強制収容 (その1)-「DOLL CLUB 」 [戻る]
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 私の名前は「ひろし」。就職浪人の23歳。
 「亜希」と言う付き合っている彼女も居る。
 「浪人生で彼女なんて贅沢な!」って?しがらみ有りの彼女なんだよね。 バイトもやっては居るんだけど、食べる事に関してはほぼヒモ状態。ちなみに同棲はしていません。
 彼女は結構、箱入り娘なんだとか。。。

前説はこの辺にして、私の奇妙な体験を綴りたいと思います。
ある日、もっとお金になるバイトはないかなとコンビニでアルバイト情報を仕入れ、ついでにスポーツ新聞も買って帰った。
 で、家でその新聞を読んでいると風俗情報が目に付いた。

「しばらく行ってないな~。安くて変わった遊びはないかな?」

 物色してみると、なんだこれは?

 「DOLL CLUB あなたも異世界へ! 
   理想のDOLLが貴方をお待ちしています!」

 なんだろう?着ぐるみ相手に遊ぶのか~。。。
 冷やかしで電話してみるか?
 この安易な考えがとんでもない?体験への入り口だったとは!

 電話をしてみると、さわやかな女性の声で案内をされた。
 これが女性だったのでなおさら安心だったのだろう。聞けば料金も普通のイメージクラブよりも少し割高なくらい。完全前金制だと言う。早速、場所を聞き行ってみることにした。
 電車を乗り継ぎ、着いた駅は風俗街からは少し離れた裏通りに建った5階建ての普通のビル。看板は見当たらない。
 まあそのぐらいはめずらしくもないか。
 案内嬢が言っていた2階にあがり、その名札はあった。

 「DOLL CLUB」

 ドアを開けると、カウンター越しに30過ぎの普通のサラリーマンと言った感じの男性が座っていた。
 最近のJ-POPがBGMで流れている。

 「ようこそいらっしゃいませ。
       このようなコースが御座いますがどうなさいますか?」

 場所に似合わない丁寧な応対。この時の私は安心しきっていた。
 カウンターの上には時間別の料金と10名の女性の写真が置かれている。
 あれ?やはりみんな着ぐるみだった。しかし、遊園地などで見かけるそれとは違い妙にリアルな着ぐるみ達。
 顔と身体とのバランスが不自然じゃないんだ。
 目はやはり少しアニメっぽいけど・・・
 その中から私の選んだのは「ユキ」と言う着ぐるみ。
 一番リアルだと思ったから。
 で、60分のコースを選び、前金を払い、説明された4階の端の部屋へと向かう。

   玄関を開けると思ったより綺麗な飾り付けがしてある。 
 アニメらしく?女子高生の部屋を思わせる。何となく落ちつかない。
 少し部屋を物色してみる。机やドレッサー、クローゼットが整然と置かれている。机は空だがクローゼットにはランジェリーや衣装が並べられていた。女子高生の制服やチャイナドレス。普通のお嬢様っぽいワンピース。ブラウスとフェイクレザーのロングタイトスカート。ツヤツヤのサテンのドレスやウエディングドレス。その後には猿轡や簡単な拘束着まで・・・
 これらを着せ替えて遊ぶと言うことか?

 タバコを吸い、TVを見て時間をつぶして10分ほど経っただろうか・・・
 玄関のベルが鳴った。

 「?!」

 出ないとしょうがないよな?
 すると、宅配便の姿の男性が立っている。

「宅配便で~す。」

 と、当たり前のように部屋に上がりこみ、ちょうど大人の身長ほどのプラスティックケースを運び込んできた。

「それでは、どうぞごゆっくり。ただいまから時間のカウントが始まりますので。」

 と、一礼して部屋から出て行った。それをあっけに取られて見送る私。

 間を置いて、「ハッ!」と我に帰る。

「いきなりかよ。驚いた~! さぁてと。この中に例の人形が入ってるんだな。って、この箱、呼吸のための穴も何も無いじゃん。このままにしていたら死んじゃうぞ。あくまで人形ですってことか。。。」
 すぐに開けるのも怖いのもあって、開けるのをためらう。
 試しに箱の上をコンコンと叩いてみる。すると、中で何かが動く音。
 梱包材か何かがこすれるような。
 こうしててもらちが明かないのでいよいよ開けてみる。蓋の周りにぐるりと荷造り用のテープが貼ってあり、それを剥がす。蓋をそっと持ち上げた。
 すると、テニスボール程の大きさの梱包材で埋め尽くされていた。それも取り除く。
 するとそこにはまさに実物大の先ほど写真で見た人形が横たわっていた。その横にスケッチブックとマジック。
 それとお腹の上に紙が乗っている。注意書きのようだ。

