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一週間が経過した日、僕は成田さんに呼び出されていました。その間、一度だけ沙織をサポートしたのですが、その羨ましさたるや想像を絶するものがありました。
冷静に仕事をしている自分を褒めてあげたいぐらいに、沙織の一挙手一投足が羨ましくて仕方なかった。
もちろんその日の夜はメールが届き、自分が想像していたシーンで、おおよそ想像通りの裏側が存在していた事を確認できてしまい、更に絶望的な気持ちになりました。
それでも成田さんに次の週まで待ってくれ、と言われ待ちました。ちょっと見せたいものがあるから、と。
そしてその「見せたいもの」を見せてくれる日でした。
事務室には成田さんと共に、沙織がスタンバイしていました。当然ですが制服衣装フル装備。今日は稼働日では無い休息日のはずなのに、こうしてスタンバイしていると言う事は、この中ではまたとてもとても羨ましい時間が、先日の勤務からさほど時間が経たないうちに存在している訳です。
仕事とはいえ、中の人は、そう言う気持ち良くも苦しい時間を過ごせている訳です。
僕「見せたいものって何ですか・・・」
少し怒ったような口調で言う僕。
成田「あぁ。これから見せようと思う。君にはちょっと刺激が強すぎたかもしれない、と反省しているんだが、それでも君には期待しているからここで止めて欲しくない。その為に、本来は関係者にしか見せられない物を特別に見せてあげようと思っている」
僕「特別に?」
成田「そう。役者やその関係者しか目にする事は無い物だ。まぁ付いて来てくれ」
成田さんはそう言うと席を立ち、部屋を出て移動を開始しました。
成田さんの後ろに沙織が付いて歩き、その後ろを僕が付いて行く。
サポートで知っているとは言え、小柄な沙織の背丈が物凄く可愛らしく、後ろ姿でも分かる程絞られたウエストラインと、スカートの上からでもわかる適度に膨らんだヒップライン、太もものラインは、この中に僕と変わらない男性が詰まっているとはとても思えない物です。
しかもその男性は、この身体と、着衣によって性的に責められ続けている。
内股気味に歩いているその歩みは、演技として可愛らしい歩みなのか、性器が気持ち良くて自然に内股気味になっているのか、もちろん外からは分かりませんが、その「分からない」と言う事実が羨ましくて仕方ありませんでした。
それにしても成田さんは何を見せてくれると言うのでしょう。
廊下を進み、何度か分岐を右に左に移動し、やがて中庭のような場所に出ます。
ここは外からは分からないように、口の字になっている中心に、周囲からは見えない高さで立てられた施設。
正直、こんな施設がここにある事を全く知りませんでした。
僕「こんな施設が・・・」
成田「ここは着ぐるみの訓練を実施する施設だ。見ての通り、ちょっとした体育館より大きな建物だ」
成田さんが言うように、この施設は、3階か4階建のビルぐらいの高さと、学校にある体育館ぐらいの広さを持っているようでした。
もちろんフロアに別れているでしょうから、床面積で言ったら更にその数倍と言う事になります。
成田「航空写真でホビー21を見てもここは見えないんだ」
僕「確かに、ネットの航空地図ではこんな施設見当たらないですよね・・・」
成田「実はホビー21の建物のうち結構な面積が、屋根に太陽電池パネルを設置している。そしてその一部はダミーだ。この天井部分がそのダミーで、灯りが取れるのに外からは見えない。着ぐるみの視界の技術と同様だと考えてもらっていいい」
僕「なるほど・・・だから外からこの存在を知る方法が無いのか・・・」
成田「そう。そしてここがホビー21の着ぐるみ製造と運用の心臓部と言える」
僕「そんなところに僕が来てもいいんですか?」
成田「本来はもちろんダメだ。だが君は特例中の特例として許可を貰ってある」
僕「特例・・・」
