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美少女着ぐるみ
の持つ特殊な
フェチ性
 (この話題は2012年6月27日に旧ブログに掲載した文を元に、2015年7月5日に加筆修正しておりますので、その前提でお読み下さい)


今日は美少女着ぐるみの持つ、フェチ性が、他のフェチと比べてちょっと特殊な位置にあるのかも?と言う話です。
なお、この文書は、2014年末まで稼働していたブログの中で、2012年の6月頃に書いた記事がサルベージ出来たので、その記事をベースに、加筆した物です。

また、ブログに書いた当時もそうでしたが今回、輪をかけてかなり長いです。

ちなみに、他のフェチが劣るとか勝るとか言う話しでは無く、あくまでも、美少女着ぐるみがフェチとして持っている特殊な立ち位置?的な物を言ってます。
しかも、これは一般論ではなく、あくまでも「私がそう思う」って話しであって、そう思わない人がいる事を前提にしていますし、そう思わない人を否定する物でもありません。
重要なのは、フェチのジャンルに「勝る」とか「劣る」は無くて、ベクトルが異なる、ってだけの事だと思ってますので。

その上で、敢えて私の価値観をベースにすると見える、他のフェチとちょっと違うかも?と思える点を書いてみようかと思います。

まず、美少女に限らず、着ぐるみ、ってのは、元々それは単なる舞台衣装だったりイベント用の衣装って事が重要なポイントです。
決して元々の存在はフェティッシュアイテムでも何でも無い、と言う点がミソなんです。
だから、全くその気が無い人達から見れば、それにフェチ性を認める事は無く、目立つ格好の衣装、と言う認識しかしないんですよね。

それにもかかわらず、着ぐるみ、と言う方向に対して一定のフェチ嗜好を持つ人達にとっては、それは非常に色々な要素を含んだフェティッシュアイテムになる、と言う事が重要な部分です。
そう。「非常に色々な要素を含んだ」と言う所が重要なんですね。

フェチにもいろいろ有りますが、Wikipediaのフェティシズム辺りを見てみると、

・おおまかに言って、物に対する執着はフェティシズム、状態に対する執着はパラフィリアと分類できる。

とあります。
状態に対する執着も、私の考える着ぐるみフェチには存在しますので、、実は着ぐるみフェチにはパラフィリアも含んでいると思います。

それと、フェチ、の定義って結構難しいので、こうだという正解は多分無いのですが、男性視点と言うか私視点で分かりやすい所をいくつか書くなら、

1)特に女性の衣類に対するフェチ
2)拘束系のフェチ
3)状況に対するフェチ

辺りがあるかな、と考えています(ベースはWikipedia辺りです)。
着ぐるみ、と言う意味でも、これらのフェチはある部分、内包されてますよね。

1)については、さすがにユルキャラ等々ではあんまり感じない気がしますが、着ぐるみそのものの素材をその手の衣類と同様の生地で作る等すれば、含む事も出来るかもしれません。

2)は、もちろん着ぐるみに入る、と言う事で、全身を締め付けられたり動きにくいモノの中に入って動く、と言う意味で拘束される事になります。当然ですが着ぐるみに密閉される事で内部環境が蒸し風呂状態になったり、視界が遮られたり、呼吸が奪われたりするのも、拘束系に含んでいいかと思います。

3)ですが、これは結構大事です。状況には環境と設定と言うパターンがあります。環境設定では無く、環境、と、設定、です。環境というのはつまり、どう言う場所、場面で、と言う事です。凄く分かりやすく書くと「真夏の炎天下の野外」とかです。設定は、そのキャラがどう言うキャラか、と言う事ですね。中の人がどう言う状況であっても、その設定に従ったキャラであり続けるのが着ぐるみですから。SMの世界だと例えば動物、と言う設定になると、その人はとの動物扱いされたりする、と言ったそんなプレイもあるみたいです。これ、獣系の着ぐるみでやれば、リアリティー増しますよね?

ほら、ここまで聞いてもムラムラしてきたでしょ?(笑

それと、実は3)については、こう言った設定的な意味での状況以外にも、立場の差によって発生する状況と言うのがあると思っています。
立場の差、と言うのはつまり、中の人と外の人の差です。
着ぐるみと言うアイテムは、中に入る事で色々なフェチ性を包含出来るかもしれない、と言う説明はしました。ですが、ここで、外の人、と言う立場を加える事で、更にフェチ性の高い状況を作れる、と考えています。

ちょっと分かりにくい部分でもあるので、この件は、後にもうちょっと詳しく書いてみますね。
と言う訳で、着ぐるみの持ってるフェチ性について一通り考えてみました。

そして、ここからはいよいよい、着ぐるみの中でも美少女着ぐるみについての話しです。

まず1)の話しから行きましょう。

普通、この系統のフェチというと、タイツ、パンスト、と言った下着系ストレッチ素材や、ロンググローブ、ブーツ、レオタード、のような、下着系では無い物の、女性の身体にピッタリフィットするようなストレッチ素材に対するフェチが真っ先に思いつきますが、それ以外にも、制服、ドレス、メイドと言ったコスプレ風衣装に対するフェチ、ショートパンツやぴったり系パンツのように女性の下半身をくまなく覆う系の衣装、チャイナドレスやニットセーターのように女性のバストを強調するような衣装、等々、男性目線からのフェチとしては、おおよそ女性用の衣類なら何でも存在している気がします。

そして美少女着ぐるみです。

一般的な肌タイツとFRPマスクによる美少女着ぐるみであっても、一度この着ぐるみの中に入れば、そこからは自分は「女の子」な訳ですから、その身体の上に「女性用衣類」を纏う事は何の躊躇もいりません。それは見た目上、自然な事なのですから。

つまり、もしも女性用衣類に対するフェチ性を自覚している人なら、美少女着ぐるみに入る事で、堂々とそのフェティッシュなアイテムで身を包む行為が出来ることになります。

男性が、女性用水着や、女性用のパンスト、タイツ、ブラなどを着用しているのは、一般論から言えば、おかしなことですが、それが美少女着ぐるみなら、見た目が女の子なのですから、おかしくは無い、とも言えますし。
制服によるカッチリした窮屈な感覚も、タイトな衣装の締め付けも、美少女の姿なら「フェチ」ではなく「ファッション」として楽しめる訳です。もちろん着ぐるみの裏側にいる人物にとっては、それは物凄く興奮できるフェティッシュなアイテムだったとしても、です。

見た目が全てを隠してくれる、と言うヤツです。

実はね。1990年代の後半。まだ今ほどインターネットが盛んとは言えなかった時代ですが、それでも当時から個人ベースの美少女着ぐるみの写真を扱ったサイトはそこそこありました(サイトの数で言うなら、今より有った気がします。今は個人ベースの写真は、ツイッターやSNSに上げる、と言う感覚が普通みたいですが、当時は「こんな写真撮りました」を発表する場は、自前サイト(所謂ホームページですね)が主流でしたから。

で、そういうサイトを見ては画像を集めていた訳ですが、中には少しエッチっぽい写真なんかもある訳です。
パンティー、ブラ、パンスト、タイツ、と言った、男性が通常は身に着けない衣服を、当たり前のように身に着ける着ぐるみ達。

その写真を見て思ったんですよ。

「この女性用の衣類の着心地ってどういう感じなんだろう。自分は未体験だけど、こんなにストレッチしそうな布がぴったりフィットしているって事は、あちこち締め付けられてたりするのかもしれないな。パンストやパンティーなんて、男性の物を隠すようにフィットしてるし、実は中の人は締め付けられながら気持ち良くなったりしてるのかな?でも全く膨らみが見えないし、実は写真を撮られながら、膨らみそうな自分のモノを必死に我慢したりしてるのかな?それって相当羨ましい状態だなぁ。今の自分には到底体験できないそういう感覚を、この写真を撮った時、その中の人は体感していた可能性がある。少なくともこれらの衣類の着心地を、その中の人は知ってる。自分の知らない感覚を知ってる中の人が羨ましいなぁ」

って。
もちろん水着、レオタード、ブルマ、と言った「アウターになるフィットする衣類」もそうですし、ウエディングドレスとかもあった気がしますし。
男性でありながら、これらを装備して、しかも違和感なく写真に写ってる。
これは自分にとっては凄く衝撃的でしたし、羨ましいと感じる物だったんです。

と、ここまで書いたうえで敢えて書きますが、このフェチには、私が思うに一つ重要な要素があり、それは普通の美少女着ぐるみで再現する事は難しいとも思っています。

一部の衣類についてですが、その着用した素材感や着用感に興奮する、と言う性質のフェチが存在するはずなんです(前述のように、それを写真で見て、実際私は羨ましいと思いましたし、自分が装着している事を想像しながらオカズにもしましたから)。

ですが現実的には、美少女着ぐるみの身体の上からだと、これはちょっと感じ辛いんですよね(これは、後に自分が美少女着ぐるみの中に入る事で体験した事であります)。
サテンの艶々感も、ゴムゴムした感じも、伸縮性の強いナイロンのフィット感も、肌タイツの上からしか楽しめないと言う事になりますから。ここはちょっと弱い。(ゴムに関してはそもそも未体験です)

でも、あくまでも仮定ですが、例えば肌タイツそのものを、タイツではなく、サテン、ゴム(ラバー製の肌タイツなんてのはまさにこれを実現可能なアイテムな訳です。ちなみに美少女型ではなくヒーローであれば、全身の殆どをラバー製の身体で覆うタイプの着ぐるみが実際に存在していますよね)、伸縮ナイロン的な素材(まぁ肌タイツってのはそもそもそう言う素材ですけど)で作ったなら、全身にそれを纏う事が出来る、と言う点は見逃せません。
一番自分にとってフェチ性が高い素材が、パンスト生地であれば、肌タイツ裏地をパンストで作った全身タイツにする方法でもいいでしょう。

必要性があるかどうか、ではなく、フェティッシュな感覚を満たす意味でそう言う裏地にする訳です。
もちろん、サテンやラバーでも構わないですしね。他にも、この生地にフェチ性を感じる、と言う場合、その生地を使ってしまえばいい訳です。
こうすれば、見た目は女の子になりながら、全身をその素材に包まれる感覚を楽しめる。
大切なのは、所謂ボンデージファッションや、男性がそのまま着用するタイツやレオタードでは無く、見た目には普通の女の子の着ぐるみである、と言う事です。

多分、ボンデージファッションだったり、男性がそのまま着用する女性用のタイツやレオタード姿は、子供に見せる事は出来無いでしょうし、出来ても、子供は気味悪がる、奇異な目で見るのがせいぜいで、少なくともそこに可愛らしさは感じないはずです。
ですが、例えば、見た目が可愛い女の子であったなら、子供は喜んで寄ってくる可能性が高い。

そんな明るく健全な存在でありながら、その裏ではそう言ったフェティッシュなアイテムに全身を包まれる快楽を楽しめる訳です。
もちろんそう言った、可愛い女の子に、好きな制服や衣装を着せてもいい。裏地の素材と同時に、そんな衣類を纏う快楽も楽しめるのですから一石二鳥です。

つまり、見た目が可愛いのに、実は裏ではフェチなアイテムを堂々と楽しめる、と言う意味で、美少女着ぐるみは非常に特徴的な要素を持っていると考えています。


続いて2)です。

これはもうそのままですね。
元々この手のフェチの代表的な物は、ボンデージファッションでしょうか。
ラバー製のキャットスーツをはじめとする拘束着が、身体の動きを拘束したり、中の人を窮屈に締め付け密閉したりする訳です。

また、視界や呼吸を奪うような拘束性もあるでしょうし、ラバー製スーツ等なら中が蒸し風呂のようになる事もあるでしょう。
ほら、なんだかこれだけで着ぐるみっぽくありませんか?

確かに美少女着ぐるみでは、ここまでの拘束性は無いとは思います。

身動きが全く取れない、と言う状況は普通はありえませんし(演劇の衣装ですから、動けなければ話になりませんので)視界も呼吸も内部の暑さも、人が生命を維持して活動できる範囲内にあるはずです。

ですが、その範囲で、と言う条件ではありますからソフトな感覚になりますけど、そう言った拘束性を、着ぐるみの中に入ることで楽しめるとも言えます。

そもそも男性が女性の身体に入るのですから、女性の凹凸を作るためにあちこち補整するわけです。
凸の部分は盛ればいいのですが、盛ると言う事は、つまりそこの肉厚が分厚くなる事。その部分は良く蒸れそうですし、動きにくくなりそうですよね。
そして凹む部分が問題です。ウエストラインもぎゅっと締め付けるでしょうし、何より男性のシンボルは隠さねばなりません。
女性の股間に見せるようにするには、凄く狭いスペースに隠しておく。想像すると、かなり窮屈そうですよね?

