|
とある着ぐるみフェチ小説で読んだホビー21なるホビーショップも、そこに登場する特殊な着ぐるみも、現実の世界には無い。
そう言う妄想の世界の着ぐるみだと思っていました。
だからその小説に興奮し、中身役の男の人に嫉妬もしていたけれど、フィクションなので我慢も出来ていました。
ですがこの日、僕は知ってしまったんです。
僕が相当昔にしたフェチツイートに、見知らぬユーザがイイネを付けてきました。
そのツイートにはイイネは付いていなかったので、多分そんなにみんなに刺さらなかったツイートだろうな、と思ってすっかり忘れていたツイートでした。
そんなよくあるツイートの一つですが、既にツイートしてから半年ぐらい経過している、今更遡ってイイネする意味すらないようなツイートに、イイネを付けてきた人。
気になってそのアカウントを見ると、出来たばかりのアカウントなのか、フォロワーは0、フォローも全然知らない人を1人だけしているような状況。ツイートも無く、単に人のアカウントを見たいだけなのかな、ぐらいの感じだったんです。
ただ、少しだけ気になったのがそのプロフィールに書かれたURL。何かサイトを持っているのかな?
と思ってクリックしてみたのですが、表れたのは真っ黒い画面の不思議なサイト。
黒地に黄色や白で文字が書かれたテキストサイトのようですが、どこかレトロな感じでした。
テキストは特に着ぐるみに関係がある物では無く、ちょっとした旅行記や食レポのような物。ブログ形式では無く、昔ながらのメニューが並んでいてクリックするとそれぞれのページに飛ぶ、と言う感じですね。
マウスカーソルがキラキラしたり、文字列が右に左に動かないだけマシ、とも言える感じです。
いくつかメニューをクリックして記事を見ていてふと気付いたことがありました。
これって、小説の中に出て来たサイトかもしれない、と。
僕も愛読している着ぐるみフェチ小説サイトに掲載されていた結構昔の物語に出て来ている、謎のホームページを読み進めていたら秘密の入り口があって、そこに入ると秘密の着ぐるみ倶楽部に入会出来る、と言う物語。
確か、ブラウザからソースコードを開いてそのコードのコメントに書かれているURLを繋ぎ合わせるんです。
小説では4つか5つか繋いで作った文字列がサイトのURLになる。
物は試しにと僕もソースコードを出力してみます。すると…ありました。コメント欄にURLの残骸らしい文字列が複数。
これを組み合わせると…ほら、小説通り。新しいURLが出てくるんですよ。
このURLをブラウザに貼り付けてEnterキーを叩くと…やはり、怪しいサイトのトップページが表れました。
サイトのタイトルは「着ぐるみフェティッシュ倶楽部」
略して「KFC」。フライドチキンのお店みたいな略称ですが、あくまでも着ぐるみフェチの倶楽部と出ていました。
現在会員を1名募集、と書かれています。
つまり、僕がここに登録したらもう他の人は登録できない、と言う事になりますね。
でも、他の人の事を考えてあげるつもりもなく、むしろこのサイトの中に何があるのかが非常に気になる為、ユーザID申請をしてみる事にしました。
申請して約15分。自分のメールボックスに入会案内のメールが届きます。
こちらに書かれたURLにジャンプして、入会ボタンを押したら、無事に入会は完了します。
最初にこのサイトの口外禁止、URLの流出禁止についての規約に同意させられ、その後にメインページに移動します。
メインページにはいくつかのリンクがあり、その一つに、このサイトで扱う着ぐるみについての説明ページがありました。
このページを熟読すると、信じられない内容が記載されています。
なんと、このサイトでは極秘に開発に成功した、着ぐるみフェチ小説に出てくるID型着ぐるみと呼ばれる着ぐるみ、に非常に近い着ぐるみを使った動画や写真が掲載されている、と言うのです。
ID型着ぐるみとの違いは、着ぐるみの製造の困難性だそうです。
