か。」
「ごめん・・・」
しばらく沈黙する2人。
絞り出すように話し始める真一。
「つまり・・・俺がこれに入ってホビー21でバイトしないと、お前もカレンを下ろされるって事か?」
「うん・・」
「ったく、仕方ねぇな。とりあえず出来るかどうかわかんねぇけど、カレンがみれなくなるのは悲しいから、お前のために試してやるよ。」
「ホント?」
急に明るくなる和志。
「あぁ。あくまでもお前のためだからな。ホントはこんな暑苦しそうな物の中になんて入りたくないんだからな。」
「うん。ホントにゴメン。でもお願いだから試してみてよ。」
真一はイヤイヤ承知する。
だが、もちろん実はイヤイヤではない。
いつも和志だけが味わっていた世界を、自分も堂々と体験できる事になったのだ。これで興奮しないはずはなかった。
そんな興奮にも気づかず、和志は淡々と準備を始めていた。
「スーツの着方は僕が教えるから。」
「おう。」
真一がそう言うと、和志は全てのマミカのスーツを床に置く。
「こっちの白いのを着て、次にこの肌色のを着るの。着るときは今着ている服は全部服脱いでね。」
和志が指さしながら説明するのを見て、今から自分を覆おうとしているスーツにまた新たな興奮を覚える。
真一は和志に言われたことも聞かずぼーっとしていた。
「ねぇ。ねぇってば。真一君!」
「ん?あ、な、なんだ?」
「もう。ちゃんと聞いてよ。服は全部脱いでって。」
「え?マジ?」
「ホントだよ。スーツは何も着ないで入るんだ。皮膚とスーツを反応させて、スーツに通気性と放熱性を持たせるのに必要なんだよ。」
「それって中で興奮すればいいんじゃないの?」
「違うの。興奮した上で、実際に反応するのは皮膚に接したスーツだから。」
「なるほどね~。じゃあ、わかったよ。脱ぎゃいいんだろ。」
真一は、カレンの前では何度か脱いでいるが和志に見られると思うとなんだか恥ずかしかった。
だが、脱がなきゃ着ることが出来ないというのであれば仕方がないと、服を脱ぎ捨てる。
全裸になった真一に、和志が真っ白なスーツを手渡した。
初めて触るスーツの手触りはウエットスーツのような手触りで、独特のゴムの臭いがする。
もちろん頭から足の先まで全てを覆うようになっていて、背中から入れるように、背中にはファスナーが付いている。
「まず両足を通してね。」
和志が身振りを交えて説明する。真一は恐る恐る背中から足を入れてみる。
ゴムが皮膚と引っかかり、簡単には着られないが、はやる気持ちを抑えて確実に足を通していく。
どうにか足を通し終えると、和志が次のレクチャーを始めた。
「ここからが大変だから、よく聞いててね。」
「おう。」
「まずこの前に付いている穴に、真一君のソレを入れてくれる?」
「こ・・ここに?」
「ちょっと窮屈だけど、入ると思うよ。真一君のサイズ、一応知ってるつもりだし。」
「お前なぁ。」
「あ、そう言う意味じゃなくて・・」
「まぁ、いいよ。取り合えずここに入れればいいんだな。」
「うん。」
和志に場所を確認すると、真一は自分の息子をその穴に入れてみる。
穴に入れると自然に上向きにされ、そのままスーツの中に固定された。
まだ大きくなっていないが、それでも結構キツイ。完璧に押しつぶされた状態に感じる。痛みがないのが救いだが、この窮屈さは相当だった。それと、反り返った状態のためなんだかムズムズするのも困った。
「こ、これかなり窮屈だな。」
「うん。でもまだ大きくないから全然楽だよ。大きくなるとその何倍も窮屈に感じると思うよ。」
「そうなのか?」
「だって、パッドの中はほとんど広がらないもん。」
「ま、マジか・・」
真一はその言葉に面食らう。この状態で興奮したら、おそらくパッドは相当狭いと思えた。その状態で演技をするなんてホントに出来るのだろうか・・・と不安にもなった。
「最初はキツイと思うけど、慣れるとそれもまた良くなるから頑張ってね。」
「くそ、人ごとだと思いやがって。」
「そんなこと無いよ。心配してるんだもん。」
和志は、心配していると言っているが、少し楽しんでいるようにも思えた。
「ったく。まぁいいよ。で次は?」
「うん。今度は胴体と両腕。」
「あ、袖を通せばいいのか。」
「そうなんだけど注意してね。もうパッドが繋がっているから、胸とか揺らすとパッドも動いちゃうと思うから。」
「え?マジ?」
真一はそう言って少し胸を揺すってみた。
「・・・!」
その瞬間、胸の振動に合わせて股間パッドがモソリと動いた。
「な、なんだこりゃ・・・」
「ね。凄いでしょ。でもまだ序の口。外側のスーツを着ると感度は数段増すから。」
「なんだと・・・」
和志の言葉に着ぐるみに入りたいと思ったことを少し後悔する。
だがもう後には引けないと、意を決して、細心の注意を払いながら両腕に袖を通し、身体を着込む。