それでももちろん、興奮してなければ収まるはずですが、窮屈に押し込められて隠されたものが、もし万が一何かの刺激によって大きくなってしまった、それはさぞ切なく窮屈な空間に身を置く事になるでしょう。
そんな状態でも、上手に補整していれば、周りから見れば膨らみに気付かない方法もあるそうです。
もちろんタッキングなんてしなくても、ちゃんと大きく膨らんだ状態を隠せるような盛り方があるみたいです。
すると、その窮屈な状態をずっと楽しめる。

しかも、1)の時に書きましたが、重要なのは、見た目は可愛い女の子、と言う事。

ボンデージファッションのように、時に艶かしく、時にいやらしく怪しげに、と言う事ではなく、明るく可愛い存在だと言う事。そんな中でそんな窮屈な感覚を楽しめる訳です。

それだけではありません。
例えば肌タイツで全身を覆うと言う事は、当然全身を適度に締め付けられると言う事です。

ラバーの締め付けに比べたら緩いのは当然ですが(前述のようにラバー製も存在していますが)、それでも普通の男性が普通に生活していると経験する事の無い、全身をストレッチ素材で締め付けられる感覚を味わいながら、可愛い女の子の形をしたマスクによって視界と呼吸がある程度遮られ、その上、1)で書いたような女性用衣類によって蒸される事になります。女性用衣類は、衣類ですから当然保温効果がありますしね。

夏場に冬服とかが制服の女の子の中に入るとしたら、中々蒸し暑くて苦しそうで素敵だと思いませんか?

それと、女性用衣類は元々女性用に作られている事で、体型が異なる男性が着用する場合、そもそも窮屈なものが多い上に、男性用衣類に比べ、綺麗に見せるために稼動部が制限されるような衣類も多いんですよね。例えはタイトスカートなんてのは、足の自由を奪う拘束着とも言えます。
肌タイによって作られた女性の身体の上から、女性用の衣類で身を固める事で、必然的に動きにくい世界が生まれてしまう事になります。
でも、これら全ては、見た目には可愛い女の子、と言う所に行き着くわけです。

また、女性用衣類は、男性用には無い構造の物も結構ありますよね。
実は、これもフェチ性の高い物だと思っています。背中や脇にボタンやファスナーがあったりする服も普通に存在します。
私自信はセーラー服にはそれ程興味が無いのですが(なので作中に出てくる女子学生服は基本的にブレザー型です)、それでも学生時代とかには、脇にファスナーがあるタイプのセーラー服を着ている女子高生を見て、こう言うの着心地というか装着する時の気持ちってどういう感じなんだろう、ってちょっとフェチを感じましたし、ワンピースタイプの服には背中ファスナーの物も結構ありますが、やはり同様に、着るときどんな気持ちなんだろうって思いましたし。
大人になって、自分が美少女型の着ぐるみに入れる立場になったときには、始めて女性用の衣類を着る事になった訳ですが、着ぐるみの身体の上からブラやパンティーを装着した時の感覚や、その上からブラウスを着た時に、ボタンの付いてる位置が男性用と左右逆、と言う事を知識として知っていたけど実体験として知ったとき、妙な興奮を覚えました。
女性用の衣類と言う事で、ウエストが入っても、肩幅や胸部(特に肋骨)のサイズ的にタイトな物が多く、それが「女性用の衣類」を実感させてくれて、興奮を覚えたものです。

ドレスフェチと言うフェチもあるそうですが(と言うか私がそうです。特にロングスカートのAラインやプリンセスラインのドレスは凄くフェチ性の高い衣装だと感じています。殆どのその手のドレスは、上半身はかなりタイトで、スカートからしたがフワッとしてるデザインですよね。某巨大テーマパークのお姫様達は、残念ながら着ぐるみでは無いのですがドレスは非常にフェティッシュなモノだと思っています)、普通の男性がウエディングドレスを纏っても、見た目にはあんまり綺麗にはなれないはずです。(まぁ余程見た目が綺麗な男性なら別ですが、そうそうそう言う人は見つからない気がします)
ですが、美少女着ぐるみとして纏えば、そこは可愛い花嫁さんに慣れてしまう上に、ドレスの持つ豪華な雰囲気や、それに伴う動きにくさも同時に楽しめてしまう。

その上、その美少女に密閉され、蒸され、視界を奪われ、呼吸を奪われる事も同時に経験できるんですよね。


さらに3)です。

環境も設定も、それぞれ大事です。キャラクターショーなんてのは夏休みは凄く似合うでしょ?そうでなくても、楽しそうな夏にお祭りなんかで楽しそうな場面では、キャラクター達は非常に似合う。

つまり設定上、わざわざ「蒸し暑い夏の炎天下」にその姿で存在することに、あまり違和感が無いのです。
これがボンデージファッションであれば、何かのプレイ?と卑猥な目で見られてしまいますけど、美少女達の場合、そこがかなりの部分で軽減される。
これは役得以外の何者でもありませんよね。見た目が可愛いからこその許される状況ですから。
設定についてもそう。
そう言うのを、ロールプレイと言うそうですが、こういったフェチの中には、まぁ幼児プレイ的な物も含まれるみたいです。

さすがに美少女に幼児は無理ですが、男なのに女の子として振舞う事を当たり前に出来ると言うのは大変重要な気がします。
それこそプリキュアの中の人は、仮に男性であっても、みんなからはプリキュアとして認識してもらえるわけです。
そして、それに伴い、その男性は常にプリキュアとして存在する事を強要される訳です。これはまさしくロールプレイを仕事で経験できるって事になりますよね。
可愛いメイドさんだろうが、スタイリッシュなキャリアウーマンだろうが、巫女さんだろうが、花嫁だろうが、女子高生だろうが、そのキャラクターとしてその姿が当たり前であれば、その姿と立場を維持し続ける事が許されますし、維持しなければいけなくなりますし。

また、着ぐるみの特徴的状態として、それを生きたキャラクターとして扱うか、生きた人形として扱うか、と言う選択も取れます。
人形として扱うのであれば、例えばご主人様に命令された時以外動けない、と言うプレイも違和感無く出来ると思うわけです。
生きた二次元キャラクターであると同時に、生きた人形としても、違和感無く存在出来るのですから、プレイの幅は広がると思いますよね。

それと、言葉を話さない、と言う事も着ぐるみであれば違和感がありません。
もちろん普通に撮影会などの目的であれば、効率を重視して喋る事も必要だとは思いますが、フェチプレイと言う観点で考えると、喋れない不自由さに興奮を覚える事もあるかもしれません。

ボンデージなどの拘束による命令と違い、そもそも着ぐるみと言う存在を人形と考えると、その姿から「命令」ではなく「前提」として喋らない、を受け入れてプレイする事が可能になると思います。
もちろん生きた二次元キャラクターとして、会話しない設定でも楽しめるでしょうしね。

そうするとアレです。中の人は、暑くても苦しくても、そしてどれ程気持ちよくても、言葉は発することが制限されるのですから、声を押し殺して耐える事になります。

もちろん誰かにエッチな行為をされていれば、その見た目から気持ち良くなっている事は想像できるでしょう。
ですが、もしも、美少女着ぐるみが可愛い衣装を着て存在しているその裏で、リモコン式のローターなんかを局部に宛がわれて、外からそれを操作されたり、あるいは中の人の意思でその操作を自由にしていたとしたら。
そして、もしも、そんな中の人が、自分の受けている快感を態度や声に出さずにいられたとしたら。

多分外から見ていると、単なる可愛いキャラクターがいるだけ、なのに、その裏では快感を押し殺して耐えている人がいる、と言う事になります。

ほーら、俄然フェティッシュな世界観になってきた。

何度も書きますが、ポイントは、美少女着ぐるみ、と言う存在そのものは、可憐で可愛い舞台衣装としての存在でしかなく、その結果、裏にある秘密の世界を上手く誤魔化して隠してくれるんですよね(男性が女性に化けられるのもその恩恵の一つでしょう)。
その上、身体は女の子なのですから、女の子として振舞う必要が出てきますし、女の子の衣類を纏う事も当然になってくるわけです。
全身を締め付けられ、呼吸が遮られ、視界も悪く、熱気で蒸されて、補正や着衣により動きを奪われ、そんな中で女の子として存在する。


そうそう。さっきちょっと書いたのですが、立場の差、と言うフェチの感覚もあると思うんですよ。。
これについては、美少女着ぐるみを使って説明した方がイメージが湧くと思ったので、こちらで説明してみましょうかね。

ここで、今まであまり書きませんでしたが、美少女着ぐるみには、外からは中の人が見えないが、中からは外が見えている、と言う特徴があると思います。
そして、この状況が、立場の差を作り、フェチ性を産み出す気がしているんです。

プリキュアを例にして言いますと、例えばあなたの友達がいて、普段あなたから見て決してプリキュアが好きだとは思えない素振りを見せているとします。
で、あなたはたまたまショーチームでプリキュアをしてる。そしたら、ショーの後のサイン会で見つけたんです。あなたの友達を。
恥ずかしそうにサインを貰い、握手をする友達を。あなたはプリキュアとして友達にサインを書いて握手をしてあげる。でも友達はあなたの存在に全く気付かない。

今の例は、友達があなたを知らない例ですが、今度はあなたの事をってるケースも想像してみましょう。
その友達にとって、あなたは知ってる人間、ではあるけど、プリキュアに入るあなたは、プリキュアとしての態度を崩さない訳です。
すると友達から見たら、あなたはあなたではなくプリキュアなんですね。
中に友達が入ってる、と分かってるのにプリキュアな訳です。いつもなら脇腹掴んで悪戯もするような相手でも、プリキュアにそれをする訳にはいかない。なにせ周囲の目がありますし。

いや、仮に目が無かったとしても、仮に悪戯をしたとしても、あなたが普段のあなたの態度ではなく、プリキュアとしてのリアクションをする。
すると、友達からすれば、友達のはずなのに、その姿でそんな態度を取られたら、プリキュアにしか見えない訳です。

プリキュアならまぁいいでしょう。
ですが例えば、あなたが入るキャラクターがエッチなゲームのヒロインで、実は友達がそのゲームでそのヒロインで何度も抜いたキャラクターだったとしたら。
その友達から見たらあなたは性欲の対象としてのキャラクターに入ってる。
友達なのに性欲の対象に入ってる。あなたがそれなりにエッチな誘いをしたら、友達は股間を膨らませてしまうかもしれない。
そうなったとき、友達の感情ってどうでしょうね?

自分の友達の姿を見て興奮してしまう、と言う事に屈辱的な感情を抱くかもしれません。
それでも見た目の容姿によって「その友達の男性のシンボル」は無情にも反応してしまう。

つまりあなたは、その友達の性的な興奮を、あなたの演技で自在にコントロールできる立場になるんです。
あなたから見たら友達の様子は丸見え。あなたの態度に友達が恥ずかしそうにしたりドキドキしたりしてる様子が良く見える。
でもあなたの友達からは、あなたの様子は全く見えない。だから友達はあなたの事を必死に想像する。
あなたの名前を呼ぶかもしれない。
あなたの興味を示す事をしはじめるかもしれない。

でも、あなたはあなたではなく、そのキャラクターとしての態度を取り続ける。
すると、友達はどんどんと、目の前にいるはずのあなたが遠い存在になる。
あなたにとって友達が凄く身近で、面白いように股間の状態を変化させる事を楽しめる立場なのに、友達からみたらあなたは物凄く遠い存在になる。

中に入ってる人、としての立場と、外から見ているだけ、と言う立場。この二つが生み出す一方通行性に猛烈なフェチを感じるんですよね。

これは、多分変装や憑依と言ったジャンルにも通じる気がするんですが、着ぐるみの場合、その外に比べて現実に有り得る、と言う意味でリアリティーが有ると思いますし。

この一方通行性を利用したもう一つのパターンを書いてみましょうか。
このパターンは、先程ちょっと書いた私の実体験にも通じるものです。

つまり、私が昔、ネットで集めた着ぐるみ画像を見て思った感情、です。
外の人が私と同様に、女性の着衣に対するフェチを持っている場合、と言い換えて考えてみますね。

先程の例で、エッチなゲームのヒロインの中にあなたが入る、と言うケースを想像してみましたが、それをそのまま利用してみましょう。
エッチなゲームのヒロインは、ゲーム中に様々な衣装を着ます。
もちろん目的がエッチ行為ですから、ゲーム中は最終的に脱ぐ訳ですが、着ぐるみであればそこは考えなくてもいいかもしれません(まぁあなたが、その友達相手に、本当に着ぐるみのヒロインとしてエッチな行為をしたいなら話は変わりますが、それでも着衣のままエッチ、も悪くないかもしれませんし)。

そして、例えば先程書いたように、ブラやパンティー、タイツを身に着ける事を想像しましょう。
あなたは着ぐるみの上からとは言え、その衣類を着用する事で、その衣類の着心地を知っている。
友達はそう言う物を身に着けた経験は無く、でもそう言う物に対するあこがれを持っている。

