1年4組・横川雪江さんの話(1話) [戻る]
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こんにちは。横川雪江です。この学園で入学時に女子に指定されて、数ヶ月間、女子として学園生活を送っています。
今日は、これまでのことをちょっと思い返して、書いてみますね。

あれは入学した直後のことでした。
4月1日から学校生活がスタートするのですが、入学式はこの学校の広大な敷地内にある、研修施設の講堂で行われました。
普通は体育館とかでやるものですが、体育館は男子生徒達の入学式をやっていたので、女子はみんな講堂に集められたんです。
あ、失礼。この時はまだみんな男子でしたね。
この講堂に集まった男子達が、最初からこの学園で女子として生活を送っている生徒達なのですが、その日が来るまで、私も、まさか女子としての生活が待っているとは思っていませんでした。
それも、こんなに苦しくてこんなに嫌らしくて、こんなに素敵な女子としての生活が。
入学式で講堂に集まった男子達に、在校生の女子の先輩達が集まって来ていて、講堂には男女が交互に並ぶ形で列が作られて、そこで男子達は本物の女子達と初めて接したんです。
入学のしおりには、女子としての心構えや、女子の構造が簡単に書かれていましたが、その説明を読んだ後、先輩達を見るのは本当に辛かったです。その場にいた男子生徒の半数ぐらいは股間が大きくなってしまっていた気がします。
入学式の後は、その日から3日間の座学を経て、いよいよ女子になるための練習が始まります。
最初にやったのは身体の採寸。かなり細かいところまで身体検査されて、大事な物の大きくなったときのサイズまで測られたのはちょっと恥ずかしかったですが、その計っている先生も凄く美人の着ぐるみの先生だったので、大きくなるのは簡単でした。
こうして各所のサイズを測ったあとは、私の外見をデザインする事になります。
まず最初にやることは、練習用の女子生徒着ぐるみで、体型、の異なるタイプを着比べて、自分に合った着ぐるみを選択する事です。

