アダルトビデオ(1話) [戻る]
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ホビー21のアダルト部門として存在するDollClub。
本体はイメージクラブの経営などをしているのですが、いくつかの部門のうち一つが着ぐるみを使ったアダルトビデオを企画しました。

今日の僕はそこのサポートスタッフで派遣されたので、その報告をしたいと思います。
僕は成田行夫。
いつもホビー21でサポートスタッフをしているのですが、今回はアダルトビデオの撮影現場という初体験の場に行く事に。
と言うのも、実は女優となる着ぐるみのうち1人に北野が入るから。

今回は男優さんに襲われるだけではなく、レズシーンもあるらしいです。
あ、もちろん男優さんも着ぐるみですけどね。

ちなみに、最近付き合ってる僕の彼女、麻里、にもこのことを話しました。
一応彼女持ちですから、着ぐるみのサポートの仕事とは言え、こういう現場に行くことは気が引けます。
なので麻里には事前に打ち明けておいたんです。
そしたら、麻里は、あんまり関心無さそうに「そうなんだー」って感じで返してくれました。
麻里この日、朝から着ぐるみに入る仕事が忙しいらしいので、僕の事に構ってる暇がないって事なのかもしれませんね。

出勤後、一通りの準備を済ませた僕は、朝から撮影現場に向けて、北野の入る女優「鈴木舞夢」を連れて移動しています。
舞夢は清楚なお姉様系の女優着ぐるみ。もちろんエッチが出来る様に性器が装備されているし、口でも出来るようにする仕組みも搭載しています。
性器については、その部分に強く細胞の補正をかけて、穴を作るのですが、今の技術だと強い補正で反応する細胞には適合があるらしく、誰にでも出来るものでは無いみたいです。
本来ならDollClub側のスタッフで対応するのですが、人材不足からたまたま適合する北野が選ばれたと言うのが今回の仕事の経緯です。
ちなみに、悔しいけど僕も適合するらしいです。
僕の場合、役者ではないので入れないですが、もしも訓練センターを卒業出来ていたら僕が北野の代わりだったかもしれないんですよね。
そう思うと、悔しさが込み上げます。

着ぐるみの舞夢は、もちろん女優ですから表情も固定では無く変化します。
表情の変化は僕が外部から操作し、キスや口でのご奉仕は、モードを切り替えて、その後は中で北野が口に咥えたジョイスティックと口元のボタン操作で行うそうです。
スティックを舐めるとそのまま口内で動きが再現されるらしく、キスもその応用らしいです。

でもね。この時の舌の感覚とか唇の感覚って、中の人の股間に伝わるんだそうです。
つまり彼女がフェラをすると中の人は自分のモノをフェラしている感覚になるし、キスして舌を絡めると、息子にキスして舌でなめ回す感覚になるらしいのです。
普段はそんなモードにしてませんが、そのスイッチを入れると途端に感じるそうで、気軽にスイッチを入れないでくれと言われています。

舞夢は、黒髪ロングヘアで、さらさらの髪が清楚なイメージにピッタリ。
背丈は小さいのにスタイルは抜群で、胸は流石に大きいのです。
アダルトビデオですから、見栄えはよくないと、と言う事みたいです。
着ている衣装は女子高生の制服。黒タイツまで穿いてるのは脱がせる過程を楽しむ為だそうですが、今日は夏。
冬服ブレザー制服は暑いですよね。ですがこんなの北野にとっては良くある事なんでしょうね。

車の助手席に笑顔のまま収まっていますけど、中の北野は今でも相当気持ちいいはずなので、それを想像するだけでも羨ましくなります。
と言うのも、女性器が形成されている部分は、先程説明したように、その部分に非常に強い補正をかけて実際に体の内側に向かって穴を作っているのです。
そして、その穴の肉壁にセンサーがあり、それがそのまま中の人の男性器の表面に伝わってくる仕組みらしいのです。
挿入されていなくても肉壁はギュッと閉じた状態ですから肉壁が擦れあってるらしく、これが非常に敏感なのだそうです。生身の身体だとまず考えられませんが、着ぐるみは作り物でありセンサーは稼働してますからね。逃れるすべが無い訳です。