その時、友達はこう感じるはずです。

「あなたは着ぐるみの身体の上からとは言え、常にその衣類の着心地を体感しているのに、自分はそれを感じる事は無い。どんな感覚なんだろう」

って。
でも下着類はその上から纏った衣装に隠されるのが普通です。スカートの中をチラ見せしてあげたら、その友達の想像力はさらに加速し、同時に、そんな態度を取るキャラクターのビジュアルと、でも実はあなたが動かしている、と言う事実とのギャップに、言いようのない嫉妬を感じる訳です。
「女性用の衣装の着心地」を、体感できる立場と、出来ない立場。この差もまた、外にいる人間の感情を弄ぶのには非常にいい状況を生み出すと言えます。

もっと言うと、女性用の衣類、の話だけではなく、あなたが入ってるような着ぐるみに入ってみたい、と言う感情を持った人の前に存在するとしたら、より一層この「相手の感情を弄ぶ立場」と「着ぐるみの中の人に感情を弄ばれる立場」が明確になる気がします。

美少女義くるみに入りたくて、女性用の衣類に対してのフェチも持っていて、自分も着心地を体験してみたい、と感じている人で、更に、その美少女着ぐるみの表現するキャラクターが、その人に取って性的な対象になりえるキャラクターだったとしたら。

その中に入ってるあなたにとって、その友達は絶好の「感情を弄んであげる相手」になるわです。
「外から中が見えない」のに「中から外は丸見え」と言う状況と、美少女着ぐるみの特性が加わると、これほどまでに痛快でフェティッシュな世界が作れる、と思う訳です。

このように、それぞれ一つ一つのポイントがフェチとして成立するような事を、同時に内包出来る。それが美少女着ぐるみの持つフェチの特殊性じゃないかなーと思うわけですよ。ええ。

凄く大雑把に言えば、着ぐるみフェチは、制服フェチ、や、タイツフェチ、拘束フェチ、呼吸制限フェチ、女子高生プレイフェチ、お医者さんごっこフェチ、なんて人たちを内包出来る「可能性」があるのですが、その逆は難しい気がするんですよ。もちろんあくまでも可能性の問題で、これら全てのフェチの人が着ぐるみフェチに行き着くわけが無く、多分それぞれのベクトルの深い所を目指す人の方が多いんだとは思いますけどね。

ただ、自分に置き換えて考えると、私自身は恐らく、着ぐるみフェチと同時に、女性の衣類に対するフェチ性も、着ぐるみに拘束される、密閉される、と言う意味での拘束、呼吸制限、蒸し風呂と言ったフェチ性も、そして、着ぐるみに入る事で、そのキャラクターに扮する事に対するフェチ性も、持っていると言えます。
それぞれ単品でもフェチ性を見出せる。と言う事はつまり、それぞれのフェチである、ともいえるわけです。

ドレスの専門サイトで抜けるかどうか、とか、タイツやパンストに包まれた美脚ばかり集めたサイトで抜けるかどうか、とか、ソフトな感じの拘束系サイトで抜けるかどうか、と言う辺りですね。

その上で、これらを自分の身体に纏うことが堂々と出来る上に、前述のように、女の子の身体に密閉される興奮や、女の子として振舞う興奮、そして、内側を秘密に出来る興奮、他にも色々上げたフェチを同時に存在させる事が出来るんです。

こんなに同時に色んなフェチを満たせる他のアイテムは、私は思いつきません。そう言う意味で、ちょっと美少女着ぐるみのフェチ性の特殊な部分かなと思うんですよ。

と、ここまで一般的な美少女着ぐるみの話でした。
ここからはInsideDoll型の着ぐるみの場合について話を進めましょう。

InsideDoll型の着ぐるみの場合、上記で説明したフェチそれぞれを、非常に強力にサポートしてくれるはずです(何しろそういう目的でシステムを考えておりますので)。

まず1)についてです。

そもそも纏った衣類の状態をセンサーを通して中に伝える仕組みにより、その女の子が着ている衣装を、あたかも中身の身体に身につけているかのように、その衣類の着心地を楽しめます。その上で、股間のパッドに内蔵された仕組みによって、その衣類を男性器にも感じることが出来る訳です。

例えばサテンフェチと言うジャンルがあるのですが、その中には、スカートの裏地やドレスなど、サテンで出来た衣類に自分の息子を擦れつけて、あるいは身体を包まれて、その感触に興奮することがあります。これを生身の身体ではなく、美少女の身体を通す事で、しかもセンサーを通してパッドに伝えると言う仕組みを作り出す事で、女性として当たり前のようにそう言うフェティッシュな衣類を身に纏い、その結果女性の身体を通して伝わる感覚を常に股間の息子にも感じる事が出来る。
わざわざ行為として擦り付けたりしなくても、その衣装を纏って、その子になっているだけで、身体の動きや衣類のゆれ、シワ、擦れが勝手に伝わってくる。

これは相当興奮できるシステムだと思うわけです。

さらに、着衣フェチの派生的なジャンルの中には着衣の臭いに興奮したりすることもあるようです。もちろんこれも、股間に呼吸口を設けたことで、嫌でも、下着やタイツの香りを嗅ぎ、さらにスカートの中の篭った空気を吸う事になるのですから、ある部分満たされている訳です。

もちろん手袋に香り、とか、ブーツの中の香りにフェチ性を見出す人については、この仕組みのままでは興奮できない訳ですが、それなら呼吸口を移動する手だってあるわけです。

この辺りはフィクションならではのご都合主義だとは思いますが、少なくとも着衣、衣類のフェチについてはこの仕組みのおかげでかなり興奮出来る設定になっている気がします。



2)についても同様です。

スーツの二重構造や、お尻の割れ目からの出入りと言う仕組みによって、中の人は隔離される感覚が強く、またスーツの素材もタイツではなくラバー「のような」素材ですから、締め付けや突っ張り感はより強いはずです。

その上で、タイツよりも通気性が劣り、中は蒸し風呂になりやすい。そして、股間からの呼吸と言う意味で呼吸制限を常にされいる。視界はインナーのシルバーのミラー状のパーツの上から、可愛い大きな眼の中に作られた隠された視界を通して確保しいてるはずですから、当然ある程度見えにくくなる。
場合によっては、視野だけではなく、色も制限されているかもしれませんしね。
みんなで一緒に高原の新緑や青い空を見ているのに、着ぐるみの中の人だけは、人目の色がブルーだった為に全てが青い世界。そんな中で清清しい新緑の中にいる演技をする訳です。これも立派な拘束の一つと言える気がします。

更にそこから衣類を纏う。

もちろん先程書いたように、女性の衣類は元々拘束性のあるものが存在していますので纏っただけで締め付けられたりする事もある。

普通でもそうなのですが、InsideDoll型の着ぐるみは、センサーによってその衣類の締め付けなども感じる訳です。レオタードによって身体が締め付けられれば、同時に中の人の息子もレオタードで締め付けられていると考えて間違いない。

衣類のフェチとしての興奮と同時に、拘束着を息子で感じる興奮も同時に存在するんですね。

制服、スーツ等、カッチリして動きにくい服でも、着ぐるみは何事も無く着続けているでしょう。でも、その裏ではその制服が、スーツが、身体の凹凸を引っ張ったり締め付けたり緩めたり擦れたり。中の人は大変な事になっている訳です。
スーツや制服ですら拘束着として機能する。その上で衣類の与える快感も余す事無く伝える。これがInsideDoll型着ぐるみで表現したい部分の一つですね。



3)については、

あくまでも物語の設定ですけど、役者は、例え目の前が知り合いでも、その着ぐるみに入っている間は、その着ぐるみとして存在する必要がある。
と言う部分ですね。これによって、目の前の知り合いに対しても、常にその子でいる事を許されますし、そうしなければいけないルールになる。
つまり、先ほど書いた「立場の差」が生み出すフェチ性を表現してるんです。

外から見た視点の話に多用しているのですが、知り合いなのに、知り合いを一切見せてくれない。自分にはその可愛い女の子としての姿しか見せてくれない。
ルールだから仕方ないけど、知り合いとしては切ないですよね。

しかも、役者さんは着ぐるみの中からその人は見えていて、でもその人からは知り合いは一切見えず、見えるのは着ぐるみだけ、と言う一方通行性も併せ持ちます。
普通の着ぐるみならマスクを取れば知り合いが出てくるはずですが、InsideDoll型の着ぐるみは、マスクを取る、と言う行為がほぼ出来無い。

出入り口がお尻に存在するため、中の人が出てくるには、殆どすべての衣類を脱ぎ捨てた後でないと出てこられないんですね。
それだけ、目の前にいながら中は遠い存在になってしまう訳です。
これにより、それだけ中の人は、その子で居続ける事に違和感がなくなります。

しかも、その子で居続けると言う事は、1)2)の事情により、その間ずっと、苦しくて暑くて視界も限られていて、しかも纏った衣類と女性の身体によってどんどん気持ち良くなっていて、その上、人知れずイク事もある。
こんな世界を隠したまま、可愛い女の子として振舞い続ける事を許されるのが、InsideDoll型着ぐるみと言えますよね。

もちろん夏場でなくてもそもそも蒸し暑そうな着ぐるみですから、ちょっとした悪条件下でも内部の環境は相当に悪化するはずです。
そんな世界すらも全く隠して存在する。それがInsideDoll型着ぐるみなら可能なわけです。

と、まぁ最後はInsideDoll型の着ぐるみだからこその特殊性にまで踏み込んでみましたが、基本的には美少女着ぐるみの持つフェチ性と言うのは、色んなフェチを包含する可能性が高い、と言う点で、特殊な気がする、と言う話をしたかった訳です。

見た目は決してフェチなアイテムではなく、演劇用の健全な衣装、が前提だからこそ、裏に存在する卑猥な世界とのギャップも楽しめてしまう、と言う素敵な物だと思うのです。
もちろん、これに限らず、あなたが想像するフェチが、着ぐるみによって内包されている可能性はあると思います。色々組み合わせてみると、新たなフェチに目覚めるかもしれませんよね?
ほら、皆さんも美少女着ぐるみに包まれてみたい気持ちになって来ませんか?

まだ着ぐるみを持っていない、と言う人で、そんな気分を少しでも味わうのにお勧めなのは、ここ [ InsideDoll ] に掲載されている数々のお話です。まだ読んだ事の無い人は是非ご一読を(笑)。



最後になりますが、最初に書いたように、これは私の価値観であって、これが正しいと言うつもりは無く、むしろフェチと言うのはホントに十人十色だと思っています。同じ着ぐるみフェチですら、私のベクトルと似た人は少ないと感じているのですから、ジャンルが違えば私が全く分からない事にフェチ性を見出し、そこから少しでも逸れると全く興奮出来無い、と言う人も当然いると思っています。

なので、美少女着ぐるみに対するフェチが他のフェチより勝る、と言う意味ではなく、あくまでも、フェチはベクトルが違うだけで、勝ち負けは無く、たまたま美少女着ぐるみと言う特性が、「他のジャンルのフェチの一部」を包含できる可能性があるかもね?と言う話をしているだけです。

可能性、の話であって、含まれている、と言い切るつもりもありません。自分のフェチがこんなもの(美少女着ぐるみフェチ)に含まれる訳が無いじゃないか、と仰る人がいても、それを否定するつもりもありません。あくまで、私から見ると、これって内包出来るんじゃないの?(と言うか私の中では実際に内包されています)と言う程度のものですので。

その辺り誤解無きよう。
と言う訳で、長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。


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あしピタっ!!
Finalに参加
してきました。
 (この話題は2010年4月初旬に書いておりますので、その前提でお読み下さい)


サイト上やツイッター等でお知らせしましたように、この度、あしピタっ!!Finalに参加してきました。
旧作の手持ちの余り、2部、と、新作約100部(実際には、私と売り子さんのお礼分を差し引きますのでもう少し少ないです)を持って行き、旧作は完売。新作は37部お買い上げ頂きました。
今回の新作の目標を40部としていましたので、それには少々及びませんでしたが、数字としては満足行く物でしたし、何より、わざわざ現地に足を運んで買っていただいた皆様に対しては、本当に感謝しております。
前作に続いて買っていただいた方もいらっしゃいましたし、今回が初めてご購入という方もいらっしゃいました。

やはり小説、と言う事で、なかなか直感的に買っていく人は少なく、どうしても指名買いに近くなるとは思いますが、中には、その場で悩んだ挙げ句にご購入していただけた人もいらっしゃいました。
他のサークルさん目的でいらっしゃっていたようでしたが、通りがかりに声をかけてみたところ、非常に悩まれて、何度も足を運んで、最後に買っていただけました。
大変濃くて特殊なネタですので、好き嫌いはハッキリ分かれる、と言うか、特定の人にしか理解出来ないネタだと思っています。
その分、理解出来る人には、それなりに楽しんで頂けるとは思います。
これをきっかけに、お人形さんの裏側に「あるかもしれない」秘密の世界を想像する楽しみを知って貰えると嬉しいですね。

もちろんほぼ指名買いに近い方が圧倒的に多く、それはそれで大変有り難かったです。
そう言う方は、サイトの常連さんだとも思っておりますので、そう言う方を裏切らないように、今後もサイトの方も充実させていきたいと思っています。

