バスツアー(1話) [戻る]
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ホビー21では、最近、着ぐるみと一緒にバスでプチツアーをして、提携先の遊び場でみんなで遊ぼうと言う企画を実行しています。

今日は、ホビー21からバスで1時間程の場所にある農園での梨狩りツアーの日。9月頭ぐらいから梨狩りシーズンとなるが、まだまだ残暑も厳しいようで、外はかなり蒸し暑いんです。昨日は台風が来て、その嵐と共に南からの湿った空気を連れてきたおかげで、綺麗に晴れているのに、ジメジメ感は非常に強い一日。
そんな一日に、僕は、ツアーガイド件、着ぐるみのお手伝い等をする役目としてツアーバスに乗車すします。

今日は、店でもとても人気がある可愛らしい美少女着ぐるみ「アヤメ」が同乗し、ツアーは15人のお客さんと共にスタートとなります。
アヤメは可愛らしく大人しい、身長150センチぐらいのお人形。可愛いのにスタイルは素晴らしく、そのギャップもまたファンの魅力となっているんです。
ただ、ホビー21の着ぐるみは、小柄でスタイルがいいキャラクターほど、中の人間には過酷です。スタイルが良く凹凸がある身体では、衣装がフィットしやすく、身体の動きに衣装が引っかかるので、中の人に伝わる刺激が強いのです。その上、サイズが縮むとセンサー密度が増し、その分感度が上がるのです。もちろん大きな胸が重力や慣性で揺れれば、その揺れも中には伝わります。その刺激は、身もだえする程の気持ちの良さで、その状態でお人形を演じ続ける事は、相当に苦しい事なのです。

え?僕、中の事情に詳しすぎないかって?
そりゃーそうです。だって、僕。このアヤメの中にいる、北野ってやつと友達なんす。元々同期で一緒に、着ぐるみに入る練習生として練習していたのですが、僕は残念ながら、この着ぐるみの中で、1時間も耐える事が出来なかった。気持ち良すぎて演技どころではなかった。だから結果的に僕は裏方で仕事をする事になったんです。
もちろん辞めてしまおうかとも思ったのですが、辞めなければまたいずれ練習生として再登録はあるらしいので(これって情報漏洩防止もあるみたいですね)またチャンスがあれば着ぐるみに入ってみたいので、今は我慢して裏方と言う事になったのです。

バスは事前にホビー21の専用エリアで着ぐるみとスタッフを乗せて、ツアー客の待つ店頭広場に移動となります。アヤメ、黒くて長い髪をツインテールに纏めた、ちょっと幼い可愛らしい顔。目は大きすぎず小さすぎないサイズで、少しタレ目な感じが愛らしさを強調しています。瞳はエメラルドグリーンで、キラキラに輝いています。スタイル抜群の姿を見せびらかすように、真っ白で、少しだけラメの入ったハイネック、長袖のレオタードを着ています。
足はダンス用でしょうか。テカテカのタイツ。靴は真っ白なエナメルのヒールですね。

友達の北野ってやつは僕とそう背丈もスタイルも変わりません。つまり身長170センチ、体重は65キロ。
太り過ぎとは思いませんが、細いと言う程痩せてもいないと思っています。でも、この着ぐるみに入ると、スタイルは見事に女の子。スーツの機能のおかげなのですが、それでも、ここまで縮むと色々苦しいんです。
身体を動かすとピチピチあちこちが突っ張り、その締め付けの変化が身体を気持ち良くすると同時に、色々な動きは、中の人間の股間を締め付けたり緩めたりするんです。
股関節の動きはかなり股間の締め付けを変化させますし、腕を持ち上げたり、身体を反らしたりしても、股間を支点に肩に向かってVの字で引っ張られるように締め付けられている関係もあり、それらの動きが締め付けを変化させて、食い込みが変化したりするんですね。

そんな身体の上からレオタードです。レオタードって、生地は薄いけど伸縮が強いので、着ぐるみの上から着るとかなり気持ち良くなるんですね。全身のセンサーが柔らかく包まれて、それが大事な所に伝わる。レオタードでぴっちり包まれて、身体の動きに合わせてシワが動いて撫でるように刺激が生まれる。
練習で着た時は10分持たずに果てましたもん。
その上アヤメは、きっちりとアンダーウェアも着ているのが分かります。レオタードにうっすらとラインが浮いてますから。大きな胸のせいもあり、身体の動きに合わせて胸の周りのシワも動き回ってますね。

そんなアヤメを乗せたバスが、ゆっくりとツアー客の待つ店頭広場に到着します。

プシューッ!