小説の中の着ぐるみは何十体も存在しているような世界ですが、現実には一体製造するのに約一年を要する程の制作期間が必要な上、とてもメンテナンスが大変で、専用のメンテナンス溶液につけ込むように保存しなければ長期間の品質保持が出来ないのだそうです。
一体一年と言うのは、インナースーツ。つまり、細胞補正を司るスーツの方で、アウタースーツは3ヶ月ぐらいで製造可能なようですが、それでも量産は難しいですよね。
つまり、お金を出して買う事は出来ず、何ヶ月も外に持ち出す事は不可能で、そのメンテナンス溶液が無い状態で2週間ほど経過すると着ぐるみの組織がボロボロに破壊されてしまい、そうなると修復は出来なくなるとの事でした。
だから、この着ぐるみは門外不出で、しかも製造工程の秘密も守る必要があるため、オーナーとのコンタクトが取れる人は極力信用のおける人を選んでいる、との事でした。
僕はどう言うわけかそう言う着ぐるみの扱われたサイトに辿り着き、そう言う着ぐるみの動画を見る事が出来てしまったのでした。
動画には様々なカテゴリーがありました。
着ぐるみの構造を説明する動画では、実際にモザイクが掛かった人物画インナースーツに入ると補正により身体が縮む様子が映っていました。
正直、これが事実なのかどうかも怪しいとは思いましたが、仮にフィクションだったとしても良く出来たその動画は、相当にフェチ性が高いと思えました。
もちろん縮んだ身体の上から美少女の皮となるアウタースーツに入り込む様子も映され、できあがった全裸の美少女の股間には、恐らく呼吸の為と思われるメッシュ状の布が付いているのも分かりました。
そう言った動画は、1つが15~30分程の物が多く、補正や呼吸のシステムを紹介する動画、あるいは快感制御システムを紹介する動画などがありました。
特に快感制御システムは、わざわざパッドの内部にカメラを仕込んでどう動くのか、を、恐らくは内部に仕込んだ送信機を使って外にあるパッドを動かす為に用意された裸体の人形を、全身タイツを着た男性らしい人が胸を触ったり股間を触ったり、衣類を着たらどうなるか、を実際にその人形に衣類着せて、わざとシワやヒラヒラを動かして、パッドの中で何が起きているかを見せてくれます。
この動画は正直10回ぐらい見返して何度も抜きました。
僕が想像する小説に出てくる着ぐるみの中で起きているパッドの動きそのもの、と言って良かった。激しいバイブ運動などでは無く、パッド内に細かく刻まれたヒダヒダが、まるで生き物のように繊細に動く様子。そしてそのパッドそのものも、外から握られるように詰め着けられたり緩んだり、をしている様子。ここにもし自分のモノが挿入されていたら、それはそれは耐えがたい程に気持ちいいだろうな、と思える程のいやらしい動きを見せていました。
それと、最初の頃は人形だと思って見ていた動画ですが、それはその後のパッドの動きに魅入られてあまり深く考えていなかっただけで、何度も見返して行くと、そもそもここでじっとゼンタイ男性に弄られてる人形に、人が入ってる可能性、を想像するようになってしまいます。
いや、僕なら絶対そういう事をすると思うんです。そこに気付いてからは、パッドと分割で同時に映っているゼンタイ男性に弄ばれ、着せ替え人形にされている人形に、もの凄い嫉妬を感じるのでした。
そう言った構造紹介動画だけでも10本以上ありました。
それ以外に、オフ会と称した動画が何本もあり、それらにもID型着ぐるみと思われる美少女が最大2体。あとはゼンタイを着た男性が数人出て来ました。
殆どの動画は、別にいやらしい行為をすることは無く、ただオフ会でゲームをしたり、じゃれ合っているだけ、あるいは撮影会のようにカメラを向けられ、ポーズを取っているだけ、と言った動画なのですが、動画には声は一切入らず全てテロップで言葉が表現されています。
このテロップは表の声と裏の声、と言う区分けがあり、色が違う文字で書かれていました。