あくまでも同人誌は、余力で作るオマケ的な物で、一番重要なのはサイトの維持と更新の方だと言うのは、私の中では絶対ですので。

と言うわけで、今後ともサイトを中心に、いくつかチャレンジしてみたいことを実現できたらいいなと思っておりますので、皆様には末永くお付き合いいただければ幸いです。


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同人小説のことや
座談会のこと
 同人小説のことや座談会のこと(この話題は2010年3月初旬に書いておりますので、その前提でお読み下さい)


 実に久しぶりのコラムを書いてみます。
 今回は、2009年11月1日発売で、人生初の同人小説を作ってみた結果、色々思ったことについてです。

 元々の企画自体は、初回のあしピタっ!!の後ぐらいに浮かびました。
 が、私の業務の都合等で余裕が無く、ようやく今回実現できた物でした。

 ですが、思ったよりも同人小説と言うのはコストパフォーマンスが悪いんですね。
 文章が長く、紙を(ページ数を)必要とする「小説」と言うジャンルで、しかもそもそもサイズが小さな文庫本に拘ったためなのか、作った部数の9割を売ってようやく損益分岐になると言うレベルのコストがかかっています。
 サイズが小さいから安くなるかと思ったら、そんなことは殆ど無く、ほぼページ数に比例している感じでした。

 この傾向は、今後も変わらないはずなので、印刷部数を100部にする限り、どうしても1冊800円を下回る価格での販売は厳しいという結論になりました。
 その為、現在印刷に回している新作についても、前回同様に100部と言う印刷部数に落ち着きました。
 200部刷れれば、全部売り切る前提なら5~600円の設定が可能なはずでしたが、現在の所、当初作った100部が、まだ若干余っていますので、とても200部印刷は出来ないでしょうね。

 自分で通販すれば確かにもうちょっと捌ける気がしますが、話の内容が内容だけに、自宅、本名等の個人情報バレのリスクが発生することや、毎回手作業で梱包、発送する手間暇を考えたら(どちらかというと手間暇の方が大きいかもしれません。1冊1冊、梱包して、違う発送先に住所等の札を書いて、コンビニまで持ち込む手間はそれなりですから)、直接の手渡しや即売会での販売、業者に委託する以外の方法は考えられません。

 その意味で、現状取り得る方法は取っているので、販売方法についてはご理解いただければ幸いに思います。

 紆余曲折の末にようやく販売にこぎ着けた同人小説ですが、あしピタっ!!で実際に売ってみて、買いに来ていただいた皆さんとお会いできたのは非常に嬉しかったです。

 緊張からなのか、あんまり話をせずに本だけご購入されて行ってしまわれた方々もおりましたが、そうした皆さんも含めて、全ての皆さんに、お買い上げ大変ありがとうございました、と感謝しております。

 また、今回ご購入された方の殆どは、既に私が面識のある着ぐるみ関係者様と言うよりは、初めてお会いする方が圧倒的に多かったのも印象的でした。当初はご祝儀的に知っている方々が買ってくれる程度を想像していました(色々なネットでの情報を見ると、オリジナル物で、かつ初めてで、文書ばかりの小説で、と言うと、普通は20~30部出たら大健闘らしいのです。まぁ個人的に多少楽観出来た事があるとすれば「この分野で小説として本になっている物は、恐らく今まで存在しなかった」と言う点で、その点から考えたら、この20~30部というラインは何とか達成出来る気がしましたので、そう言う意味で目標は30部としていました。結果的にはその日に、会場で売れたのが44部。わざわざ打ち上げしている場に足を運んでくれて買ってくれた方が2名いらっしゃいましたので、当日という意味では46部出て、大変有り難く思いました)ので、初めてお会いする方々に買っていただいたのは、非常に嬉しい誤算でした。

 出来れば、もう少し、そう言った方々との交流も出来たらいいなーと言うのを考えた結果、この年始より、思いつきでアンケートを取り始めた座談会があります。

 まだ、どんな会になるのかも具体的には分っていないのですが、何とか年内(出来れば秋ぐらいまで)に1度やってみたいなーと言う意思はあります。
 最初は10人も集まれば上等でしょう。むしろ集まりすぎると「座談」にならない気がしますので、多くても20人ぐらいでスタートできればいいのかなと思っています。
 その中で、会の進行やテーマも含め、今後に繋がる余裕が産まれれば、もう少し人数を増やして行くことも可能かも知れませんけどね。

 ただ、上記の通り、この会は「初めてお会いする方々」にも参加して貰いたいと考えています。
 いや、むしろそう言う人に積極的に参加して貰いたいとでも言えばいいのでしょうか。
 あしピタっ!!3で本を買ったときに、殆ど必要な会話しか出来なかった人達に、是非もう一度お会いして、もう少しじっくりお話ししてみたいなと思うんです。

 その為にも、会が、私の知り合いだけで埋め尽くされる状況というのは出来れば避けたい。
 知り合いの皆さんに参加して貰えるのは、私としては非常に嬉しいですし心強いのですが、それによって、ただの内輪のネタで終わってしまうことだけは避けたい。
 ですので、知り合いの皆さんであっても、殆ど初めてという方であっても、出来る限り公平に話が出来るように会を進められる方法を取れればいいなと思っています(募集した結果、実際集まったのが知り合いだけと言う事になれば、まぁそれはそれで話が別なのですが、一人でも初めての人がいた場合には、是非ともその一人にも満足して貰うようにしたい、とすら思っています)。

 もちろん、知り合いの人達には、せっかく知っているのですから、その場で雰囲気に合わせて話を振る事はあると思いますが、基本的には全員公平(知り合いだから黙っててと言う意味ではなく、あくまでも公平に、だと思っています)に話が出来る方法がいいですよね。
 そんな中で、知り合いの多くは、実際に着ぐるみを着ている立場の人達ですから、その方達の経験談等も聞けるのであれば、それはまた話が広がると思いますし。是非会場の他の皆さんを嫉妬させるような話も聞かせていただければなと思います。

 InsideDollと言うサイトが世に出るようになって、6年以上。最初にくにこさんのサイトに私の作った駄文を掲載していただいてからは、更に時間が経過している現在ですが、やはり、ネタがネタだけに、あまり大っぴらにこう言う話が出来る機会って言うのは無いんですね。
 私自身、サイトを作る前、こう言う話は、心の中にそっとしまっていた密かなる思いであり、こんな事を人に言ったら、ドン引きされて、変質者扱いされかねないと思い、なかなか言い出す勇気がありませんでした(まぁ変質者かどうかはともかく、変態であることは間違いない気がするんですが)。
 だって、中学生ぐらいの時には既にこう言う妄想の原型は存在していたのに、実際にサイトが出来たのは社会人になった後の話ですから。

 私は、こんな事を考える人間なんて世の中に自分だけかも知れないって思っていたし、だからこそ言い出せなかった。
 けれど、実際には意外にも多くの人が、着ぐるみに対して、程度の差や方向性の若干の違いはあっても、似たようなことを心の何処かで抱いていると分ったので、だったら、普段言えないような話もこう言う場で出来たらいいよね、って考えたわけです。

 今では、それなりに着ぐるみをやっている人と知り合い、その知り合いと飲んだり、遊んだり、イベントに出かけたり、とする事はあるのですが、彼らと会っても、それ程のフェチ話をする事って殆ど無いんですね。
 まぁせいぜい冗談ぽく、撮影後に○○ちゃんに、○○ちゃん、そのまま帰るんだよね?とか言ってみたりする程度で、あんまり濃いめのフェチ話をする事は無いんです。私が話を振っても、だいたい流されちゃうって言うか、話が終わってしまうんですね。

 例えば何処かのイベントの打ち上げとかで、

 「いやー、今日は着ぐるみ日和ですねー」

 とか、真夏の炎天下に言うとしますよね。するとだいたい

 「うわー、きたー。さすがInsideDollの人だ」
 とか
 「さすが変態。そんなこと考えてるなんて」
 とか

 で終わっちゃうんですね。話が膨らまないって言うか。もっと極端に快感システムとか呼吸システムとかの話になると、さらに流されちゃう。
 座談会では、そうではなく、例えばここから

 「あー、そう言えば○○のショーでは衣装に汗が浮いてたりしたんですよねー」
 とか、
 「今日撮影してた○○ちゃんは、移動中ちょっとぐったりしてたよ」

 的な話に展開していきたいなって思うわけです。

 まぁ要するに、私が振っても、だいたい「俺はそこまで変態的な視点で見てないよ」って流されちゃう感じですけど、それをもうちょっと食いついてくる人達の会話として、話を続けられる会にしたい、と言うか。
 もちろん流す人が悪いという意味ではなく、その人達にとって、その場ではそう言う話は盛り上がりたくないって事なんでしょう。

 だからこそ、遠慮無くそう言う話が出来る場が欲しいと言う感じです。実現できるかどうかはまだ分らないですが、出来れば上手く行って、ある程度定期的にこう言う会を実現できると嬉しいなとは思います。

 と、まぁ座談会については、こんな感じですかね。
 それ以外には、まず新作の同人誌を販売するために、あしピタっ!!4に参加します(詳細は新作同人誌紹介コーナーをご参照下さい)。
 これはもう月末なので今から凄く楽しみです。

 そして、実は今一番パワーをかけているのが、ダウンロード販売用の同人小説です。
 完全新作で、自分としてはかなり気に入っている作品の一つです(私の好きな方向性の作品なので)。2010年始から2月末まで続いたアンケートをお答えいただいた人達には、漏れなく一部抜粋が読んでいただけるようになっていましたが、基本設定にバス旅行の話を利用しています。
 つまり、主人公、友達、後輩、と言う3人の設定で、主人公は中の人になりたいと願いながらサポートをし、友達と後輩は一足早く中の人。
 ホントは友達か、後輩なのに、着ぐるみに入ると、その子になってしまう。サポートはその子として扱う必要があるから、友達と知りつつも女の子として接しなければいけない立場と、その女の子の中で起こっているであろう羨ましい数々の事実を想像して悶々とする主人公、と言う感じですかね。
 バス旅行に嫉妬して貰えた方々には、きっと楽しんで貰えると思います。

 と言うわけで、今はこの話を作り上げることが一番の優先事項になっていますね。

 もちろん、ダウンロード販売の為にエネルギーを注ぎすぎて普段の更新が疎かにならないように、サイトの定期更新は続けていきますのでその点はご安心いただければなと思います。



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着ぐるみと衣装の
話・ その1
(スタイリッシュ
    なスーツ姿)

 久々にコラム更新と言う事で、一年以上前に InsideDoll mixi Edition に書いたネタをちょっと書いてみますね。


 スタイリッシュなスーツ姿の美少女着ぐるみ(と言うよりは美女着ぐるみかな)。
 スーツというのは本来は仕事着であり、堅苦しい姿ですね。
 サラリーマンなら経験があるとは思いますが、スーツ姿は男性にとっても着心地のいい物ではないでしょう。
 生地がパリッとしていて伸縮性に乏しいので、端的に言って着心地は窮屈と言えますよね。
 男性用のスーツであっても、着ていてカッチリ感が高いのですが、女性用のスーツというのは、見た目にも非常にタイト感が強い物が多くなっている気がします。
 事務服的なスーツはまだ多少ゆとりがありそうですが、スタイリッシュなスーツ程、見た目のタイト感は増しているようです。女性用のスーツの場合、女性のラインを見せるように身体にフィットする構造が、そのタイト感を演出しているのでしょう。
 本当の着心地については、さすがに女性にしか分からないのでしょうが、もともと伸縮し難い生地で作られたうえ、自分の身体にフィットするように作られたスーツであれば、それを着て動き回ると身体の各部がスーツの布に引っ張られたり、窮屈に突っ張っていた箇所が、ふっと緩まったり、を繰り返す事になるはずです。
 もちろん本物の女性であれば、こう言ったスーツの着心地は、我慢の範囲でしょうし、なにより自分のスタイルを良く見せてくれるスーツですから、好んで着ている人もいるのでしょう。

 でも、もしこれが私の想像する着ぐるみの纏う衣装だったとしたら・・・・
 しかも、着ぐるみのスタイルをより強調する為に、わざわざスーツの横のサイズを3センチ程細くしているとしたら・・・
 胸に至ってはボリューム感を増す為に、5センチ程サイズを細くしているとしたら・・・