成田「さっきも言ったように君にはちょっと刺激的だったかもしれないから、少し反省の意味もある。確かに新店舗では役者候補としてはまだ抜擢出来ない。だが今の状況が辛くて辞めてしまうのはホビー21としても困る」
僕「困るって言われても・・・」
成田「だから、この施設にある道具を、一ヶ月に1回だけ、使用してもいい、と言う許可が降りたんだ」
僕「道具?まさか、着ぐるみですか?」
成田「いや・・流石にそれは厳しかった。訓練用スーツでも製造コストは相当に高い。正直、役者さんに配るだけでも精一杯なので、君用を用意すると言うのは厳しいんだ」
僕「やっぱり・・・体験できるって訳じゃないんだ・・・」
成田「まぁ付いて来てくれ」
少しだけ期待した、中身を体験できるかもしれない、と言うのは成田さんの説明で無理っぽいと気付いて落胆する僕。
でも、成田さんの言う、施設の道具、と言うのはちょっと気になるので付いて行く事にしました。
施設のドアロックを外し、ドアを開け、中に入ると、再び建物の中の廊下を移動。何度か曲がって辿り着いたのは「シミュレーションルーム」と言う札が掲げられた部屋の前。
僕「シミュレーションルーム?」
成田「あぁ。中に来てくれ」
成田さんの後を追って、そのドアを開けて部屋の中に入ると、中には不思議な機械がありました。
人が結構余裕で入れるぐらいの大きさのカプセル状の機械。
僕「なんですか、これは・・」
成田「これが君に使ってもらう機械だ。シミュレータシステムと言って、着ぐるみの中を疑似的に再現する装置なんだ」
僕「シミュレータ・・・」
成田「このシミュレータは優秀で、設定次第では本番用のスーツと殆ど変らない感覚を体感できる。実際、この装置で役者達は新たな衣装の着心地や、着ぐるみの装備のテストをするぐらいだ」
その言葉を聞きながら沙織は横でウンウン頷いていました。
成田「実際沙織ちゃんの中身もこの装置での訓練は体験してる」
大きく頷く沙織
成田「実際のスーツは予算的に厳しいが、このシミュレータなら1ヶ月に6時間ぐらいは使える予算がある。これで体験をしておけば、将来君が役者候補になった時、訓練がスムーズに行く可能性が高く、そうなると役者としてのデビューも早くなるはずだ」
僕「一ヶ月に6時間・・・」
成田「役者達も使うから事前予約は必要だし、時間もせいぜい一度に6時間程度しか占有は出来ないと考えて欲しいが、それでも擬似体験としては相当にリアルな物なので、今回はこれで納得してほしい。これでもうしばらくスタッフを続けて欲しいんだ」
僕「ま・・まず・・・実際に体験させて貰えませんか?それで僕が満足できる物か知りたいです」
成田「もちろんだ。その為に連れてきた。次回からは君が自分で予約して、自分でシミュレータを使ってもらって構わないが、今日は使い方の説明も兼ねて、試して貰いたいと思っている」
こうして、僕はそのシミュレータシステムを使う事になりました。
役者にはなれないけれど、役者が味わってる世界を体感させて貰えるって事でしょうか。
確かに、ただただ羨むだけの仕事より、これが実際に想像する世界を体験させてくれるものなら、もう少し頑張って続けられる気がしました。
成田さんの説明に従い、シミュレータを使ってみます。
カプセル状の機械が前後に分割され、その中には人型にくりぬかれたシリコンのような素材が詰まっていました。
顔が埋まる部分は、戦闘機のパイロットが使うような酸素マスク状の装備があり、成田さんの説明ではこの部分から呼吸をするそうです。もちろんこのマスク状の装備は実際の着ぐるみとほとんど同じ形状らしいです。
殆ど、と言うのは、本来は役者さんにサイズを合わせて作られるのですが、これは汎用的なサイズになっているらしく、その為フィット感は若干落ちるのだそうです。マスクには穴があり、それが何処かに繋がっているらしく、ちゃんと呼吸出来るようでした。
もちろん視界も液晶モニタが埋まっていて、その表示によって再現され、着ぐるみのデザインに応じて様々に変化できるそうです。