バスのドアが開き、私がアヤメを誘導して表に出ると、ツアー客から歓声が上がります。
背の低いアヤメがバスのステップを降りる時って、結構股間に負担がかかりそうなのですが、平気な素振りで降りてきてますね。
可愛らしく手を振ってお客さん達に挨拶をすると、一斉にカメラのフラッシュが光ります。

僕は、ガイドとして、お客さんを誘導してバスに乗るように誘導するのですが、その際、僕のちょっと前にアヤメが立って身振り手振りで誘導しつつ、バスに乗るお客さんに握手してあげるのです。
僕の前に立つと言う事は、アヤメは僕に背中を向けているのですが、視線には彼女のつむじが見えるんですね。
つむじからスッと目線を下ろすと、ツインテールに分けた髪の毛のせいで、彼女のうなじが丸見え。もちろん隙間やつなぎ目なんて全くないのですが、この中は蒸し風呂のはずです。汗一つかいてないし、髪の毛からはシャンプー後の素敵な香りも漂ってきます。ですが、もちろんこの香りは中にいる北野には全く届きません。
ゴムと自らの吐息と、汗と、そして股間を覆ったレオタードやアンダーウェアの香りが、このツインテールの頭の中には充満しているのです。
特にレオタードやアンダーウェアの香りは、中にいると、自分が股間からの空気を吸っている事を実感できるので、凄く興奮するんです。
もちろん遮る布が息苦しさを増しているのですが、その点はレオタードは少しマシです。薄い布が何枚か重なっているだけですから、布を通過した空気は股間に溜まらずすぐに周りの新鮮な空気と入れ替わりますからね。

アヤメが握手する度にウンウンとお客さんに頷いたりしてるんですが、うなじ辺りにハイネックのシワや皮膚自体にもシワが出来てるのがよく見えます。これ、かなりこそばゆいんです。首周りガムズムするだけではなく、もちろん大事な所もムズムズするはずなんです。
でも、アヤメは可愛らしくお客さんと挨拶を続けます。

更に視線を落とすとレオタードの身体が見えます。背中ですから胸は見えませんが、背中が小さいのが良く分かる。そしてくびれたウエストと丸いヒップのラインはセクシーそのもの。やはり挨拶のために艶めかしくレオタードのシワが動いてます。ピチピチにフィットしたレオタードのシワって、ホントに意地悪な気持ちの良さに変わるのですが、目の前のアヤメは全く平気な様子。
握手する度に胸だってそれなりに揺れたりするはずですが、その事を外からは全く分からないんですね。
北野が頑張ってると言う事だと思いますが、実際、このアヤメの中では何が起こっているのでしょうね?

そうそう。レオタード、結構お尻に食い込んでます。これもかなりムズムズするんです。小さいレオタード特有の、動き回ると食い込んでくると言う状態です。そう言えばアンダーウェアも穿いているはずですが、後ろはラインが浮いてない。
と言う事は、アンダーウェアはTバックで完全にお尻に食い込んでいると言う事です。その食い込んだお尻をストッキングで覆い、その上からレオタードです。
これって凄く辛いんですよね。何故かって?答えは簡単です。食い込んだアンダーウェアの微妙な位置を修正しにくいんです。指を使って位置を直そうにも、ストッキングが邪魔で指が届かないんです。つまり、ムズムズ感はずっと続くんですね。
北野、、苦しくないのかなぁ・・・

挨拶も終わり、僕らもバスに乗り込みます。
まずはアヤメ、そして僕。アヤメの後ろ姿を見ながらバスに乗り込むと、アヤメのお尻が僕の目の前に現れます。プリプリのお尻は、右に左に歩く度に揺れています。そして、スマートでスタイルのいい女性なら必ずある、股間の隙間。ここから食い込んでいるレオタードが、嫌らしいシワを作ってフィットしているのが、よく見えるのです。
このシワのせいで呼吸口の布の厚みが増しているのも、実はちょっと中にいる人間には苦しかったりするんですが、もちろんシワを伸ばすために布のを引っ張ったりする行為は出来ませんから、アヤメは気にすることなくステップを上って、自分の席に着きます。