基本的には同じ背格好の女子は作れませんので、成績順にデザインの順番が来て、自分の番になったら、一覧に残っているデザインの女の子から顔のデザインを決定します。その後、背丈やスリーサイズは、自由に設定できるのですが、あんまりグラマラスだったり、逆に凹凸が少ないと、色々苦しいらしいので、先生は、標準的な体型の範囲での設定を勧めていました。
グラマラスだと苦しいって言うのは想像出来たのですが、凹凸が少ない身体も苦しいと言うのは意外でした。幼児体型の女の子の場合、凹凸が少ないから衣類が引っかからず、凄く擦れやすいんだそうです。締め付けや揺れによる苦しさは少ない物の、擦れることによる苦しさは倍増するらしく、それはそれで一度味わうと病みつきになるらしいです。
私の今の友達に、工藤唯奈ちゃんて子がいるんですが、彼女はホントに高校生とは思えないぐらい小柄で凹凸も少なめなんです。
身体が小さいとセンサー密度が上がる上に、全身が布の擦れで襲われるらしくて、最初の頃はホントに苦しかったらしいです。
ただ、今はこの身体を選んで良かったって言ってました。今度成績が上がったらポイントでもう少しだけ背丈を縮めるみたいですから、ますます苦しくなるようですけど、本人は楽しみみたいですね。
私は、むしろグラマラスな身体に憧れるんですよね。最初に体験した時、布の擦れる嫌らしさもいいなとは思いましたが、むしろ身体の凹凸に嫌らしくまとわりつく制服のフィット感の方が切なくて苦しかったのと、胸やお尻、太ももの肉が揺れたり締め付けられる感覚が本当に苦しくて、あの時の体験が忘れられないんです。
標準体型の今の身体でも、普通の女性ならかなりスタイルがいいのですが、かなり調整が利くので、この着ぐるみの身体なら、ウエストが50センチ台前半で、バストは100センチなんて言うフィギュア人形のような体型も可能なんです。
実際、先輩達の中には、かなりの凹凸を持った女生徒もいます。
ですが、こう言う体型には最初から耐えられる生徒はまずいません。学園が始まってから、今までで10人もいないそうです。
私も、最初は90センチ以上の大きなバストと、54センチのくびれたウエストのスタイルを選んだのですが、最初の2週間で耐えきれずにスタイル調整をして貰いましたし、他のグラマラスな体型を選んだ生徒も、全員1ヶ月以内にギブアップしてもう少し現実的なスタイルに戻しています。
ちなみに、最初に作ってから1ヶ月以内であれば体型調整は可能で、1センチサイズが変わると、感度はバストで1.1倍、ウエストやヒップでも1.05倍になると言われています。標準体型より10センチ大きな胸を付けて、5センチウエストを細くして、3センチヒップを増やしたら、考えただけでクラクラする程感じる身体になる事になります。
凹凸を無くす方に進む場合でも、この感覚は変わらないそうです。揺れや締め付けが、擦れる感覚に変化していくだけみたいです。
身長については、その身体にあった高さというのが有るらしくて、それより高くても低くても感度は少しずつ落ちるそうです。
ちなみに、今の私のスタイルは、身長156センチ。バスト86センチ、ウエスト56センチ、ヒップ83センチ。
数字だけ見ると結構立派ですけど、身長156センチの女子としては学園の標準体型なんですよ?
身体を決めたら、1週間ぐらい男子として座学している間に、それぞれの生徒が入る着ぐるみが出来上がってきます。
最初は調整前の体型を持った着ぐるみが1体だけ用意されるのですが、最終的には1ヶ月後の体型確定を待って、予備も含め3体が製作される事になります。
そして、初めて体型調整される前の着ぐるみに入ったときのことは今でも忘れられない思い出です。
上級生でもそんなに多くない整ったグラマラスな人形体型は、中にいる私の男の子の部分を余りにも気持ち良く虐めてくれるので、最初の一日目は、下着を着るのがやっとというぐらいでした。
なにしろ、30分の間に2回も出してしまうぐらい気持ち良かったんです。
息も今から考えたら、だいぶ楽なはずなのに、股間から空気を吸っていると言う事実と、下着に覆われた興奮で、相当苦しかった気がします。
もちろん練習用の女子生徒着ぐるみで、ある程度女生徒を体験していたのですが、やはり自分好みに仕立てられた着ぐるみの中で与えられる快感というのは、練習用の物とは比べものにならないんです。
1週間後には、なんとか制服を着て2時間ぐらいは耐えられるようになりましたが、それでもただただじっとしているだけで、女の子を演じる余裕は全くありません。可愛らしく動こうとすればするほど、私の男の子の部分がとっても素敵な刺激を受けてしまうので、苦しくて、動きが止まってしまうんです。
2週間経っても状況は変わらず、結局私は先生の提案する標準的な体型に、身体のサイズ調整をして貰うことにしました。
調整自体は数日で終わるので、その後は今の私の身体を使い続けています。
体型を調整して貰ったことでかなり楽になったのは事実です。その直前の2週間で相当苦しんで鍛えられたこともあり、調整後の身体では、いきなり丸々一日女子生徒として中に入ることが出来ました。
もちろん制服を着込んでの一日です。
ただ、ホントに中に入っているだけで、やはり感じまくって女子生徒としての演技どころではなかったんですけどね。
でも、こうやって一日女子生徒でいることで、より早くこの身体に慣れて、それによって女生徒として振る舞う練習も出来るようになりました。
センサーの配置や構造からなのか、女の子の可愛らしくて綺麗な仕草や振る舞いを演じると、気持ち良くなりやすいのですが、それでも、15日もすれば見た目はすっかり女子生徒です。 ここまで来ると、女子でいることの興奮を楽しめるようになっていました。
最初はただ苦しいだけだった呼吸も、スカートの中のホコリっぽくて蒸したいやらしい空気を吸っている自分に興奮出来るようになって来ましたし、ただただ気持ち良くなっているだけだった、制服の締め付けやシワ、擦れも、今では、ブラのどの部分が気持ち良くフィットして、シャツとブラがどういう風に触れ合って擦れているかも体感しながら感じることが出来るようになりました。
パンティーのシワなんて、猛烈にエッチな感覚に変換されるのに、スカートの中にあるから誰からも見えないって、凄く興奮出来るんですよ。
チロチロとなぞられるようにシワを感じると、切なくて、パンティーを脱ぎたくなるんですが、もちろんそれを我慢する事が凄く興奮するんです。
私だけではなく、他の女子生徒も、徐々に慣れていて、みんなどんどん可愛くなっています。
最初の方は、姿は女の子だけど、態度は完全に男だったのに、1ヶ月半もすると、そこはもう女子生徒達しかいませんでした。
そんな中に自分もいる事が凄く興奮できるんですが、あとちょっとしたら、男子生徒の中に混じって勉強する事になるって思ったら、もうドキドキは止まりませんでした。
こうして、私を含めて、入学当初から女子生徒に選ばれたみんなは、練習期間を終えて、男子生徒達の待つ教室に合流する事になったんです。
私の教室は1年4組。前から5列目、右から3番目の席です。私の前は、村祐君、右隣は八海君、左隣が菊水君、真後ろは久保田君と言う配列。
特に真後ろに座っている久保田君は私に凄く関心が有るみたいで、休み時間とかに色々質問してきました。

