DollClub~Episode 2~(14章) [戻る]
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 正彦の指先によって果てさせられた聡美ではあるが、もちろんそんなことに気づかない正彦の責めは続く。

 呼吸は激しく荒くなっていたのだが、指先を立てたことで股間とショートパンツとの間の隙間が大きくなり、空気が抜けやすくなった事も幸いし、正彦が不振に思うことはなかったのである。

 その後も執拗に正彦の責めは続き、その責めをただひたすら受け続ける聡美も、あっと言う間に身体を火照らせる。
 だが、責め続けた正彦も次第に疲れてくる。また自分自身もかなり興奮状態にある正彦は、ここでミクに指示を出す。

「そうだ。確か人形コースって、命令したら言うとおりにはしてくれるんだよね。ここら辺で俺も気持ちよくしてくれるかな。」

 正彦が指示すると、ミクは無言で動き出す。
 今までまったく動かなかった人形が、意志を持って動く瞬間というのもまた、何とも言えずに興奮するのだが、ミク自身は淡々と正彦への奉仕を開始する。
 手慣れた手つきで服を脱がせて、既に十分に大きくなった正彦の物を取り出すと、やさしく握ってゆっくりと擦り始める。

「うっ・・」

 まるで自分のツボを熟知しているかのように正彦を責めるミク。
 もちろんミクは聡美であり、聡美は彼女として正彦とさんざん遊んでいるので、正彦のツボはよく分かっているのである。
 イキそうになると表情と態度で分かるので、ペースを弱め、落ち着くと責める。
 セオリー通りではあるが、いつもよりちょっとしつこく繰り返す。

 実は聡美自身かなり苦しい状況にいた。
 直前まで正彦に弄ばれ、かなり身体が火照っていた。
 そこで、正彦を責めるという名目のもと、ようやく自由に動くことが出来るようになった。
 聡美は、このチャンスに自らも果ててしまおうと思っていた。ところが、予想に反して思ったより激しく動けない。
 窮屈な制服は僅かな動きに反応して聡美を責めているので、絶えずトロケそうな程気持ちいいのだが、最後の一撃が足りない。
 正彦を責めれば責める程、自分もイク事の出来ないもどかしさの中でミクとしての奉仕を続ける事になっていたのである。

 袖から連動したワイヤーは、窮屈なショートパンツをさらに締め付け、正彦の息子を擦る手が1往復する度に、甘い吐息をスカートの中に漏らしていた。
 その刺激が切なくて太股をギュッと閉じると、息苦しさと共に、さらにパッドが締め付けられますます気持ちが良くなる。
 その快感に身を捩ろうとしても、制服の中を這い回るリボンが身体を締め付け、突っ張る。
 そんな逃れられない状況にもかかわらず、胸のバッヂは振動を止めることはない。

 それでもミクは笑顔を崩さないまま、正彦を奉仕するのである。

 一方でミクに責められている正彦も、制服の構造がミクを責め、それが裏側にいる人間を責めていることはある程度想像出来た。
 もちろん裏側の人間が、全身のセンサーに感じてしまっているとまでは思っていないが、制服の造り自体が普通の女性であっても感じるであろう構造なので、自然にそう言う想像をしていた。
 もちろん呼吸の苦しそうな様子も想像していたし、それにもかかわらず笑顔を崩さないミクの姿にはもの凄く興奮していた。

 感じているはずなのに感じていないフリをしている。と言う事ではなく、むしろ、感じているのに感じている事を表現出来ないと言う立場に興奮していたのである。
 裏側の人物がどんな表情であろうと、ミクは絶対に笑顔を崩してはくれないのである。
 とすれば、その人物は、表の表情に合う演技をする必要がある。
 この事実が、正彦の興奮を煽っていたのだ。