表の声は、非常に健全に、多分オフ会で自分達がその場にいたら口にするであろう楽しそうな会話が展開されているのですが、同時に裏の声として出ている会話は、主に美少女達の中身の心の声です。
着ぐるみフェチ小説の中で語られている中身役の言葉のように、実際の見た目と、見えない裏側で何が起きてるのかを説明するそれはそれは切ない言葉達に、何度も大きくなり、何度も抜いてしまいました。
例えば、可愛い女子校生2人組の撮影会の風景で、2人が絡み合うようにポーズしている時に入るテロップが、その切なそうな中身を想像させるいやらしい文章で、その動画だけでもかなりオカズとして利用させて貰う事になる動画なんかがありました。
他の動画もおおよそ似たような物で、どれもとても抜ける動画と言えました。
動画は定期的に追加されてるようで、これだけの物なら有料でもいいんじゃないか?と思える程だったのですが、ここは無料なんですよね。
その代わり、と言うかここを見られる人は現在世界中に20人も居ないみたいです。何せ僕のIDが0016でしたから。
確かにとても興奮出来る動画ばかりだったのですが、ただ、どこまで本当なのか、正直なところ少し疑いの気持ちはありました。
良く出来た着ぐるみとは言え、トリックを使えば表現出来る可能性はあるし、テロップなどはあとから好きなことは書き込める訳ですから。
少し文章に自信がある人なら悶々とする文章を書き加える事は可能だと思ったのです。
そう言う怪しい思いはありつつも、今まで見たどんな動画よりもオカズになる動画の数々に魅了され、新しい動画が追加される度に何度もオカズにする日々でした。
そんなある日、僕のメールボックスに1通のメールが届きます。
差出人を見てびっくりしました。
なんと、このKFCのシステムから送信されているようなのです。
KFCマスター、と名乗る人物からのメールは、オフ会のお誘いメールでした。
オフの案内によると、担当の人間が車で迎えに上がり、目隠しをして移動して貰う、との事でした。
要はオフ会の場所は秘密だと言う事でしょう。
オフ会での写真や動画の撮影は禁じられているとの事。一方で主催は動画や写真を撮るようでした。
もちろん素の人は一切映すことは無く、画面に収まる人達は全て黒全身タイツか着ぐるみ着用と書かれていました。
いきなり素が動画に出てしまうような事は無い、と言う事ですし、ちょっとID型着ぐるみに興味があった僕は、参加を承諾します。
時は流れてオフ会約束の日。
待ち合わせはとある駅の東口にあるオブジェの前に午前10時、と。
指定時間の5分前に待ち合わせ場所に到着すると、目の前にシルバーのワンボックスが停まります。何処にでもあるワンボックスですが、運転席と助手席以外はかなりしっかりスモークが入ってるようで、車内の様子は伺えませんでした。
すーっとスライドドアが開くと、中には可愛らしい女の子。いや、よく見るとフィーメールマスクと呼べるリアルな女性の着ぐるみが乗っていて、手招きをしています。
僕の特徴は事前に伝えてあるから分かったのでしょうが、仮に通行人がいても、車内に座ってる女性ですので、よく見ないとこの女性が作り物の顔だとは思わないでしょうね。
僕が車に近づくと、運転席にはサングラスをして白い不織布マスクをした男性が乗っていますが、チラッと見る限り他に人は乗っていない様子。
フィーメールマスクの彼女は、近づいてきた僕に一枚の紙を手渡します。
それによると、彼女は「香里奈」と言うそうで、筆談でしか会話は出来ない、との事。また、車に乗ったらヘッドホンとアイマスクをして貰い、秘密の隠れ家まで案内するとの事。
もちろん僕はその案内に同意し、車に乗ることにします。
少し怪しさはある物の、命の危険があるようには見えず、むしろ香里奈と名乗る美少女が気になったというのもあります。
と言うのも彼女が紙を手渡ししたときに、チラッと手元を見たのですが、その手もフィーメールマスクと同様の柔らかいシリコンのような素材で覆われているのです。
香里奈と名乗る彼女は、黒髪のロングヘアの持ち主で、とても可愛いアイドル歌手にでもいそうな表情の女の子。