 まずは上半身。

 上半身はブラ、ブラウス、そしてジャケットと3層重ねですが、特に胸は大きなサイズをブラやブラウス、そしてジャケットで重ね重ね締め付けて、胸の丸みと大きさを強調するようにデザインしているとしたら、その胸の締め付け感はかなり強いでしょうね。
 ブラウスはそれほど伸縮しない生地ではありますが、生地自体が柔らかいので、身体の動きに合わせるようにしてブラウスがシワを作ります。特に凹凸のある胸回りは引っかかる場所や突っ張る場所が多い事もあり、そこを中心にシワが動く事でしょう。
 ブラがしっかりと胸を固定し、その上からブラウスが柔らかく撫で回すように這いずるのです。
 そして、その上にジャケットです。
 ジャケットはブラウスとは逆に、生地が硬くてしっかりしているので、身体の動きに追随する事はなく、身体の凹凸に引っかかって布の動きを止めるでしょう。膨らんだ胸やくびれた腰に布が引っかかり、身体を引っ張るわけです。
 腕を動かすと肩パッドと共にジャケットの肩の部分が持ち上がり、それに釣られて胸回り、腰回りも引っ張り上げられます。所が身体の凹凸がその動きを阻害しようとするので、くびれたウエストや胸は、より一層窮屈な状態に置かれます。
 もちろん普通の女性であれば、少々窮屈でも我慢の範囲でしょうし、そう言う設定の着ぐるみも、スタイリッシュなスーツを着て動き回る事は、ごく当たり前にこなすはずです。  でも、実際にその着ぐるみを動かしている演者は、このスタイリッシュなスーツと言う衣装を、どんな気持ちで纏っているのか、非常に気になる所ですよね。

 そんな姿でカルタ取りなんていいかもしれませんね。1枚1枚、遠くに行ったり近場だったり、と手を伸ばしてカルタを取る。その都度腕の動きにジャケットが引っ張られ、胸やウエストがキュッと締め付けられたり緩んだりを繰り返す。
 もちろん着ぐるみは笑って楽しそうですが、その裏側で笑顔で楽しそうな着ぐるみを操演している「誰か」は、さぞかし楽しいひとときを過ごしている事でしょうね。もちろん着ぐるみの楽しそうな姿とは別で、きっと笑顔の裏側は目が潤んでカルタが良く見えなくなっているかも知れませんが。

 こんどは下半身です。

 スーツの基本はタイトスカート。
 タイトスカートと言うのは、実に歩きにくい存在でしょう。もちろんタイトと言っても多少ゆとりのあるスカートにそれなりのスリットが入っていれば、想像するよりは動きやすい気がします。
 でも、わざとサイズ小さめに作られたタイトスカートであれば、ウエストからヒップ、そして太股まで、ピタピタにフィットして、まるで太股を縛り付けられているような状況になっているかもしれません。
 もちろん下腹部だってピタピタですから、そののフィット感はしっかりと着ぐるみの裏側の人物にも伝わっている事でしょう。僅かに残されたゆとりを使って歩行は可能でしょうが、歩く度にタイトスカートの股間の周りやお尻にはシワが出来て、その歩きに合わせて動くはずです。
 股間付近のシワの裏側は、すなわち中の人の大事な物の付け根付近です。歩く度にここをシワの動きに合わせて撫でられるような感触が伝わっているはずです。お尻側も同様の感触が伝わるのも忘れてはいけませんね。
 スカートだけではなく、スーツ姿にはパンストも合わせて穿く事が多いはず。当然着ぐるみもパンストは着用するでしょう。
 更に言えば万が一スカートの中身が見られても大丈夫なように、少々セクシーに食い込みがキツめのTバック型の下着を着けるかもしれません。お尻側の食い込みはタイトスカートにパンティーラインを浮かせない為にも必須でしょうが、その代償として、着ぐるみのお尻には絶えず下着が食い込んでいる事になります。
 ただし、Tバックと言っても食い込むのはお尻だけで、股間から前はそれなりに布があるのが普通です。
 そして、その布のある場所には、着ぐるみの中にいる人物が呼吸する為のスリットが開けられています。
 着ぐるみの構造が良くできている為、股間のスリットからの呼吸は、見た目よりは楽と言う事ですが、それはあくまで何も遮る物がない場合です。
 下着の上からパンストを被せ、その周りはタイトなスカートがカバーしている、そんな場所に堪っている空気を呼吸用の空気にしている事になりますね。

 カバーしているスカートの丈も重要です。

 短ければ見た目はセクシーですが当然、男性の目が気になるでしょう。
 例えば、自分の大事な場所をまじまじと見つめられ続けたら、男性であっても気になりますよね。
 ましてや、美少女着ぐるみですから、見つめられているという事は、嫌らしい目である可能性が高いわけです。
 もちろん見るなとは言えません。なにしろそう言うスカートを身に纏っていると言う事は、セクシーさを売りにしているのですから、見られて当然という立場にいるはずです。
 着ぐるみは、股間あたりをじーっと見つめている男性達を気にすることなく存在していますが、きっとその内側にいる人物にとっては、その目は決して気にならない物ではないはずです。
 なにしろその裏側では大事な物が、我慢に我慢を重ねて嬉しい悲鳴を上げ続けている<のですから。
 自らの履いているスカートに虐められている大事な物がある、その場所を、女性の立場として見つめられ続けているのです。
 なんだか想像するだけでムズムズしてきそうな感じですね。

 一方でロング丈だとどうでしょう。
 多分男性の目は和らぐでしょうね。
 ですが、歩くたびにスカートがまとわりつき、非常に歩きづらくなる上、スカート内の体積が大きくなると言う事は、そこにたまる空気も多くなる。
 空気が多いという事は呼吸は楽だと考えがちですが、実は違いますね。
 あくまでも換気がいい状態であれば、恐らく体積が大きい空間にたまった空気の方が楽に呼吸出来るでしょう。
 ですが、換気が悪いとしたらどうでしょう。

 コップ一杯の牛乳があるとします。この牛乳を水と入れ替える事を想像してみてください。
 コップ一杯の牛乳を水と入れ替えるには、単純に言ってコップ一杯の水があればいいはずです。
 実際には混ざる事があるでしょうからそれ以上必要ですが、それでもコップ何杯分ですね。
 一方バケツ一杯の牛乳ではどうでしょう。これをコップで入れ替えるとなると、途方もない杯数のコップが必要でしょう。

 これをスカートの中にたまった呼気と外部の新鮮な空気と置き換えてみてください。

 一回の呼吸で入れ替えられるスカート内の空気は同じだとしても、スカートの中の体積が大きければ大きいほど、新鮮な空気はスカート内にたまった呼気と混ざり薄められて、演者の口に届く空気は非常に混沌とした物になるはずです。
 歩いて太股を動かして空気を入れ換える事は可能でしょうが、歩けば歩くほど、前述のように演者にとっては過酷な刺激が襲ってくるので、そうなれば呼吸は余計に荒くなります。
 ロングスカートは見た目のセクシーさにかける所はあっても、実は演者にとっては着続けるのがとても大変な衣装なのです。

 そして、スカートとは違いますが、パンツスタイルのスーツもありますね。

 パンツのスーツは男性の目から見るとそれほど嬉しい衣装とは言えないかも知れません。
 ただ、実はこのパンツと言うのは、着ぐるみの演者にとっては非常に苦しくも嬉しい衣装なのです。

 なにしろ一番敏感な場所をスーツの生地で覆ってしまうのですから。
下着やパンストですら感じるのに、スーツのような硬い生地で擦られるのですから、演者の苦悩は想像以上です。
しかも呼吸する為の空気が抜ける場所もほとんど無く、僅かな身体と布の隙間や、生地自体の持つ通気性に頼る事になります。
 パンツのサイズにもよりますが、最近はフィット感が高くてスタイルをよく見せるタイプの物が多い見たいですから、こういうパンツを纏って動き回ると、その裏側はとても素敵な状態になっているはずですね。
スカート以上に股間周りや下腹部にまとわりつくパンツとの戦いは、恐らく見ている人たちには全く気付かれる事はないでしょう。

 そう言う意味では、一番つまらなそうに見える衣装が、実は一番演者にとってはもの凄く大変な衣装になるわけです。

 こうして考えていくと、ただのスーツであっても、着ぐるみの設定によってはいろいろと想像が膨らみ(想像だけでなく他にも膨らむかも知れませんが(ぇ))楽しいですね。

 上半身も下半身もパツパツのパンツスーツを着た着ぐるみと、ロングスカートスーツの着ぐるみと、ミニスカートスーツの着ぐるみが、3人仲良く女の子座りしてトランプでも楽しむ姿を想像して楽しむのも良いかなー。

 と言うわけで、久々のコラムでした。
 それではまた。

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当サイトの
性表現について。
 久しぶりにコラムを更新してみたいと思います。

 今回はタイトルの通り、当サイトの性表現について、私なりに書いてみます。
 当サイトは18禁を宣言しておりますので、それなりの性表現は文章中に存在しております。
 ですが、世の中に数多く存在する18禁小説サイトや、商品として売っている18禁小説、あるいはゲーム、同人雑誌等の内容から比べれば、当サイトの表現方法は非常にシンプルで、大人しいものになっていると考えています。

 当サイトの小説を単純に「エッチ小説」と捉えて読まれている、あるいは、「ネタとして着ぐるみを利用したエッチ小説」と捉えている方々にとっては、少々物足りない表現なのかもしれません。
 もっと過激で大胆な状況設定や描写も可能なのではないのか?と思われていらっしゃる方もいるかもしれません。

 ですが、私にとっては、今の内容ですら性表現としては過激かもしれないと思いながら話を書いています。
 誤解を恐れずに言うなら、性表現その物はなくても18禁小説として成立するとすら思っています(どこまでを性表現とするか、と言う定義にもよるのでしょうけど)。

 特に「着ぐるみと外の人」あるいは「着ぐるみと着ぐるみ」の絡みについては、書いた方が話の展開がしやすいから書いていると言うケースが殆どです。
 ですから、私が書く話の「着ぐるみと外の人」の描写は、せいぜい相手を弄って気持ちよくしてあげると言う形に終始しています。
 「着ぐるみ、と着ぐるみの外の人」との絡みはあっても、決して「着ぐるみの中の人、と着ぐるみの外の人」の絡みは発生しないのです。
 (着ぐるみの股間に穴を開けて、中の人をダイレクトに責めると言った描写は登場していません。外から着ぐるみの中にアクセスする事はさせたくないのです。)

 ここは、私の持つ着ぐるみに対するフェティシズムに関わっているのですが、そもそも「私の理想の着ぐるみ」と言う話には、いわゆるエッチシーンは登場しません。そして、この話が私の嗜好のエッセンスを凝縮している話しで有るとも言えます。
 私にとって、着ぐるみに対して感じるフェティシズムとは、着ぐるみという外観とは裏腹に存在する裏事情を知りたい、と言う感覚が、ベースになっています。
 ですから、極端に言えば「ただの着ぐるみショー的な話しを普通に書いて終わり」であっても、その裏側を想像出来さえすれば成立してしまうのです。
 その想像の手助けとして、各所にちょっとした裏事情風な言葉がちりばめられていれば更にいいのですが、決して「演者と外の人」との絡みは必要としていないのです。

 直接的に性描写をする事で分かりやすいエッチは表現出来るのでしょうが、むしろそうではない、何気ないシーンの裏に隠れた「裏側の状態」を想像しながら読んで頂きたいと思いますし、それが分かって頂ける方には、私の書く話は、一般的な18禁小説と比較しても、かなり”過激”な内容に思って頂けるのでは無いかなと考えています。

 例えば以下のような話しがあったとします。

 夏のある日。エアコンがかかっているとは言え、若干蒸し暑い店内。
 ホビー21の店内をいつものようにグリーティングする可愛らしい着ぐるみ。
 フワリとカールのかかったブラウンの髪は胸まである。とても濃いのに透明感がある神秘的なブルーの瞳に少しだけ微笑んだ口元。
 背は163センチ程。男性から見ると少々小柄だが女性の中では特に小柄とは言えない。
 衣装はアニメやゲームに登場しそうな学生服で、内側にはシャツ。その上からワンピースを羽生り、更にジャケット を着ている。スカートはプリーツが入り、長さは短すぎない程度にミニである。
 ワンピースはかなりボディーコンシャスで、制服の生地がピッタリと着ぐるみの身体に貼り付いて、着ぐるみのスタイルの良さが良く分かる。
 胸はジャケットで隠れているが、そのボリューム感からはかなり大きそうな事も分かる。
 足はスクールストッキングを穿いて、靴はローファーである。
 若干内股気味に歩く様子が非常に可愛らしい。もちろん、歩く度にプリーツがユラユラ揺れている。
 着ぐるみは大人気で、写真を頼まれると喜んでポーズをする。ポーズするたびにピッタリしたワンピースが、着ぐるみの身体の凹凸に追随しきれなくなり引っ張られたりシワを作ったりしている。
 握手を頼まれたら可愛らしく少し腰を落としながら片足を少し引き、小首をかしげて両手で握手する。丁度、握手する時の両手に両胸が挟まっているのが良く分かる。
 サインにも喜んで応じる。腕を動かすと、全然伸縮性のないジャケットは腕の動きに引かれて、身体を覆っている部分の布まで引っ張るため、大きな胸が僅かに動いているのが分かる。
 子供達の中にはイタズラする子もいる。比較的程度の軽い子供は、服を引っ張ったりする程度で済むが、やはり伸縮性が無い制服を引っ張る為、着ぐるみも気が付きやすく、可愛らしく怒ったポーズを取る。手を振り上げるようにポーズを取る為、やはり胸元が少し窮屈そうに見える。またワンピースの肩も腕に引っ張られて持ち上がり、全体が上にずり上がろうとしている様子が分かる。
 中にはスカートめくりをする子もいる。スカートをめくられそうになると、着ぐるみは必死でスカートを押さえる。
 内股になり少ししゃがむようにしてスカートを押さえ、子供の攻撃から必死に大事な場所を隠そうとする。
 攻撃が収まれば、仕返しとばかりに子供に怒ったポーズを取ると、子供は慌てていなくなる。
 すると着ぐるみは何事もなかったかのようにグリーティングを再開するのである。