 そのまま何度か我慢を強いられた正彦は、最後には放出することになる。
 乱れた呼吸を整える正彦の横で、後始末を手際よく行い、再び動かなくなるミク。

「なんだ・・終わったら元に戻っちゃうのか。」

 正彦はそうつぶやくが、裏側の聡美はかなり辛い。
 正彦は満足したかも知れないが、その間、聡美は自分の感情を押し殺してミクになっていたのである。
 可愛らしいミクの中で、虚ろな目の聡美は(私にも気持ちいい事してよ!)と願っていたが、もちろん正彦はそんな願いを叶えてはくれず、自分だけがミクの奉仕を楽しんでいたのだ。
 ミクが再びじっと動かなくなる時、聡美は、これでまた自由に感じる事も出来ない立場になるのだと思うと、スキを見つけて自らを弄ってしまいたいという衝動に駆られた。
 それでも、グッと堪え、じっと動かなくなる「お人形」を演じた。

 満足した正彦は、ミクに脱がされた服を着ると、じっと動かなくなったミクを眺めた。
 まさか裏側で、聡美がイキたくてイキたくて仕方がない、疼いて疼いてどうしようもない状態を必死に我慢しているとは考えていない正彦は、彼女を少し落ち着かせてからまた弄ってあげようと思っていた。

 一刻も早く弄って欲しい聡美だが、動いてアピールは出来ない。
 身体が固定されているわけではない聡美とすれば、聡美がその気になればアピールは出来る。
 だが、この悶えるような快感をグッと堪えて人形になることを選んだ聡美は、目の前にいる正彦がこんな恥ずかしい状態を我慢している自分に全く気づいていない事にもの凄く興奮していた。

「さぁて、ちょっとは落ち着いたかなぁ。どれどれー」

 正彦は楽しそうに近づくと、短いスカートをめくってみる。

「うわっ。凄いな。」

 スカートの中の蒸れ方がハンパではないことに気づいた。一言で言って、中の苦しさが伝わってくるような蒸れ方である。
 正彦はこの蒸れた空気を手で感じているだけであるが、ミクの中の子は、こんな空気を吸って演技を続けているのである。
 しかも、スカートの中に見えるのは、みっちりと下半身に貼り付くようにフィットしたショートパンツである。
 お世辞にも通気性がいいとは言えないこのパンツ越しの呼吸がどれほど苦しい物なのか、と想像しただけで、何故か正彦に嫉妬心が沸いていた。

「苦しそうだなぁ・・・」

 素朴につぶやく正彦の言葉に、さらに興奮する聡美だが、もちろん正彦には分からない。
 また、厳重に覆われているとは言え、聡美にとっては一番感じている場所をじっと見られている事の恥ずかしさが興奮を煽ることになっていた。
 一番恥ずかしいところを見られている。
 特に弄られるわけでもなく、また、直視しているわけではなく、あくまでもミクという人形の股間を見られているだけなのだが、正彦は確実に、その裏側にいる人物の股間を想像している。
 まさか実際の聡美のようにパッドにより無理矢理気持ちよくさせられ続けているとは思っていないはずである。
 現実は正彦の想像より恥ずかしい状態なのだが、それをミクが隠してくれているのだ。
 聡美は本当の姿を隠している自分の状況に対しても興奮していた。

「可哀想だから弄らないであげるかなぁ」

 正彦はそのままスカートを下ろしてしまう。
 再びミクの下半身はスカートで覆われ、呼気が蒸され始める。
 また、弄って貰えると期待していた聡美は、肩すかしを食らった形になり、心の中で正彦に弄ってくれと嘆願していた。

「そうだ。まだ時間もあるし、衣装変えてみようかなぁ。」

 当然聡美の願いは届かない。正彦は、自分のペースでミクと遊んでいるのだ。
 正彦は裏側の事情など知らないミクをそっと立たせて、服を脱がせ始める。
 実は、この制服のリボンは、着せる時よりも脱がせる時の方が大変な造りになっていた。
 簡単に言えば、リボンの動く方向がワンウェイ。つまり、一方向にしか動かないようなベルト通しの構造になっているのである。
 つまり着せて締め付けてリボンを結ぶのは簡単だが、リボンを外すして緩めるのは大変な作業なのである。