椅子に座っていてもその小柄なスタイルのいい身体付きも良く分かります。
衣装は濃いめのグリーンがベースのブレザー型学生服っぽくて、足は黒タイツを履いています。
季節は残暑。いくら空調の効いた車に乗っているとはいえ冬物の学生服をタイツも含めて着込んでるのです。
僕の想像ではありますが彼女は恐らく全身を手や顔のような柔らかいシリコンのような素材で被っている気がします。つまり、彼女の内部は相当に蒸し風呂の状態にある、と言える訳です。
そんな彼女の隣に案内され、着席。ベルトを締めてドアを閉めると、彼女はヘッドフォンとアイマスクを差し出します。
それらを受け取るとアイマスク、ヘッドホンと身につけます。
アイマスクは本当に何も見えなくなり、ヘッドホンにはずっと音楽が流れていて外の音も聞こえません。
場所の感覚も完全に喪失してしまい、正直何処を走ってるのかさっぱり分からないまま、どのぐらい走ったのでしょうか?体感では30分以上走った気がしますが、何しろ視覚と聴覚を遮断されているので時間の感覚も曖昧です。
ですので、正確にどのぐらいの時間が経過したのかは分からないのですが、ようやく車が止まり、彼女がその手でヘッドホンを外してくれました。続いてアイマスクも外してくれました。
移動中の車内でも女子高生の香りっぽいいい臭いと、制服の香りが漂っていたのですが、彼女が近づくことでそれをより体感した感じです。
彼女はこんな女の子の香りを発しているのですが、彼女の中にその臭いが存在するとは思えません。
固定された優しい笑顔を浮かべ続ける彼女の中が、その表情通りだとは思えませんでした。
僕は体感30分ほど、車の中でアイマスクとヘッドフォンをして外の様子は全く分からない状態にあったわけですが、彼女もまた彼女の中身を密閉状態に保っていると考えるのが自然でしょうね。
それにしてもどんな人が入っているのか。気になって仕方ないとは言え、彼女にそれを質問する勇気はありません。
彼女の案内で車を降りると、そこは多分雑居ビルの建物内にある駐車場のようでした。シャッターが下ろされている為、外の様子は分かりません。
また、持っているスマホで地図をチラッと見てみたのですが、どうやらGPSのジャミングされているようで地図上の自分の位置もスタート地点を指していました。
彼女はそのまま駐車場の壁についたドアを開けて、ドアの中に招き入れます。
僕は彼女の後をついて行くと、ドアの向こうは廊下になっていて、左右にいくつかドアがあり、まっすぐ30メートルぐらい伸びた廊下の一番奥にもドアがあります。
彼女は時々僕がついてきている事を確認するように振り向きつつ、その一番奥のドアの中に案内しました。
ドアの中は10畳ぐらいでしょうか?居間のような作りになっていて、室内はテレビ台の上に50インチぐらいの大きなテレビが乗り、それが見やすいようにソファーが置かれ、前にテーブルもありました。
入ってきたドアの向かいの壁にももう一つドアがあるようですが、そこは閉じているので向こうがどうなっているのかは分かりません。
彼女に案内されるようにソファーに座ると、彼女は部屋の脇に置いてあるスチールラックからノートパソコンのような物を取り出しました。
そしてソファーに備え付けのスツールを椅子がわりにして彼女は斜め横に座ります。
彼女が持ってきたのはノートパソコンとタブレット。
僕にタブレットを手渡しし、彼女はノートパソコンを開くとキーボードでなにやら文字を打ち始めます。
すると僕の持つタブレットに、恐らくは彼女がタイプした文字が表示されました。
なるほど、これで筆談をする訳ですね。
恐らく僕のタブレットには彼女の見ているノートパソコンの画面がそのまま表示されているのでしょう。変換している文字の過程もテキストエディターらしき画面に随時表示されていきます。
「オフ会場へようこそ」
と言う会話文で始まった彼女の説明は概ね以下のような感じでした。
今日は僕は初参加なので、この部屋から見るだけでも構わないとの事。