 おしまい。

 まあ、私の理想の着ぐるみという話を大夫縮めたような内容ですが、これだけの話を読んで、みなさんは何処まで楽しめましたでしょうか?
 私は、これだけでも十分楽しむ事が出来る話だと思っています(楽しむ、の意味は敢えて書きませんが)。

 私同様、この話だけでも楽しめると思って頂ける方には解説は不要でしょうが、そうでないと言う方もいらっしゃると思いますので、もう少し補足を書き足した話にしてみます。

 まずはホビー21に存在する着ぐるみの大前提が必要なのですが、それはここでは敢えて書きません。
 詳細は「私の理想の着ぐるみ(その1)」「私の理想の着ぐるみ(その2)」辺りを参照してください。

 その上で、先程書いた話を見ると、エアコンがかかっているとは言え蒸し暑い夏の一日。ラバーとよく似た素材のボディーを2重に着込み、半ば無理矢理、抜群のスタイルの女性の体型に押し込められた人物が、衣装を纏ってキャラクターを演じているわけです。
 着ぐるみの髪の毛は、毛糸の帽子とマフラーと考える事が出来ますし、衣装もジャケットまで着込むという事は冬物。
 いくらボディーが放熱や通気の能力を持っていても、着ぐるみの裏側は蒸し風呂である事は間違いないでしょう。
 本当のラバーのように通気や放熱能力がないボディーであれば、長時間の操演は物理的に不可能ですが、ホビー21の着ぐるみは”我慢出来る”蒸し風呂状態がずっと続くのですから、演者は我慢し続ける事になります。
 ボディーのセンサーは衣装や体の動きを敏感に察知して演者を刺激してくれます。
 可愛らしく内股で歩く着ぐるみは、当然股間も少し締め付けられる形になりますから、そこに密集したセンサーは自分の太股で締め付けられる感触を演者に伝える事になります。もちろん穿いているはずの下着のシワもソフトに伝えていますから、自らのモノを股に挟んで下着で固定した状態で歩行しているのと同じ事。
 さらには短いスカートが歩く度に揺れ、演者のモノが固定されている下腹部辺りもサワサワと撫でるように刺激しているので、着ぐるみが当たり前のように歩いている状態は、演者にとっては一歩一歩が吐息を漏らし、目を潤ませながらの行為になるのです。
 気持ちが良くて呼吸が荒くなっても、可愛く微笑んだ顔には外気との接点はなく、演者は一番敏感な場所に装備された呼吸口を頼って息をしています。下着とスカートに覆われた空間は、布の香りと埃っぽさと、蒸れた空気と自分の吐息が混ざり合い、新鮮とはほど遠い空気が溜まっているのですが、着ぐるみがスカートをパタパタめくって空気を入れ換える事など出来ません。歩く事で、そして、スカートを揺らめかせる事で換気しやすくなるのですが、換気と引き替えに快感が襲ってくる事になります。
 苦しくても、気持ちよくても、周りにはお客さんの目がありますから、あくまでも平然と着ぐるみを演じているわけです。
 写真を頼まれてポーズを取る時も、胸やウエスト、股間、その他いろんな場所のセンサーが身体と衣装の突っ張りや緩みを演者に伝える事になります。
 胸やウエスト、股間はポーズによってはかなり衣装が突っ張る場所ですから、ホントは胸を強調するようなポーズや、内股気味にしゃがんで胸を強調するように腕で胸を挟むようなポーズは、演者が歯を食いしばってポーズを取っているはずですが、見た目は可愛く優しく微笑んでくれているわけです。
 握手の時はもっと大変です。子供の視線に合わせてしゃがみ込むと股間付近のフィット感が高まり、締め付けと布の擦れでとろけるような快感が襲ってくるのですが、相手に手を触れさせるわけでから、手に力を込めて我慢する事は出来ないし、なにより手がピクピクと不審な反応をしたら、握手している相手が不思議に思います。子供達が多い時は座りっぱなしで相手が出来ますが、子供の背丈によって中腰だったり立ったりしゃがんだりを繰り返すので、単なる屈伸運動の何倍もの苦労を伴っているのです。
 サインをする時はサラサラとペンを走らせる腕が微妙に胸を揺らすので、サインを書きながら演者のモノに微振動が伝わり、徐々に頭がボーッとしてくる事もありますが、もちろん外から見ているお客さんは、可愛い着ぐるみが一生懸命サインする姿に満足しています。
 サインの枚数によっては、もっと書きたいのにおしまいという事もあり、演者にとっては実に切ない行為のようです。
 子供に服を引っ張られれば、それにつられて身体の凹凸が引っ張られ、演者は猛烈に切ない快感に耐える事になります。
 自分が能動的に動いて襲ってくる快感というのは、あらかじめある程度覚悟の上で行動出来ますが、子供の突然の行為には予想が出来ない為、声を出さず、態度にも出さずに受け流すという演技は、演者にとっては相当に苦しい事。
 周りのお客さんは服を引っ張る子供に可愛らしく相手をしている着ぐるみの裏側で起きている事など、全く想像していませんが、実は非常に辛い行為なのです。
 スカートをめくられそうになる時も、演者にとっては地獄です。
 子供のイタズラからスカートの内側を隠す為、スカートを押さえて内股気味にしゃがむようなポーズを取ります。
 すると何度も言うように股間のセンサーが締め付けられ、下着の布がシワを作り、前屈みになる事で生じる胸やウエストを覆った衣装の圧力の変化も加わり、演者の演技力を奪います。
 その上スカートを押さえる手は、ほぼ演者のモノの上に置かれていますから、ちょっと力を込めて手で押さえる力を増せばさらに気の遠くなる快感を得られるのですが、演技を続ける時間と、ここまでに果てた回数によっては、我慢して次に繋 がないと、着ぐるみを着ていられる時間が短くなり仕事にならなくなります。
 ですから、最悪のタイミングの時は、気持ちよくなりたい手を理性で必死に抑止して、可愛らしい女の子を演じている事になるのです。もうちょっと、と言う時に自ら自制する事ほど苦しい事はないのでしょうが、それも演者の仕事のうちです。
 また、スカートを押さえ内股になると言う事は、呼吸する空気も制限される事になります。
 快感で呼吸が荒くなった所で吸気量が制限されるのですから、演者にとってはさぞ苦しい事なのでしょうが、幸いな事に着ぐるみは優しい笑顔を作ってくれていますから、外の人が演者の苦しみに気づく事はありません。

 こう言う状態で、ホビー21の着ぐるみはお仕事を続けているのです。

 おしまい。


 いかがです?先程の話しには、最低でも今書いた裏話が隠されているわけです。話しに書いていない部分には、実は色々な裏が隠され、その裏を想像しながら読んで欲しいと言うのが私の書く話に対する本音です。
 もちろん、この裏話以外にも、読んでくれている皆様の想像力で、色々なオリジナルの裏話を作って頂いて、その裏話を想像しながら読んで頂ければ、きっと、私の書く話が、相当に過激であると思って頂けるのでは無いかなと思います。
 そして、この話を読んで楽しんで頂けた方々には、きっと、私の小説にエッチシーンは無くても成立すると言う意味を理解して頂けたのではないかと思います。

 つまり、サンプルで書いた話のように、周りから見れば至って当たり前。普通の行為に隠された真実、と言うのが私の着ぐるみに対するフェチなのです。
 ですから、そこにエッチ行為が介在し、誰が見ても中の人が気持ちよくなってしまいそうな状況を作っては「演者が着ぐるみの中に入っている」と言う意味が非常に薄くなってしまうのです。
 単純に女の子に化けてエッチな行為を行うと言うだけであれば、着ぐるみである必要は殆ど無いと思います。
 それこそ、もっとダイレクトに女性への変身であったり、女装であったり、と言った小説でも成立してしまうはずですし、その方が直接的で話しも面白いでしょう(実際、私もそう言う話を読むのは好きですし)。

 敢えて着ぐるみを利用しているのであるからこそ、着ぐるみの持つ特性を利用して話を書きたいと考えています。
 もちろん着ぐるみの特性にも色々な面があり、読まれる人によってそのウエイトは異なっているとは思うのですが、私の場合は上記のように、一見すると普通に振る舞っている着ぐるみの真実とのギャップに拘った話しにしたいのです。

 実際に世の中に存在する着ぐるみは、単純に衣装としての着ぐるみである場合が殆どでしょう。
 演者と見た目とのギャップは存在していたとしても、そこにはほぼ暑さだったり苦しさだったりと言う、言ってみれば苦痛しか存在しないはずです(苦痛と言うには大げさなかもしれません。ホントの所は、少々苦しい思いをしていても、むしろそのキャラクタを演じる事で、周りの人たちが楽しんでくれると言う喜びを感じている人たちの方が多いのだと思いますし)。

 だからこそ、せめて小説という空想の世界では、例え現実的にはあり得なくても、自分の理想的な状況設定でのお話しを書き進めていきたいと思っているのです。
 少々大げさに言えば、想像の世界を楽しめる事は人間の特権だと思っていますから。

 但し、誤解されても困るので一応付け加えておきますが、今後エッチシーンは出てこないと言う話しではありません。

 あくまでも話しとして分かりやすく、また展開上そう言うシーンが出ても不自然では無いので(演者はともかく、着 ぐるみを外から見ている人は、着ぐるみの演者を羨ましく思い、色々想像し、興奮してしまう、と言う展開は私も嫌いではないので、そうなると興奮したモノを処理するには、着ぐるみに相手をして貰った方が都合がいいと言う事になりますしね)今後も現在存在している話しと同レベルのシーンは登場するとは思います。
 ですが、今以上に過激なエッチシーンを期待されている方々には、少々物足りなくなってしまうかもしれませんので、あらかじめご了承願えればなと思います。(物足りないと思いましたら是非ご自身で作品を書いて投稿して頂くなり、ご自身でホームページを作って掲載するなりして頂ければ嬉しいです。恐らくそう言う話しに対する需要は相当にあると思いますので)

 それではまた。

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「脱げない」事と
 「脱ぎにくい」事。
 ここ数ヶ月の間に、チャットやメールで、似たような質問と言うか要望を立て続けに受けまして、ちょっとこんなコラムを書いてみることにしました。

 その質問・要望と言うのは、概ねこんな感じでした。
 「今度は是非、タイツを縫いつけてしまうとか、面をねじ止めや接着で固定して、中の人の意思では脱げない着ぐるみの話をネタにしませんか?」
 微妙にニュアンスが違う場合もありましたが、要するに「自分の意思では脱げない着ぐるみ」をネタにした話が読みたい。と言う事のようでした。

 そう言った話に対する魅力も、私の中に無いわけではありません。美少女着ぐるみの持つ私なりの魅力には、「外見の可愛らしさとは反した演者の不自由な環境」という部分が有ると思うからです。
この行き着く先の一つが「本人の意思では出られない着ぐるみ」という事になるのかと思います。

 ですが、私の書いている話の中には、今の所、基本的に「本人の意思で外に出られない着ぐるみ」登場していません(基本的に、と書いたのは、人から依頼されて企画した話の中にはそう言った話も存在しているからです。なお、現在はリクエストは時間の都合もあり受付できる余裕がありませんので、どうしてもと仰る方は是非ご自身作の作品を投稿して頂けると嬉しいです。また、「基本的に」と書いたぐらいですから、今後例外が出ないと断言もしません。ネタに困ることもあるかも知れませんし、人間ですから気が変わることだってあり得ます。また、状況設定的にどうしても必要な描写があると言う可能性もありますし)。
 私の基本は、出入りが困難であっても、必ず「演者の意思」で外に出られる事になっています。

 では、なぜそうなっているか。と言う点です。
 実は、これは私の美少女着ぐるみに対する想いから来ています。

 以前、コラム等で書いたように、私にとっては着ぐるみは、小さな頃からの密かなる憧れの対象でした。
 そこに存在する可愛らしい美少女。その中には確実に姿の見えない誰かが存在し、小さな視界と小さな空気穴から、こちらを見て、息をしているはずです。夏の炎天下など、その外見とは全く違った「蒸し風呂」のような世界が存在し、その中には確実に誰かがいるはずなのです。
 でも、その「誰か」は、外にいる自分からは見ることが出来ないわけです。