また、この装置には裸になってから入るのですが、男性器を収める穴があり、そこに挿入すると男性器は自然に上向きで固定されるようでした。これが動いで興奮状態を維持させるらしいです。
このシリコンのような特殊素材は、内部に無数の電極が通っていて、そこに弱い電圧をかけると、人の身体にフィットするように締め付けて、着ぐるみの内部環境を再現するのだそうです。
その電圧のかけ方で締め付け力を含めた様々な環境変化を体験できるのです。
また、身体も固定されているとは言え、歩くように筋力に力をかけると、歩いているような体感をフィードバックしてくるし、手足を動かすとその感覚も本当に動いてるようにフィードバックされるようです。
カプセル内でほぼ直立した状態で固定されているのに、体感的には自由に動いてるかのように感じるのは何とも不思議ですが、そのシステムのせいでこのわずか畳10畳程度の広さの部屋で、着ぐるみの役者としてのシミュレーションが可能なのだそうです。
内部シリコンは使い捨てだそうですが、このシステムのおかげで毎回新規の着ぐるみや衣装を作らなくても様々な条件をテスト出来るため相当にコストダウンが図られているようです。
成田さんの指示に従い、最初は訓練生が座学期間中に体験するプログラムを実施して貰いました。
体験した時間は30分程度。最初はこれでも立っているのも大変なのだ、と言われましたが、自分はもっと長い時間入っていたいと思っていました。
でも、実際に入ってみて、訓練用のプログラムを体験してみて、成田さんが30分と言った理由が分かりました。
その苦しさと気持ち良さで、最初の10分で立っている事も出来ないぐらいの状態になり、ただただ気持ち良さに耐える為うずくまるのが精いっぱいになってしまったのです。
もちろんカプセル内で直立してるので、実際にうずくまる訳ではないのですが、筋肉の感覚は実際にうずくなってるような感じになっていて、体感的には完全にその場でうずくなっているんですよね。不思議ですけど。
成田さんには、途中で緊急停止する方法を聞いていたので、あまりの耐え難い快感に途中で終了しそうになったぐらいです。
でも30分は耐えました。耐えたと言っても、もちろん途中からただただうずくまっていただけですけどね。
成田「とりあえず30分耐えられたね。最初に体験する人の中には、途中で出て来ちゃう人も結構いるんだけど、君は大丈夫だったな」
僕「だ・・大丈夫って・・これ・・・凄すぎます・・・何もできなかった・・・」
成田「最初は皆そうだ。沙織の中身も最初はほぼ何もできていない。耐えきっていたからそう言う意味では君と変わらない」
僕「そ・・そうなんだ・・」
沙織はウンウンと頷いています。
訓練プログラムが、実際の着ぐるみの中身より緩い設定になっている事は最初に聞かされていました。と言うことは、僕がわずか10分でうずくまる事しかできなくなるぐらいの快感よりも、ずっと気持ちいい状態が今の沙織の中には存在しているんですよね。
彼女は可愛らしく頷いていますが、あの頷きだって、様々なセンサーの反応によって、中身の男性器を優しく意地悪く刺激しているはずなんです。
そして息苦しさ。
下着が覆い、ミニスカートが覆っただけでその苦しさは相当な物でした。下着を脱ごうと何度も思うぐらいでした。
しかもシミュレータなのに下着やスカートの裏地から発しているであろう匂いが漂って来て、それにもまた興奮してしまったんです。
女性の下着越しに呼吸してる事が嫌でも分かる匂いに、本当に興奮しました。
もちろん使い古された匂いではなく、明らかに綺麗な布の匂いなのですが、本来女性の下半身を覆うための布の香り、が漂ってる状況にすごく興奮した訳です。
沙織はタイツまで穿いてお澄まし顔で僕を見ています。
ですがあの沙織の中には、さっき僕が体感した以上の苦しみと、沙織の下半身を覆う布達の匂いが充満し、中の人間を猛烈に興奮させているはずなのです。