それと、厄介なのがクリトリス。
これは小さいけれど、感度が高いものだそうで、普段は皮に覆われていて感じにくく作ってあるらしいのですが、それでも皮に覆われている上からの刺激でも想像以上に気持ち良くなるらしいのです。
演技中は皮を剥かれて弄られたり、吸われたりするそうで、ためしに自分で皮をむいて弄った時は気持ち良くて数分も持たずにイッてしまったらしいです。
こう言う装備をしてしまっている為、ただ歩くだけでもいつも以上に感じるらしいのですが、もちろんじっとしていても、股を閉じるように、太ももにキュッと力を入れただけで股間の締め付けは強くなって、とても感じてしまうはずでした。
僕からはほとんど確認出来ないですけど、中で北野がそういう感覚を味わっているかもしれない、と思うと、それだけで羨ましくて仕方無くなります。

舞夢の身体をシートに固定するシートベルトも気になります。
もちろん普通の車の普通の3点式シートベルトです。
斜めにタスキ掛けするベルトと、腰を左右に固定するベルトの組み合わせは、ごくごく一般的な自動車の物なのですが、タスキ掛けしたベルトは、俗に言うパイスラの状態になっています。もともと窮屈そうな胸回りをさらに締め付けていると言う意味では、それほど強いテンションでは無くても十分中の北野には切ないものに変わっているはずです。
それと、腰を左右に固定するベルト。あれ、昔北野から聞いたのですが、実はベルトが、着ぐるみの中で上向きに固定された息子の上に乗る、と言う事でとても感じるのだそうです。
衣類の上からですからその感覚も強めに伝わるし、腰を軽く動かすだけでとてもいやらしい感情が湧きあがると聞きました。
それを聞いたのは大分昔の話ではありますが、時間が経過しているからと言ってその感覚が薄れるとは思えません。
とすると、多分今の舞夢の中はベルトによる切ない感覚まで北野に伝わり続けている。
法律でベルトは義務付けられているので、外す訳には行きません。けど、それが舞夢の身体を通して中に伝わる感覚は、安全性を考えての装備ではなく、もはや単なる性的なイジメの為の道具に変わっている可能性が高い訳です。
そんなイジメを合法的に義務として受けられるのですから、着ぐるみの中と言うのは役得としか思えません。
こんな、僕にとってはツラいドライブを続け、ようやく目的地のスタジオに到着です。

車がスタジオに着くと、一通りの打ち合わせのあと、早速の撮影です。
声はあとで声優さんが充てるらしいので、撮影中は監督の指示がするぐらいです。

リハーサルは軽く動きの練習で、その後実際に本番なのですが、ストーリーはこんな感じ。

舞夢の家に遊びに来た高校の友達、史郎君と沙雪。
遊んだあと沙雪が先に帰ると、いい感じになった史郎君と舞夢がエッチ開始。しばらくあとで沙雪か忘れ物を取りに戻ってきたら二人が盛り上がってて、沙雪も参戦。
史郎君が沙雪と舞夢のレズシーンを見たいと言い出して・・・と言う感じです。

ご都合主義の展開ですけど、アダルトビデオのストーリーなんて実際こんなもんです。

リハーサルは本番は無いのですが、手などは、しっかりエッチな場所を触ります。
生身の身体ならそんなに感じない触り方でしょうけど、あの身体では触られただけで感じる訳ですから、いくらリハーサルとは言え、中は相当盛り上がってるはずです。

それに、触りながら、触られながらも監督の指示を確認したりするのですから、態度としては感じてない「フリ」を続ける事になります。
要するに、まじめに監督の話を聞きながら、エッチな行為をリハーサルしてるだけなのです。
本番でも無いし、仕事ですから真面目に聞く訳ですが、実際には触られて感じている事は間違いないので、つまり、中に入ってる人たちとしては、相当に苦しい時間帯となるはずです。

ちなみに、史郎君の中身は、実は女性だそうです。
DollClubでは女性向けのファッションヘルスイメージクラブも展開してるらしいく、そこの中の人は男性だけでは無く女性も多いみたいです。
女性の方が女性の感じる部分が分かるから、向いてるらしいです。
この点は男優さんが女の子の着ぐるみに入ってる事が多いのと似てますね。

それと、沙雪ちゃんは、髪が金髪でした。
肌はとても白いイメージですね。
スタイルはこれまた抜群で、少し顔つきは幼い感じ。
この子にももちろん女性器はついています。
表情の操作はDollClub側のスタッフがするみたいです。

そして沙雪側のスタッフが、僕にお願いをしてきます。
実は今回の小道具用に持ってきた物があります。
それは結構厳重なケースに入っているのですが、見た目は割と普通の男性器の模型です。振動もしないただのディルドです。
このディルドを使って、沙雪に舐めさせたりする事で表情の動作をチェックするのだそうです。