その間、どうしても揺れて変形する胸に、何度か作業は中断するが、和志も手伝ってくれたおかげでやっと着ることが出来た。
「あとは、マスクを被ってファスナーを閉めたら第1段階完了だよ。」
「お、おう。」
「マスクの中にある呼吸チューブをちゃんと鼻と口に装着してね。息できなくなるから。」
「分かったよ。」
和志の指示通り、マスクの中顔を埋め、中にあるチューブを鼻に差し込み、口にはシュノーケルのようなものを加える。
呼吸を確認すると、思ったよりは苦しくなかった。
「じゃあ閉めるよ?」
和志の言葉に、話をしようとするが、加えている物のせいでまともに話が出来ない。
仕方ないので頷いた。
チーーーーーッ
和志がファスナーを閉めていくと、身体全体がかなり窮屈に締め上げられていくのが分かった。
特にウエストなどは一瞬息が止まるかと思うほどギュッと締め上げられたが、不思議とこの締め付けが、真一にとっては心地よかった。
「もうこの状態からは、話せないだろうから、ここから先はボディーランゲージと筆談で伝えてね。」
和志は会話方法を説明した。
真一は指でOKサインを出す。
「じゃあ、次に外側のスーツを着せるよ?これは今入っているスーツの感度を増すから、慎重に着てね。」
そう言いながら、肌色のスーツを取り出す和志。
これがキャラクターの外見になるスーツかと思うと、真一もドキドキした。
和志が股間を広げて入りやすくしてくれる。
真一はスーツの股間から中に入り込むようにしてマスクを被る。視界は思ったよりも良かったが、なにしろ圧迫感は予想以上で、表情を作ることもなかなか出来ないほど締めつけられた。
マスクの後は両手を通す。長いゴム手袋を着けるように手を入れていくと、やはりキュッと締めつけられる。視界に入る自分の手は、ほっそりと華奢に変化し、完全に女の子の手だった。
「胸はちょっと刺激されるから頑張ってね。」
和志はそう言いながらそっと胸の膨らみにスーツを被せる。
その瞬間、真一は自分の両胸にモゾモゾと刺激が伝わってくるのが分かった。と同時に、股間のパッドが同調して動く。まるで直接自分の息子の上にゴムを被せられるような感覚。しかも、そのゴムは非常に薄く、しっかりとフィットして、息子の感度が増す感覚。
あまりに刺激的なその感覚に、思わず腰が引ける真一。
「あ、ゴメン。やっぱり感じちゃう?でも、この感覚に耐えられないと、この先の刺激にはとても耐えられないから頑張ってね。」
和志の言葉は、真一に届いていた。
だが応答を返す余裕はすっかり無くなり、ただただ股間と胸に襲う快感に耐えることに集中していた。
和志は再び胸を覆う作業を続ける。そっとカップに合わせるように被せ、乳首の位置も調整していく。
乳首は息子の先っちょを的確に、意地悪く刺激し、容赦なく真一の思考力を奪っていった。
ようやく嵐が過ぎると、スーツをズルズルと腰まで下ろし、いよいよ足を穿く段階になる。
足も動かす毎に股間を通してパッドに刺激が伝わっているが、まだ胸からの刺激ほど強くないのでなんとか動かすことは出来た。
「じゃあ、右から行くよ?」
和志の合図とともに、引っ張られた右足に、自分の右足を潜り込ませる。刺激を受けながら片足でバランスを取るのは至難の業だったが、和志が肩を貸してくれたおかげでなんとか穿ける。
同様に左足もなんとか穿くと、いよいよ股間の入り口をふさぐ。
「そっとやるけど、辛かったら教えてね。」
その言葉に、真一は覚悟を決め頷く。
マスクの中で、目をギュッと瞑り刺激に耐える。
和志は慎重に股間の出入り口をふさぎ始める。ゆっくりと作業をするため、刺激自体は真一がなんとか我慢できる範囲だったが、その分長時間その刺激が続いた。
腰がヒクつき、足が小刻みに震え、外から見てもかなりの刺激に耐えているのが分かった。
和志は後ろに回り、お尻の割れ目に、そっと出入り口を埋没させ始める。
真一は、お尻に分け入ってくるスーツのむず痒い感覚と、パッドからの刺激で息も絶え絶えになっている。
だが、刺激は止まるどころか、出入り口が塞がれるほどに強くなる。
同時に呼吸も苦しくなり始め、真一は、自分が隔離されつつあることを自覚する。
和志は、前に回って、最後にそっと股間の縦方向に指を這わせて、完全に出入り口を塞いだ。
「これでよし。」
和志は満足そうに言うと、立ち上がり、真一を一通り眺めて一言言った。
「こんにちは、マミカちゃん。」
和志の挨拶は、真一ではなくマミカに向けられた。
「ふふふ、凄く可愛いよ。僕もビックリしちゃうぐらいだよ。ちよっと待っててね」
そう言うと、和志は大きな鏡を持ってくる。
鏡をのぞき込む真一。
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