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「本当の事言うと、私ももう、イキたくて、苦しくて仕方ないの・・・」
君嶋さんの本音を聞けたような気がした僕は、最後まで君嶋さんを楽しませる決心をします。
こうして君嶋さんは僕のモノを、僕は君嶋さんの胸をそっと触り始めます。
君嶋さんの胸は、制服の上から触れても、その柔らかさと、制服に締め付けられている感じがとても良く分りました。
君嶋さんは僕が胸を揉み始めると、君嶋さんの腰が苦しそうにくねり、僕の足に重ねられた足が、ぴくひく反応しているのが分ります。顔も何かに耐えるようにうつむいていますが、それでも一生懸命に僕を弄る手は止めません。
僕も気持ちいいのですが、明らかに君嶋さんの態度は、理性と最後の戦いをしているような必死の状態。
きっと相当に気持ちがいいのでしょう。こんなに可愛い身体に毎日毎日密閉されつづけ、女子として振る舞いながら、色んな快感を我慢し続けてていたのでしょうから、こうして誰かにイタズラされる事は相当に耐え難い快感なのかも知れません。
先程までと違い、スカートも捲れていませんから、つまりあの呼気はスカートの中に充満しているはずです。短めのスカートですが、座り込んでいる為、スカートの裾は床と太ももに沿って這っていますので、空気の入れ換えはあまり期待できないでしょう。
そんな中で僕の手の感触が胸を通して、君嶋さんの身体の中に伝わっているのです。
君嶋さんの中にいる男子が凄く羨ましいと言う気持ちはありましたが、でも今まで我慢を続けてくれた君嶋さんが、ようやく少しだけ本音を見せてくれている事に、僕は少しだけ満足していました。
「君嶋さん・・・苦しい?」
僕の問いかけに、無言で首を横に振る君嶋さん。苦しくはないと言っています。
「気持ちいい?」
今度の問いかけには大きく首を縦に振っている君嶋さん。言葉に出来ない程気持ちいいんでしょう。
女子は頭で考えたことを発話させるので、意識的に言葉を発話させようとしない限り、話が出来ないのです。
意識できる程の余裕がないと言う事なんでしょうね。
僕はさらに手のひらを広げ、君嶋さんの大きな胸を包み込むように揉んでいきます。
するとあることに気付くのです。
胸に抵抗があまりないんです。もちろん殆ど女子の胸を触ったことは無いので想像ですが、ブラをしていれば当然胸が固定され、揉む手に対して多少なりと抵抗があると思うのですが、凄く柔らかく、手の中で自由に揉まれています。制服越しとは言え、全く抵抗が感じられません。
「も・・もしかしてブラジャーとかしてないの?」
僕の問いかけに君嶋さんは再び大きく頷きます。僕は手を止めずに質問を続けます。
「じ・・じゃあ、水着の締め付けだけで固定してたって事?それだと動くと揺れて苦しいんじゃないの?」
その質問にウンウンと何度も頷く君嶋さん。わざと水着だけで固定して、揺れやすい胸の状態にして、身体が動く度にその揺れを感じていたというのでしょう。
そんな胸をたゆんたゆんと僕の手で揉みながら揺らしてあげると、制服の中で、切なそうに胸が揺れ、その動きに反応するように君嶋さんが腰をくねらせます。
僕の手の動きが、胸を通してどういう風に伝わっているんだろう・・・そんな羨ましい想像もしてしまいますが、そんな状態でも君嶋さんはなんとか僕のモノを気持ち良うし続けてくれているので、僕も僕で気持ちが良くて頭がボーーっとしてきます。
君嶋さんが、可愛らしく、でも凄く嫌らしくて切なそうに身体をくねらせて感じる姿は、僕を更に興奮させ、僕は本当にそろそろ限界に近づいて行きます。
君嶋さんは感じ続けながら、それでもまだイク事は無いようです。
正直、僕は焦りました。
最初に触った感覚からすれば、君嶋さんはあっという間にイク気がしていたのに、まだ我慢しているのですから。
僕はこんなに苦しそうな身体に包まれて、僕の手に翻弄されている君嶋さんよりも早く限界に達しそうな気がしていました。
凄く悔しかったんですけど、君嶋さんはこんな状態であっても、的確に僕を責めているんです。
僕は君嶋さんの身体が裏にどう伝わるのか、殆ど想像しかできないですけど、君嶋さんは、僕の攻め方は凄く詳しく知っているわけです。
それはそうです。何しろ、中身は男子。僕と同じ物を持っているんですから。