僕は特に断る理由もないからと貸してあげます。
するとそのディルドを使って沙雪はとても上手に口でご奉仕している様子でした。
それにしても、あの口内の仕組みって実際に中の人も感じているはずですから、そのチェックは過酷な気がするんですけど、スタッフは全く気にする様子はありません。

それと気になったのは、沙雪のご奉仕を見ていた舞夢がとても切なそうにその行為を見ている事。

舞夢としては、中の様子が想像出来るだけに、まるで自分の事のように思えているのでしょう。

その後、スタッフの一人が舞夢にもテストしてみるか、聞いてきます。
凄く感じるシステムを使うって事ですから、僕は、舞夢が拒否するのかと思ったら、全く遠慮無くOKします。
それって北野は自らフェラチオする事を意味してる訳ですが、大丈夫なんでしょうか。

まずは、僕かそのディルドを受け取って、沙雪の唾液をティッシュで綺麗に拭き取るのですが、その時も舞夢は何か言いたそうにしてます。
舞夢は喋れませんが、早くしてほしいと言う事でしょうか?
そう思った僕は少し拭き取るスピードを上げたのですが、その時の舞夢は、何とも言えない不思議な雰囲気でした。

ディルドから、綺麗に唾液を拭き取ったら、舞夢に手渡します。
テストする舞夢の舌先の動きは、見事と言う他ありません。
ちゅぱちゅぱ、ずっぱずっぱと奥まで飲み込んだりもします。
ホントに裏で感じてるとは全く思えませんが、その口の動きを見てるだけでこっちが興奮してきてしまうぐらいです。

表情の操作は僕がするのですが、その操作をしてる僕が興奮するぐらい妖艶な表情で舐めるのですから、それは興奮するなと言う方が難しいでしょうね。

とは言え、実際に舞夢の中にいる北野の方が何倍も、いや、何十倍も興奮してるはずですから、羨ましいはずですけどね。
最後に再びディルドを受け取ってティッシュで綺麗に唾液を拭き取りました。

あ、もちろん唾液は作り物ですから無味無臭無害な物なのですが、唾液独特の粘着性は見事に再現されています。
その為、拭き取りは結構大変なんですよね。

そしていよいよ本番。
静まり返った現場に、監督からのスタートの声がかかります。

撮影が始まると、史郎君が徐々に舞夢の服を脱がせていくのですが、服の上からの愛撫がエッチでエッチで、見ている僕が羨ましくなってしまうぐらい。
あれ、ホントに中身は女優さんなんですよね。
ズボンにテント張ってますけど、あれって確かそのまま女性器とクリトリスに伝わってるはずですから、パンツとズボンに締め付けられてる感覚に女優さんは耐え続けている事になりますよね。
その息子をズボンの上から優しく触ってあげる舞夢もまた、中の女優さんを間接的に責めてる事は理解してるはずですし。

徐々に脱がしているとは言え、結構な長時間、舞夢は服の上から触られています。
ジャケットだけ脱がされて、スカートの上から股を弄られたり、スカートをめくられて、タイツ越しに固いモノが張ったズボンの先を擦らせたり。
見てるだけで気持ち良さそうですが、仕事だから頑張って表情の操作をします。

やがて服が脱がされ、いよいよ裸に。
最初はストレートに史郎君が挿入してのエッチシーンですが腰を振り、のけぞり、快感から逃れたいのか、身を任せたいのか分からない感じの演技はとてもセクシーでした。
大きな胸を触られながら、口づけをされながら、妖艶なエッチシーンは15分近くにわたって続きました。
最後に史郎君は中に出してしまうのですが、これは着ぐるみだから出来る事ですよね。

2回戦は沙雪も交えた3Pなのですが、この時は史郎君は沙雪に挿入しながら、口で舞夢の股間を舐めてあげていました。沙雪の手は舞夢の胸を弄ってるし、と色々絡んでてもの凄くエッチ。
そして3回戦は舞夢と沙雪のレズシーン。ここで僕が小道具に持ってきたディルドの登場です。

このディルドを使って舞夢が沙雪を責めたり、沙雪が舞夢にお返しをしたりするんですけど、実はこれが凄くエッチでエッチで堪りませんでした。
出入りするディルドが良く見えたのも理由ですね。

3回戦が終わり、カメラチェックをしたところ、ちょっと映像に問題があったそうで、もう一度撮り直しをする、と言う事になってしまいます。
些細な理由だったそうですが、カメラアングルが悪くてちょっと一番の抜きどころになる部分が綺麗に映っていなかったのだそうです。