 自分の目の前で「中の世界」を体験していながら、その世界を隠し、自分には見せてくれない。
 その世界を独り占めしている演者が、小さい頃の私にとっては羨望の対象であり、嫉妬の対象でもあったわけです。

 そして、私の中では、そう言う羨望の対象である「着ぐるみの中」は、絶対的に優位な場所、羨望の場所になっていました(これは、あくまでも私の場合であり、他の人にそのまま当てはめて考えるのはおやめ下さい。感覚は100人いれば100通りあるはずですから)。

 ですから、私にとっては着ぐるみとは決して「中に入れられる」のではなく「中にすすんで入る」物であり、中の人が外の人に正体を見られないように「中を厳重に隠す」事はあっても、外の人が中の人を「閉じこめる」行為は行いたくないのが本音なのです。

 脱ぎにくい構造を持つ着ぐるみと言うのは、あくまでも、観客が中身に興味を持ったとしても、その核心に触れることが出来ないようにする為の「厳重な封印」として必要だったと言う事です。
 こうして構造的に厳重な封印をされた「着ぐるみの中」は、さらに衣装という封印まで重ねて、より厳重に外側から中味を隠すことになります。

 パンティーやパンストは直接出入り口を覆うことになりますから、その効果は直接的ですし、ブラのように直接出入り口を隠す物ではなくても、実際にブラを着けたままの着ぐるみの出入りというのはかなり困難に思えますからやはり「隠す」効果があると思います。同様に上着も隠す効果があるはずです。
 もちろんスカートなどは完全に直接覆うとは言えないものですが、場所を隠す効果は高い物ですし、パンツタイプのボトムならその効果は絶大でしょう。

 こうして、衣装を身につけた着ぐるみは、より効果的に「中を隠す」事になります。

 衣装自体を脱がせてからでなければ、股間の出入り口から中にアクセスすることが出来ないと言う物理的な事実に加えて、そもそもよほど親しい女性でなければ「着衣を脱がせる」と言う行為自体が、なかなか出来る物ではない、と言う精神的なブレーキも隠蔽を強固なものにしてくれるでしょう。
 例え知人が中にいると知っていても、可愛らしい着ぐるみ人形に化けた身体の上に纏った衣装は、そうそう気楽に脱がせることは出来ないと思います。
 ましてや、中が誰だか分からないとしたら、その「中を隠す」という効果は絶大でしょう。

 これは想像ですが、比較的多くの人の心理の中に「隠された物を見てみたい」という欲求があるのではないかと思います。チラリズムなどと呼ばれる物もこの範疇かと思いますし、手品のトリックや映画のメイキングに興味があるのもその一つかもしれません。

 そんな欲求を、着ぐるみに当てはめるとすれば、やはりもっとも隠すべきなのは「中身の存在」であり、「中で起きていること」だと私は思いました(繰り返しになりますが、そう思ったのは私であり、他の人にそのまま当てはめるのは、やめて下さい)。

 だからこそ、隠すための封印を表現する為に「脱ぎにくい」着ぐるみ、と言うのを書いているわけです。

 もちろん、こうした着ぐるみと衣装ににより封印された中の人は、その可愛らしい身体の裏側で人知れず、蒸し暑さ、息苦しさ、視界の悪さ、動きにくさ、そして快感、を堪能する事になります。

 こう書くと、結局マゾヒスティックな部分にもスポットを当てているわけですから、その延長に「脱げない着ぐるみ」があってもいいのではないか?と思うかも知れません。
 確かに私の話には、そう言うM的な要素を中の人に要求しているのですが、その快感も、苦しさも、全て中の人の意思で受けている、と言う点が重要です。

 私の話の中に出てくる着ぐるみは、よくタイトで窮屈な服を着ています。仕組みから言って、中にいる人は着ているだけで窮屈な上、気持ち良くなってしまうはずなのに、自ら選んで着るか、誰かに着せられる場合でも文句一つ言わずに着ています。
 その結果、当然のように着ぐるみの中では凄くタイトで切ない快感が続くことになるのですが、その快感を生み出しているのは「着せた人」ではなく「着た衣装」であり、その衣装を着続けるか、脱ぐかの選択は「中の人側にあります」。
 場合によっては、そのタイトな服が中の人間に及ぼす効果について、外の人間は知らないこともあります。その場合、実際に裏で起きている事は中の人だけの秘密と言うことになります。

 つまり、私の話に出てくる着ぐるみというのは、外の人が、中の人をM的に苛める為の道具として存在しているわけではなく、むしろ中の人が本人の意思で自らM的な状況を楽しみつつ、その真実を隠して「普通の着ぐるみ」を装う為の道具として存在するのです。

 例えば、私の書いた話の中にDollClubというお話しがあります。
 確かにこの話に出てくる着ぐるみは、人形として動かないことを強要され、そのルールに従って動かない着ぐるみを演じ、プレイを楽しむお客さんのなすがままに刺激を受け入れています。
 お客さんに敏感な場所を弄られてもじっと動きません。恐らくその時の裏側の人は必死で嵐のような快感をやり過ごしているはずです。

 これだけ見ると、一瞬は、動くことを許されない着ぐるみが、必死に責め苦に耐え続けているようにも取れるかも知れません。
 単純に読んでしまうと、拘束に近いプレイを楽しんでいる客と、耐える中身、と言う構図ですしね。

 ただ、こういう「拘束プレイ」として私が想像するのは、どうしても「無力な中の人」の状況を知りつつ、外の人が中の人へ意地悪を繰り返し、中の人はその「どうすることも出来ない無力な自分」と「それでも感じてしまう自分」の狭間で苦悩すると言う感じのストーリーになってしまいます。
 つまり、中の人の状態を、外の人がコントロールできる立場にあると言う事が言えると思います。

 所が、DollClubは、そう言う話ではなく、着ぐるみの中の人は「動けない」のではなく「動かない」のであり、外の人には最初から最後まで、真実は伝えないまま終わってしまうのです。
可愛い人形の中が男性だとは知らされず、女性が快感に打ち震えていると勝手に思いこみ楽しんでいるのが、このお客さんなのです。
 現実には、着ぐるみを介して、本来女性がされて感じるであろう感度より数段上になるであろう快感を1人で堪能している同性がいるわけです。
 この同性は、もちろん苦しいのでしょうが、人形という立場を利用し、お客さんに気持ちよくして貰った挙げ句、異性が感じているという演技をすることで、その真実を隠し、お客さんには想像上の女性を提供しているわけです。

 つまり、中にいる人が外の人の感情をコントロールする立場にあるわけです。

 お客さんが股間に手をかざした時、苦しそうに呼吸をしてあげると、きっとお客さんは「中の苦しさ」を想像して悶々とするでしょうし、大事な場所を弄られた時、足をヒクつかせてあげると、お客さんは感じているけどそれを我慢している女性を想像するでしょう。

 その逆に、本当は凄く感じる場所を弄られているのに、感じないフリを出来たとすれば、堂々と快感を楽しみながら、お客さんには「これだけ弄られても感じてないのか?」という焦りを抱かせることも出来るでしょう。

 つまり、着ぐるみと客の双方がルールに従って客が行動している限り、実は無力なのは着ぐるみの中ではなく、お客の側なのです。この辺が私の本当に書きたい部分だったのかもしれません。

 私自身、外から見ている人間には知らされる事の無い「中の事実」を楽しんでいる中の人の事を、羨ましいとも思うでしょうし、そう言う羨ましい事を目の前で楽しんでいるはずの「中の人」に嫉妬も覚えます。
 その結果、中の人を閉じこめて、苦しくても演技を強制させて・・と言う展開を好む人もいるのかもしれません。そうやって中の人を苛めることで、外にしか存在できない自分の嫉妬心を和らげる事が出来るかもしれないからです。

 ですが、私はそう言う展開は書きません。

 むしろ、そう言う自分にとって羨ましい人を、書いている私自身が嫉妬して続きを書きたくなくなる程羨ましい状況に置き、より明確な「中と外の差」を表現したいと思っています。
 もちろん、紆余曲折の末に憧れていた「着ぐるみの中」に辿り着ける人物も登場しますが、その場合でもやはり「羨ましい」という気持ちをたっぷり堪能して貰った上で、中に辿り着くようにしたいと思っています。

 現実的な話をすれば、そこまで特殊な「羨ましい状況」の着ぐるみというのは存在しないはずです。
 ですが、私にとって憧れだったその場所を、せめてフィクションの中では、現実以上に憧れの場所にしたいから「脱げない着ぐるみ」ではなく「脱ぎにくい着ぐるみ」の話を書きたいのだと思います。

 今回はちょっと長い話になってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。

感想・投稿は[こちら]まで。

 追記:お嬢様物語の中に、ボストンバッグに詰められる着ぐるみの表現が出てきます。矛盾しているようですが、これは私の中では許容範囲となっています。
 なぜかと言うと、この話に登場する着ぐるみは、まったく自身の判断で、外にいる人間が、その着ぐるみを見て興奮するであろう事を理解した上で、進んでボストンバックに詰め込まれます。しかも「かくれんぼ」と言う設定から、発見されたら出して貰える事が分かっている上、発見されやすいようにボストンバックそのものは目立つ場所に置かれます。
 つまり、ボストンバックに詰め込まれると言う事実を除けば、実は全て、着ぐるみの中の人が、外の人間を萌えさせるために仕組んだ罠だと言えるのです。

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皆さんの反応2  早い物で、サイトを開設してから約1年半が経過してしまいました。

 最初はどうなることかと思ったこのサイトも、私の想像以上にご覧になって頂ける人も多く、また、ありがたいことに大変多くの投稿も寄せられ、非常に嬉しく思っています。

 ただ、最近少しだけ思うのは、意外に皆さんから感想をいただくことが少ないなぁと言う事。サイト開設から今まで、感想をメールでいただいたことは、じつはあまり無いのです。
 少し具体的に言うと、投稿してくれている人の数より(投稿数ではなく作者様の数です)感想を頂ける人の数の方が少ないのです。

 ヒット数が私の想像以上に伸びていると言う事実から考えると、着ぐるみ画像サイトと間違えて迷い込んで来たりと言うのも多いかもしれませんが、それにしても貴重な投稿を頂ける作者様の数より少ないとは・・・なんか少し寂しいんですよね。

 確かに、こういう怪しいサイト(汗)の管理人に感想のメールを送るって、意外と勇気がいる事だったりすると言うのは分かる気がします。
 なんかこう、ちょっと変な内容のサイトですから(自分で言うなよ)、見て楽しむだけにして、作者とか管理者とは変に接点を持ちたくないと言う感じでしょうか。
 接点を持つと、自分の今の平和な生活が壊されてしまいそうで不安になるとか、そう言うのもありそうですよね。

 実際私も、最初に着ぐるみ系のサイトにメールを送る時は、ホントに清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで送信ボタンを押したんですよ。
 もし「お前みたいな怪しいヤツは二度とメールするな」とか怒られたり「いったんメールで交流持ったら、もう逃げ出せないから覚悟してね」とか言われたらどうしよう(汗)と。

 でも、現実にはそんなことはなく、非常に丁寧な返事をいただき、かえってこちらが恐縮してしまうぐらいだったんです。そのメールのおかげで、そう言う恐怖心からも解放され色々なサイトの作者様と交流を持てるようになったのは、本当にありがたい話だと思います。
 なにしろ今まで夢の世界、特別な人たちがやっている特別な世界、だと思っていた物が、意外と身近な世界になって来たのですから。

 ちなみに私は、当然普段の生活ではこの着ぐるみ好きを出してないので、今でも周りには着ぐるみ度で言えば「ごく普通の人」だと思われているはずです。テーマパークでも着ぐるみ達にはごく普通に接するでしょうし、近くに普通の友達がいれば、デパートの着ぐるみも見て見ぬふりするかもしれません。

 そんな今までと変わらない生活をしながらでも、こういった着ぐるみ愛好家の皆さんと交流を持ち、好きな話に花を咲かせる事が出来るのは、本当に幸せなことだと思います。
 日頃思っていた、言うに言えない事を言える相手が出来るというのは、ストレスを溜めないという意味でも凄くいいことだと思うんです。

 私としても、似た嗜好の人たちとメール上ででも、普段言えないような話が出来ると嬉しいので、もし、こういう話を気に入って頂いて、純粋にフィクションとして楽しんで頂けるのでしたら、是非感想のメールなどを頂けると嬉しいなと思っています。

 もちろん、投稿作品への感想を頂ければ、きちんとその作者様にメールを送らせて頂きますのでご安心ください。


 と言うわけで、是非、感想・投稿を[こちら]まで!!