壁に覗き窓がついているので、そこから隣の部屋が覗けます。覗いてみて興味があれば隣の部屋に来て貰ってもいいし、そうでなければこの部屋で過ごして貰ってもいいそうです。
この部屋には、隣の部屋に行くときに着用する黒い全身タイツが用意してあり、また、ゴムも用意してあるので、もし必要あれば使ってくれ、との事。
半分ぐらいの人は、最初は覗き窓から覗くだけで終わるけど、時々いきなり全身タイツで参加してくる人もいるそうです。
通常は隣の部屋は動画撮影されるそうですが、今日は僕が参加する可能性があるので動画については撮影しないそうです。
隣の部屋でのルールで、美少女に対してはフェチ小説にあるように、美少女の嫌がる事はしてはいけないし美少女を脱がすような行為は禁止だし、美少女を破壊する行為も禁止とのことでした。それ以外は基本的にお触り等々は自由だとの事。
それと射精についてはゴム無しでは禁止との事です。
ですので隣の部屋に入る人は例外なくゴムは着けている、と考えて良いそうです。
また、特に強制では無いものの、殆どの人は全身タイツを着用して、素顔を隠して隣の部屋に行くそうです。
会話はボイスチェンジャーか筆談になるそうです。筆談の内容は各々が持つタブレットに表示される為、誰が話をしているかが分かりやすいそうです。
もちろん美少女達は筆談しか出来ません。
ちなみに、この部屋に備わるカメラを使ってオフ会場での写真撮影は可能だそうですが、覗き窓からの撮影は禁止だとのこと。
撮影した画像については、一度電子透かしを入れてから僕にくれるそうです。流出禁止画像との事で、流出が分かるように透かしを入れるのだそうです。もちろん一度透かしを入れる際にデータはコピーされるそうで、万が一電子透かしが分からない状態で流出したとしても、誰の画像か照合する事は出来るそうです。
オフ会の開始は15分後で、普段は5時間ぐらいオフが続くそうですが、今日のオフは僕が初参加と言う事で3時間で一旦区切るそうです。
これらの説明が終わった後、彼女はバイバイと手を振って、ドアを開け、隣の部屋に移動していきました。
部屋の片隅には覗き窓があるとの事ですが、よく見ると壁に小さな引き戸があるようです。
壁に近寄り、引き戸を開けると、そこには窓ガラス。いや。多分これは透明度が窓ガラスとは異なる気がします。
恐らくこれはマジックミラー。部屋の向こうからは鏡に見えると言う事ですね。
このオフ会がどう言う会なのかがよく分からない僕は、取りあえず引き戸を引いて覗き窓から様子を眺めることにしました。
隣の部屋は絨毯が敷いてある洋室。
広さは10畳ぐらいでしょうか。数人でオフする部屋と考えると過不足無いサイズですね。
部屋にはテレビとゲーム機が置かれているようですが、部屋の真ん中にあるテーブルには遊び道具らしき物が置かれています。
奥の壁にはクローゼットらしい扉もありますね。
部屋にはドアが3ヶ所。
1ヶ所は僕がいる部屋から隣の部屋に通じるドア。
残り2ヶ所は部屋の左右にあります。
程なくして、右側の扉が開き、中から2人の美少女が現れました。
先ほどの香里奈と名乗る美少女と、もう1人、こちらはアニメ顔の美少女ですね。
金髪のロングヘアはウエーブがかかり、もみあげは縦ロール。目は透き通るような綺麗なブルーで、くりくり大きな目はとても可愛らしい。優しく微笑んだその表情も相まって、さながら何処かのお嬢様かお姫様という雰囲気です。
衣装もそんな雰囲気がある白と水色のツートンカラーをベースにしたワンピース。
ロング丈なスカートは足首から下は見える丈ではあるけど、かなり長く、しかもフワフワッと広がっている感じや、スカートの揺れの感じから、中にパニエが入っているように見えます。
足は白い靴下に包まれているのが見えるのですが、それが単なる靴下なのかタイツなのかはここからでは分からないですね。