 少しずつベルト通しに指を突っ込んで広げて緩める作業を行う必要がある。
 ベルトは身体中を徘徊するように巻き付いているので、ファスナーを開け、背中から手を入れての作業になる。
 人形であるミクはじっとその作業を受けているが、正彦は胸や股間付近のリボンも指を突っ込んでスルスルと外している。
 そして、そのたびにじっとしているはずのミクがピクリピクリと反応していることにも気づいている。

 リボンを緩める為に指でベルト通しを広げると、ミクの身体を押しつけることにもなる。
 ベルト通しの位置が絶妙で、胸などはちょうど乳首の上をリボンが通過する為、リボンを緩めると、擦れたりもする。
 もちろん名札の振動は止まっていないので、リボンと指と振動の3重の攻撃となり、本来なら耐え難い程に気持ちいい状態になっているはずだ。
 その証拠に、股間付近に指を這わせると呼気がかなり激しく籠もっていることも分かる。
 こう言う反応を見ると、ミクの裏で戦っている人物がいることはよく理解出来た。それにもかかわらず、あくまでもミクはじっと動かないで人形として存在しようとしている。
 その切なそうな姿に興奮する正彦だった。

 ミクの姿に興奮している正彦とは違い、実際にその責めを体験している聡美は地獄であった。
 正彦の手とリボンの動きに、元々の制服が持つワイヤーギミックの責めも加わり、理性を保つことが微少に困難な状態に置かれていた。
 その様子に正彦が興奮していることすら気にする余裕がないぐらい、ミクとしてじっとしていることが辛かった。
 結果として、聡美は正彦の手が股間を弄っている時に、正彦に気づかれることなく果てていた。
 あまりの気持ちの良さに身を委ねたかったが、そこは人形という仕事を必死でこなす。

 聡美は果てた物のミクは依然として正彦に着替えさせられている。
 徐々に身体の各部を締め付けたリボンや衣装が揺るまっている事で、今までよりは興奮が高まるペースは遅くなり、聡美は少しホッとしていた。

 ミクの衣装を一通り脱がせた正彦は、今度はクローゼットから綺麗なドレスを持ち出す。

「おー、こう言うのは人形っぽくていいよなぁ」

 昔のアイドル歌手が着そうなフワフワのスカートを持つドレスである。
 薄いピンクと赤いリボンが可愛らしさを強調するが、身体を覆う大半はサテンのようで、これならミクのウエストから胸のラインをハッキリ浮き立たせるだろう。
 下着はそのままだったが、ストッキングは真っ白い物に交換し清楚さを出す。
 そしてドレスを着せ、背中のファスナーを閉めると、予想通り、上半身はパツパツであった。
 胸が可哀想なぐらいにドレスに押さえられているのが分かるが、その分、ドレス越しの胸は触り心地が抜群であった。
 動かないミクにも慣れてきた正彦は、着替えさせながら何度も身体を触って楽しんでいたのである。

 最後にサテンのグローブを着けて衣装の着替えを完了させた。

「うん。可愛いねぇ。俺さぁ実はサテンてスキなんだよね。ツヤツヤしてて気持ちよさそうで。その手で出来る?」

 正彦は単刀直入にミクに依頼する。
 もちろん軽くミクは頷く。

 DollClubにいる着ぐるみ達の身体がもつセンサーは、衣装の生地の感触までリアルに伝える。
 その為、サテン生地のツヤツヤした感触は、聡美に伝わり、何とも言い難い快感の中にいた。
 ウエストと胸が締め付けられ、動く毎にシワが寄り、その部分がチロチロと擦れたような感触として伝わる。
 こそばゆいサテンの刺激は、先程までの制服の直接的な気持ちの良さとはまた違う気持ちよさがあった。