それから1分も経たないうちに、君嶋さんが僕のモノをキュッと握って人差し指の爪を使ってカリカリと先端を刺激した快感に負け、出してしまいました。
出した瞬間の気持ちのよさは、今まで経験した事のない物だったのですが、君嶋さんがまだイッてない様子をみて、とても悔しい気持ちもいっぱいありました。
「はぁはぁはぁ・・・」
「いっぱい出したね・・・今、綺麗に拭いてあげるね。」
僕が息切れしいてるのに君嶋さんは冷静に話してきます。
「ね・・ねぇ。気持ち良くなかったの?」
僕はその冷静な話方が気になり、ちょっと質問してみました。
「そんなこと無いわ・・・凄く気持ち良かった。ここ、見て。」
君嶋さんは自分のお腹を指差します。
すると、凄くゆっくり、凄く深く、凄く苦しそうに呼吸しているのが分りました。
「会話は・・頭で考えたように発話してくれるから、そんなに苦しそうに見えないかも知れない・・・けど、ホントに気持ち良くって・・」
「そうなんだ・・・でも、最後までイッて無かったみたい・・もっと色々した方が良かったのかな?」
「・・・イッたの。」
「え?そうは見えなかったけど。」
「船越君に触られて、あっという間に気持ち良くなって、その後ブラのこと質問されて、あの時余りに気持ち良かったから頷きながらイッてた。」
「え・・あ・・そうなんだ・・・・だったら教えてくれれば良かったのに・・・その後もずっと感じてたみたいだったから・・・」
「ごめんなさい・・ホントは出したって言おうと思ったの。けど、それ言ったら、船越君、これ以上触らせてくれなくなると思って・・」
「そ・・そうなんだ・・・」
「船越君に最後まで出させてあげたかった・・だから言うの我慢したの。」
「出した後弄られ続けるのって、苦しいんじゃない?」
「凄く苦しかった・・けど、凄く素敵だった・・・」
「え・・・」
「今はもう、回復しちゃってる・・・」
「だ・・だって、あれからたった数分だよ?」
「うん。私も普通はこんなに早く回復しないけど・・・あまりにも気持ちが良くて・・・」
「じ・・・じゃあ・・」
「今はもう元に戻ってる・・私の中でカチカチに・・」
「そうなんだ・・・ごめん、やりすぎたのか・・・でも、ちょっと羨ましいな・・ああやって感じるフリを続けられると、ずっと感じてるように見えるから、いつイッたか全く分らなかったもん・・」
「ごめんなさい。あんまりにも苦しくて、あんまりにも気持ちが良かったから、つい言い出せなくて・・・・」
「・・・うん、まぁもう終わったことだから、仕方ないけど・・・やっぱり女子の身体が羨ましい・・・・」
「船越君。ごめんね。私が言わなかったから嫌な気持ちにさせてしまったみたいで・・・・」
「羨ましいけど、でも仕方ないんだよ。僕は男子の成績しかなかったし、君嶋さんは女子になれる成績があった。それだけのことなんだ。」
「そうかもしれないけど、でも今は違う。私、絶対下手な女子よりも今の船越君は学力あると思う。だから頑張って女子になって欲しい。」
「そ・・そりゃーそうできるなら嬉しいけど・・・」
「私を羨ましいと思ったのなら、頑張って女子になって、私の友達になって欲しい。女子にも何人か友達はいるけど、女子は女子で、みんな自慢話ばっかり。本当の友達って中々出来ないのよ。」
「自慢話?」
「うん。何々君を勃たせた、とか、誰々君の目を泳がせた、とか。」
「そんな話をしてるんだ・・・・」
「友達の会話ってそんなのが多い。」
「じゃあ君嶋さんも、そう言う話を?」
「・・・ちょっとはする・・・みんなに合わせなきゃいけないし・・・」
「僕のことも話す?」
「それは絶対にない!船越君の話は、たまに友達から聞かれるけど絶対に話さない。そもそも今まで、話すような事、私たちの間で起こってないし。」
「でも今日は・・・」
「今日のも絶対内緒。私たちだけの内緒。船越君が辛い思いをするぐらいなら、今日以降、私たちの間でもこの事は無かったことにする。」
「・・そんな事までしなくても・・・」
「船越君が嫌な思いをしない事。それが一番大事なことなの。」
「それなら・・・・」
「それなら?」
「無かったことにはしないで欲しいなぁ・・・」
「え?だって私1人、女子の身体で楽しんじゃって、船越君を悔しい気持ちにさせちゃったのよ?」
「確かに悔しかったけど、でも、気持ち良かったし・・・君嶋さんの色んな事も知れたし・・・」
「私の?」