ウエストラインはカマーバンドというのでしょうか?コルセットほどガッチリ締め付けているわけでは無いのですが、ウエストをキュッと締めている幅の広いバンドが巻き付いてる感じ。後ろは大きめ目のリボンになっていますね。
バストは彼女がとても豊かな物を持っている事を物語り、衣装の生地が彼女の胸の圧力でムチムチに突っ張っている。
その柔らかそうな胸はワンピース越しにもよく分かるように揺れ動いています。
首回りはハイネック。彼女の首にフィットするようなデザインになっていて、肩はいかにもお嬢様な雰囲気のふんわり膨らんだパフスリーブ。そこから手首辺りまで緩めの袖が続き、手首のところでカフスがキュッと絞られている感じのデザインです。
全体的にはとても清楚なシルエットなのですが、ウエストの絞りやバストのむちむちな感じがとてもエッチな感じに見えます。
ちなみに香里奈の方も先ほどまで着ていた学生服風の衣装のままみたいです。
彼女たちは部屋の真ん中編にぺたんと座り込むと、タブレットを手に筆談を始めます。僕の手元にあるタブレットには彼女たちの書いた言葉がリアルタイムに表示されている為、会話を見る事が出来ました。
香里奈「ねえねえ?アイリ」
アイリ「どうしたの?香里奈」
香里奈「今日はね。オフ会に新しい人を呼んだのよ」
アイリ「へー。久しぶりに新人さん?」
香里奈「そうそう。新しいお友達」
アイリ「その人はいつ頃この部屋に来るの?」
香里奈「うーん。分かんないわ? もしかすると今日は来ないかも」
アイリ「そっかー。最初はなかなか参加してくれない人の方が多いもんね?」
香里奈「そうそう。みんな照れ屋さんだから。まー今日は何処かで私たちのオフ会を見てるんじゃ無いかな」
アイリ「そうね。きっと楽しんで見ててくれると思うし、次回からはきっと参加したくなると思うわ」
香里奈「せっかくお誘いしたんだから、そうなるように楽しいオフにしましょうね」
と、こんな感じの会話が続いていました。
どうやら金髪の彼女はアイリと言うようですね。
彼女たちは床に座ったまま、テレビゲームのコントローラーを手にしてゲームを始めます。
大きめのテレビがあるのでよく分かるのですが、ゲームは対戦型の落ち物パズルみたいです。
そうこうしているうちに、左のドアが開いて黒い全身タイツの男性が2人現れました。
チラッと見えた片方の人物は既に股間が大きくなっていますが、そんなことは気にしていない様子ですね。
彼らは美少女達に近づくと、それぞれ美少女の後ろに回り込むように座ります。
僕の見ている位置からだと、美少女達は斜め横に見えているので、彼女たちの後ろに回り込んだゼンタイ男子達は身体が半分ぐらい隠れてしまいます。ですが、彼らは両腕を彼女たちの前に回すようにして、彼女たちの身体を触り始めるのです。
ゲームをプレイしている彼女たちは、全く気にしていない様子ですが、ゼンタイ男子達の手は、お腹や胸の下側を触りはじめ、徐々にその手は両胸に。
アイリも香里奈も胸は大きめなので、黒ゼンタイの手で揉み始めると、その手の隙間から溢れ出る胸の肉感がもの凄くいやらしい。
下から掬うように揉んでみたり、優しく撫でるようにしてみたり、服の上から様々な触り方で、その大きな胸の形を自在に変化させています。
服の上からだから、揉んだときの胸の形の変化が衣類のシワの伸縮によってより強調され、もの凄くいやらしく見えています。
手つきは決して激しい物では無く、じっくりねっとり、優しい手つきなので、その変化がよく見える、と言うのもあります。
ですがその持ち主である彼女たちは、何もされていないかのように一切気にせずゲームをプレイしている訳です。
僕はKFCのサイトを隅から隅まで見ています。ですから、彼女たちの着ぐるみが持っている裏の機能も理解しています。
ID型着ぐるみ、と呼ばれるフェチ小説に出てくる着ぐるみは、着ぐるみの皮膚となる素材部分に触感センサーや赤外線センサー、変形センサーなどを埋め込み、その変化を性器に伝えている、と言います。
もちろんKFCのサイトの着ぐるみも同様の機能を持っている、と言ってました。