このバス、このイベント用に改造されているサロンバスなんですね。
ですから、車内はハイデッカーで、下の階に楽屋になる部屋があるのです。テーブルを囲むようにぐるりと1席ずつ独立したソファーがあり、僕だけは、アヤメの座るセンターのお誕生席の近くに、少しだけ後ろに下がった位置に用意された椅子に座ります。彼女の座る位置より、50センチ程後ろ、50センチぐらい離れた位置にある椅子です。
何かあった時の彼女のサポートと、お客さんと彼女とのコミュニケーションの橋渡しをする役なんですね。

でも、このポジション、僕はあんまり好きではないんです。だって、アヤメの事がよく見える位置だから。
斜め後ろは、真後ろよりも嫌なんですよ。
なにしろ、身体の凹凸も見えるし、足も見える。顔も、横顔ですが見えたりする。この中に北野が入ってると思うと、見ているのは辛くなってしまうのです。
あ、僕らサポート役の人間は、事前に股間に膨らみが目立たなくなるパッドを装備してるので、大きくなっても目立たないのですが、それはつまり、上の人も、僕らサポートはきっと大きくなるだろうという前提の元に装備させるんです。
そして、既に僕は大きくなってたりするんですよね。

あ、もちろんアヤメの中にいる北野は、僕とは比較にならないぐらい固くなっているはずですけどね。

お客さんが着席し、アヤメも座り、僕も座り、バスがゆっくりと動き出します。

僕は司会進行もするので、まずは全員自己紹介。
アヤメはその紹介にウンウン頷いて、リアクションを取ったり拍手したり、とても可愛らしく存在してます。
でも、その度に大きな胸がプルプル揺れてるんですね。お客さんも胸とか股間辺りには視線がチラチラ。
お客さんはアヤメの中に同性が入ってるなんて夢にも思ってませんから、その胸の揺れに、中の女性の胸の柔らかさを想像しているかも知れませんし、V字に食い込んだレオタードの裏側にある、女性の下半身を想像しているかも知れません。
そんな想像をされながら、アヤメは気にする様子もなく、可愛らしいアヤメでいるんですけどね。北野はその視線をどんな気持ちで感じているんでしょうね。
こう言う衣装だと、股間の形も全く浮き出てしまうので、中にいると自分の息子がはち切れそうなぐらい固い状態で固定されている事が気になって仕方ないんです。見えないと分かっていても、息子との形がレオタードに浮いてるんじゃないかと思ってとても恥ずかしい筈なんです。

恥ずかしくても、見られてても、中にいる限り逃げられませんから、アヤメとして存在する必要があるんですけど、そう言う場面て、ホントに興奮しそうですよね。
だって、周りの男性達は、少なからず、アヤメに対して性欲も持って接してるわけですよ。もちろん彼女は風俗店勤務の着ぐるみではなく、普通のホビーショップの着ぐるみですから、エッチなサービスなんてしませんが、ファンの男性は、可愛い2次元キャラクターが立体化した状態で動き回るという段階で、例えばアイドルに抱く思いとそう変わらない目で見るわけです。
その上で、彼女は着ぐるみです。内部構造を細かく知っている人はいませんが、少なくとも出入口が背中などにはない事は有名で、脱着方法が色々推測される、不思議な着ぐるみという事で、ファンの間では話題になっています。
そんな着ぐるみを目の前にしたら、当然中の人にも興味があるはずですよね。
そんな目で見てる人たちの前で、アヤメというキャラクターを演じながら、苦しさと快感からは逃れられないなんて、ホントにどんな気分なんでしょう。

そうそう。このバス、着ぐるみの座る席は特別な椅子なんです。どう特殊かって?簡単に言うと他の椅子よりクッションが薄いんです。これにより、椅子に座るとシートが潰れ、フレームの振動が伝わりやすくなります。
胸の大きなキャラクターは、バスの揺れる振動によって、何もしなくてもプルプル揺れるんですね。
もちろん些細な揺れなのですが、これだけ近いとお客さんからはその僅かな揺れもよく見えるので、ちょっぴりお客さん達にサービスショットを見せてあげられるようになっているんです。
また、椅子のシート薄くなっていますから、着ぐるみが長時間座ることを前提に、呼吸がしやすいような作りになっています。なので椅子の裏側から床に向かって空間があり、この椅子の真下からリア側全体に広がる着ぐるみ用の楽屋と繋がっていて、そこの空気を吸えるのです。
但し、薄手の生地とか、ミニのスカートで座って、直接下着類が椅子に触れるようにしないと、実際には衣類に遮られてあまり効果はないらしいですけどね。