 1)これは一体の人形です。話すことは出来ません!

 2)中身を見ることは出来ません。無理に出す事は大変な危険とあなたにリスクを負わせる事になります!

 3)皮膚は伸縮しますが無理に引っ張ったり、火に近づけないで!

 4)ご主人様の質問には首を振るか、同梱のスケッチブックにてお返事いたします。

 5)コース終了10分前にお部屋のインターホンにてお知らせします。延長の際はその時にお申し付けください。

 6)人形が不自然な状態に陥った際はインターホンにて早急にお知らせ願います。

 7)PLAYの中で入浴は決してなさらないで下さい。

 8)その他、疑問はその都度、DOLLにお尋ねください。

 9)それでは着せ替え「等」、ごゆっくりお遊びくださいませ。


 読み終えると、人形を見つめてみる。そこには紫のサテンのミニのワンピースを着て涼しげに微笑む女性が横たわっている。じっとして動かない。呼吸をしているのがお腹の動きで分かるだけだ。
 皮膚はラテックスのようなおよそ皮膚呼吸すら出来そうもない素材だ。
 素晴らしいプロポーション。中の女の子?を見てみたいが「危険」と「リスク」が頭をよぎる。あれ?良く見ると顔には口は勿論、鼻の穴もないじゃないか?どこで呼吸をしているんだろ?耳を澄ますと、股間のあたりからかすかに呼吸のような音が聞こえる。なんでそんなところから。。。お風呂が禁止なのはこのためだろう。水に入ったら窒息してしまうに違いない。とりあえず呼びかけて見る。

「ゆきちゃん?起き上がれるかな?」

 そうすると、引っ張ってと言うように両手を私の方へと差し出した。
 動くと分かっていても少し驚き。手を握り、引っ張ると、ゆっくりと立ち上がった。箱を見ると、人の形に発砲スチロールがくりぬかれている。
 これでは自分では抜け出せないだろう。しかも、上からテニスボール大の梱包材と、蓋がしてあったのだから。
 そんなに強く引っ張ったつもりは無いんだけど、そのはずみで彼女が私に抱きついた。柔らかく抱擁されたようで、私の下はすでに興奮状態になっていた。彼女の肩をそっと押さえて立たせてあげる。
 顔は優しく微笑んだままだ。

「こんにちわ。ユキちゃん。え~っと、どうしようかな?まず、質問! 君の中身は女の子?男の子?」

 こんなにウエストのしまった男はいないだろうと思いながら質問すると、困ったように首をかしげる。そのしぐさが妙に可愛い。。。

「股間を見たら無いからやっぱり女の子なんだよね・・・中は息苦しくないの?」

「大丈夫よ。」と言うようにおどけたポーズをとるユキ。

 このまま話をしていても時間がもったいないので着せ替えをすることに。

「じゃあ、着替えようか?クローゼットの中の服でいいんだよね。」

 小さくうなずくユキ。
 まず、今、着ている服を脱がしにかかる。背中にまわりワンピースの背中のジッパーを下ろす。ストンと服が落ちた。中にはピンクのランジェリーをまとっていた。恥ずかしそうに身体をくねらせるユキ。
 全身をラテックスのようなもので包まれている。不思議な事に首にもウエストのあたりにも全く継ぎ目が見当たらない。それどころか背中にファスナーも見当たらない。どうなってるんだ?・・・良く見ると、おしりのあたりに少しだけ生地が重なっているような筋が見えた。しかし、ファスナーではなく、特殊な接着剤で貼り付けてあるようだ。