「うん。普段、何気ない顔で授業受けてても、水着の締め付けを感じてたり、ナイロンの香りに興奮してたり、胸の揺れを感じてたり・・・」
「そ・・それは、私1人で内緒でやってたことで、船越君に自慢するつもりとか、船越君を興奮させるためにしたことじゃないわ・・」
「でも、知っちゃったし」
「そうだけど・・・」
「うんとさぁ。明日からも、出来れば勉強教えて欲しいし、出来れば、この部屋に来る前に話したように、その日に起きてる本当のことをちょっとだけでも教えて欲しい。」
「船越君が嫉妬するかも知れないよ?」
「それでもいいよ。色々知りたい。」
「・・・・船越君がそれでいいなら、さっき話してあげてもいいって言っちゃったし、私は構わない・・・」
「うん。」
「その代り、一つだけお願いしたいの。」
「僕にお願い?何を?」
「絶対に次の試験で女子になれる成績を取って欲しい。この学期はもう、仕方ないけど、来学期は、もう男子の船越君に勉強は教えたくないし、男子の船越君とは必要な会話以外しない。男子の船越君と友達なのは、今学期まで。だから、お願い。絶対に女子になって?」
「・・・・出来るかどうか分らないけど、今日の君嶋さんを見てて、本当に女子生徒が羨ましいと思ったし、僕も出来ればずっとそう言う可愛い身体の中で苦しんでみたいと思った。だから頑張ってみる・・」
「うん!がんばろ!」
こうして、僕の新たな決意と共に、その濃厚な時間は終わりました。
最後は萎えた自分の物を、君嶋さんが綺麗にしてくれるって言いましたが、それは余りにも恥ずかしいので自分で何とか処理しました。
この日以降も、毎日毎日、放課後は君嶋さんとの勉強が続き、そして、君嶋さんのその日の秘密をちょっとだけ教わり、日に日に女子の身体が羨ましくて仕方なくなっていきました。
君嶋さんも、最初は遠慮がちに話してくれていたけど、徐々に大胆な話もしてくれるようになって、その日に一番苦しかったことや気持ち良かったことを、リアルに情景を交えて話してくれるようになりました。
その殆どは、昼間に、他の男子に話している作られた自慢話とは異なり、僕ら男子から見たら凄く些細な事が、実は凄く気持ち良かったり、凄く苦しいことだったりするのも知りました。知れば知るほど、普段の君嶋さんの行動が気になって仕方なくなりましたが、君嶋さんも、苦しいときには少しだけ僕に本音を見せてくれたりして、真横で苦しんでいるはずなのに可愛らしく存在を続ける君嶋さんに凄く嫉妬してしまいながらも、僕らだけの秘密を知った気がして嬉しかったりもしました。
やがて2学期の期末テストの時期になり、僕は勉強した成果をテストにぶつけることになります。
テストが終わって、手応えは充分。ですが、テストの結果と成績は、最後に終業式の日に渡される成績表を貰うまでは、分らないことになっていました。
テストから2週間。終業式までの毎日は、君嶋さんとの勉強会も無く、ごく普通の生徒として、君嶋さんと僕の関係は続きます。
昔よりはフレンドリーですが、昼間の君嶋さんは相変わらず僕に気を遣っているのか、あまり僕を意識しないようにしてくれているみたいで、ホントに大変な時とか、必要なとき以外は僕とのコンタクトを取ってくれなくなっていました。
終業式前日の放課後。君嶋さんがこんな事を言ってきました。
「これで最後。明日は教室であっても挨拶だけにしましょう。帰りもバラバラ。成績表を受け取って寮に帰って、そこから先は、私たちの関係はもう最後にしましょう。例え3学期に船越君が男子のままだったとしても、私はもう、今までの接し方はやめて、普通の女子生徒として接するつもり。だから、船越君と仲良く話すのは今日で最後。ね。いい?」
「うん・・・そう言う約束だったし。僕が女子になれるかどうかは分らないけど、どちらにしても今日が僕との最後の友達としての会話って事だよね。」
「そう。最後だから、特別に他の男子には教えなかった秘密を教えてあげる。」
「秘密?」
「うん。これ。」
君嶋さんは、そう言って1枚の紙を手渡しました。
「こ・・これは?」
「なんだと思う?」
「体型の数値?」
そう。君嶋さんが手渡した紙には、細かく身体の各所を計った数値が書き込まれていました。
「正解。これは私の細かい身体のサイズなの。」
「うん。でもこれを僕にくれてどうしようって言うの?」
「もし・・・もし、船越君が女子になれる事になって、身体のサイズを決めるとき、このサイズを参考にしてくれたらなぁって。」