お客さんの自己紹介が終わると、次は質問タイム。
お客さんからの質問をアヤメが聞き、僕に耳打ちして僕が答える、と言うスタイルですが、もちろんアヤメは話せませんから、僕が答えてあげます。ある程度の質問は想定問答がありますが、そのほかはアドリブ。それに合わせてアヤメがウンウンと頷いたりするんですね。
でも、僕、このコーナー嫌いです。アヤメが質問を受ける度に僕に耳打ちするんです。つまりアヤメが僕に凄く近づくんですよ。
凄く華奢で可愛い顔が間近に迫るんです。
こんな可愛らしい顔の中で、どんな表情で北野は頑張ってるのでしょうか?
このキラキラした瞳からは、僕がどんな風に見えているのでしょうか?
この顔の中の空気は、股間から、レオタード越しに出入りしてる空気なんですよね。アヤメは凄く素敵な香りで僕に迫ってきますが、北野が吸っている空気はどんな香りなんでしょうね?
そんな事をついつい考えてしまうと、僕の物も凄く固くなります。でも、北野の物が味わっているであろう、とろけるような快感は全く無いんですよね。羨ましいと思っても、僕には、北野のいる場所は凄く遠い場所なんです。

それと、顔が近づくと言う事は、アヤメは身体をぐいっと捻っているんですね。その度に身体と衣装が彼女の中の締め付けを変化させているはずなんです。僕に耳打ちしている仕草を、凄く可愛らしく繰り返すのですが、その本心は、涙が出る程気持ちいい時間の筈です。僕も耳打ちされながらウンウン頷く演技をする間に、ついチラチラとアヤメの下半身に目がいきます。
腰からスラリと伸びた足を見ると、太ももがピクピクと内股気味に擦れるような仕草も見えます。単に身体を伸ばしている事で少し足に力が入っているだけにも見えるので、周りは不自然に思っていませんが、僕にはその太ももの動きはあまりにも羨ましい動きに見えてしまうのです。
耳打ちしているアヤメの中で、きっと、北野は切ない快感に襲われているのです。身体を捻れば衣装のシワも同時に襲うのですから、それはそれは切ないはず。でも、アヤメの演技が破綻する事は無く、毎回可愛い耳打ちが続きます。
中が友達と知りながら、アヤメとして接してあげなければ行けないと言う自分の立場は、非常に悔しいんです。

それと、僕の回答に対するリアクションも、この質問タイムの面白いところ。
アドリブ回答の中には、僕と、北野の意見が一致するとは限らない事もあるのです。すると、僕の答えに対して、お客さんから「ホント??」とか「えー?それってどういう事?」とか疑問やさらなる質問があります。
そう言う時はアヤメは、僕の答えになるべく合わせて一生懸命に演技するんです。その動きの可愛らしさを見る度に、色々な事を想像してしまいます。あんなにピッタリフィットしたレオタードが、その動きに合わせてシワを作り動く様は、この上なく嫌らしく見えるんですね。
もちろん本物の女性が纏う衣装としてもそう言う嫌らしさはあるのですが、なにしろアヤメの身体は、その感触を中に伝えているのです。本物の女性が纏うのとは比較にならない嫌らしさであろう事はすぐに想像出来ますよね。

一通りの質疑が終わると、衣装チェンジです。
と言っても決まった衣装ではなく、お客さんのリクエストに合わせてくれるんですね。
この感もお客さんが選んでいる様子を眺めるアヤメは可愛らしくリアクションしています。
これから自分が着る衣装を、お客さんの好みで選んでいると言う事は、自分が次にどんな衣装を着るか、まだ分からないわけです。
衣装によっては、中の人には非常に過酷と言う事は良くある事ですから、きっと凄く堪らない気持ちでその決定を待っているはずです。
衣装のリストをお客さんに提示して、多数決で次に着て欲しい衣装を決めると言う事が、何度か予定されていますが、まず最初に選ばれたのは、凄く綺麗な光沢を持つ黒いロング丈のチャイナドレス。
幼い顔とは裏腹に、随分と大人っぽい衣装です。