まのだ呼吸が乱れている僕ですが、沙織が身体を動かすたびに、スカートのヒダが揺れるのを見逃しません。
最初の数分だけで、その後はあまりに刺激が強くて覚えていないのですが、僕もシミュレータで体感しました。
スカートのヒダヒダが、上向きに固定された性器の裏筋を優しく撫でるんです。
その撫でられ加減は、筆先、羽先でソフトにソフトに撫でられるかのようで、その感覚もまた、僕が腰を落としてうずくまる事になる快楽に結びついていました。
スカートの揺れは身体の動きに伴うとは言え、もちろん予測も出来ませんし、制御だって殆ど出来ません。スカートを手で押さえれば揺れは抑えられるでしょうけど、沙織がそんな事をしているのを見たことがありません。
つまり、沙織の中の男性は、その性器を沙織の穿くスカートの揺れに対して何の抵抗も出来ないまま、ただただ撫でられ続けているんです。
僅か30分。
殆ど訳が分からないまま、僕のシミュレータ体験は終わってしまいました。
でも、その訳が分からない体験だけでも、着ぐるみの中が異常な環境にあり、その環境を全て隠して役者さん達は何食わぬ顔で美少女を存在させている。
その事実だけは、ハッキリと分かったんです。
たった30分の体験で、非常に体力を使ったのですが、沙織はあれよりもっと大変な環境での操演を一日数時間続けている。
これだけ大変な状況では、確かに連日の操演は出来ないだろう、と言う事が良くわかりました。
そして、体感してしまったが為に分かった最も重要な事実。
沙織を始めとするホビー21の着ぐるみの中身は、僕が想像していた以上に、僕が羨む世界があった、と言う事。
中の人達は、それを毎回毎回、お金を貰いながら体験している。こんなに羨ましいと思った事はありませんでした。
沙織の中身は新人です。つまり、僕とそう変わらない立場の人が、実際に沙織の中でその経験を毎回繰り返している。
ただ気持ち良く苦しいだけでなく、その責め苦を、僕の大好きな沙織から得ている。こんなに羨ましいと思う事が他にあるとは思えませんでした。
シミュレータを使えるのは1ヶ月に6時間。しかも一度に2時間まで。
最初は凄く少ないと思った時間でしたが、この体験をしてみて、30分ですら耐えるのは大変だと言える事でした。
そんなシミュレータよりも、恐らくは負荷の高いであろう実際の沙織の中で、新人である男性は何時間もの時間を過ごしている訳です。
ですが、そんなに大変な仕事をしている中の人物に、大変だなと同情したり、頑張ってくれと応援したりする気持ちは微塵も湧いてきません。
むしろ、そんな世界に長い時間身を置けるその新人が羨ましくて仕方ないと思えたのです。
このシミュレータ体験以来、僕はサポートを頑張るようになりました。
もちろん目の前で沙織が振る舞う全ての行為が、今まで以上にリアルに中身を想像できてしまい、羨ましさでいっぱいになるのですが、それでも1ヶ月に5時間と言うシミュレータ体験を出来る事は、自分の心をこの仕事に繋ぎとめるのには十分だった訳です。
正直、あのシミュレータは麻薬です。非常に中毒性の高いシステムだと思いました。
最初は30分耐えるのが精いっぱいで、とてもとても美少女でいられるなんて無理だったのですが、2ヶ月、30分を24セット。トータル12時間が経過する頃には、その30分の間、なんとか普通の行動を続ける事が出来るようになっていました。
もちろん、だいたい30分で快楽の限界値に達してしまい、その場で座り込んで操演の続行が出来なくなってしまうのですが、その30分間は、歯を食いしばり、快感を受け流しながら苦しい呼吸に興奮し、設定された美少女を演じ続ける事が出来ていました。
そして、耐えられるようになったせいで、最初はただただ気持ちよかった状況から、より様々な、気持ちよくなる状況を理解できるようになってきました。
たとえば着ぐるみの中。