もちろん、男子生徒が女子生徒と、その中身について興味が津々なのも分っていますから、その受け答えをしているだけで、私も凄く興奮してしまいます。
目の前の男の子が知りたい全てを私は知っていて、その上、男子にその秘密を隠しているんです。
時々その秘密をちょっとだけ教えてあげたりすると、凄く興奮している様子も分ります。
スカートの中の素敵な空気は、女子達だけで練習していた期間でも興奮して吸っていましたが、こうして目の前に男子がいると、その秘密の空気を吸い続けている自分に、もの凄く興奮してしまうんですよ。
私の中の男の子が、もの凄く苦しそうに固くなっているのに、周りの男子達はそれを見ることが出来ません。
目の前の男子は、自分が興奮しないように一生懸命下半身をなだめながら、興味のあることを聞いてくるのに、私たち女子は、そんな頑張ってる男子生徒達の目の前で、堂々と大きく固くなった男の子の感触を楽しんでいるんです。
だから、ついつい私を見て、私の話を聞いて、もっと興奮してね、って思っちゃうんです。

久保田君は私の真後ろの席なので、常に私のことが見える位置で授業を受けている事になります。
ですから私がこの身体の悩ましい感覚に耐えながら授業を受け続けている事も、いつも見ているんです。
久保田君が色々想像出来るように時々モジモジしてあげたり、深呼吸してあげたりするんですが、そうすると決まって昼休みとか放課後に色々質問してきます。
久保田君が興奮している事を想像しながら、彼のためにわざとモジモジしたり、深呼吸したりしてあげると、当然私自身気持ち良くなったり苦しくなったりするんですが、それもまた興奮するんです。

こんな風に、私は女子生徒として、とても苦しくて切なくて、そして気持のいい学園生活を送り始めました。

そして、しばらく学園生活をしていると、部活に入る時期になります。

この学園も普通の高校と同じように色々な部活があるのですが、放課後とかに部活見学をして、凄く興味が沸いたのが新体操部。
部活にも男子と一緒にやる物もあれば、男子だけの部活、女子だけの部活もあるんですが、女子に人気があるのは男子と一緒にやる部活です。
男子も、女子に関心が強い人は女子と一緒に活動する部活を選んでいるようですが、どちらかというと、男子に見られたい女子の方が多いみたいで、人気のある部活は、女子は定員オーバーな事も結構あります。

そんななかで、私は、女子しかいない新体操部を選びました。

男子に見られたいという願望はあったんですが、それ以上に、あのレオタードを着てみたかったんです。
体育の授業なんかはブルマとTシャツですから、レオタードのようなピッタリと身体を覆う布を纏った経験は無かったので、とても興味があったんです。
水泳部という手もあったんですが、水泳は学校の授業でもあるので、そこで水着は着られるなと思って、中々着られないレオタードを着られる新体操部を選びました。

部活見学をしているときも、先輩が凄く熱心に新体操の良さを教えてくれ、先輩達の演技を解説してくれたのですが、そのポーズや動作の度に、実はもの凄い快感と闘う事になると知り、ますます興味がわきました。
スタイルの凄くいい阿部先輩の演技は、胸も揺れるし、色んな所にシワを作っているレオタードのフィット感も、見ているだけで悩ましくなってしまうほどでした。