衣装が決まると、彼女は席を立ち、軽くポーズを取ってみんなに挨拶をして、そのまま椅子を移動して僕の横にある階段を下りてデッキ下にある楽屋に向かいます。
席を立った事で、ようやく椅子の細かい微振動から逃れられたアヤメですが、苦しそうな素振りは見せていませんね。
もちろん僕はお客さんに説明した後、アヤメのすぐ後を追って楽屋に向かいます。

楽屋には、色々な備品や衣装と共に、必要であれば事前に個人的に私物を持ち込むことも出来ます。
アヤメはハンドバッグを持って来ていて、それが部屋の片隅にあります。身だしなみを整えたりする道具が入ってるのでしょうかね。

そんな楽屋に戻ったアヤメは、少しは苦しい素振りでも見せるのかと思ったら、すぐに自分の着る衣装を探しています。
もちろん僕も一緒になってクローゼットから探すと、先程アヤメが探した後の場所で、割と簡単に見つけられました。
黒い衣装と、灯りがあるとは言え、上のフロアより暗い楽屋では、着ぐるみには暗くて、黒い衣装は見つけにくかったのでしょうかね。アヤメの中の不自由さを少し垣間見て、ちょっとした嫉妬を覚えたのですが、まだまだ仕事は続くのですから、衣装の着替えを手伝わないといけませんね。

アヤメは、早速自分でレオタードを脱ぐと、案の定、アンダーウェアのショーツはTバックで見事に食い込んでます。またブラはスポーツブラのようです。
それらを脱ぎ捨てて行くアヤメの横で、僕は彼女が着る下着類も用意します。
セクシーなチャイナには、セクシーな黒いシルクのTバック、ブラも同じ色のシルクのタイプです。ストッキングも薄黒いタイプのようで、大人を演出ですね。

そんな中、ブラを脱いだアヤメの胸は、ブルンと弾けるように揺れていました。そして、少しだけ腰が引けるのを見逃しませんでした。ほんのちょっとブルンと揺れるだけで、中に伝わる快感は、頭が真っ白になる程なのです。北野はあの程度でよく我慢できるなと、少し感心するぐらいでしたが、本当はしゃがみ込みたくなる程気持ちいいのを必死に堪えているのかもしれません。

全裸になったアヤメに下着を渡し、穿いて貰う間に、アヤメが脱ぎ捨てた衣装を片付けるのですが、下着の湿気が凄い事に気付きます。
平気な顔してアヤメを演じていましたが、北野は確かにこの布を通して呼吸を繰り返していたんですね。この湿気は、アヤメの中の湿気そのもの。そう思うとなんだか取っても羨ましい湿気に感じてしまいました。

そして、この下着の変わりに、アヤメは今僕が渡した下着を穿いています。シルクの下着はこの下着よりずっと通気性が悪い事は想像できます。アヤメの下半身に吸い付くようにフィットしたシルクのTバックを見て、あの布を通して呼吸を続ける北野にちょっと悔しくなります。

そのままブラを着けるのですが、スポーツブラみたいに被る物ではなく、後ろにホックがある物。綺麗なレースとシルク素材が大人っぽいのですが、胸の前でホックを留めてクルクル回して前後ろを逆にして、カップに胸を納めていきます。
慣れた手つきですが、もちろんその間、自分で胸を弄るわけですから、そこには凄い葛藤があるはずです。
胸って、自分の身体についている物なのに、普段自分の意思で弄る事が余り出来ない存在なんですね。
それなのに、感度は身体中の中でも、股間や、大事な物が閉まってある下腹部に匹敵する程強く、非常に悩ましい存在なんです。
それを着替えの時は、比較的堂々と弄れるのですから、本当ならもっと弄りたいと言う気持ちがあるはずなんです。でもアヤメの自然な着替え、を続ける為には、胸をカップに納め、肩紐をかけ、ブラの位置を微調整したら、もう終わりです。
さぞや切ないだろうに、普通の女性と変わらない仕草で着替えを続けているアヤメは、僕にはもの凄くエッチに見えます。
ブラを着けたアヤメを見ると、ブラがもの凄くアヤメの胸を締め付けて寄せているのが分かります。元々大きい胸が、ブラからこぼれそうな程。実はコレも苦しいんです。大事な物がブラに締め付けられていると言う事になりますからね。
逃れたくても、逃れられない締め付けが、ブラを脱ぐまで続くんです。苦しいんだろうなぁ。


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