 また、ドレスの裾が長い事で、股間の空気が循環しにくく、息苦しくなっていた。
 呼吸については、確かにショートパンツのように直接遮られる苦しさは無いのだが、ロングスカートの場合、また別の意味で苦しい。
 先程の制服のような場合は、空気が遮られてはいるが、スカートが短い為、スカート内に溜まる呼気は少ない。
 例えて言えば、小さいコップに熱湯が入っているとしたら、少し水を注げば薄まる。同様に、一生懸命に呼吸すればショートパンツを越えた呼気は、スカート内の2酸化炭素をスカート外に押し出し、酸素を取り込んでくると言った循環がしやすい。
 所が、ロングスカートの場合、コップがバケツぐらいの体積になっている為、少々水を注いだぐらいではお湯は冷めないのと同様に、少々一生懸命呼吸しても、スカート内の空気が呼気で押し出される量は僅かであり、その分入ってくる空気の量も少ない。
 つまり、いつまでたってもスカートの中の酸素は薄いままなのだ。
 パンツルックなどの苦しさは息がし辛い苦しさであり、ロングスカートの苦しさは空気が薄い苦しさであると言えた。

 こう言う苦しさの中で、正彦に奉仕すべく、再び服を脱がせにかかるミク。

 だがその時、無情にも終了時刻になってしまう。

「あーあ・・時間いっぱいか。リボン外すのに手間取ったからなぁ・・・」

 凄く残念がる正彦だが、時間制限では仕方がない。
 渋々息子をなだめ、脱がされ掛けた服を着て部屋を出て行くことになる。

「まぁ、今度また続きやりに来るよ。」

 正彦はそう言って出て行くが、ミクはじっと動くことはなかった。
 正彦が部屋を出たことを確認すると、ミクはその服を着たまま控え室に戻った。
 本来であれば、部屋に戻ったら服を脱ぎ捨て、楽な恰好になって待ち時間を過ごすはずなのだが、何故かミクはドレスのまま椅子に座ってじっと何かを我慢するようにしている。
 椅子に座ったことでフワリと広がったドレスが外気を塞ぐように重なり合って、さらに苦しいはずだがミクはじっとしている。
 まるで、正彦の行為が途中で終わり欲求不満のまま我慢を続けているようである。

 この時の聡美の気持ちは本人にしか分からないが、ドレス姿で部屋にいることがとても気に入ったのか、この日は次の指名があるまで、ずっとドレスで過ごしていたようだ。

 こうして聡美の初日が終わる。

 美由紀に挨拶を済ませ家に帰ると、今日あったことを冷静に思い返し、何度も果てたはずなのに再び身体が熱くなっていた。
 正彦に気づかれないままミクで過ごせたことも聡美の興奮を高め、夜は1人で楽しんだ。

 聡美は翌日からも、シフトに定められた通り順調に仕事をこなし、次第に人気キャラクターになっていく。
 そして、正彦も正彦で、ミクを相手に楽しむ常連になっていく。

 そんなある日の事である。
 今日もミクは正彦を楽しませ、3回ほど果てさせてあげる。
 そして、その夜、たまたま聡美は彼氏と遊ぶ約束をしていた為、何食わぬ顔をして彼氏と夕飯を共にし、その後も共にする。
 彼氏とはいつも通り、普通に夜を楽しんでいたのだが、ここで事件が起きる。

「ふふふ。今日も元気ねぇ」
「そりゃお前が可愛いからだろ。」
「へへへ。ホントかなー?」
「ホントだって。」
「そんな事言って、浮気してるんじゃないのぉ?」
「し・・してねえよバカ」
「まぁ信じてあげるわ。」

 聡美としては浮気相手も自分だという理由で許してあげるつもりで気軽に話をしていた。
 そして

「それにしても正彦、今日3回もイッたのに、ホントに元気よねぇ。」
「は!?なんだその3回って?」

 聡美はつい調子に乗って、ミクでイカせていた事を忘れ、普通に回数を言ってしまったのである。

「い・・いや、なんとなくよ。なんとなく3回ぐらい1人でやったのかなぁって」
「おいおい。その割には具体的な数字じゃないか。何でお前がその数字を知ってるんだよ。」

 食ってかかる正彦。

「そんなに怒らないでよー。ちょっとした予想だって言ってるじゃないの。」
「なんか怪しいぞ。そう言えば前も、身につけていなかった指輪の事を持ち出してたよな。あの指輪はしてないの?って」
「そ・・そうだったかしら?」