体力勝負な部分もある為、一応キャラクター達に問題ない事を確認したうえ、少し休憩を挟んでの再開、となるようでした。

スタッフたちが打合せしている時、着ぐるみ達は椅子に座ってイチャイチャを続けている様子。
中でも印象的だったのは、四郎君が先ほど使っていたディルドを、すごく気持ちいい事で有名なオナホに抜き差ししている光景でした。
まるで、舞夢と沙雪に見せびらかすようにかなりエロチックに抜き差ししたり回転させたりしているその様子は、あのディルドがもし自分の息子であるのなら、相当気持ちいいだろうなと思える程。
多分それをわざわざ四郎君が、舞夢と沙雪に見せびらかすようにして遊んでいる訳です。

四郎君の中身は、舞夢と沙雪が男性であることは理解しているはずです。
僕が見ているだけで、自分の物をそうされたら、と言う事を想像してしまうぐらいに嫌らしくくちゅくちゅと出し入れしてるのです。
舞夢や沙雪は、中の男性が特殊な環境下に入って、今でも相当に感じ続けているはずなのです。
そういう人たちに向かって、あの動作を見せる行為は、中に入ってる男性にとっては相当に色々な事を想像して切なくなってしまうはずなのです。
あのオナホは、現存するオナホの中で最も気持ち良くなりやすいと言われる名器です。
ですが、多分、舞夢や沙雪の中にいる役者が装備するパッドは、そのオナホをもってしても太刀打ち出来ないぐらい、嫌らしい動きを中の人に伝える仕組みを持っているはずです。
そんな装備のまま、あんなに可愛い美少女に密閉され、その美少女であることを半ば強要され、本人達もそうなりきって頑張りながら、それでもああやって目の前でいやらしい出し入れを見せつけられる。
中の人は色んな感情を持って見つめるでしょうけど、僕だったらきっと、あんなにいやらしそうに見えるディルドに興奮しながらも、自身が装備するパッドの動きはもっと複雑て気持ち良くてとっても苦しいと言う状況を改めて確認してしまう気がするんです。
そして、そんな環境に身を置く自分に猛烈に興奮してしまう気がするんです。

実際にどういう感情でいるのかは、彼女たちの中に入る人達にしか分からないのですけどね。

いやらしくオナホに出入りするディルドを眺めている舞夢は、物凄く切なそうに恥ずかしそうにしています。
一方の沙雪は面白がって自分にもやらせてくれと手に取って出し入れを楽しんで見たりします。
結局その出し入れは、四郎君と沙雪が弄って遊ぶのを、舞夢が切なそうに見ている、と言う感じでした。

しばらくそんな3人を見守りながらの休憩が終わり、撮影は無事に再開。
再び先ほどのシーンのように、ディルドを使ったレズシーン。
先ほど見た時に比べてもより妖艶になっている気がします。

それにしても、ディルドでの行為に対して、舞夢がとても切なそうにしているのが最初は理解できませんでした。
舞夢としての演技かなとも思ったのですが、それにしても切なそう。
その理由を理解するのは、この直後の事でした。

何気なくディルドの入ってた箱を見ていたところ、その中には取り扱い方法についての注意書きが書かれていたのです。
それによると、実は、このディルド。舞夢と繋がっていたのです。
つまり、ディルドはそのまま中にいる北野のモノに連動した存在だったのです。
これは試験的にそういうシステムを試していると言う事らしいのですが、その被験者として今回舞夢に入る北野が選ばれたとの事。

常に北野とつながっているらしく、だから厳重にケースに保管されていたのですが、それでも柔らかい布に包まれた状態で入ってる訳ですから、輸送中は僅かでも揺れれば箱の中で布と擦れて、それが北野に伝わり続けていたのです。

正直、参りました。

ディルドを使うに当たって手渡しする時、適度な硬さを確かめる意味でニギニギとしてしまったり、結構手軽に手で持ってしまったりしました。
そう言えば沙雪がディルドを舐めてる時、見ているだけの舞夢がとても切なそうに足をもじもじさせていたりもしました。
唾液を拭き取る時も何か言いたそうにしてたのですが、それってもしかして凄く感じてたって事かもしれませんし。
と言うか、確実に感じてるはずです。僕は、綺麗にするという目的の為、間接的にとは言え北野のモノをティッシュで擦り続けてしまったのですから。