こうして新体操部に入部する事になった私ですが、やはり部活というのは1年生には厳しいんですね。
先輩の説明では、1年は主に先輩の手伝いと、道具に慣れる為の練習の期間で、床の上で実際に演技をさせて貰えるのはだいぶ先の話になるそうです。
あ、そうそう、この学校のシステムから、2学期、3学期にも随時、新人の女子生徒は入部してくる可能性があるので、先輩後輩の関係は、単に学年違いと言うよりは、入部している期間で決まるみたいです。入部から1年、2年と数えるんだそうです。
それでも、入部したら先輩にレオタードを用意して貰えます。
全部先輩の見立てでこの学校の練習用レオタードをユニフォームとして貰えるんですが、このレオタードを初めて着たときの衝撃も相当な物でした。
長袖ハイネックのレオタードは、身体と腕をピッチピチに覆って、動く度にあちこちにシワが出来て、最初に着たときには、10分で出してしまったぐらいでした。
それと、アンダーウェアのショーツもかなり食い込んで、お尻や股間が絶えずムズムズするのに、その上からレオタードを着るのですから、当然フィット感やムズムズ感も増してしまいます。
胸については、スポーツブラを着ける物だと思っていたのですが、実はそうではなく、レオタード自体に胸を納めるカップが付いているようで、胸はノーブラになります。
これでラインが出る事無く綺麗なレオタードのスタイルを作るらしいのですが、カップはあるとは言え、それほど厚みがありませんから、レオタードの生地をより実感できることになりますし、なによりサポートが殆ど無い状態でレオタードが胸を包むわけですから、凄く揺れるんですね。
そのレオタード生地の産む凄く柔らかい締め付けや、胸の揺れは、それはそれは切なくて、この時程、新体操部に入って良かったなと思いました。

今でこそ、平気な顔をしていますが、ホントは絶えずレオタードのソフトな締め付けに、出そうになるモノを我慢しながら横川雪江としての私を存在させているんですよね。
私の男の子の感覚としては、レオタードにピチピチに覆われた固くなった物を、横川雪江にずっと扱かれ続けている感覚、と言ったら、どのぐらい気持ちいいか想像出来ますよね?

新入部員は私も合わせて5人いて、最初はみんな似たような状態でした。
ですから、私たちの最初の練習は、レオタードに慣れる事。
部活では放課後の2時間ぐらい、ずっとレオタードを着て過ごしていました。
そうそう。この時期になると、もうすっかり夏の陽気なんですよね。
ですから、学園生活は今まで以上に過酷になってくるんです。
私たちの身体は放熱機能が付いているとは言え、男子生徒のように生身ではなく、常に特殊素材によって全身を覆われているのですから、冬でも蒸し暑いんです。
本当は冬でも夏服にしたいぐらい蒸し暑いのですが、夏になってくると、更にその蒸し暑さは増します。
先輩達の中では、夏でも冬服を着続けたり、ベストは脱がない先輩もいるみたいですが、私はさすがにまだこの身体で夏を体験するのが初めてだったので、最初の頃はシャツ一枚でした。
ただ、それだとブラが透けるらしくて、男子生徒がジロジロ見るのが良く分り、それはそれで気持ち良かったりするんですよね。
このブラが、私をどれ程虐め続けてるか、男子は知りたくても知る事は出来ないんです。
純白のシンプルなブラなのに、私の男の子の部分は凄く切ない締め付けを一日中感じるんですから。
もちろんスカートの中だって大変です。
膝上までしか丈が無いスカートを穿いていますが、夏場はそれでももの凄く蒸れます。しかも下着のフィット感をずっと感じ続けながら、自分の吐息で湿気をたっぷり吸った下着越しに、蒸れた呼気が充満したスカートの中の空気を吸うんです。
夏に向かって、毎日ちょっとずつ慣れていくはずの呼吸なのに、毎日少しずつ苦しさが増して行きました。
そう言う苦しさの中で、部活としてレオタードを着る事に慣れる練習をするのですが、スカートやシャツを脱ぎ捨てて、放熱的な意味では身体の負担が楽になるはずなのに、レオタードの身体に対する密着感はかなりいやらしくて、興奮から体温がどんどん上がって、身体の中の環境は制服でいるときよりもむしろ悪くなる気がします。
先輩達の中には、寮からレオタードの上に制服を着て通学している人もいるんですが、私にはまだそんな快感に耐えられそうになかったのでいつも部室で着替えて先輩達を見学していました。
見学中はずっと体育座りして、体育館の片隅に座っているんですが、股の間の布がシワをいやらしく作るので、ちょっと股に力を入れてしまうとそのシワが変化して、私の中の男の子を優しく擦て来ます。
その擦れる感覚に溺れてしまうと、ついつい見学中に足をモジモジさせたくなっちゃうのですが、周りの先輩達に見られたら恥ずかしいので、なるべく我慢します。