「すごい!完全に密封されているんだ。これって、自分で脱ぐことは無理なんじゃないの?」

 そう聞くと、ユキはウンと頷いた。胸と股間を手で隠しながら。
 私の下半身は妙に興奮している。

「僕も着てみたいかも。。。なんてね!」照れ半分でユキに言って見た。

 ユキは先ほどのスケッチブックを取ってくると、
「私も結構、中に居るだけで興奮してるのよ。窮屈で苦しいんだけど、この拘束感がたまらないの。 あなたも入ったら虜になるかもよ(笑)」

 と、書き込んだ。

「ふ~ん。そうなんだ。マジに入ってみたいかも。・・・ああ、そうだ。着替え、着替え。どれからがいいかな?まずは女子高生かな?」

 そう言って、私はクローゼットからセーラー服を持ってきた。ソックスなど小物も揃っている。とりあえず、黒いタイツを履かせる。
 しかし、履かせるのはなかなか困難だった。ユキ本人がタイツをクルクルとたくし上げ、それを私がつま先に入れて上に引き上げて行く。

「へ~。。。そうやって履くんだ。」

 タイツに触れるのも初めての私は改めて興奮状態。
 続いてセーラー服に足を入れてもらい、上に持ち上げて行く。
 あれ?ヒップの部分が入らない。すると、ユキが制服の脇のファスナーを開けた。そんなところにファスナーが有るなんて知らなかった。
 それから袖に腕を入れ、ファスナーを閉めた。サイズが小さめなのか、かなり胸が強調された。ウエストもキュッと締まり、スカートのプリーツがふわりと膨らんだ。実際の女子高生にも興奮した事がない私だったがそのシルエットを見て、さらに興奮している自分に驚いた。それから胸にリボンを結んで完成だ。ユキはそのままじっと立ち尽くしている。

「あ。そうだ。確かデジカメを持ってきてるはずなんだけど・・・ちょっと、待っててよ。」

 鞄の中からカメラを取り出す。

「写真は撮っても良いのかな?」

 聞くとユキは頷いた。

「せっかくだからさ、自分で可愛いと思うポーズを取って見て?」

 そう言うと、ユキはクルクルと回りだした。スカートのプリーツがフワフワと広がる。私はカメラを構えてシャッターを押した。
 スカートを広げて座り、首をかしげるポーズ。頭を突き出して、投げキッスのポーズ等。。。何枚か撮り終わると、次の衣装にお色直し。

「次は何が良いかな?チャイナドレスにしよう!」

 そそくさとクローゼットからチャイナドレスを持ち出した。

 ここだけの話だけど、私も全く女装に興味がない訳ではなかった。
 私の家には亜希の服もいくらかは預かって直してある。急なお泊りなどの時のためだ。彼女が居ない時、こっそりためしに着てみることもある。
 下着には手を出さないが外装?だけ。サイズはかなりきついけど私は自分で言うのも変だけどスリムな体形をしているので。。。亜希がちょっぴりふくよかなおかげかも。亜希を感じて着ているんだと思っていたけど、最近どうも違う感情があるらしい事に気が付きはじめた。去年の暮れに宴会で女装したときに気がついたんだ。おっと、今はその話はいいか。

 早速、ユキにドレスを頭から被せる。バンザイをしているユキ。おっと!
 首の部分のホックをはずすのを忘れていた。首の部分から出られずにユキはもごもごしている。

「あははは。」

 その仕草が面白かったのでカメラで撮ることに。写真を撮るとホックをはずし、頭を出してあげた。すると、すねた仕草をするユキ。現実ではない女性だけど、可愛いナァ。。。

 再び写真を撮り始める。ロングのチャイナドレスって言うのは改めて色っぽいなと感じながら。シルバーのサテンの生地がツヤツヤとひかり、ボディラインが強調される。これも少しきつめのサイズのようだ。胸からおしりにかけてのラインが良い!足のスリットもSEXYだし。。。
 椅子に座って足を組んだり、横になって挑発するようなポーズをとるユキ。顔の笑みがなんとなく独特な雰囲気を作っていた。体形がSEXYだと何を着てもSEXYなのか。。。


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