全身くまなくギュッと締め付けられる感覚は、肌タイツの比ではなく、もっとギュッと窮屈に全身を締め付けてきました。
でも、不思議なのは痛みは全くないんです。ほんとに全身ギュッと締め付けられてて、その状態で歩いたりすると、あちこちが突っ張ってその締め付けの変化だけでも気持ち良くなってしまいます。
その上で、敏感なセンサーが生み出す、身体と着衣からの責めが加わる訳ですから、その快楽は想像を絶するものでした。
肌タイツとFRPマスクの着ぐるみでは絶対に味わうことのない性的快楽は、お金を払ってでも体験してみたい人はいる気がする程です。
胸の感覚もよりハッキリとわかりました。訓練用のプログラムでは、設定上それほど大きい胸ではないようなのですが、それでもしっかりと重みがあり、ブラによってその塊を固定しているせいで、そのブラのフィット感や、揺れようとしてブラに抑えられる抵抗感、それでもブラを引っ張って揺れる感覚は、すべて自分の性器に伝わっていました。
単に締め付けられるだけであれば、一過性の快楽ですが、その締め付けが、胸の揺れや動きによって絶えず微妙に変化しているため、ずっとその感覚に悩まされるんですよ。
性器はそれを、単なる揺れと認識するのではなく、まるでオナホのピストン運動のような感覚になって伝わるため、小刻みに変化するピストンの動きや握りの強さの変化は、その快楽に演技を放棄したくなるほど。
その上、ブラの上から着る衣類の締め付け力や、生地の伸縮、しわの変化まで伝わるので、本当に複雑な感覚として伝わってきます。
胸の下側の衣類のしわの変化が、こんなにもエッチな感覚なんだ、と言うことを思い知らされたぐらいです。
訓練プログラムでは単なる学生服ですが、たとえば胸を寄せあげるタイプのメイドさんの衣装なんかや、あるいはチャイナドレスみたいなバストを強調するような衣類を着た場合、その快楽は訓練用の単なる学生服の数倍は気持ち良くなってしまいそうです。
ウエストもまた、想像よりずっと感じる部分でした。
ウエストの感覚って、体感するまではそんなにいやらしいものだとは思っていなかったんです。
が、実際にその感覚を体感した事で、この部分のセンサーもまた、中の人を悩ませるものなんだと理解しました。
確かに胸や股間ほど敏感な部分ではないのですが、締め付け力に対する感覚はとても強く、スカートを穿いてウエストラインのホックを固定することできゅっと縛られる感じが、性器に伝わってとても気持ちいいんですね。
それに加えて、衣類のしわなんかの変化も伝わる。タイト感のない制服なのでそんなに感じませんでしたが、もしもぎゅっと縛るタイプの衣類だと、この部分からの感覚は相当に気持ち良くなってしまいそうでした。
例えばコルセットなどのギュッとウエスト全体を縛るようにフィットする衣類。
実際に体験したわけではないですが、もしもそういう衣装だと、性器を締め付ける感覚や、腰の動きに追従して生まれる締め付けの変化、しわの変化を性器が感じ続けるはずなので、相当に気持ちいいはずでした。
そして何よりヤバいのが股間でした。
まずそもそもショーツのウエストゴムがくせ者でした。
パンツはゴムでウエストを固定すると言う点は男性物も女性物も変わらないですし、男性物のパンツでゴムの締め付ける感覚に違和感を覚えるなんて、サイズが小さいパンツを穿いた時ぐらいです。
でも、女性物のショーツが着ぐるみの身体を通して伝わると、その感覚は全く変わります。
そもそもウエストの位置が相当に浅い。そのせいで上向きに固定した男性器の上にゴムが乗る。
もちろん外から見ている限り、その膨らみは全く見えない訳ですが、中身の体感として、ゴムがギュッと締まる感じは伝わる。
それだけであれば一瞬感じる程度ですが、実際には下半身の動きによって生地が微妙に引っ張られ、それに伴いゴムも伸縮しながら僅かに肌の上を移動するんです。
上向きに固定された男性器の上を優しく撫でるようなそのゴムの擦れは、それだけでも相当に意地の悪い感覚として中に伝わります。