 確かに先日も聡美は、正彦がDollClubに持って行ったローター内蔵の指輪の事を、つい口が滑っていってしまっていたのである。
 ミクしか知らないことを知る聡美を不信に思った正彦は、追求していく。

「お前、何でそんなこと言い出したんだ?なんか知ってるのか?」
「知らないわ。何のことだかさっぱりよ。」
「俺だって長く付き合ってるんだ。お前の嘘ぐらい見抜けるぞ。」

 この後しばらく追求された聡美は、とうとう口を割ってしまう。

「実は・・・」
「実は?」
「ミクの中にいるのは私なの。」
「え!?」
「だから、DollClubのミクは、中が私なの。」
「な・・何だって?!あの着ぐるみ、お前なの??」

 あっけにとられる正彦に、ゆっくり頷く聡美。
 正彦は絶句する。
 何しろあの羨ましい着ぐるみの中には、目の前の聡美が入っているというのだ。

「なんで・・何でそんな大事なこと黙ってるんだよ。」
「だって・・着ぐるみの中身は秘密なんだもの・・言ったらスタッフ下ろされちゃう。それに・・」
「それに?」
「正彦に言ったら、やめろって言うに決まってるから・・一応風俗だし。」
「まぁ・・確かにな。。いくら着ぐるみで覆っているって言っても彼女に働いて欲しくはないとは思うし・・」

 正彦は本音を言う。

「そうよね。。もしまだ間に合うならやっぱり私あそこの仕事やめるわ。正彦に嫌われたくないし。もう遅い?」

 聡美は悲しそうな目で訴える。
 正直に言えば、正彦も迷っていた。確かに彼女が他の男と色々な事をするのは辛い。だが、正彦はミクが大好きでもあったのである。

「まぁ確かに俺もミクには興味があったからなぁ・・でもやっぱり彼女には働いて欲しくないし・・」

 葛藤するが、やはり正彦は聡美が好きなのである。
 出来れば見ず知らずの男を相手になんて、例え着ぐるみを着ていたとしても、やって欲しい事ではない。

「うん・・わかった・・・明日、上司に話して辞めさせて貰うわ。」
「いいのか?」
「うん。正彦の方が大事だし。」
「そうか・・分かった。。」

 葛藤の中、結局聡美が仕事を辞める事で決着する。
 翌日、聡美は事情を説明しね仕事を辞めるように美由紀に申し出て受理される事になる。
 但し、DollClubそのものをやめるのではなく、裏方として清掃業務などは行うことになった。

 そしてミクである。

 行き場の無くなったミクは、元々聡美の身体に合わせて作ってある上に、パッドも女性用。当然流用は出来ない。
 また、聡美のおかげで女性でも勤まるという事例が出来たことで、後に続く人間も増えていった事が幸いしていた。
 そこで、美由紀がDollClub初の女性着ぐるみスタッフである聡美に、記念として装備一式をプレゼントする事になったのである。

 ミクをプレゼントされた聡美は、もちろん毎日のようにミクになって正彦と素敵な時を過ごす。
 プレイ時間無制限の人形プレイも行われ、正彦の部屋で半日もの間、人形として快感を受け続け、正彦にも5回してあげる。
 ミクになった聡美は、聡美の時以上に嫌らしく丁寧に正彦に奉仕する上、正彦もミクの構造を色々知ったことで、聡美を苛めやすくなり、この相乗効果で盛り上がったのである。

 正彦としては、自分もミクのような着ぐるみに入りたいと言う希望はあったのだが、さすがにそれを言うわけにも行かない。
 一方で、聡美は正彦のそう言う願望にも気づいていた。
 そこで、正彦の相手をする時は、少し意地悪に正彦が想像力を働かせて嫉妬するようにし向け、楽しんでいた。
 一見すると正彦が責めているように見えても、実は常に主導権はミクの中にいる聡美が握っていたのである。

 こうして、正彦はDollClubには行かなくても無料でミクと楽しめるという特権の変わりに、ミクの裏側に猛烈な嫉妬も覚えながら、今日もミクを相手にプレイを楽しむのであった。聡美の思いをミクの中に閉じこめて。

[おしまい]


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