何も知らなかったとはいえ、あれは北野の息子が分離した状態で存在しているような物なのです。
そんな物を気軽に握ったりしてた自分が、あまりにもショックだったのです。

先ほどの休憩中なんて、そもそもそんなに敏感なものなら、ディルドをオナホに出し入れする行為を止めさせればいいのに、何も抵抗せず切なそうに眺めているだけでした。
四郎君も沙雪も事情を知らない可能性が高いと思っているのですが、だからと言ってただただ行為を受け入れているだけと言うのは、何故なんでしょうね。
苦しければやめさせる事は出来たはずなのにそれをしなかった。

その時の北野の気持ちを想像したら、羨ましいやら悔しいやら、もう何が何だか分からない気持ちになります。

その上、撮影中は沙雪に取り上げられたディルドが舞夢の中に出たり入ったり。自分の性器が自分を密閉する美少女の性器に挿入される気持ちって、想像しただけで耐えられる気がしないぐらいクラクラしそうですからね。
さらに沙雪はディルドを振動させるために、ローターをくくり付けてしまいます。ブーンと振動するディルドが出入りしている訳ですが、それって北野からすると、つまり、自分の固い物にローターを固定されながら自らの女性器に出入りさせられるって事です。
何処の刺激がどう伝わってるのか、僕にはさっぱり分かりませんが、恐らくは僕が想像する以上に北野は気持ち良くなっているはずです。
しかも、僕は想像できない程の快感、と言うのを、北野は実際に舞夢の中で味わっているんです。
僕の見えないところでその快感を独り占めできている北野を見て、嫉妬しないはずはありませんよね。

しばらくは盛り上がってる二人のレズプレイを見ていた史郎君ですが、ここらへんでこの二人のプレイに参戦して来ます。

ディルドを取り上げ、史郎君自ら舞夢や沙雪の性器に出し入れを始めるのです。
クチュクチュ音を立てたりスピードに緩急をつけ、それはそれはいやらしい映像です。
ローターの振動音が、女性器の周囲の肉に押し当てられ、変化する様子も分かります。
僕はその光景に合わせるように、舞夢の表情を変化させる操作を続けるのですが、正直、中に入ってる北野が羨ましくて羨ましくて仕方なかったです。

誰かは分かりませんけど、史郎君の中には女優さんが入ってて、北野達は女の子の立場になった自分を、その女優さんに責めて貰えるのです。
その状況だけでも興奮しそうなのに、あのディルドは北野の息子その物と言ってよい分身。
それを史郎君に扮した女優さんに出したり入れたりして貰えるのです。しかも自分に作られた女性器に。

その倒錯的状況は、仕事を忘れて興奮しそうなぐらいですが、北野はあれを、お金をもらって演じているのです。
この時の僕の心には圧倒的敗北感が湧き上っていました。

そんな時、スタッフの一人が僕に小声で話しかけてきました。

スタッフ「しかし凄いですよねぇ。女優さんなのにあんなにエッチな男役出来るんですから」
僕「ですよね。DollClubの女性なんですよね?」
スタッフ「僕も最初はそう聞いてたんですけど、どうも人の都合がつかなくてホビー21から派遣されてるらしいですよ。」
僕「そうなんですか。それは意外だな。女優さんでこう言うのやってもいいって役者がホビー21にもいるんですね」
スタッフ「なんでも、あの史郎君の中の女優さんは、舞夢ってキャラクターの中の男優さんと知り合いらしいですから。それで、知り合いだと相性もいいだろうと言う事でマネージャーが依頼したらしいです」
僕「知り合い?」
スタッフ「ええ。詳しくは聞かされてませんけど、噂じゃ、顔も隠れてるし基本的には外に誰が入ってるか分からないから大丈夫だろうって事で引き受ける事にしたみたいですけどね」
僕「そうなんだ・・・知り合い・・・」

僕は、この事実は初めて知りました。
北野の知り合いの女優さんが相手役なんですね。
多分、役者さんの仲間でコミュニケーションは取り合ってるのでしょうから、知ってる女優さんが入ってるって事もあるんでしょうね。
それにしても知り合いの女優さんに、男女逆の立場で責められる気分てどんな気分なんでしょうね。

スタッフ「ええ。史郎君のサポート担当さん、僕の知り合いなんで裏話とか聞かせてくれるんですよ。確か、麻里さんとかって女優さんだった気がします」
僕「えっ・・・」

麻里、と言う言葉に僕は驚きます。
僕の地獄の始まりと言えました。


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