その上、ショーツは股の間の布が足の動きに合わせて絶えず伸縮し、シワを作り、動いています。その感覚はパッドを通して男性器の裏スジに伝わり、ゴムの感触と合わさって、立っているのも苦しい快感へと変わるんです。
性器が隠れている場所、も相当に感じるのですが、本来女性器がある辺り、は更に感度が高いんです。
下着がフィットすると、その感覚は全て性器の裏筋側に伝わっていて、単に下着を穿いただけでも溶けそうなぐらい気持ちいい。
その状態で足を動かすと、まるで下着と股間の間に男性器を挟んだ状態で動かされてるような感覚になるんです。
すごく簡単に言うと、絶えず男性器を素股されている感覚と言うんですかね。
下着のシワとか、生地の伸縮の変化がすべて伝わって、歩いてるだけでどんどん気持ち良くなってくる。
ほかの部位からの快感も絶えず伝わるうえに、ずっと美少女に素股され続ける感覚は、本当に耐えがたいものでした。
歩かず座ってても感覚は変わりません。
もちろん歩かない事で刺激は減りますが、例えば足を組んだりすれば、存在はしないけど挟み込んでる性器をギュッと締め付けめる感覚が伝わります。
足を組むとその感覚は強い訳ですが、足をそろえて座ってる状態で、少しだけ太ももをギュッとするだけで声が漏れそうになるほど気持ちいい締め付けの変化が味わえます。
訓練用のプログラムではこの部分も弱い感度になってるはずですが、それでも意味もなく足をもじもじさせたくなるほどに気持ちいいんです。
ただの訓練プログラムで味わっただけでも、ほかの部位からの感覚含め、着ぐるみの中の快楽は相当なものだと理解できました。
そのせいで、より、沙織の苦悩がリアルに分かるんですよ。
目の前にいる沙織の身体の動きや衣類の状態を見て、中身に対してどうやって感覚が伝わっているのかが、よりリアルに想像出来る。
特にいやらしい行為などしていない些細な動きは、周囲から見たら、普通の女の子が普通にする仕草だったりするのですが、それが中身に対してどれ程エッチで苦しい感覚として伝わっているのかが分かってしまう。
これは非常に良くないと思いました。
沙織の大きなバストは、些細な事でも、それこそ「たゆんたゆん」に揺れるんです。制服の生地が伸縮しないせいもあり、腕の動きに対して胸周りの生地が引っ張られ、常に締め付けと緩みを繰り返すような感じに見えています。
それは、よく言えば衣装によって胸が強調されている状態。ファンの目にはとてもいい見栄えに映るはずです。
ですが、あの胸の、恐らくは見ている僕らも気付かないような些細な変化すら、中の男性器を、想像しただけでうらやましくなるようなかライクで包み込んでいるはずでした。
スカートに隠れていますが、きっとショーツやタイツの履き心地も相当に苦しいはずです。
沙織はユニフォームとして毎回当たり前のようにそういった衣類をフル装備している訳ですが、それらのすべては中の男性を責める装具として機能し、楽しげに振る舞う沙織の中身を苦しめているはずでした。
シミュレータを使ってしまった事で、単に沙織のレポートを読んでいただけでは分からなかったことが、今では実体験として、実際に想像出来る。
これは本当に良くない状況だと思えました。
サポートしながら沙織の様子を観察すればするほど、その裏で発生しているであろう性的な感覚と、あのスカートの中で蒸れて濃密なスープのようになった空気を呼吸している事実を見せつけられ、中に入っている新人が羨ましくて仕方なくなっていました。
時折お客さんの中にはセクハラまがいないたずらをする人もいます。
着ぐるみだから抵抗しないし怒らないだろう、と無理に胸を触ったりお尻を触ったり。
もちろん沙織は沙織として破綻無い抵抗をしますし、僕もそう言う人は直ぐに排除する訳ですが、少なくともその瞬間、沙織はそのセクハラ行為をする人に触られている訳です。
