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静かに横たわるわたし。
いつまでたっても、起き上がる事さえ出来ない。喋ることさえかなわず。
だって、わたしは、着ぐるみ。脱ぎ捨てられた、ただの着ぐるみ。今日で最後を向かえる、ただの着ぐるみ。そして、この世界に存在してはならない着ぐるみ。そんなわたしの、役柄は、落ち着いた感じのお姉さま系キャラ。
でも、わたしを着た人達は、ほぼ100%の確率で不幸になっていった。
ある時は、居場所を見付けるために注文した人物の人生を破壊し、またある時は、“ナナ”と名前を変えて迷惑をかけないようにしていたが、何かの琴線に触れたかのように、仲間を殺したり、などとまるで、わたしが、何かに取り付かれてでも、いるかのように、次々とわたしを着た人達の人生又は、命を破壊あるいは、奪いさってきた。
でも、そんなわたしにも最後の時がやって来た。
焼却処分。
それがわたしに、下された判決。
Doll Clubで使用不可能となった着ぐるみたちのたどる末路。でも、“彼女”たちにとっては、厳しすぎる最後。いくら、仕組みを外部に漏らさないためとはいえ・・・。
でも、わたしにとっては軽すぎるぐらいの判決。今までわたしに、関わって不幸になった人達のことを思えば・・・。
例え、わたしの、この意識?ともいえるものが、在るときにズタズタに、引き裂かれたって構わない。それぐらいで、気がすむのなら、わたしは、本当にどうなったて構わない・・・。
燃え盛る焼却炉の前。
ついに、わたしの人生?も、終わりを向かえる時が来たようだ。次々に焼却炉の中に投げ込まれていく“彼女”たち。特殊なラバー素材のためか、中に入れられた瞬間から激しく燃え上がり、瞬くまに溶けて、ただの黒い塊となってしまう。いよいよわたしの番になった。
真っ赤に燃え上がるぐれんの炎を目の前にしても、わたしは、やっと開放されるよろこびの感情がわきあがって来た。
『・・・・さようなら』
誰にともなく、そうゆうとわたしの、体は静かに、炎に包まれた・・・・・・。
あとがき
なんだか、不思議な最後になっちゃったなぁ。あっ!どうもm(_ _)mこの小説の作者の葛城美紗都です。なんとなく、気まぐれをおこして、書き始めたお姉さまシリーズ。つたない文書で読みづらかったと思いますが――でも、読んでくれる人っているのかな?まぁ一応その事は、脇に置いといてヾ(・ε・ヾ)――、この回を最後に、お姉さまシリーズは終了します――エッ!勝手にしてろ?そんなこと言わないで(ι ̄O ̄)――。そして、このお姉さまシリーズには、全編通してある仕掛けがしてあります。分かります?暇がある人は考えてみてください。
ヒントは、このサイトの中にあります。
では、またどこかでお逢いできる事を祈りつつ
♪( ̄▽ ̄)ノ″FOREVER!
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