それが事実だとして、目の前にいる2人が、そう言う着ぐるみなのだとしたら、あの胸の感触は、彼女たちの中に入り続けている人物の性器を、耐えがたい程の快感で包んでいる気がします。
にもかかわらず、彼女たちはそんな感覚が伝わっているとは思えない程に、ごくごく普通にゲームをプレイしているのでした。
最初のうちは、実はセンサーなんて入っていないんじゃ無いのか、と思うほど、本当に態度が変化していなかったのですが、よく見ていると、時々ぺたんと座っている足先が不自然にヒクついたり、何もしていない筈の腰がククッと動いてみたり、と言った反応を見せたりしますし、最初の頃に比べてゲームのプレイが下手になっているような気もします。
そう。つまり彼女たちは感じていないフリを続けているだけで、実はあの可愛らしいお人形達の裏で、今も耐えがたい性的な攻めに耐えながらゲームをプレイしている人がいるんです。
散々憧れた小説の世界。その世界を、目の前で体験している人が、少なくとも2名いる。その事実に猛烈な嫉妬を覚えるのですが、それでもその目の前のいやらしい光景に、おちんちんを大きくしながら釘付けになっていました。
それにしても彼女たちを攻めるゼンタイ男子達も相当に大変な気がします。
目の前にそんな羨ましい状態にある美少女を、自らの手で攻め続けている。その手が生み出す快感を、美少女達の中身に与え続けている。
そんな屈辱的な役を延々と続けているんです。
その手の動きは20分近く続きました。
そして、それで終わりなのかと思ったら、今度はどこから持ってきたのか、コードレスのハンディーマッサージ器を取り出し、彼女たちのおへその下辺りに優しく押し当てました。窓越しに、小さな振動音も聞こえますから、そのマッサージ器が振動している事は想像できます。
そして、そのマッサージ器の押し当てられた辺りは、生身の女性であれば、それほど性的では無いと思える位置です。
ですが、もしも彼女たちの中身が男性で、僕が知っているID型着ぐるみと同様の構造であるならば、恐らくは彼女たちの中身の男性の性器が隠されている辺りに、そのマッサージ器が押し当てられ、意地悪そうにゼンタイ男子達がその先端を動かしているんです。
アイリのおへその下辺りにそのマッサージ器が触れた瞬間は、流石にその振動に耐えかねたのか、今までは本当に些細な反応しかしていなかったアイリもかなりハッキリと腰がビクッと動いてしまいます。
彼女の着ている衣装が、とてもウエストラインをタイトに締め付けたデザインなのもあり、その腰の切なそうな反応が衣類のシワの動くとして見え、いっそう、その振動が与えているであろう切ない感覚を想像させます。
その振動から逃れたい感情と、何も感じていないという態度を取り続ける状況との狭間で、アイリの下半身は絶望的な切なさとの戦いを強いられている筈でした。
アイリの動きに気を取られ、香里奈の反応までは見られなかったのですが、香里奈の方もしばらく見ていると明らかに呼吸が荒くなっているのか、肩で息をする様子が見え始めます。
それでもゲームをプレイし続けている2人は凄いとも思うのですが、もう彼女たちの裏ではその振動が生み出す甘く切ない、そして逃れる事も許されない快楽に、ゲームを止めて身を委ねたいと思う気持ちと戦っている筈です。
あんなに可愛い2人に隙間無く覆われて、それぞれのキャラクターを可愛く着飾る女性らしい衣装に身を包んで、そんな奥底で味わう耐えがたい程の快感に対して、恐らくはゲームをプレイし続ける、という役なのでしょうか? 決して感じる素振りを見せずに可愛い態度でゲームをプレイし続ける。
そんな役を味わっている2人がいるのです。その事に猛烈な嫉妬と、羨ましさと、なんとも言えない敗北感を覚えながら、それでもその光景に興奮し、僕のおちんちんも大きく膨れあがっていました。
ハンディーマッサージによる執拗な悪戯は、その後20分ぐらい続きました。
その間、彼女たちは耐え続け、ゲームをプレイし続けたのでした。
|
|