態度はほんのちょっとイタズラされたセクハラに対して、可愛らしくも怒った態度を見せるだけですが、実際にその人の手が、沙織の敏感な部分に触れ、その感覚は沙織の中の人が感じていたはずなのです。
あの敏感な身体で、あんなイタズラをされたら、それはそれは気持ちいい事になるはずなのですが、その感覚は僕からは想像しかできません。
ですが実際に沙織の中の新人は、そんなセクハラによるイタズラを、それこそ何度も体感し、それでも尚、沙織として違和感のない態度を取り続けているんです。
沙織から毎日送られてくる日報も、日増しに過激になっています。
彼女も、僕がシミュレータを使っている事を知っていますから、当然僕がある程度事情を想像出来る事を理解しています。
ですので、よりリアルに、あの時中身はどういう状態だったか、とか、どういう気持ちでその動きを演じたか、とかを説明してきます。
そのどれもが、そこら辺で売っているアダルト小説や、アダルトビデオよりずっと抜ける程、興奮を煽るのですが、結局それは僕がリアルに想像出来るからこそであり、想像は出来ても、実際に沙織の中でそれを体験しているのは僕以外の誰かで、しかもそれは新人だと言う事を前提とすると、悔しくて仕方ありませんでした。
大好きだった沙織が、僕では無く、全く知らない新人の事を気持ち良くし続けています。
沙織の行動の全ては、その新人が演技として動かしている行動で、つまりあの細く綺麗な手先、指先の動きも全て新人の手の動き。
あの手は、当たり前のように沙織の乱れた髪を手ぐしで解し、当たり前のように沙織を包む衣類の僅かな着くずれや乱れを直すします。
それどころか、黒いタイツをつまんで緩みを直している場面すら見たことがあるんです。
その瞬間、きっと少し緩んだタイツが再びフィットして、中の彼をより強く刺激し始める。
それを分かっていて、着くずれを直すと言う名目で、僕が降れたらセクハラになるような身体の部位や、身体を包む衣類を気軽に触っているんです。
沙織の身体と沙織の着る衣類を、その新人君だけは、何の躊躇も無く触っていられる立場なんです。
僕が憧れても見ている事しか許されない、沙織の全てを体感し、そのうえで、絶えず逃れる事の出来ない性的な刺激を独り占めしている。
こんな沙織と、その中にいる新人君をサポートし続けると言うのは、僕には本当にツラい仕事でした。
それでもこの仕事を続けました。
そのぐらい、シミュレータは僕にとって麻薬だったのです。
あの体験が出来るなら、どれ程羨んでも、どれ程屈辱を感じても、どれ程嫉妬にくるっても、沙織をサポートしよう。そう思わせるぐらいに、あのシミュレータの中の快楽は、他に代えがたい物でした。
僕がシミュレータで体感している以上のことが、日々、沙織の中で起こり、それを新人である役者さんは当たり前のこととして感じ続けていいる。
それはとても羨む事とでしたし、出来るならそういう人の存在を知りたくなかったし、知ってしまったとしても関わりたくなかった。
もしも何も呪縛が無ければ、僕はとっくに辞めているでしょう。
でも、その感情を押し殺してでもこの仕事を続けたい。そう思わせるぐらい、あのシミュレータは麻薬でした。
結局僕は、新店舗のオープンの時まで沙織をサポートし続ける事になりましたが、その間にシミュレータによる体験を通して、通常パターンでの訓練プログラムについて言えば、30分以上耐えられる程度には進歩していました。
もちろんあくまでもシミュレータですし、体験している僕以外、周囲に人はいませんから、実際に周囲からどう見えているのかは全く分からないのですが、それでも、最初の頃、ただただうずくまって、襲ってくる快感に耐えながら、必死で呼吸を整えていた事を考えると、一応自分なりに女の子を演じられるようになっているので、相当に進歩したと思いました。
新店舗にもシミュレータはあるらしいのと、新店舗はまだキャラクター担当自体も多くない為、成田さんの計らいでシミュレータの割り当て時間を1ヶ月に10時間使えるようにしてくれました。