「参考?」
「もうちょっとハッキリ言うとね・・・同じサイズで作ってくれたらなぁって。」
「同じサイズ?」
「うん。私の身体とサイズが同じお友達が欲しいなって思ったの。」
「でも・・・」
「私の身体、不満?」
「いや・・・逆に凄く魅力的・・・正直、君嶋さんの中にいる男子が羨ましいと思わない日はなかったから・・・」
「えへへ。ありがとう。じゃあ、もし出来れば・・・」
「でも、はじめの頃に君嶋さん、言ってたよね。」
「何を?」
「最初からグラマラスな身体にしちゃったのはちょっと失敗だったかも。って」
「あ、確かにそんなこと言った気がする。」
「慣れてないうちからグラマラスな体型は苦しいって・・・言う意味だよね?」
「・・そうね・・・今はだいぶ慣れたけど、最初の頃は本当に苦しかったわ。体中のあちこちが締め付けられて、揺れて、擦れて、出すのを我慢するだけで、一日終わる日もあったし・・・」
「やっぱりそうなんだ・・・・そんなに苦しいのに・・・僕なんかが耐えられるのかなぁって・・・」
「・・・・なるほど。ふふふ。それなら心配しなくていいと思う。」
「え?なんで?」
「そう言う苦しみは、女子生徒の中では楽しみなのよ。女子生徒に入ってみたら分ると思う。毎日毎日、身体と衣装が産み出す快感に耐え続けて、女子として生活するの。素敵だと思わない?」
「そりゃあ確かに、羨ましいと思うけど・・・」
「だから、船越君にも楽しんで欲しいのよ。この素敵な世界を。」
「・・でも、だからってサイズを君嶋さんに合わせなくてもいいような気が・・・」
「もちろん、私よりグラマラスにしたいのであれば、それは船越君の判断。私がとやかく言う話じゃない。でも、もし、私ぐらいの身体でいいと思うなら、同じサイズにしたらいいなーって。」
「同じサイズに拘ってるみたいだけど、同じだと、なんかいいことあるの?」
「ふふふ。なんだと思う?分らないかしら?」
「・・・・え?まさか・・・洋服のサイズが・・・」
「ちょっと気付いた?女子生徒の中に、たまたまサイズが同じ子が友達だったりすると、たまーにあるんですって。」
「ほ・・ホントに?」
「水着とか下着とか交換して、お互い1日過ごしたりするんですって。凄く苦しいらしいけど、とっても興奮するらしいわ。」
「そんな遊びが・・・でも、それ、全くサイズが同じじゃなくてもいいよね。」
「そう。服だけなら、だいたい近ければ交換できるわね。でも、ちょっとひらめいたの。身体が共通だから出来る事ってのは他にもあるなって。」
「共通だから出来る事?」
「例えば、、、、私が本当に私だと思う?」
「え?何?どういうこと?」
「見た目が私でも、中の人が同じだとは限らないと思わない?」
「ご・・ごめん、さっぱり意味が分らないよ。」
「私の中に入っている人が、いつも同じとは限らないって言ってるのよ。」
「中の人を交換できるの??身体が変化する仕組みは、見た目の体型だけではなくて、骨密度とか、体脂肪とか、色んな数値が関わるから、全く同じになるとは限らないんじゃないの??」
「そう。身体の裏に着るインナースーツは、個人専用。でも、その上に被るボディーは関係ないわ。」
「そ・・そんな・・・で、でも、声は、、声はインナーから出てるんだよね?」
「そう。音声チップはインナースツーに組み込まれてるわ。でもね。脳波解析のチップと、ボイスメモリーは別チップなの。」
「別チップ?」
「そう。音のデータは別のメモリーチップに入ってるの。後から色々調整し易いように、書き換え可能なメモリーに書かれてるのよ。」
「・・・そうなんだ・・」
「でね。私、中学時代、パソコンクラブだったの。女子生徒に配られるデータのバックアップソフトを改造して、ちょっとしたソフトを作ったのよ。」
「ちょっとしたソフトって?」
「ボイスメモリーの入れ替えツール。」
「入れ替えツール???」
「本来はバックアップ用にデータを吸い出す仕組みを応用して作った物。おかげで2体のボイスデータをそのまま入れ替え出来るわ。」
「つまり・・・他の人のインナースーツに、元々のボイスデータを入れて、ボディーに入ると、中身がそっくり入れ替えられるって事?」
「ええ。それがあれば、中の人を交換できるわ。」
「そんな・・・じゃあ今まで君嶋さんだと思っていた人は、日によって違う人ってかもしれないんだ・・・」