股の間の布だけでも相当にムズムズチロチロと嫌らしいのですが、レオタードの生地の密着感とシワは、身体全体に及んでいるので、実際は足をモジモジさせなくても、息をするだけでお腹が僅かに上下して気持ち良くなりますし、体育座りして膝を抱えてる手に、ちょっと力を入れて腕で胸を軽く挟むと、それもレオタードが包み込む胸がソフトに締め付けられて、私の中の男の子をとっても優しく締め付けてくれるんで、そう言う衝動と闘うのも、本当に大変なんですよね。

それに、男子生徒の視線もちょっと興奮します。
もちろん新体操部に男子生徒はいませんけど、体育館には他の運動部もいますから、男子の視線は感じます。
男の子達に見られている時の興奮て、ホントに凄いんです。みんな私の中を想像しちゃってるんだろうなーって思ったら、ちょっと優越感ですよね?勉強頑張って、成績良く入学できたことを凄く良かったと思ってます。

普段は見学と言っても、準備運動はみんなでしっかりやることになるんですが、この身体にレオタードですから、この時間も相当に苦しいんです。
身体をストレッチさせればさせる程、あちこちが突っ張って、股間が食い込んで、胸が締め付けられて、私の中の男の子か嬉しくて涙を滲ませちゃう事も良くあるんですね。
特に身体を後ろに反らせてストレッチするような場合、大きく固くなっている私の中の男の子が目立っちゃうんじゃないかしら?って言うぐらい元気な状態なので、凄く恥ずかしいんですけど、それでも他の女の子を見ると、全くスッキリした下半身なので安心できるんです。
あの子達の中でも、きっと私と同じように恥ずかしいぐらい固くなった男の子があると思ったら、私もこの横川雪江の身体に守られているなって言う安心感の中で、固くなった物を我慢し続けながらストレッチする興奮は、本当に何度味わってもいいんですよね。

ストレッチの時間は僅か5分ぐらいですが、この5分が楽しみで、毎日部活に出ていました。

ストレッチが終わった後は、先輩の練習の見学や手伝いです。
見学の時は座ってじっとしてますから、ムズムズ感は強いですが、行く程の強烈な刺激はないんですね。
でも、先輩の手伝いの場合は別です。
ボールやクラブは、投げて受け取り損ねた物を取りに行ったりします。
この時は軽く走ることになるわけですが、一歩一歩走る度に足が地面に着地して、その瞬間に体中に振動が伝わって、レオタードの締め付けやシワが急激に変化するんです。
そして、もっと大変なのは胸。殆どサポートのないレオタードを着て走るわけですから、かなり揺れることになり、それが走る振動に合わせて私の中の男の子を上下に振動させながら、締め付けと緩みを繰り返すことになります。
走りながら、その足が止まりそうになるのを必死に堪えて、ボールやクラブを追いかけるのも、実は練習の一環なんですね。
実際に競技になると、そう言う状況でボールやクラブを使って演技を続けなければ行けないので、今の何倍も苦しくなってしまうはずですから。

それにしても、こうして僅かな距離を走るだけでも涙が出る程気持ちよくて苦しいのに、先輩達は綺麗な演技を続けているので、それを見ているだけでも、私たち新人は興奮してしまいます。
先輩がミスしたとき、単なるミスに見えても、実は全く異なる理由かもしれないんですから。
ボールを落としたその瞬間、先輩の身体の中にいる男の子が、我慢の限界に達しているのかもしれないんです。それを想像したら、先輩達が羨ましくて仕方なくなってしまうんですよね。


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