操演時間も徐々に伸ばせるようになり、今では調子が良いと1時間程度は連続でシミュレータを稼働させることができます。
成田さんの話によると、まだまだサポートスタッフの人員が全く足りないらしく、僕が役者の訓練を受けるのはいつになるか分からない、との事でしたが、こうして少しでも体験させて貰える時間が伸びたのは嬉しいと言う事です。
まー、今後も頑張って、新店舗でお仕事していく事になるんでしょうね。
と言う訳で、僕のレポートはここまでです。また新店舗で面白いエピソードがあったらお話ししますね。
(---- キャラクター訓練担当side ----)
少し時間をさかのぼりまして、とある日の夕方。
男性「成田君さぁ。彼、どう思う?」
成田「彼って、羽田君の事です?」
男性「そう。今、君がゴリ押しして特例でシミュレータ使ってる彼」
成田「どうって言われても・・」
男性「彼って特に誰かに指導受けてる訳では無いんだよね?」
成田「まぁ、最初に使い方をレクチャーしただけで、あとはずっと訓練プログラムを体験してるだけですけど、それが何か?」
男性「いや、彼、もう30分程度ならそのプログラムを体験出来てるんだよ」
成田「えっ?本当ですか?」
男性「ほら、このログを見てよ。彼のプログラム時間は30分連続なんだ。彼、このシミュレータ以外に訓練してないんだよね?」
成田「え、ええ。もちろんです。少なくとも彼用に訓練用のスーツを作った事はありませんし、他の座学等も受けていません。彼は訓練生ではありませんから」
男性「だとすると、独学、独力で30分間耐えられるんだな。ログを細かく見て行くと、操演技術は全く稚拙だけど、まずちゃんと理性を失わず女の子を続けようとしているのが分かる。壁と言われる30分を超えて、この日は50分近く女の子を演じようとしてる」
成田「ホントだ・・・ちゃんとプログラム中のランダムハプニングにも耐えている・・・訓練生でも大変な場面なのに・・・」
男性「だよな。彼、凄いな。もしかするとその辺の訓練生や新人より、見込みがあるのかもしれない」
成田「確かに・・・とは言え、今、彼を訓練生に昇格してしまうと、新店舗でのサポートスタッフのリーダーが居なくなってしまうんです。彼はサポートしても非常に優秀なんですよ。特に最近は非常に気が利くと、操演担当からも喜ばれています。新店舗は新人が多いからサポートの練度は重要です」
男性「確かに、これだけ訓練プログラムを実施して中身を体験していれば、中身の困る事や、やって欲しい事が手に取るようにわかるだろう。そう言う意味では優秀なサポートスタッフだよ、彼は。でも、彼は中身をやりたいんじゃないのか?」
成田「ええ。彼は間違いなく中身志望です。彼はそれでもサポートしか出来ない立場が嫌で一度退社を希望したんです。それで僕がせめてシミュレータを使って貰う事で納得してほしい、と」
男性「なるほど。そう言う事なのか。うーむ、じゃあ仕方ない。ただ、少なくともこの1ヶ月6時間と言う時間だけでここまで出来るようになったのは本当に凄い事だ。彼がもし今後役者をやる事があるのだとしたら、その時までに変な癖をつけないためにも、今のうちにちゃんとした操演を教えておく方がいいと思うんだよね」
成田「とは言っても、来月から彼は新店舗に移り、そこでサポートスタッフのリーダーとして働く事になるのですから、ちゃんと訓練を受けて貰う訳には行かないですし・・」
男性「まぁそこはどうにかする。まずは彼のシミュレータ割り当てを増やして、もう少し演技力を高める技術指導をする方法を考えよう」
成田「割り当ては簡単に増やせますが、どうやって技術指導するか・・・ちょっと考えてみます・・・」
男性「頼んだよ。成田君」
--おしまい--
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