「そうね。そう言う可能性はあるわ。・・・・・・なーんちゃって。安心して。まだ私はずっと私のままよ。」
「なんだ。良かった。少しホッとしたよ。」
「でも、それは私と全く同じ体型の友達がいないから出来ないことなの。」
「ま・・・まさか・・それを僕とするって事?」
「もちろん船越君が嫌なら無理にとは言わないわ。でも、身体の交換が出来るなんて、お人形の身体だから出来る事だし、私があなたであなたが私、なんて凄く興奮する気がするの。」
「た・・・たしかに・・・・」
「ね。だからね。もし、もしも、船越君が良かったら、サイズを合わせてみて欲しいなぁって」
「・・・・確かに凄く興奮しそうだけど・・・僕が女子生徒になれるかどうか分らないし・・・・・」
「そうね。それは私にも分らない。でも船越君の頑張りは見てるし。きっと大丈夫。これで私は船越君とお友達の日は終わりになるけど、3学期以降、私は、私の姿を外から見てみたいな。」
「うん・・・・」
君嶋さんの大胆な提案に、しばらく頭がクラクラしていました。
ですが、僕は、その提案が実現できるとしたら、どれ程興奮できることなんだろうとも想像してしまいました。
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こうして終業式になります。
朝から、男子生徒の一部はソワソワしているのが良く分ります。テストの出来が良かったと思っている男子達は、次の学期からは女子生徒への道を歩けるかも知れないのです。
そして、そんな生徒の中に、僕もいました。
色んな式が終わった後、最後の最後に成績を手渡されて、そのまま1人ずつ退室という独特のスタイルを取るこの学校の終業式。
それは、どの男子が女子になれるかを、教室のみんなが知ることなく、それぞれが秘密に出来るようになっているのです。
先生が、僕の名前を呼び、席を立って成績を受け取り、そのまま教室を後にします。
この日、僕がどんな成績を受け取り、寮に戻って何を考えていたかは秘密です。
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3学期が始まると、君嶋さんのクラスには船越光男と言う生徒はいませんでした。彼は何処で何をしているのかは知らされる事はありませんでしたが、それ以降、船越光男という生徒が学園にいた実績はなくなっています。
ですが、彼の行方を心配する者は、誰1人いませんでした。そして、男子は、彼に対して大変な嫉妬を覚え、女子はいつもと変わらない日々を送っているようでした。ただ、その女子のうち、君嶋さんだけは、ちょっとソワソワした毎日を過ごしている様子でした。
3学期が始まって2ヶ月ぐらいすると、直ぐに3学期の終業が訪れてしまいます。この間、結局、このクラスに変化はありませんでした。
ソワソワ感が増している君嶋さんでしたが、決して慌てることはありません。なにしろ、少し時間が必要なことは最初から想像している事でしたから。
新人女子生徒は、2ヶ月は別教室によって集中的に訓練と勉強を行い、女子生徒として恥ずかしくない振る舞いが出来るようになって、一般の教室に編入されるルールなのです。
そして、春。
クラス替えが行われ、2年1組になった君嶋さんには、河合奈美恵さんと言う長い黒髪で可愛らしい雰囲気を持つ美しい女の子の友達が出来ました。
背丈も体型もそっくりなのに顔立ちはちょっと神秘的な女の子。
彼女とは、最初から凄く仲良しで、毎日いつも一緒に過ごしていて、クラスでも仲のいい2人として存在していました。
君嶋さんと奈美恵さんは、その後、卒業するまでいつも仲良しで、2年の3学期には2人揃って最上級の制服も着られる頭の良さも持っていました。もちろん家庭教師として男子生徒を誘惑しながら、楽しい学園生活を送っていたようですが、2人がたまに不思議な言動になる事があるので、天然ボケコンビとしても有名でした。
なぜだか前日あったことを覚えていなかったり、君嶋さんの身に起こった事を奈美恵さんが自分のことのように話したり、その逆だったり。
その時、彼女たちの裏で何が起こっていたかを知っている人間は誰もいないまま、彼女たちは卒業するまで、本当に仲の良い2人として過ごしたようです。
おしまい。
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