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着ぐるみ体験 私事ですが、先日初めて女性型着ぐるみを体験致しました。

 こんなサイトをやっている割に、私は今まで一度も着ぐるみという物を体験したことはありませんでした。

 要するに、全て想像で書いている話しだったわけです。
 見方によっては、だからこそ現実離れした話しを書き綴ることが出来たとも言えると思いますが、有る程度話しを続けていくと、どうしても想像の限界というか、引き出しの無さを実感することはありました。

 そんな時、ようやくと言いますか、いろんな紆余曲折を経て、先日、実際に着ぐるみを体験することが出来ました。(この為に、実に頼りになる人物に、色々相談に乗って頂きました。この場を借りて改めまてお礼を申し上げます。)
 長い間の念願が実現出来、大変嬉しく思っていますし、これによってまた話しに広がりを持てればなぁとも思っています。

 ところで、実際に着ぐるみをしてみての感想ですが、これがまた、抜群でした(汗)

 もちろんお話に出てくるような特別なギミックもない、いわゆる面とタイツの組み合わせの着ぐるみですが、体型を補正し、タイツを着て、衣装を着て、面を被ると、そこにはもう別世界が待っていました。

 究極の変身願望とでも言うのでしょうか、自分が自分でないあの感覚は、ちょっと破壊力が高すぎました。
 また実際に着た着ぐるみの面のサイズが、私の顔にほぼピッタリ、ほとんど余裕らしい物がないサイズ(おかげで被るのも脱ぐのも少しコツを覚えるまで、大変でした。ホントに最初に被った時は真剣に脱げないと焦ったぐらいです)だったので、その密着感、閉塞感も高く、そう言う意味でも理想的でした。
 デザインの方も私好みのちょっと大人っぽいお姉さん系で、そう言う部分も破壊力を高めてくれます。

 問題なのは、演技力
 「男」を出してしまうと、自分も冷めてしまうのですが、なにしろ全てが初めての体験だったのでどうしても「男」が出てしまう。(あとは、妙な照れもありますしね。)
 女性っぽい動き、仕草を勉強して、その娘をよりいっそう綺麗で可愛い女の子にしてあげないと、その娘が可哀想ですから、そう言う意味でも演技力って大事なんだなぁと思いました。

 (しかし、実際に着てみて思ったこと:お話しに出てくるような着ぐるみがあったとして、それを着る事が出来ても、多分まともに演技はおろか、動くことも出来ない気がします(汗)。やっぱりフィクションはフィクションとして徹底的に楽しむ方向で話を書く方が良さそうですね。と言うことは着ても着なくてもあんまり変化は無いって事か・・・・)

感想・投稿は[こちら]まで。

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着ぐるみの魅力 着ぐるみの魅力ってなんですかね。

もちろん人それぞれ、自分なりの魅力はあるでしょうが、今回は私の思う魅力について少し書いてみます。

私は良くフィーメールマスクによる変装小説を扱ったサイトに行って、作品を読んで楽しんでいます。
女性に化け、他人を騙して楽しむと言うストーリー展開は、私の書く話しとも通じる物があり、また、変装という意味でも着ぐるみで美少女になると言う話しに近い物があるように思えます。

ですが、私から見ると、実はフィーメールマスク変装と着ぐるみは大幅に違う部分があるのです。

フィーメールマスクによる女性変装は、いわば、現実の女性に変装し、その女性として行動する楽しさのようなものがあります。主人公になる人物が、ある女性に化けて、他の人たちを「女性」と信じ込ませて行動する様子は、読んでいて非常にワクワクします。

では着ぐるみはと言うと、私が思うに、着ぐるみは、女性ではなく、女性の形をした無機物に化ける、と言う部分に良さがあるんだと思います。
あくまでも変身するのは「人形」であり、決して実在する女性では無いのです。その人形がマネキンのようにじっとしていようが、純粋に着ぐるみとして動き回っていようが「人形」として存在していることが重要なんですね。

人は、表情や目でその意思をある程度感じ取れたりします。
フィーメールマスクは女性化ですから、自分の表情を女性の顔の上で表現できるわけで、これにより普通の人が女性だと信じられるんでしょう。

一方着ぐるみは、あくまでも人形ですから、顔は固定された表情か、せいぜいギミックによる作られた表情変化のみ。瞳も含めて、その中にいる人間の表情は全く見えなくなります。
顔だけではなく、足の先から頭のてっぺんまで、全てをタイツ(ラバースーツ?)、ないしは衣装で覆い、中の人間は確かに存在しているのに、外からは見えなくなってしまうのです。

私が思うにフィーメールマスク変装は「なりすまし」だと思うのです。ですから、周りの人は自分に気づかないし、そもそも周りから見れば、変装した女性は存在しますが、自分が存在していません。

ですが着ぐるみは違います。一般的に言って全ての人が、着ぐるみの中には人が入っていると認識しているのです。でも周りの人から見えるのは、外側を覆った着ぐるみのみ。この違い、分かりますか?

そう。確かに目の前にいるはずの人が、着ぐるみに覆われてしまうことによって目の前から消えてしまう。そして、見ている側も、着ぐるみに対して中を詮索するのはタブー。目の前にいて、確かに存在するし、その人物が気になっていたとしても、詮索するのはタブー。秘密のベールの内側でおきている事態は中の人のみが知る事実なのです。

私は、ここに着ぐるみの良さがあると思っています。

ある女性に対して、中の人に暑いか、苦しいか、視界はよいのか、そんな格好でいて、興奮したりしてないか、なんて事は普通、聞きません。
普通の女性ですから、当然です。
もちろん変装している女性だったとしても、そのことを知らない人は聞くはずが無い。これは変装としては完璧なことを意味しますが、それ故に変装している自分に対して興味を抱く人物はいない(もちろん、話しの最後に実は変装だと分かったその後で、興味を抱くというストーリーはあるでしょうけどね)。

ですが、着ぐるみの場合、最初から中に人がいる人形で、しかも覆われる事によって、それなりに中にいる人が過酷な環境であることは想像出来るわけです(もっとも、現実的な話しをすれば、あくまでも演技を続けられるという状況から考えても、ほとんどの場合普通の人が耐えられないほど過酷な状況ではなく、あくまで普通の状態より若干暑いとか締め付けがあるとか、あるいは息苦しいと言うレベルの物なのでしょうけどね)。
興味がある人なら、その過酷な環境をかいま見たいと思うかも知れません。でも、着ぐるみを前にしてそんなことを聞くのはタブーでしょう。なぜならあくまでも「中に人などいない」と言うお約束があるのですから。着ぐるみ美少女に接しても、おそらくは可愛らしい、あるいは美しい女性の人形としてしか接して貰えないはずです。

ここに、凄く身近に、手の届く場所にありながら触ることの出来ないもどかしさ、みたいな物を感じるんですよね。

こういう部分に魅力を感じるのが、私の着ぐるみ好きの根底にある気がします。

私の書く話しは、お話であるが故に現実にはあり得ないような着ぐるみの仕掛けや、状況設定があって、なんとなくそちらに目がいってしまう事もあるかと思いますが、出来る限り全ての話しには、今日書いたような着ぐるみの魅力を表現していけたらなぁと考えています。
(もちろん、この件については、全く私の視線での話しであり、皆さんにもそれぞれの視点で、ご自分なりの拘りの部分があるのだと思います。ですので私の意見に納得がいかない!と仰る人もいるでしょうが、そこは少し寛大な目で見て頂ければなぁと思っております。)

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内蔵は
男性限定?
私が書く話の多くは、内蔵を男性にしています。

男性が女の子を演じる。それも一見すると中身が男性とは分からない状態で女の子を演じる。この行為が私のツボである事も事実で、そう言う話も必然的に多くなっています。

ですが、実は内蔵が女性の着ぐるみ(現実に存在する多くのプロの着ぐるみは内蔵が女性である事が多いでしょう)も好きなんですよね。

理由は基本的に男性が入っている場合と似ていて、やはり中の女の子が悪戦苦闘しながらキャラクターを演じている様を想像して興奮してしまうのです。真夏の炎天下、首都圏の某有名テーマパークでは、可愛い動物のキャラクター達がお客さんを相手にグリーティングしています。
そのテーマパークのキャラクター達の造形は可愛い美少女でもなく、私的には特別な思い入れはないのですが、間違いなく華奢な女性が入っているであろうそのキャラクター達は、お客さんを喜ばせるため、元気に可愛らしい演技を続けているのです。
お客さんの中にはキャラクターが可愛いからと抱きついたり、一緒に写真を撮ったりと実に楽しそう。でも私はこういう客の神経を疑ってしまいます。
だって、そのキャラクターのほんの数センチ内側では、炎天下、蒸し風呂のような密閉空間で汗だくになりながら、キャラクターを演じる「誰か」がいるんですよ?私はそんな至近距離でキャラクターと接したら、冷静に振る舞っていたとしても、内心では中を想像し、ある種の嫉妬を覚えてしまうだろうな、と思うんです。

こんな事を考えるから普通じゃないんだろう、とは思うのですが、考えてしまう物はしょうがないですよね(と開き直る)。

そんなわけで、私も内蔵が女性の着ぐるみも好きと言う話でした。

ところで、その某テーマパークには何人かお姫様に相当するキャラクターはいますが、彼女たちは本物の人間なんですよね~。イメージ壊れるから是非着ぐるみにして貰いたいと思っているのは私だけ?!

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皆さんの反応 サイトを開設し、いくつかのサイトからリンクを張って頂いたところ、私の想像を遙かに上回る数のお客さんがやってくるようになりました。

正直言ってどの程度受け入れられるのかと言う不安もあり、1日30人。1ヶ月で1000人弱ぐらいのお客さんが来れば相当上出来かなと思っていたのでこの数は私もびっくりする誤算でした(私の想像の3倍以上の人がいらっしゃっています)。

また、サイトに対する感想や、投稿なども頂けるようになり、作った私もとても嬉しく思っています。

ただ、こんなにお客さんに来て貰うようになると、問題も無いわけではありません。
いや、お客さん自体は沢山来て頂いて嬉しいのですが、私の制作ペースを考えると、どんなに頑張っても毎週1作のようなハイペースはちょっと無理かなぁと思っていますので、「せっかく来て頂いても更新できない」という問題に陥ってしまっています。
こればかりは、私の才能の問題もあるので、あまり期待せずにのんびりお待ちくださいとしか言えず心苦しいです(汗)
そんなわけですので、その点どうかご了承頂き、見捨てずにいてください(汗)。
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このサイトを
開設するに当たって
「はじめに」を読んで頂ければ私の嗜好は分かって頂けると思いますが、元々は自分が読んでみたいお話を、自分が読むために書いていたのが始まりでした。その時点では全く人様に読んで貰う気はなく、あくまでも自分本位に書き綴っていたために、話も中途半端でクライマックス的な部分ばっかりの話になっていました。
そんなある日、たまたまある着ぐるみサイトに感想メールを送らせて頂いた所、そのメールの内容を気に入って頂いてご自身のサイトで紹介したいと言われ、それならもう少しちゃんとした話を書きたいと言う事で書き上げたのが「私の理想の着ぐるみ」と言うお話でした。
当初は話を書いてみた物の、一体どれだけの人が受け入れてくれるのかと言う不安の方が大きかったのですが、そんな中でも何名かの方からメールを頂き、こういった話を理解して頂ける人がいるという事に嬉しさを覚えました。
元々特殊なフェチですから孤立感のような物がずっとあったのですが、程度の差こそあれ意外と近い考えの人もいると分かり、その後に少し限定的にですがサイトを作って未完成品も含め数本の話を公開し始めました。
サイトの公開は限定的で、メールをやり取りしていた方達や、チャットで話しをさせて頂いた方に対してアドレスをお伝えしていたのですが、実際に公開してみると思った以上に皆様から好評を頂きまして、その中には「思い切って大っぴらに公開してみては?」と言う人も出てきました。
何しろ特殊な内容ですから、純粋に着ぐるみを楽しんでいる方々に失礼かもしれないと思い影でひっそりやっていたのですが、実際に着ぐるまれている方からの「公開してみては?」との話だったので、少し気をよくして「そう言う事なら、物は試しに公開してみよう」と、実際にサイトを立ち上げる事になったのです。
今後の展開も予想できないですし、苦情が多ければ閉鎖する事になると思いますが、取りあえずのんびり、細々とでもやって行けたらなぁと思っております。

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そもそも何で
着ぐるみフェチに
なったのか
いつ頃から着ぐるみに対して性的な興奮を覚えるようになったのか、私自身良く覚えていません。ただ、かなり幼い頃から着ぐるみに対するフェチ的な視点はあったと思っています。
いい加減な記憶をたどると、多分、七五三のお参りに親と一緒に川崎大師を訪れた時に商店街のパレードで遭遇したロボットの着ぐるみ(記憶だ正しければコンバトラーV)を見た頃からだと思います。
親にロボットが歩いていると言った所、無情にも「あれは人が入っているんだよ」と、夢も希望も打ち砕く、そして私にとんでもない種を植え込む一言を発してくれたのです(笑)。

あのロボットには人が入っている。どうやって中に入ったの??何処から息をしているの??何処から外を見ているの??幼い私は疑問だらけでした。そして、そのやめとけばいいのに、わざわざ中にいる人を想像してしまったのです。

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